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学園生活
国を出る
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4日も寝てしまったようだ。
クロさんに助けられて、看病までしてもらった。
申し訳ないような、なんというか……
無事助けられて、ほっとする。
ほっとするのだが……
このまま、ここでいても良いのだろうか……
生きていても良いのだろうか…
あんな姿を見られてしまって……
今は犯されても、全てを奪われたわけでは無いが……
また、あのようなことをされたらと思うと、恐怖しかない…
夢で見てきた事が、正夢になったなら…
本当に、闇落ちになったら…
リリィと対峙することになったら…
クロさんを、家族みんなを失うようなことになったら……
恐怖しかない。
怖い……
んらば、どうすれば…
死んでしまいたい……
そう思った…でも、それは、あくまで逃げだ。
でも、このままここに居るのも辛い…
ならば、少し1人の時間をとって、自分を見つめ直すのも良いのではないか……
一時的な逃げは許されるのでは……
父のや兄がこの地を治めるため、この国を陰で我が物顔で牛耳っている者の証拠は掴んだ。
リリィと共有している情報。
新たに集めた情報も含め、書状に認め、父、兄、リリィ、そして自分の保存用に準備する。
それに、手紙をつづって…
クロさんと、シロさんにも手紙を書いた。
探さないで欲しいと認めて…
クロさんに見つからないように、収納ボックスにしまう。
「ウィル、大丈夫か?」
クロさんが部屋に入ってきた。
「クロさん。大丈夫だよ。」
「本当に?」
クロさんに気づかれるわけにはいかない。
「クロさん、お願いがあるんだけど。」
「何だ?」
「昔、ほら、医師や薬師の研究所件教育の場件病院を作りたいって言って、王都の少し外れに作ったでしょ。」
「あぁ、あれか。昔知り合った一族の者達が頑張って育成や研究などに携わってたな。」
「そうそう、今度、それの縮小版を地方にも作ったらって、リリィと話してたの知ってるよね。」
「あぁ、知っているが…」
「ディ兄様にいい場所ないか、きいて、紹介してもらったんだけど、見にいってきてくれないかなぁ。」
少し白々しいかなぁ…クロさんから離れたいのがバレるか……
「犬達に行かせたらいいんじゃないか?」
「それも考えたんだけど、クロさんの方が私的には安心できるんだよね。行ってくれる?」
クロさんが渋る。
わからないでもないが、きっとクロさんは私の願いを叶えてくれるはず……
「クロさん、行って。」
「はぁ…………、わかった。ただし、ここで大人しくしてるんだぞ。それが約束できるなら……」
「お願いね。」
約束するとは言わない。が、このやりとりなら、約束したと思って動いてくれるだろう……
翌日、クロさんが動いてくれた。
クロさんが出かけたのを確認して、手紙をクロさんなら分かる場所に置く。
そして、父や、兄に渡す資料は、カラスがいるのがわかっていたから、呼んで渡した。
極秘だからと……
以前契約した魔剣を持ち、気配などを全て魔力で消して、この地を離れた。
どんな未来が待っているのかわじゃらないが、ここに留まるよりは良いだろう……
弱い自分で、ごめん。
リリィ、クロさん、シロさん、みんなごめん。
今は1人にしてください。
そう心で謝って、そのまま国境を越えて、国を出た。
不幸フラグのイベントはほとんど国内だ。
だから、国を出れば、少しは減るだろう……
自分勝手で、本当に、ごめんなさい……
クロさんに助けられて、看病までしてもらった。
申し訳ないような、なんというか……
無事助けられて、ほっとする。
ほっとするのだが……
このまま、ここでいても良いのだろうか……
生きていても良いのだろうか…
あんな姿を見られてしまって……
今は犯されても、全てを奪われたわけでは無いが……
また、あのようなことをされたらと思うと、恐怖しかない…
夢で見てきた事が、正夢になったなら…
本当に、闇落ちになったら…
リリィと対峙することになったら…
クロさんを、家族みんなを失うようなことになったら……
恐怖しかない。
怖い……
んらば、どうすれば…
死んでしまいたい……
そう思った…でも、それは、あくまで逃げだ。
でも、このままここに居るのも辛い…
ならば、少し1人の時間をとって、自分を見つめ直すのも良いのではないか……
一時的な逃げは許されるのでは……
父のや兄がこの地を治めるため、この国を陰で我が物顔で牛耳っている者の証拠は掴んだ。
リリィと共有している情報。
新たに集めた情報も含め、書状に認め、父、兄、リリィ、そして自分の保存用に準備する。
それに、手紙をつづって…
クロさんと、シロさんにも手紙を書いた。
探さないで欲しいと認めて…
クロさんに見つからないように、収納ボックスにしまう。
「ウィル、大丈夫か?」
クロさんが部屋に入ってきた。
「クロさん。大丈夫だよ。」
「本当に?」
クロさんに気づかれるわけにはいかない。
「クロさん、お願いがあるんだけど。」
「何だ?」
「昔、ほら、医師や薬師の研究所件教育の場件病院を作りたいって言って、王都の少し外れに作ったでしょ。」
「あぁ、あれか。昔知り合った一族の者達が頑張って育成や研究などに携わってたな。」
「そうそう、今度、それの縮小版を地方にも作ったらって、リリィと話してたの知ってるよね。」
「あぁ、知っているが…」
「ディ兄様にいい場所ないか、きいて、紹介してもらったんだけど、見にいってきてくれないかなぁ。」
少し白々しいかなぁ…クロさんから離れたいのがバレるか……
「犬達に行かせたらいいんじゃないか?」
「それも考えたんだけど、クロさんの方が私的には安心できるんだよね。行ってくれる?」
クロさんが渋る。
わからないでもないが、きっとクロさんは私の願いを叶えてくれるはず……
「クロさん、行って。」
「はぁ…………、わかった。ただし、ここで大人しくしてるんだぞ。それが約束できるなら……」
「お願いね。」
約束するとは言わない。が、このやりとりなら、約束したと思って動いてくれるだろう……
翌日、クロさんが動いてくれた。
クロさんが出かけたのを確認して、手紙をクロさんなら分かる場所に置く。
そして、父や、兄に渡す資料は、カラスがいるのがわかっていたから、呼んで渡した。
極秘だからと……
以前契約した魔剣を持ち、気配などを全て魔力で消して、この地を離れた。
どんな未来が待っているのかわじゃらないが、ここに留まるよりは良いだろう……
弱い自分で、ごめん。
リリィ、クロさん、シロさん、みんなごめん。
今は1人にしてください。
そう心で謝って、そのまま国境を越えて、国を出た。
不幸フラグのイベントはほとんど国内だ。
だから、国を出れば、少しは減るだろう……
自分勝手で、本当に、ごめんなさい……
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