イシュタムに会うのはまた今度
過去に実の母親から酷い虐待を受けていた僕は、妹からも裏切られ絶望の日々を送る。
ようやく保護され、4年に及ぶ母親の虐待から解放されたが、そのあまりに長く残酷な虐待は、母親がいなくなっても僕の心に深い傷跡を残した。
里親に引き取られ、愛を知ってもその傷跡は無くならない。
里親に迷惑をかけてはいけない、過去を隠して普通の子として取り繕う日々。
次第にその黒く重たい気持ちは、自分を裏切った妹に向いていく。
あのとき、こんなに苦しい思いをするのなら、あのとき死んでしまえば良かったのではないか?今、僕がこんなにも苦しいのは妹のせいではないのか?
そして六年の時を経て、僕は妹に再会する。
始めは憎しみと憎悪の気持ちで妹と触れていた僕。
やがて明かされる僕の過去。妹がおった心の傷。周囲の人からの愛、隠された真実。
それは僕の青春に残酷な現実を突きつける。
ラスト一行で待ち構える、衝撃のどんでん返し!
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あのとき、こんなに苦しい思いをするのなら、あのとき死んでしまえば良かったのではないか?今、僕がこんなにも苦しいのは妹のせいではないのか?
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