イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。

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ありがとうって伝える。

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病院に着いたあと、ひなたは処置室に運ばれていった。

太陽もまだ処置室にいるようで、出てきてない。


処置室の前でひなたと太陽が出て来るのを待ってると、ひなたのお兄さん・・・それとお姉さんが病院に到着した。




ハルヒ「・・・太陽とひなたは!?」

優弥「まだ処置室です。うちの署員から連絡がいったんですね。」

ハルヒ「あぁ。見つかって病院に搬送されたって連絡が来た。」

優弥「太陽は・・・河原を歩いていて川に落ちたようです。おそらく助けようとして・・ひなたも・・・。」



不自然にケータイの会話が途切れたことを考えると、そう考えるのが自然だった。




優弥(それに、ひなたなら飛び込みかねない。)





小春「た・・・太陽は・・・?無事・・?」





ひなたのお姉さんが青ざめた顔で聞いてきた。




優弥「・・・救出したときはちゃんと意識はありました。外傷もなさそうだったんで・・・低体温くらいかと。ひなたも。」

小春「よかった・・・。」

優弥「でもわからないんで・・・医師に聞いてください。」

ハルヒ「太陽とひなたを助けてくれて・・・本当にありがとう。」

小春「ありがとうこざいました。」




二人は揃って深く頭を下げた。




優弥「仕事なんで・・・。」





そう答えた時、処置室のドアが開いた。

出てきたのは太陽だ。





太陽「にーちゃんっ!」

優弥「!・・・太陽。」





医師や看護師に付き添われ、歩いて出てきた太陽。




太陽「ねーたん、もうすぐだよー。」

優弥「!・・・そうか。ほら、ママのとこいきな。太陽のこと心配してた。ちゃんと謝るんだぞ?」

太陽「うん・・・。」





太陽は怒られると思ったのか、俯きながらママのもとへ行った。





太陽「ママ・・・あのね・・・ごめ・・・・・・」

小春「心配したんだからね・・・太陽・・・。」





太陽のママは怒らずに・・・太陽をぎゅっと抱き締めた。

太陽の目に、涙が溢れてる。




太陽「!・・・うわぁぁーん・・ごめんなさいー・・・。」

小春「いいの。無事だったから・・・。」

ハルヒ「もう勝手にでるなよ?太陽はひなたを心配したのかもしれないけど・・・ひなたも危ない目にあったんだから。」

太陽「もうしないー・・・ごめんなさいー・・・。」





太陽が謝ってる間に、ひなたも出てきた。






ひなた「よかったー、太陽が無事で。」

優弥「あぁ、ほんとだな・・・って、ひなたは大丈夫なのか?」





病院着を着てるひなたが俺の横に立ってる。





優弥「・・・入院?」

ひなた「借りた服・・・剥ぎ取られちゃって・・・服が無いから借りたの。明日返しに来る。体温も上がったから帰っていいって。」




ひなたの言葉を聞いたのか、お兄さんが口を開いた。




ハルヒ「じゃあ俺、支払いしてくる。小春と太陽はここで待ってろ。ひなたは・・・潮見に任せる。」

優弥「リョーカイ。」





お兄さんが支払いに行ったあと、ひなたは太陽のところに行った。

太陽の前にかがみ・・・小さなほっぺたをつねった。





ぎゅっ。





太陽「!?」

ひなた「なんで川なんか行ったの!危ないって教えたでしょ!?」

太陽「ふぇ・・・ごめんなさ・・・」

ひなた「謝ってもダメ!優弥さんたちに迷惑かけて・・・お世話になった人みんなに『ありがとう』と『ごめんなさい』を言いなさい!」





まるで本当の親のように怒るひなた。

俺も、ひなたのお姉さんも唖然と見ていた。



ひなた「わかった!?返事は!?」

太陽「はいっ。」





背筋をピシッと伸ばして返事をした太陽。

運がいいのか悪いのかわからないけど、ちょうど翔馬たちが来てくれた。




翔馬「おぉ・・・怖い・・・。」

宏斗「二十歳とは思えないな・・・。」

航平「いいんじゃない?いいお母さんになるよ。」





好き勝手言ってる翔馬たちに、太陽が駆け寄る。





太陽「助けてくれてありがとうっ。あと・・・川に落ちてごめんなさい・・・。」





おずおずと謝る太陽に、翔馬たちは身をかがめた。




翔馬「無事だったんならいいんだよ。」

宏斗「助けるのが仕事だからな。」

航平「ママたちが心配するから、川には近づかないんだよ?」





優しい言葉をもらい、太陽は笑顔になっていった。





太陽「うんっ!」




太陽は『ちゃんと言った!』と言わんばかりの表情でひなたのもとに戻った。

でもひなたは怒った顔のままだ。





太陽「ちゃ・・・ちゃんと言った・・・。」

ひなた「太陽の大好きなおにいちゃんは?言ったの?」

太陽「!・・・まだ。」

ひなた「『ありがとう』は早いほうがいいの。・・・ほら、いってきなさい。」







ひなたに言われ、太陽は俺のところにきた。

息を大きく吸って・・・すごい早さで『ありがとう』を言った。





太陽「ありがとうございましたっ!!」

優弥「!?」

翔馬「!?」

ひろと「!?」

航平「!?」


ひなた「もー・・・、早口の『早い』じゃないんだけど・・・。」





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