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異世界で愛を呟かれ
異世界で愛を呟かれ
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揺り動かされて目を覚ます。
短時間ではあるが、マッサージのおかげで身体が軽いし気分もスッキリしている。
この後は、夕食とくつろぐ時間であるからと、夕食に差し障りのない物に着替えて、メイクも簡単に済ませた。
もともとそんなにしなくても大丈夫だと言われていたからね。
ここでも肌を褒められた。
姉から渡されたお守りのネックレストップをそっと触る。
別れ際に渡されたもの。チェーンに通された透明な石に金色の針のような模様で、向こうの世界で言う針水晶という感じだった。その石を中央に可愛らしい花や小鳥を形取ったものに彩られていていて可愛らしい。
姉とお揃いで作られた物で、デザインは姉。作ったのはあの時姉といたエドワードさんだと言っていた。お守りがわりになるらしく、お互いの魔力を流している。
触れた途端、姉の優しい魔力に包まれる。
髪の色や瞳の色が変わってしまって、姉との繋がりが減ったと思っていたから、これはとても嬉しいプレゼントだった。アルが『姉君からと言えど、少し妬ける』と言っていたけれど、笑っていた。『今度は自分からのプレゼントを受け取って欲しい』とも言われたんだけどね。
彼からくれるものは、例え小さな花でも嬉しい。
この前一緒に歩いていた時にもらった花は押し花にして栞に加工して使っている。彼様にも栞を作ってはいるんだけど…それはいつ渡そうかとポケットに大切に入れて持ち歩いているのよね…
お茶を飲みながら夕食までの時間を外を眺めては本を読んでいたら、侍女のケイトがアルが来ていると伝えてきた。
会う事を了承すると、彼はニコニコと機嫌よく入ってくる。
忙しいのでは無かったのだろうか?
騎士に呼ばれていたと思ったのだけれど…
「どうしたの?何かあった?」
侍女のケイトに人払いを伝えて入ってきたアルにそう声をかけた。
人払いする程の重要な事?何だろうか??
短時間ではあるが、マッサージのおかげで身体が軽いし気分もスッキリしている。
この後は、夕食とくつろぐ時間であるからと、夕食に差し障りのない物に着替えて、メイクも簡単に済ませた。
もともとそんなにしなくても大丈夫だと言われていたからね。
ここでも肌を褒められた。
姉から渡されたお守りのネックレストップをそっと触る。
別れ際に渡されたもの。チェーンに通された透明な石に金色の針のような模様で、向こうの世界で言う針水晶という感じだった。その石を中央に可愛らしい花や小鳥を形取ったものに彩られていていて可愛らしい。
姉とお揃いで作られた物で、デザインは姉。作ったのはあの時姉といたエドワードさんだと言っていた。お守りがわりになるらしく、お互いの魔力を流している。
触れた途端、姉の優しい魔力に包まれる。
髪の色や瞳の色が変わってしまって、姉との繋がりが減ったと思っていたから、これはとても嬉しいプレゼントだった。アルが『姉君からと言えど、少し妬ける』と言っていたけれど、笑っていた。『今度は自分からのプレゼントを受け取って欲しい』とも言われたんだけどね。
彼からくれるものは、例え小さな花でも嬉しい。
この前一緒に歩いていた時にもらった花は押し花にして栞に加工して使っている。彼様にも栞を作ってはいるんだけど…それはいつ渡そうかとポケットに大切に入れて持ち歩いているのよね…
お茶を飲みながら夕食までの時間を外を眺めては本を読んでいたら、侍女のケイトがアルが来ていると伝えてきた。
会う事を了承すると、彼はニコニコと機嫌よく入ってくる。
忙しいのでは無かったのだろうか?
騎士に呼ばれていたと思ったのだけれど…
「どうしたの?何かあった?」
侍女のケイトに人払いを伝えて入ってきたアルにそう声をかけた。
人払いする程の重要な事?何だろうか??
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