フェロ紋なんてクソくらえ

魔物退治に出かけた兵団長カヒトは、仕留めたはずの魔物に紋を刻まれた。
紋に促されるままに発情し、尻が濡れるカヒト。
幼馴染であり魔導士のリアノから、淫紋なのではないかと言われ、リアノに片恋をしているカヒトは、紋を理由に彼を求める。
ひそかにカヒトを想っていたリアノも、彼の気持ちを知らぬまま、紋のせいにしてカヒトを愛撫する。

互いに魔物が刻んだ紋を理由に、相手を求めるふたり。

しかし、子どもができるかもしれないと、リアノはいくら求められ、欲していたとしても、最後の一線だけは越えない。
カヒトはそれがとても不満で――。
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