53 / 53
第Ⅱ章
26/26
しおりを挟む
「ありがとう」
「もう落ち着いた?」
僕は小さく頷く。それからもう一度、体を横に倒す。なんだかとても疲れた。母さんが僕に毛布をかけてくれる。毛布は母さんの手みたいに温かい。身体がひどくダルい。茹で過ぎたパスタみたいに全身に力が入らない。
「おやすみ」
遠くから、母さんの優しい声が聞こえる。おやすみなさい。朦朧とする意識の中で僕はそう、心の中で言った。
「もう落ち着いた?」
僕は小さく頷く。それからもう一度、体を横に倒す。なんだかとても疲れた。母さんが僕に毛布をかけてくれる。毛布は母さんの手みたいに温かい。身体がひどくダルい。茹で過ぎたパスタみたいに全身に力が入らない。
「おやすみ」
遠くから、母さんの優しい声が聞こえる。おやすみなさい。朦朧とする意識の中で僕はそう、心の中で言った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる