124 / 134
おお!っと王都で驚いた
おれたちの日常
しおりを挟む
海ではしゃいで疲れたせいか久しぶりに寝坊した。ハルトはちゃんと起きて素振りをしたと言うのにおれときたら……。
オスカーも早起きして軽い朝食を食べ、朝稽古に参加したようだ。
オルトさんは…… ディトマールくん達と対等だったらしく、またしごかれていた。
「おはよう。贅沢させてもらっちゃって悪いね」
「おれは何もしていません。ところでオルトさんの実家には行かないんですか?」
「向こうの家はね…… 歓迎され過ぎてオスカーが熱を出しちゃうからね……、泊まれないんだ」
ここに来る前に半日行ったけど、寄ってたかって構って興奮させてしまうと言う。しかもコリンさんの事でオルトさんがからかわれまくって居た堪れないと。そっかぁ。
「歓迎されてるのは嬉しいんだけどね……」
───────────────────
みんなで朝食を食べるとまるで体育会系の合宿だ。
すごい量の料理がみるみる減っていく。コリンさんはおれよりは食べるけどみんなに比べると少食だった。
「今日は何をします?」
「どうしようかな? オルトは夜、ユリアヌス達と飲みに行くみたいだけどそれまでは決めてないんだ」
「じゃぁ、フィールも行くの?」
「あぁ。なるべく早く帰るがな」
せっかくだからゆっくりして来て良いのに、ハルトの誕生日の時に飲んだから良いなんて。
嬉しいけど。
結局、おれ達が普段行ってる所へ行こうって事になってこども広場に行った。人見知りしないオスカーは子供達に進んで声をかけている。すると広場の世話好きお兄ちゃん(6)が「ぽかぽかすーすーのうた」を教え始めた。もうそこまで暑くないけど、ここでは知っていて当然のお遊戯みたいなものなので使命感に燃えているのかも知れない。
2歳にもなっていないオスカーの動きは色々違うけどお兄ちゃんのOKが出て指南終了。集まって来てたみんなで歌って踊って盛り上がりました。
「可愛いけど、あれなぁに?」
「おれ、体温調節が上手くできなくてこっちに来て暑くなった時、具合悪くしてね……」
研究所での経緯を説明したら感心された。
「ハルトの誕生日の歌と踊りも可愛かったし、向こうの町でも流行らせよう!」
と、気合を入れていたのでお店用に前の世界で聞いた
♪ 買っちゃいな
♪ 買っちゃいな
♪ 買いたくなくても買っちゃいな!
と言うゲームの中の歌(?)を教えたら爆笑してた。
お昼は家に戻って作ってもらっておいたカレーを食べた。子供は甘口、大人は中辛。そしてお昼寝。早起きしたからみんなすぐに眠った。
お昼寝から目覚めるとタイミングよくアレクが帰って来てみんなでおやつ。それから庭で一緒に鬼ごっこや隠れんぼを日が暮れるまで飽きもせずやっていた。
家まで送ってお別れをするはずだったけど、オスカーたちが明日の朝帰ってしまうと聞いて泣いたのでヨハンは急遽お泊まりに変更。家が近い分、お泊まりはあまりしないヨハンは張り切っている。マインラートくんが帰った後、みんなをお風呂に入れたら鳥の巣にいる雛みたいで可愛くて悶えた。孤児院が懐かしくなる!!
「もう1人欲しくなっちゃうね」
「もう1人かぁ……」
2人がかりでお風呂に入れて、しみじみ語り合う。授かりものだからねぇ。
フィールとオルトさんは夕飯もユリアヌスさんと食べてくるので、こちらはギュンターさんたちが帰って来たら夕飯。のんびり団欒を過ごしているとフィールたちが慌ただしく帰って来た。
なんだか様子が???
「コリン、行くぞ」
「ザシャ! ハルトとオスカーを頼む」
怒ったような2人に驚き、戸惑うけどハルトもオスカーもすでに船を漕ぎ始めている。いっぱい遊んだから朝までぐっすりだろう。
それぞれ攫われるように部屋に連れ込まれた。
「どうし……んん!!」
「すまない! できるだけ抑えるから……!!」
文字通り服を剥ぎ取られ、ボタンが飛び、胸をきつく吸われながら下着ごとズボンを脱がされる。前戯もそこそこに熱杭で貫かれた。
「い……っ、た……! ぐぅ……」
「すま……ないっ!!」
毎日してるから柔らかくなってるし、潤滑油はぶちまけるって感じだったから切れてはいないと思うけどミチミチとひきつるように痛いし苦しい。あ、でも少しだけ柔らかくなった?
「フィール、泣いて……?」
「チサトを……傷つけるなど!! 決してしたくはなかったのに……」
フィールの涙にどうしていいか分からず、そっと涙を拭った。
聞けば手配中の男に飲み比べを持ちかけられている人を見かけ、潰して情報を引き出してから逮捕しようとしたら薬を盛られたらしい。単品では効かない薬で無味無臭だけどその男の持っていたお酒とつまみと組み合わせた時だけ効力を発揮するという、ややこしい媚薬。
お酒を飲んで大立ち回りをしたせいで薬が回り、我慢の限界!! と大急ぎで帰って来たんだって。
「ちょっと痛かったけど傷ついてないよ? ね、もう動いて?」
「あぁ」
薬のせいで入れただけでイっちゃって、でもそのおかげで話ができるくらい落ち着けたのでおれの方も馴染み、むしろお預けっぽくなってて早く動いて欲しい。繋がったまま優しいキスをしてゆっくり再開した。
涙を見たせいかいつも以上に離れ難くて、繋がったまま明け方まで睦みあった。
オスカーも早起きして軽い朝食を食べ、朝稽古に参加したようだ。
オルトさんは…… ディトマールくん達と対等だったらしく、またしごかれていた。
「おはよう。贅沢させてもらっちゃって悪いね」
「おれは何もしていません。ところでオルトさんの実家には行かないんですか?」
「向こうの家はね…… 歓迎され過ぎてオスカーが熱を出しちゃうからね……、泊まれないんだ」
ここに来る前に半日行ったけど、寄ってたかって構って興奮させてしまうと言う。しかもコリンさんの事でオルトさんがからかわれまくって居た堪れないと。そっかぁ。
「歓迎されてるのは嬉しいんだけどね……」
───────────────────
みんなで朝食を食べるとまるで体育会系の合宿だ。
すごい量の料理がみるみる減っていく。コリンさんはおれよりは食べるけどみんなに比べると少食だった。
「今日は何をします?」
「どうしようかな? オルトは夜、ユリアヌス達と飲みに行くみたいだけどそれまでは決めてないんだ」
「じゃぁ、フィールも行くの?」
「あぁ。なるべく早く帰るがな」
せっかくだからゆっくりして来て良いのに、ハルトの誕生日の時に飲んだから良いなんて。
嬉しいけど。
結局、おれ達が普段行ってる所へ行こうって事になってこども広場に行った。人見知りしないオスカーは子供達に進んで声をかけている。すると広場の世話好きお兄ちゃん(6)が「ぽかぽかすーすーのうた」を教え始めた。もうそこまで暑くないけど、ここでは知っていて当然のお遊戯みたいなものなので使命感に燃えているのかも知れない。
2歳にもなっていないオスカーの動きは色々違うけどお兄ちゃんのOKが出て指南終了。集まって来てたみんなで歌って踊って盛り上がりました。
「可愛いけど、あれなぁに?」
「おれ、体温調節が上手くできなくてこっちに来て暑くなった時、具合悪くしてね……」
研究所での経緯を説明したら感心された。
「ハルトの誕生日の歌と踊りも可愛かったし、向こうの町でも流行らせよう!」
と、気合を入れていたのでお店用に前の世界で聞いた
♪ 買っちゃいな
♪ 買っちゃいな
♪ 買いたくなくても買っちゃいな!
と言うゲームの中の歌(?)を教えたら爆笑してた。
お昼は家に戻って作ってもらっておいたカレーを食べた。子供は甘口、大人は中辛。そしてお昼寝。早起きしたからみんなすぐに眠った。
お昼寝から目覚めるとタイミングよくアレクが帰って来てみんなでおやつ。それから庭で一緒に鬼ごっこや隠れんぼを日が暮れるまで飽きもせずやっていた。
家まで送ってお別れをするはずだったけど、オスカーたちが明日の朝帰ってしまうと聞いて泣いたのでヨハンは急遽お泊まりに変更。家が近い分、お泊まりはあまりしないヨハンは張り切っている。マインラートくんが帰った後、みんなをお風呂に入れたら鳥の巣にいる雛みたいで可愛くて悶えた。孤児院が懐かしくなる!!
「もう1人欲しくなっちゃうね」
「もう1人かぁ……」
2人がかりでお風呂に入れて、しみじみ語り合う。授かりものだからねぇ。
フィールとオルトさんは夕飯もユリアヌスさんと食べてくるので、こちらはギュンターさんたちが帰って来たら夕飯。のんびり団欒を過ごしているとフィールたちが慌ただしく帰って来た。
なんだか様子が???
「コリン、行くぞ」
「ザシャ! ハルトとオスカーを頼む」
怒ったような2人に驚き、戸惑うけどハルトもオスカーもすでに船を漕ぎ始めている。いっぱい遊んだから朝までぐっすりだろう。
それぞれ攫われるように部屋に連れ込まれた。
「どうし……んん!!」
「すまない! できるだけ抑えるから……!!」
文字通り服を剥ぎ取られ、ボタンが飛び、胸をきつく吸われながら下着ごとズボンを脱がされる。前戯もそこそこに熱杭で貫かれた。
「い……っ、た……! ぐぅ……」
「すま……ないっ!!」
毎日してるから柔らかくなってるし、潤滑油はぶちまけるって感じだったから切れてはいないと思うけどミチミチとひきつるように痛いし苦しい。あ、でも少しだけ柔らかくなった?
「フィール、泣いて……?」
「チサトを……傷つけるなど!! 決してしたくはなかったのに……」
フィールの涙にどうしていいか分からず、そっと涙を拭った。
聞けば手配中の男に飲み比べを持ちかけられている人を見かけ、潰して情報を引き出してから逮捕しようとしたら薬を盛られたらしい。単品では効かない薬で無味無臭だけどその男の持っていたお酒とつまみと組み合わせた時だけ効力を発揮するという、ややこしい媚薬。
お酒を飲んで大立ち回りをしたせいで薬が回り、我慢の限界!! と大急ぎで帰って来たんだって。
「ちょっと痛かったけど傷ついてないよ? ね、もう動いて?」
「あぁ」
薬のせいで入れただけでイっちゃって、でもそのおかげで話ができるくらい落ち着けたのでおれの方も馴染み、むしろお預けっぽくなってて早く動いて欲しい。繋がったまま優しいキスをしてゆっくり再開した。
涙を見たせいかいつも以上に離れ難くて、繋がったまま明け方まで睦みあった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
811
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる