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13章 見える
08 ジュールダン
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ジークとマーニーの会話が終わるのをまるで待っていたかのようにマーニーの斜め前にいたモラーヌがマーニーに話しかけてきた。
「マーニーさん、先程はどうもありがとうございました」
「私なんかしましたか?」
「ええ。あの刑事にガツンと言ってくださいました。私みたいな一般市民が言っても逆に機嫌を悪くさせるだけですから。私、彼のことが本当に好きなんです。今でも忘れられないわ。でも、世間はきっと私を冷めた目で見るんでしょうね。私は先生として、彼は生徒という関係でした。つまり、いわゆる禁断の恋っていうやつね。でも、私と彼との恋は本物だった。他が何と言おうとね。あなたは恋をしたことがある?」
「こ、恋? いえ、全く」
「どうして?」
「どうして?」とマーニーは遂、オウム返しをしてしまった。
「好きな人はいたでしょ?」
「え~本当のこと言わなきゃダメ?」
「それってもう答えてるようなものよ。なのに、あなたはその人と恋愛しなかったの?」
「なんかね、周りの目とか気にしてね、まだ自分には早いとか、まぁ色々自分に言い訳したんだけど、本音はやっぱり度胸がなかったからな。自分からアプローチするのも、好きだって伝えることも、なんかすくんじゃって動けなくなってたんだよね。私、恋愛の話しは好きだけど、どこか現実と比べちゃって、自分はああ、この物語の主人公にはなれないんだなって」
するとモラーヌは笑った。
「おかしな子。チャレンジする前から諦めてる。でも、分かるわ。素直になれない時は私にもある」
「ううん。私はあなたが羨ましい。私は単に自分が傷つきたくないだけの臆病だから」
二人の会話は近くにいたジークの耳にも届いていた。
モラーヌの彼を思う気持ちは本物だ。だからこそ、この可能性だけは絶対に当たっては欲しくないものが一つだけある。ジークの頭の中でまだそれは眠らせていた。
しかし、いずれ真実は見えてくる。
車で移動し、署に入ると刑事は手紙のある証拠保管室へと向かった。
ジーク達は受付前で待っていると、ジークの目にふと掲示板に貼られてある目撃情報求むポスターに目がいった。
そのポスターは強盗の犯人の目撃情報だった。
事件の場所、日時が書かれてある。
すると、そこに刑事が手紙を持って現れてきた。
「そのポスターか。犯人はまだ捕まっていない。連続強盗犯だ。かなり規模が大きいから集団による犯行だろうが、その割に目撃者がまるでいなくてな。本当、奴らはどっから出現してどっから消えるんだか」
「消える……」
「ついでに言えば、メレディスがパリにいつ来たのは、最初の強盗事件の約2ヶ月前だったんだ」
「まさか、そのポスターの事件と被害者を結びつけようとしてます?」
「実はその通りだ」
なる程。刑事がモラーヌにかなりこだわる理由はそれか。
「リュー・メレディスのアメリカ人の友人も同じ時期なんですね」
「ああ。しかも、彼のご家族にメレディスの死亡の連絡がいってパリに来たから話しを訊いたら、彼がパリに行くと言い出したのはかなり急な話しだったようだ」
ジークは少し離れた場所にいるモラーヌを見た。
「もし、リュー・メレディスが強盗団のメンバーだったとしたら当然彼女も疑わなければならない」
「そうだ」
「それをモラーヌの前で言わなかった理由も同時に分かりました。しかし、もしモラーヌが関係するなら彼女はもっとうまく立ち振る舞ったでしょう」
「確かに。だが、分からない点なら他にもある」
「何でしょう?」
「リュー・メレディスが殺害された動機は仲間割れとか色々あるだろうが、問題は強盗団はいつも見つからないということだ」
「ああ、それでしたらもう分かりましたよ」
「え?」
「ヒントはパリ、それに書斎にあったという地図です」
「さっぱり分からん」
「答えは地下です」
「なんと!」
石灰岩を切り出して出来た空洞がパリの下にはあった。
「強盗団は地下通路から地上に直接侵入し、盗みを働いたんです。それなら目撃者は出てこないでしょう」
「早速地下を調べよう」
「まぁ、それは警察に任せましょう。ただ、一つだけ言っておきます。確かに殺人事件という一つの事件かと思われたものが実は他の事件と絡んでいたというのはたまにはあるんでしょう。そして、同時に捜査するのも分かります。しかしですよ、この殺人事件で奇妙な点は幾つもあるんです。特に気になるのは犯人が何故最初から直接手をくださなかったのか? そして、リュー・メレディスがもし強盗団のメンバーで彼らがメレディスの命を狙っているんだとしたら、彼は警戒しない筈はないでしょう。特に一回目の殺人未遂で彼はすぐさまその家から出て逃亡すべきだった。彼には自分の命が狙われることに心当たりがあった筈だ。勿論、強盗仲間が狙っているなんてことはそれは警察には言えないでしょう。自白したようなものですからね。しかし、何故逃げなかったんでしょうか?」
「さっぱりだ。しかし、それも全部考える必要があるのか?」
「確実に持っていく為です」
「なる程、ではそれはそちらに任せようか探偵さん」
「ええ、いいでしょう」
「それと、私のことはジュールダンと呼んでくれ。しかし、君が何と言おうと私はリュー・メレディスが強盗団のメンバーであると確信を持っている。彼の持つ金はどこから来たのか。そして、書斎にあった宝石や芸術関係の本はまさにそれを狙っているから。モラーヌが言う図面は恐らく強盗する予定の建物の図面だろう。だから、彼はモラーヌに入るなと怒った。仕事部屋とはよく言ったものだ。確かに、彼に必要なものが揃っていたわけだ。モラーヌが見たという図面があの部屋から見つからなかったのは、リュー・メレディスを殺害した犯人が証拠を消す為に持ち出したからだ。しかし、警察はリュー・メレディスが強盗犯だとはまだ気づかないだろうから、図面が消えたと知ってもそこに何の意味があるのかまでは辿り着くことはないだろうと考えた筈だ。それに、君は知らないだろうから教えるが、モラーヌが光を見たと騒いでいるあの夜は別の場所で犯行があった日なんだ。モラーヌは自分で証言したんだ。ペラペラとね。あの日は窓が少し開いていたと。そして、自分は寝つきが良い方だとね。リュー・メレディスはいつもモラーヌが深い眠りについたのを見てからこっそり抜け出し、ひと仕事をしてきたんだ。そして、成功した! 寝室に戻ってきたメレディスは少し汗をかいていた。だから窓を開けて眠りに入った。モラーヌは自覚がないままペラペラとメレディスが強盗犯の一員であることを証言していたんだ。まぁ、そう考えると確かにモラーヌは強盗に一切関与していないことになる。彼女が男の仮面の下の顔を知らなければ、ああペラペラと喋らないだろう。しかし、モラーヌは一方で彼のお金の出どころを全く気にしなかっただろうか? もし、知っていて宝石や金を受け取っていれば、それは罪になる。モラーヌは彼を殺害した犯人を突き止めて欲しいから証言しなくてはならない。が、しなければ自分の疑いが深まる。彼女は狭間にいるんだ。だから、証言した。光は実は彼女の嘘で警察を混乱させる為だとすれば、彼女はやはり彼の仮面の下の素顔を実は知っていて、しかし、知らなかったふりを続け自分を防衛しながら、自分の殺人の疑いから回避する為に起きたことを話さなければならない。モラーヌはとても厄介で面倒な事を警察相手にしていた。しかし、どうにもなりそうにないと考え、彼女は君を頼ることにした。どうだ?」
「なる程、よく考えられています。しかし、それが事実であるという証拠はありません」
「ああ、今はな」
「マーニーさん、先程はどうもありがとうございました」
「私なんかしましたか?」
「ええ。あの刑事にガツンと言ってくださいました。私みたいな一般市民が言っても逆に機嫌を悪くさせるだけですから。私、彼のことが本当に好きなんです。今でも忘れられないわ。でも、世間はきっと私を冷めた目で見るんでしょうね。私は先生として、彼は生徒という関係でした。つまり、いわゆる禁断の恋っていうやつね。でも、私と彼との恋は本物だった。他が何と言おうとね。あなたは恋をしたことがある?」
「こ、恋? いえ、全く」
「どうして?」
「どうして?」とマーニーは遂、オウム返しをしてしまった。
「好きな人はいたでしょ?」
「え~本当のこと言わなきゃダメ?」
「それってもう答えてるようなものよ。なのに、あなたはその人と恋愛しなかったの?」
「なんかね、周りの目とか気にしてね、まだ自分には早いとか、まぁ色々自分に言い訳したんだけど、本音はやっぱり度胸がなかったからな。自分からアプローチするのも、好きだって伝えることも、なんかすくんじゃって動けなくなってたんだよね。私、恋愛の話しは好きだけど、どこか現実と比べちゃって、自分はああ、この物語の主人公にはなれないんだなって」
するとモラーヌは笑った。
「おかしな子。チャレンジする前から諦めてる。でも、分かるわ。素直になれない時は私にもある」
「ううん。私はあなたが羨ましい。私は単に自分が傷つきたくないだけの臆病だから」
二人の会話は近くにいたジークの耳にも届いていた。
モラーヌの彼を思う気持ちは本物だ。だからこそ、この可能性だけは絶対に当たっては欲しくないものが一つだけある。ジークの頭の中でまだそれは眠らせていた。
しかし、いずれ真実は見えてくる。
車で移動し、署に入ると刑事は手紙のある証拠保管室へと向かった。
ジーク達は受付前で待っていると、ジークの目にふと掲示板に貼られてある目撃情報求むポスターに目がいった。
そのポスターは強盗の犯人の目撃情報だった。
事件の場所、日時が書かれてある。
すると、そこに刑事が手紙を持って現れてきた。
「そのポスターか。犯人はまだ捕まっていない。連続強盗犯だ。かなり規模が大きいから集団による犯行だろうが、その割に目撃者がまるでいなくてな。本当、奴らはどっから出現してどっから消えるんだか」
「消える……」
「ついでに言えば、メレディスがパリにいつ来たのは、最初の強盗事件の約2ヶ月前だったんだ」
「まさか、そのポスターの事件と被害者を結びつけようとしてます?」
「実はその通りだ」
なる程。刑事がモラーヌにかなりこだわる理由はそれか。
「リュー・メレディスのアメリカ人の友人も同じ時期なんですね」
「ああ。しかも、彼のご家族にメレディスの死亡の連絡がいってパリに来たから話しを訊いたら、彼がパリに行くと言い出したのはかなり急な話しだったようだ」
ジークは少し離れた場所にいるモラーヌを見た。
「もし、リュー・メレディスが強盗団のメンバーだったとしたら当然彼女も疑わなければならない」
「そうだ」
「それをモラーヌの前で言わなかった理由も同時に分かりました。しかし、もしモラーヌが関係するなら彼女はもっとうまく立ち振る舞ったでしょう」
「確かに。だが、分からない点なら他にもある」
「何でしょう?」
「リュー・メレディスが殺害された動機は仲間割れとか色々あるだろうが、問題は強盗団はいつも見つからないということだ」
「ああ、それでしたらもう分かりましたよ」
「え?」
「ヒントはパリ、それに書斎にあったという地図です」
「さっぱり分からん」
「答えは地下です」
「なんと!」
石灰岩を切り出して出来た空洞がパリの下にはあった。
「強盗団は地下通路から地上に直接侵入し、盗みを働いたんです。それなら目撃者は出てこないでしょう」
「早速地下を調べよう」
「まぁ、それは警察に任せましょう。ただ、一つだけ言っておきます。確かに殺人事件という一つの事件かと思われたものが実は他の事件と絡んでいたというのはたまにはあるんでしょう。そして、同時に捜査するのも分かります。しかしですよ、この殺人事件で奇妙な点は幾つもあるんです。特に気になるのは犯人が何故最初から直接手をくださなかったのか? そして、リュー・メレディスがもし強盗団のメンバーで彼らがメレディスの命を狙っているんだとしたら、彼は警戒しない筈はないでしょう。特に一回目の殺人未遂で彼はすぐさまその家から出て逃亡すべきだった。彼には自分の命が狙われることに心当たりがあった筈だ。勿論、強盗仲間が狙っているなんてことはそれは警察には言えないでしょう。自白したようなものですからね。しかし、何故逃げなかったんでしょうか?」
「さっぱりだ。しかし、それも全部考える必要があるのか?」
「確実に持っていく為です」
「なる程、ではそれはそちらに任せようか探偵さん」
「ええ、いいでしょう」
「それと、私のことはジュールダンと呼んでくれ。しかし、君が何と言おうと私はリュー・メレディスが強盗団のメンバーであると確信を持っている。彼の持つ金はどこから来たのか。そして、書斎にあった宝石や芸術関係の本はまさにそれを狙っているから。モラーヌが言う図面は恐らく強盗する予定の建物の図面だろう。だから、彼はモラーヌに入るなと怒った。仕事部屋とはよく言ったものだ。確かに、彼に必要なものが揃っていたわけだ。モラーヌが見たという図面があの部屋から見つからなかったのは、リュー・メレディスを殺害した犯人が証拠を消す為に持ち出したからだ。しかし、警察はリュー・メレディスが強盗犯だとはまだ気づかないだろうから、図面が消えたと知ってもそこに何の意味があるのかまでは辿り着くことはないだろうと考えた筈だ。それに、君は知らないだろうから教えるが、モラーヌが光を見たと騒いでいるあの夜は別の場所で犯行があった日なんだ。モラーヌは自分で証言したんだ。ペラペラとね。あの日は窓が少し開いていたと。そして、自分は寝つきが良い方だとね。リュー・メレディスはいつもモラーヌが深い眠りについたのを見てからこっそり抜け出し、ひと仕事をしてきたんだ。そして、成功した! 寝室に戻ってきたメレディスは少し汗をかいていた。だから窓を開けて眠りに入った。モラーヌは自覚がないままペラペラとメレディスが強盗犯の一員であることを証言していたんだ。まぁ、そう考えると確かにモラーヌは強盗に一切関与していないことになる。彼女が男の仮面の下の顔を知らなければ、ああペラペラと喋らないだろう。しかし、モラーヌは一方で彼のお金の出どころを全く気にしなかっただろうか? もし、知っていて宝石や金を受け取っていれば、それは罪になる。モラーヌは彼を殺害した犯人を突き止めて欲しいから証言しなくてはならない。が、しなければ自分の疑いが深まる。彼女は狭間にいるんだ。だから、証言した。光は実は彼女の嘘で警察を混乱させる為だとすれば、彼女はやはり彼の仮面の下の素顔を実は知っていて、しかし、知らなかったふりを続け自分を防衛しながら、自分の殺人の疑いから回避する為に起きたことを話さなければならない。モラーヌはとても厄介で面倒な事を警察相手にしていた。しかし、どうにもなりそうにないと考え、彼女は君を頼ることにした。どうだ?」
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