【完結】【番外編追加】お迎えに来てくれた当日にいなくなったお姉様の代わりに嫁ぎます!

まりぃべる

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15. ここからは

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 副騎士団長とマクスウェル大国の国王様について話していると、後続が追いついて来た。

「はぁ…全く。僕には馬車の方が体には合っているんだから。ここからは馬車に乗ってもらいますからね?いいですか?私も乗りますからね!」

 ロバウト様は、もう一人の別の馬に乗っていた人に乗せてもらっていた。
私とは違ってロバウト様の馬はそんなに早くなかったでしょうに、なぜかとても疲れている様子。
そして、この件を機に、私への話し方がぞんざいになった気がするわ。化けの皮が剥がれたとでも言うのかしら。
まぁ、それでもいいのですけれど。


「アリーシャ様!ありがとうございます!おかげで皆、昨日の二日酔いはなくなったと思います。これでまた、精神体力共に鍛えられたでしょう。本当にいい提案をして下さいました!」

 キャスリンはとても嬉しそうに声を掛けてくれた。…本当に体力あるのね。
分担した荷物を持ち、走ってきたと言うのに汗もじんわりとだけしかかいていないし、表情も全く疲れが見えない。息もそんなに乱れていないわ。騎士って本当にすごいのね!


 あら?そんな事なかったかもしれないわ…。よく見ると、後ろでは座り込んでいる騎士達がいる。肩で息をしたり、天を仰いでいる人もいるわ。キャスリンが特別すごいのかしらね…。




 ここで馬車を再び組み立ててもらう。ロバウト様が言ったように馬車に乗って移動する為に。
へたり込んでいたロバウト様もやっと馬車に乗れるととてもホッとしていた。

 ちょっと強行すぎたかしら…。申し訳なかったわね。


 検問所も、騎士団と一緒に来たからか思ったほどの混乱もなく、すんなりと先へ進めた。

 私は緊張していたけれど、馬車の中を扉を開けて確認されただけで、それだけで通れたので呆気なく感じた。

「どうされました?」

「検問ってもっと長く時間が掛かると思ったわ。」

「あぁ、私共騎士団一行と一緒ですからね。早く済んで良かったですよね。さぁ、行きましょう。」



 そこからは特に何の問題もなく、またずっと馬車に乗っていて暇なので、ロバウト様からマクスウェル大国について講義を受けながら過ごした。

 そして、何日もかけた行程もどうにか当初の日程通りに私達は王宮へと辿り着いた。
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