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第3章
054.二年ぶりの再会
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「久しぶりだね璃穏ちゃん! え~と……2年ぶり!」
「う……うん……久しぶり……」
夏祭りの会場――――その入口付近にて。
既に屋台などは開店をしているが本命であるステージと花火まではまだまだ時間があるため、行き交う人々はそこまで多くない。
そんな端部に二人…………数年ぶりの再会を果たしている人物がいた。
「元気だった!?……お兄ちゃん!もうちょっと前お願い!」
「あっ、うん」
しばらく前から俺に背負られっぱなしだった紗也はずっと手を伸ばしていものの、リオが動かないと見るや俺に指示して自ら動こうと画策する。
それに従うように距離を詰めていった紗也は突然、俺から身を乗り出すように胸元でせわしなく動かしているリオの手を取った。
「はいっ!捕まえた! 璃穏ちゃん……ちょっとだけ背、縮んだ?」
「それは紗也ちゃんが慎……お兄さんにおんぶしてもらってるからじゃない?」
「あっ、そうだった……えへへ」
身体を支えている手で器用に頬をかく紗也と、俺と紗也を交互に見るよう視線を動かしている少し挙動不審なリオ。
リオは俺たちの状況にようやく疑問を思ったのか、交互に動いていた視線が次第に紗也へと固定され、上から下までなめるように動かしてからとある一部分で固定された。
「紗也……ちゃん、足……赤くなってる」
「あ~うん。 慣れない下駄履いちゃってたからちょっとね」
「えっ!? 大丈夫……?」
「平気平気! ねっ!ママ!」
紗也が後ろを振り返ると同時に少し後方で見守っていた母さんがバッグをまさぐりながらこちらに近づいてくる。
そしてまだかまだかと言うように手を向けながら上下に揺らす紗也。もうちょっと落ち着きなさい。
「歩き辛かったら言うのよ。お兄ちゃんがずっと背負ってくれるから」
「ずっと!?」
「ありがと~!――――うん、大丈夫そう!」
自分の足で立って何度か感触を確かめた紗也は、これなら痛くないというようにその場で何度か軽くジャンプしてみせる。
大事無いようでよかった……。俺もずっと背負うことにならなくてよかった……。
「……うんっ、やっぱり璃穏ちゃんだ。私の知ってる璃穏ちゃんだ」
「紗也……ちゃん……」
逡巡するリオの手を取りジッと見つめる紗也。
その言葉は確信が伴っており、まさかと思った俺は声を挟む。
「ねぇ紗也」
「なぁに? お兄ちゃん」
「紗也とリオって…………知り合い?」
「…………えっ?」
最も気になっていた事。お互いの様子それはまさしく知り合いのようなやり取りだった。しかし俺には記憶がない。何故かと問いかける。
すると紗也はまるで信じられないものを見るかのような表情でこちらに向き、数歩後ずさった。
「お兄ちゃん……覚えてないの…………?」
「もしかして……俺とも昔会ってた?」
「…………」
ぎゃくにまさかと思ったのは紗也だった。『覚えていない』それが何よりの証明だった。
もしやと思ってリオに問いかけてみると、返事こそないもののゆっくりとその首を縦に振る。
「うっそぉ……」
「お兄ちゃん本当に覚えてないの!?小学生の頃何度も家に連れてきてたのに!」
攻めるような口調に必死に過去の記憶を掘り起こす。
小学生……まったく心当たりが無い。紗也は何度か人を家に招いていたけれど、肝心の相手が俺の脳には一切記録されていなかった。
そもそもリオは普段から神出鬼没で自由で、まるで存在感が無いかのように振る舞う時だってある。それにエレナたちも驚かされると何度も聞いたから、そんな人が居れば忘れることなんて絶対――――
…………いや、待てよ……存在感が無い……。 いつだったかそんな事を聞かれた覚えがある。
あれはいつだったか……そう、部活に出かける直前だ。
なんて答えたかは記憶に無いが、あの後出かける時、靴が余分にあって不思議に思った記憶が。
「もしかして……紗也が影の薄いとかなんとか聞いてたときにいた……?」
「うんうん! よかった思い出してくれてぇ。 そうだよ、小学校からの親友なの!」
なんとか正解を答えられたのかホッと胸を撫で下ろす紗也。
正直、思い出したのはそこくらいで他の部分は全くと言っていいほど記憶にない。
そっか……リオと俺って昔から……。
それはつまり、初対面だと思っていたあの日は――――
「もちろん、私は忘れてないわよ。 ねっ、リオちゃん?」
自らの思考に意識を割いていた時、ふと母さんが俺の肩に肘を乗せこちらに体重を掛けてきた。
その突然の出来事に俺の考えは中断され、崩れかけた体勢を寸でのところでフォローする。
「は、はい。 お久しぶり……です?」
「やぁねぇ、まだ一ヶ月も経ってないじゃない。 今日のステージ、楽しみにしてるわよ!」
「「えぇっ!?」」
母さんの何気ない言葉に大げさに反応するのは俺たち兄妹。
知っているのはともかく、会っていたことは寝耳に水だった事実に俺たちは揃って声を上げてしまう。
「なぁに、その反応。母親が子供の親友を把握するのって当然じゃない」
「それは確かに……って、いやっ!違うよ! なんでママと璃穏ちゃんが会ってるの!?」
当然気になるのはそちら側。慌てたように聞き返す紗也に、母さんは思い出すように虚空を見つめる素振りを見せる。
「えっと……あれはこっち帰ってきた日だったわ。お母さんが買い物してる時にばったり会っちゃってね、璃穏ちゃんを呼んだらすっごく驚いた顔されたのは忘れられないわぁ……」
「や……止めてください。恥ずかしい過去なんですから……」
母さんの見せる恍惚な表情に、いつもと違った様子で大人しく返事をするリオ。
俺の家族と知り合いな上、いつもの自由人とは全く様相が違っていて開いた口が塞がらない。家族間の情報伝達どうなっているんだ。
「そもそも、なんで慎也が知らないのよ?」
「へ? 俺?」
「そうよ。 前に学校のプールで泳いでるって伝えたのは母さんなんだから。聞かなかった?」
「プール……? ――――あっ」
母の言葉によって思い出されるのはリオと一緒にプールサイドでお弁当を食べた日のこと。
あの時は乙女の秘密って言われて誤魔化されたがそういうことだったのか。いつの間にか母さんと繋がっていたと。
「思い出したみたいね。 でも、お母さんもまさかリオちゃんがアイドルをやってるとは調べるまで知らなかったわぁ。頑張ったのね、リオちゃん」
「お母さん……」
その、母さんに大人しく撫でられるリオの姿はまるで本当の親子のようだった。
今まで褒められ慣れていない子供が珍しく褒められているような、そんな様子で彼女はただ下を向いて母さんにされるがままだ。
「アイドル…………?」
ようやく点と点が繋がってスッキリしていると、まだ知らない単語が出てきたのか紗也が不思議そうな顔で聞き返す。
そんな声に今度は母さんが紗也を驚いた様子で振り返った。
「なんで親友である紗也が璃穏ちゃんのこと知らないのよ。 この子は今となってはトップと言っていいほどのアイドルなんだから。そのステージを見るために来たんでしょう?」
「が……頑張った……よ?」
まるで褒めてと言わんばかりの様子で期待を込めて紗也を見つめるリオ。
しかし紗也はそんなこともお構いなしに。母さんからチケットを確認して自らのスマホで調べ物をしてからようやく、リオと目を合わせ始めた。
「本当に……アイドルに……?トップ……?」
「うん……!」
巾着にスマホを仕舞った手が小刻みに震え、何度も目をこすりながらゆっくり、ゆっくりと後ずらりする紗也に少し違和感を覚えてしまう。
そんなに友人がアイドルだったことが信じられないのか。もし俺の友人がアイドルだったら……同じ反応するかも。
パタ、パタとスリッパの鳴る音がし、後ずさった先で俺がその小さな身体を受け止める。
けれどまだ心の整理がついていないのか、今度は俺の顔とリオを何度も見比べてから、おもむろに俺に抱きついて――――
「お……お兄ちゃんは渡さないんだから!!」
「―――――ふぁえ?」
妹の突然の宣言。
数年ぶりに再開したのに敵対心を感じさせるその瞳に、どんな思考回路をしてそんな答えにたどり着いたのかと、俺は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった――――
「う……うん……久しぶり……」
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既に屋台などは開店をしているが本命であるステージと花火まではまだまだ時間があるため、行き交う人々はそこまで多くない。
そんな端部に二人…………数年ぶりの再会を果たしている人物がいた。
「元気だった!?……お兄ちゃん!もうちょっと前お願い!」
「あっ、うん」
しばらく前から俺に背負られっぱなしだった紗也はずっと手を伸ばしていものの、リオが動かないと見るや俺に指示して自ら動こうと画策する。
それに従うように距離を詰めていった紗也は突然、俺から身を乗り出すように胸元でせわしなく動かしているリオの手を取った。
「はいっ!捕まえた! 璃穏ちゃん……ちょっとだけ背、縮んだ?」
「それは紗也ちゃんが慎……お兄さんにおんぶしてもらってるからじゃない?」
「あっ、そうだった……えへへ」
身体を支えている手で器用に頬をかく紗也と、俺と紗也を交互に見るよう視線を動かしている少し挙動不審なリオ。
リオは俺たちの状況にようやく疑問を思ったのか、交互に動いていた視線が次第に紗也へと固定され、上から下までなめるように動かしてからとある一部分で固定された。
「紗也……ちゃん、足……赤くなってる」
「あ~うん。 慣れない下駄履いちゃってたからちょっとね」
「えっ!? 大丈夫……?」
「平気平気! ねっ!ママ!」
紗也が後ろを振り返ると同時に少し後方で見守っていた母さんがバッグをまさぐりながらこちらに近づいてくる。
そしてまだかまだかと言うように手を向けながら上下に揺らす紗也。もうちょっと落ち着きなさい。
「歩き辛かったら言うのよ。お兄ちゃんがずっと背負ってくれるから」
「ずっと!?」
「ありがと~!――――うん、大丈夫そう!」
自分の足で立って何度か感触を確かめた紗也は、これなら痛くないというようにその場で何度か軽くジャンプしてみせる。
大事無いようでよかった……。俺もずっと背負うことにならなくてよかった……。
「……うんっ、やっぱり璃穏ちゃんだ。私の知ってる璃穏ちゃんだ」
「紗也……ちゃん……」
逡巡するリオの手を取りジッと見つめる紗也。
その言葉は確信が伴っており、まさかと思った俺は声を挟む。
「ねぇ紗也」
「なぁに? お兄ちゃん」
「紗也とリオって…………知り合い?」
「…………えっ?」
最も気になっていた事。お互いの様子それはまさしく知り合いのようなやり取りだった。しかし俺には記憶がない。何故かと問いかける。
すると紗也はまるで信じられないものを見るかのような表情でこちらに向き、数歩後ずさった。
「お兄ちゃん……覚えてないの…………?」
「もしかして……俺とも昔会ってた?」
「…………」
ぎゃくにまさかと思ったのは紗也だった。『覚えていない』それが何よりの証明だった。
もしやと思ってリオに問いかけてみると、返事こそないもののゆっくりとその首を縦に振る。
「うっそぉ……」
「お兄ちゃん本当に覚えてないの!?小学生の頃何度も家に連れてきてたのに!」
攻めるような口調に必死に過去の記憶を掘り起こす。
小学生……まったく心当たりが無い。紗也は何度か人を家に招いていたけれど、肝心の相手が俺の脳には一切記録されていなかった。
そもそもリオは普段から神出鬼没で自由で、まるで存在感が無いかのように振る舞う時だってある。それにエレナたちも驚かされると何度も聞いたから、そんな人が居れば忘れることなんて絶対――――
…………いや、待てよ……存在感が無い……。 いつだったかそんな事を聞かれた覚えがある。
あれはいつだったか……そう、部活に出かける直前だ。
なんて答えたかは記憶に無いが、あの後出かける時、靴が余分にあって不思議に思った記憶が。
「もしかして……紗也が影の薄いとかなんとか聞いてたときにいた……?」
「うんうん! よかった思い出してくれてぇ。 そうだよ、小学校からの親友なの!」
なんとか正解を答えられたのかホッと胸を撫で下ろす紗也。
正直、思い出したのはそこくらいで他の部分は全くと言っていいほど記憶にない。
そっか……リオと俺って昔から……。
それはつまり、初対面だと思っていたあの日は――――
「もちろん、私は忘れてないわよ。 ねっ、リオちゃん?」
自らの思考に意識を割いていた時、ふと母さんが俺の肩に肘を乗せこちらに体重を掛けてきた。
その突然の出来事に俺の考えは中断され、崩れかけた体勢を寸でのところでフォローする。
「は、はい。 お久しぶり……です?」
「やぁねぇ、まだ一ヶ月も経ってないじゃない。 今日のステージ、楽しみにしてるわよ!」
「「えぇっ!?」」
母さんの何気ない言葉に大げさに反応するのは俺たち兄妹。
知っているのはともかく、会っていたことは寝耳に水だった事実に俺たちは揃って声を上げてしまう。
「なぁに、その反応。母親が子供の親友を把握するのって当然じゃない」
「それは確かに……って、いやっ!違うよ! なんでママと璃穏ちゃんが会ってるの!?」
当然気になるのはそちら側。慌てたように聞き返す紗也に、母さんは思い出すように虚空を見つめる素振りを見せる。
「えっと……あれはこっち帰ってきた日だったわ。お母さんが買い物してる時にばったり会っちゃってね、璃穏ちゃんを呼んだらすっごく驚いた顔されたのは忘れられないわぁ……」
「や……止めてください。恥ずかしい過去なんですから……」
母さんの見せる恍惚な表情に、いつもと違った様子で大人しく返事をするリオ。
俺の家族と知り合いな上、いつもの自由人とは全く様相が違っていて開いた口が塞がらない。家族間の情報伝達どうなっているんだ。
「そもそも、なんで慎也が知らないのよ?」
「へ? 俺?」
「そうよ。 前に学校のプールで泳いでるって伝えたのは母さんなんだから。聞かなかった?」
「プール……? ――――あっ」
母の言葉によって思い出されるのはリオと一緒にプールサイドでお弁当を食べた日のこと。
あの時は乙女の秘密って言われて誤魔化されたがそういうことだったのか。いつの間にか母さんと繋がっていたと。
「思い出したみたいね。 でも、お母さんもまさかリオちゃんがアイドルをやってるとは調べるまで知らなかったわぁ。頑張ったのね、リオちゃん」
「お母さん……」
その、母さんに大人しく撫でられるリオの姿はまるで本当の親子のようだった。
今まで褒められ慣れていない子供が珍しく褒められているような、そんな様子で彼女はただ下を向いて母さんにされるがままだ。
「アイドル…………?」
ようやく点と点が繋がってスッキリしていると、まだ知らない単語が出てきたのか紗也が不思議そうな顔で聞き返す。
そんな声に今度は母さんが紗也を驚いた様子で振り返った。
「なんで親友である紗也が璃穏ちゃんのこと知らないのよ。 この子は今となってはトップと言っていいほどのアイドルなんだから。そのステージを見るために来たんでしょう?」
「が……頑張った……よ?」
まるで褒めてと言わんばかりの様子で期待を込めて紗也を見つめるリオ。
しかし紗也はそんなこともお構いなしに。母さんからチケットを確認して自らのスマホで調べ物をしてからようやく、リオと目を合わせ始めた。
「本当に……アイドルに……?トップ……?」
「うん……!」
巾着にスマホを仕舞った手が小刻みに震え、何度も目をこすりながらゆっくり、ゆっくりと後ずらりする紗也に少し違和感を覚えてしまう。
そんなに友人がアイドルだったことが信じられないのか。もし俺の友人がアイドルだったら……同じ反応するかも。
パタ、パタとスリッパの鳴る音がし、後ずさった先で俺がその小さな身体を受け止める。
けれどまだ心の整理がついていないのか、今度は俺の顔とリオを何度も見比べてから、おもむろに俺に抱きついて――――
「お……お兄ちゃんは渡さないんだから!!」
「―――――ふぁえ?」
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数年ぶりに再開したのに敵対心を感じさせるその瞳に、どんな思考回路をしてそんな答えにたどり着いたのかと、俺は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった――――
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