58 / 220
怪しい気配
ミシュル辺境伯と確認しながら
しおりを挟む
ミシュル辺境伯に、塩の製造に関して報告をもらう。
うん、何とか上手く行ってるみたいだ。
良かった。
向こうの世界にいた時の知識を総動員して、皆んなの協力で作ったからね。
あと、温泉の件もあったから、ミシュル辺境伯に時間を割いてもらう。
私達がこの地を離れた時、引き続きしてもらいたいからね。
必要性と、今後、需要と供給のバランスが大切だからね。
そうそう、いくらこの地が、どちらかと言うと寒冷地に近いからと言って、樹木の伐採をしすぎて、クロランス領のように流行病が発生しても困る。
森には野鳥もやってくるからね。
病気は何処から発生するかわからないから、注意は怠らない方が良い。
あと、予防の対策も……
その辺を踏まえて話したい。
そして、懸念事項の山脈などの裏側にある帝国の件や、この国で密かに広がっている『クロノ教団』。
これらの懸念材料も払拭しておきたい。
この地をのため、国のため、そして、家族のためだけど……自分自身の為も大きい。
自分の身の保身のために動いていると知られたら、飽きられるだろうか……
「ウィル、ミシュル辺境伯に伝えたい事、相談はこれだけで良かったか?」
クロさんに確認される。
私の話を背後で聞きながら、後々書類として残すため、メモしてもらっていた。
ついつい話忘れ………なんてことあると思うから……
『塩の件』『温泉の件』『ハウス栽培』『隣国に対しての危機管理』『感染対策』
おまけで、『宗教関係』とした。
『クロノ教団』がいくら気になるとはいえ、宗教は基本自由だと、私自身は思っているから……
人に迷惑をかけないのであれば……だけど………
神に貢物はわかるけど、生贄の考えは好きではないから……
「これから、その温泉とか言う場所に案内してくれるのですね。楽しみです。」
ミシュル辺境伯は子供のように瞳を輝かせて喜んでいた。
塩の件もあり、かなり感謝されたから、私たちの提案が嬉しかったみたいだ。
それだけこの地が困窮していたと考えれる。
ミシュル辺境伯と共に、この前見つけた温泉と、源泉を案内した。
勿論、地図も持参していたから、それらを見ながら話していく。
「確かに疲れが取れますね。こんな使い道があっただなんて……驚きです。あと、そうですね、たちまち、この周辺のみ開拓し、皆んなが使え、また、他の地方から来てもらえるように計画してみましょう。その地熱ですが、ハウスですか?それはどのような??」
ハウスと言う事自体知らないのだから、仕方がない。
リリィと2人で説明した。
これに関しても驚いていた。
そうそう、水の確保は、山脈の上側、雪解け水を上手く利用しょうと言うことのなり、シロさんとクロさんが、流すための用水路を作る計画を立てた。用水路自体、南側に建設のノウハウがあるから、そこに協力をお願いしよう。
兄上もまだおられると思うし……
少しずつ計画が形になる。
「明日、商業ギルドの方が来られるそうなので、塩に関して、殿下たちの知識を頂いて交渉頑張りますね!!」
そう言って、張り切っていた。
「クロさん、上手く行くように助けてあげてくださいね。」
そう呟いてみた。
リリィもシロさんに何か言っている。
とりあえず、2人の了解をもらったから、きっと上手くいくだろう。
私たちも、勿論参加するけどね……
上手くいくよう、今回も祈った。
うん、何とか上手く行ってるみたいだ。
良かった。
向こうの世界にいた時の知識を総動員して、皆んなの協力で作ったからね。
あと、温泉の件もあったから、ミシュル辺境伯に時間を割いてもらう。
私達がこの地を離れた時、引き続きしてもらいたいからね。
必要性と、今後、需要と供給のバランスが大切だからね。
そうそう、いくらこの地が、どちらかと言うと寒冷地に近いからと言って、樹木の伐採をしすぎて、クロランス領のように流行病が発生しても困る。
森には野鳥もやってくるからね。
病気は何処から発生するかわからないから、注意は怠らない方が良い。
あと、予防の対策も……
その辺を踏まえて話したい。
そして、懸念事項の山脈などの裏側にある帝国の件や、この国で密かに広がっている『クロノ教団』。
これらの懸念材料も払拭しておきたい。
この地をのため、国のため、そして、家族のためだけど……自分自身の為も大きい。
自分の身の保身のために動いていると知られたら、飽きられるだろうか……
「ウィル、ミシュル辺境伯に伝えたい事、相談はこれだけで良かったか?」
クロさんに確認される。
私の話を背後で聞きながら、後々書類として残すため、メモしてもらっていた。
ついつい話忘れ………なんてことあると思うから……
『塩の件』『温泉の件』『ハウス栽培』『隣国に対しての危機管理』『感染対策』
おまけで、『宗教関係』とした。
『クロノ教団』がいくら気になるとはいえ、宗教は基本自由だと、私自身は思っているから……
人に迷惑をかけないのであれば……だけど………
神に貢物はわかるけど、生贄の考えは好きではないから……
「これから、その温泉とか言う場所に案内してくれるのですね。楽しみです。」
ミシュル辺境伯は子供のように瞳を輝かせて喜んでいた。
塩の件もあり、かなり感謝されたから、私たちの提案が嬉しかったみたいだ。
それだけこの地が困窮していたと考えれる。
ミシュル辺境伯と共に、この前見つけた温泉と、源泉を案内した。
勿論、地図も持参していたから、それらを見ながら話していく。
「確かに疲れが取れますね。こんな使い道があっただなんて……驚きです。あと、そうですね、たちまち、この周辺のみ開拓し、皆んなが使え、また、他の地方から来てもらえるように計画してみましょう。その地熱ですが、ハウスですか?それはどのような??」
ハウスと言う事自体知らないのだから、仕方がない。
リリィと2人で説明した。
これに関しても驚いていた。
そうそう、水の確保は、山脈の上側、雪解け水を上手く利用しょうと言うことのなり、シロさんとクロさんが、流すための用水路を作る計画を立てた。用水路自体、南側に建設のノウハウがあるから、そこに協力をお願いしよう。
兄上もまだおられると思うし……
少しずつ計画が形になる。
「明日、商業ギルドの方が来られるそうなので、塩に関して、殿下たちの知識を頂いて交渉頑張りますね!!」
そう言って、張り切っていた。
「クロさん、上手く行くように助けてあげてくださいね。」
そう呟いてみた。
リリィもシロさんに何か言っている。
とりあえず、2人の了解をもらったから、きっと上手くいくだろう。
私たちも、勿論参加するけどね……
上手くいくよう、今回も祈った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる