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二章
終幕
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「そうです、この世界を1度リセットする必要があります。私に子供を殺す趣味はないんでね」
「ま……待てよ……」
「アリスタ…」
アリスタは魔切の剣を持ち立ち上がった
「一発切らせろ。カリンの仇」
「往生際が悪いわね…産まれる前からやり直させてあげますよ。もっとまともな教育を受けるといいわ」
「てめぇ……」
バタン!
「アリスタ!?」
バタン!
エイミ以外の人間はラミレティスの魔法によって気絶してしまった
「ゼオス君達まで…何をしたのよ」
「まぁ手術前の麻酔って所かしらね、それにこの出来事を知るのは貴方だけで十分です」
ラミレティスはそう言いながら手で巨大な魔法陣を作った
「なんで私なの…アリスタでも良いじゃない」
「貴方以外だったらこれを邪魔するでしょう?」
「私だって邪魔したいわよ、冷静ぶってるけど心の中ではなんとかできないかって必死に考えてる…ただ、なにも思いつかないだけ」
「ふふふ、それでも感情的にならないだけ冷静じゃない、私は好きよ?あなたの事」
エイミとラミレティスは微笑みあった。そして作られてた魔法陣が光り輝いた
「もう、終わるのね…私達勇者パーティの敗北か……魔王さん、最後に聞いてもいい?」
「えぇ、何かしら?」
「これで世界をリセットするのは何度目なの?」
・・・
「さすが、天才僧侶さんね……世界再展開魔法」
「ちょ、ちょっと!」
この世界の全てが1度消え再び出来上がった。アリスタ達は記憶も何もかも消滅し新しい人生を送っていた
「何度目のリセットかって、5000回からは数えてないわ……私の望む世界線ができるまで何度もその糸をほどきまた結ぶ」
ラミレティスは魔王城の玉座に座りミルミルの頭を撫でながらそう言った
「ママ?どういうことぉ?」
「ミルミルにはまだ早い話ね……でも、母としてあなたが幸せになる世界線まで私は何度も作りあげるわ」
2章 完
「ま……待てよ……」
「アリスタ…」
アリスタは魔切の剣を持ち立ち上がった
「一発切らせろ。カリンの仇」
「往生際が悪いわね…産まれる前からやり直させてあげますよ。もっとまともな教育を受けるといいわ」
「てめぇ……」
バタン!
「アリスタ!?」
バタン!
エイミ以外の人間はラミレティスの魔法によって気絶してしまった
「ゼオス君達まで…何をしたのよ」
「まぁ手術前の麻酔って所かしらね、それにこの出来事を知るのは貴方だけで十分です」
ラミレティスはそう言いながら手で巨大な魔法陣を作った
「なんで私なの…アリスタでも良いじゃない」
「貴方以外だったらこれを邪魔するでしょう?」
「私だって邪魔したいわよ、冷静ぶってるけど心の中ではなんとかできないかって必死に考えてる…ただ、なにも思いつかないだけ」
「ふふふ、それでも感情的にならないだけ冷静じゃない、私は好きよ?あなたの事」
エイミとラミレティスは微笑みあった。そして作られてた魔法陣が光り輝いた
「もう、終わるのね…私達勇者パーティの敗北か……魔王さん、最後に聞いてもいい?」
「えぇ、何かしら?」
「これで世界をリセットするのは何度目なの?」
・・・
「さすが、天才僧侶さんね……世界再展開魔法」
「ちょ、ちょっと!」
この世界の全てが1度消え再び出来上がった。アリスタ達は記憶も何もかも消滅し新しい人生を送っていた
「何度目のリセットかって、5000回からは数えてないわ……私の望む世界線ができるまで何度もその糸をほどきまた結ぶ」
ラミレティスは魔王城の玉座に座りミルミルの頭を撫でながらそう言った
「ママ?どういうことぉ?」
「ミルミルにはまだ早い話ね……でも、母としてあなたが幸せになる世界線まで私は何度も作りあげるわ」
2章 完
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