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第Ⅱ章
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真っ暗闇の中で母さんは、優しく僕の頭を撫でながら、手を握っててくれる。それで耳鳴りも頭痛も、嘘のように治る。母さんは何度も何度も、僕の頭を撫でてくれる。優しく、優しく、愛おしむように。
いつの間にか、呼吸が楽になって、息苦しさは無くなっていた。身体が汗でぐっしょりと濡れている。力一杯叩いた頭がズキンズキンと波打つように痛む。掻きむしった頬や額が焼け付くように痛む。そぉっと触ると、顔中血塗れでベタベタしている。生ぬるくて気持ち悪い。
「大丈夫?ちょっと待っててね。今、お水持ってくるから」
そう言って僕の頭をひと撫でした後、母さんは立ち上がって、僕は暗闇の中に取り残される。行かないでよ。僕を一人にしないで。水なんていらないから、側にいてよ。ずっと側にいてほしいよ。と言いたいのに唇が痺れて言葉にできない。
「お水、飲める?」
しばらくすると声がして、母さんが近くにいるのだと分かった。それだけでなんだか無根拠にすごく安心する。
僕は暗闇の中、手探りで起き上がって必死にコップを探す。冷たい何かを見つけて、それを口に運ぶ。でも手が震えて、すぐにそれを落としてしまう。胸元に冷たい感覚がある。
「大丈夫よ。すぐに新しいものを持ってくるから」と言って、今度は母さんが僕に水を飲ませてくれる。それで手足や喉の痺れが治る。
いつの間にか、呼吸が楽になって、息苦しさは無くなっていた。身体が汗でぐっしょりと濡れている。力一杯叩いた頭がズキンズキンと波打つように痛む。掻きむしった頬や額が焼け付くように痛む。そぉっと触ると、顔中血塗れでベタベタしている。生ぬるくて気持ち悪い。
「大丈夫?ちょっと待っててね。今、お水持ってくるから」
そう言って僕の頭をひと撫でした後、母さんは立ち上がって、僕は暗闇の中に取り残される。行かないでよ。僕を一人にしないで。水なんていらないから、側にいてよ。ずっと側にいてほしいよ。と言いたいのに唇が痺れて言葉にできない。
「お水、飲める?」
しばらくすると声がして、母さんが近くにいるのだと分かった。それだけでなんだか無根拠にすごく安心する。
僕は暗闇の中、手探りで起き上がって必死にコップを探す。冷たい何かを見つけて、それを口に運ぶ。でも手が震えて、すぐにそれを落としてしまう。胸元に冷たい感覚がある。
「大丈夫よ。すぐに新しいものを持ってくるから」と言って、今度は母さんが僕に水を飲ませてくれる。それで手足や喉の痺れが治る。
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