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1章 始まりの街ロンドン
07 007号室
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「それで、どうやって秘密の金庫を探すつもりだ?」
「モルダーさん、このホテルの見取り図はありますか」
「はい。ご用意しますのでロビーの方でお待ち下さい」
「ありがとうございます」
そして、ロビーでジーク達が待っていると、モルダーが見取り図を持って現れた。
「こちらが見取り図になります」
そう言ってテーブルの上にそれを広げた。
全員がホテルの見取り図を覗いた。
「これといって隠し部屋がありそうな場所はなさそうだな。何か気になる場所とかありそうか?」
ホルトはそう自分に訊いた。
「あるとしたら、やはり気になるのは幽霊が出る部屋なんですが」
「幽霊か」
「そこは普段から鍵がかかっております。犯人がそこへ逃げ込むのは無理かと思いますが」
「確認の為にその部屋を見せていただくことは出来ませんか?」
「大丈夫です。では、こちらへ」
そう言って今度は007号室へと向かった。
階段をのぼっていく最中、ジークはモルダーに質問する。
「幽霊ってどんな噂なんですか?」
「声が聞こえると言うんです。それが子どものような声だと」
「声? 見たとかではなく?」
「ええ、そうです」
「原因は分からないのですか?」
「あの部屋事態は分かりませんが、その前の主人のことなら。ドーソン家の事業では安い労働者として子どもが使われていました。しかし、労働環境は悪く、事故とかで亡くなった子どももいたとか。その霊ではないかと」
そう言いながら007号室に到着した。
モルダーはその部屋の鍵を開ける。
「どうぞ」
モルダーは扉を開けた。その中にジークが先に入った。
続いて入ったホルトは部屋を見て「俺達の部屋と大きな違いはなさそうだな」と言った。
「幽霊が出ると言って期待したが、なんもなさそうだな」とソニエールは言った。
その時だった。
ピューー
「何の音だ?」とウォーカーは言った。
「さぁ……分かりません」
「風の音だな。どこか、この部屋に隙間風があるんだろう」
「なんだ、幽霊ってそれが原因か」
ソニエールは呆れた様子で「もうこの部屋はいいだろ? 寒いだけだ」と言った。
「そうですね」とジークも同意した。
どこか仕掛けのありそうな場所もなく、手掛かりと呼べるものはなかった。
「あの、モルダーさん。因みに被害者の胸に刺さっていた凶器なんですが、あれはホテルにある物ではないんですよね?」
「はい、その通りです。見たことはありません。このホテルの物でないことは確かです」
「ありがとうございます」
「それでジーク様、この後どうしましょうか?」
「あの、秘密の金庫探しの前に事件の方も進展させておきたいので、出来れば事件のあった部屋の両隣003号室と005号室の宿泊客から話を訊きたいのですが、可能でしょうか?」
「訊いてみます。少々お待ち下さい」
「モルダーさん、このホテルの見取り図はありますか」
「はい。ご用意しますのでロビーの方でお待ち下さい」
「ありがとうございます」
そして、ロビーでジーク達が待っていると、モルダーが見取り図を持って現れた。
「こちらが見取り図になります」
そう言ってテーブルの上にそれを広げた。
全員がホテルの見取り図を覗いた。
「これといって隠し部屋がありそうな場所はなさそうだな。何か気になる場所とかありそうか?」
ホルトはそう自分に訊いた。
「あるとしたら、やはり気になるのは幽霊が出る部屋なんですが」
「幽霊か」
「そこは普段から鍵がかかっております。犯人がそこへ逃げ込むのは無理かと思いますが」
「確認の為にその部屋を見せていただくことは出来ませんか?」
「大丈夫です。では、こちらへ」
そう言って今度は007号室へと向かった。
階段をのぼっていく最中、ジークはモルダーに質問する。
「幽霊ってどんな噂なんですか?」
「声が聞こえると言うんです。それが子どものような声だと」
「声? 見たとかではなく?」
「ええ、そうです」
「原因は分からないのですか?」
「あの部屋事態は分かりませんが、その前の主人のことなら。ドーソン家の事業では安い労働者として子どもが使われていました。しかし、労働環境は悪く、事故とかで亡くなった子どももいたとか。その霊ではないかと」
そう言いながら007号室に到着した。
モルダーはその部屋の鍵を開ける。
「どうぞ」
モルダーは扉を開けた。その中にジークが先に入った。
続いて入ったホルトは部屋を見て「俺達の部屋と大きな違いはなさそうだな」と言った。
「幽霊が出ると言って期待したが、なんもなさそうだな」とソニエールは言った。
その時だった。
ピューー
「何の音だ?」とウォーカーは言った。
「さぁ……分かりません」
「風の音だな。どこか、この部屋に隙間風があるんだろう」
「なんだ、幽霊ってそれが原因か」
ソニエールは呆れた様子で「もうこの部屋はいいだろ? 寒いだけだ」と言った。
「そうですね」とジークも同意した。
どこか仕掛けのありそうな場所もなく、手掛かりと呼べるものはなかった。
「あの、モルダーさん。因みに被害者の胸に刺さっていた凶器なんですが、あれはホテルにある物ではないんですよね?」
「はい、その通りです。見たことはありません。このホテルの物でないことは確かです」
「ありがとうございます」
「それでジーク様、この後どうしましょうか?」
「あの、秘密の金庫探しの前に事件の方も進展させておきたいので、出来れば事件のあった部屋の両隣003号室と005号室の宿泊客から話を訊きたいのですが、可能でしょうか?」
「訊いてみます。少々お待ち下さい」
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