獅子の末裔

卯花月影

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10.越前の白き想い

10-2. 恐ろしい武器

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 一益の元を下がってから、義太夫はずっと黙り込んだままだ。

「如何した、義太夫」
 叱られて落ち込むような気性でもなし。忠三郎が不思議に思い尋ねると、
「これは望ましくない状況じゃ」
「望ましくない、とは?」
 今年中には越前に攻め入ることになろうだろう、と義太夫は言う。
「本願寺も一揆も怖くなどはない。一番怖いのは…」
「一番怖いのは?」
 随分、もったいつけた話ぶりだと思いつつ、次の言葉を待っていると
「それは、無論、上様。そして我が殿じゃ」
「三九郎のようなことを申すではないか。何を今更」
 忠三郎が笑ってそう言うが、義太夫はいつになく真剣な顔つきだ。

「長年、労苦してようやく朝倉を倒したというに、織田家の越前支配がわずか半年で終わったのは本願寺が一揆をけしかけたからじゃ」
「それは言わずもがな…」
「次に攻め入るときは、鼠一匹、逃さぬであろうということよ」
 越前の向こうには、これも本願寺が支配している加賀がある。
「長島願証寺攻めを終えてから、我が殿は日野の鉄砲鍛冶に命じてあるものを作らせておる。今の話を聞く限り、越前で使うつもりであろう。越前の門徒を逃がせば、加賀に逃げる。さすれば加賀での戦さが困難となる。それを踏まえてのことじゃ」
「あるもの、とは?」
「上様の命により、あの大筒の弾に火薬を入れ、もっと遠くの獲物に狙いをつけられるようにしておる」
「大筒の弾に火薬…」
 もともと攻城戦用に開発されたものだ。そのため、長島願証寺攻めでは大筒の弾に火薬は入っていなかった。一益はそれらしき言い訳をしたらしいが、信長はより効率的に敵を殲滅するため、更なる改良を求めた。
 といっても忠三郎には火薬の知識はない。大筒の弾に火薬を入れることで、どれほどの効果があるのか、想像ができない。

「どれほど恐ろしいものだと申す?」
「試し撃ちがまだじゃ。それゆえ、まだ分からぬが…」
 では、義太夫はまだ分からないものの何を恐れているのか。
「我が殿が上様の元にいて、本腰を入れて武器を造ることが、どれほど恐ろしいことか、分からぬか」
「何を言うておる?よう分からぬ」
 一体、何の謎かけか。義太夫の言わんとしていることが分からない。

「無慈悲な行いは、行った者の心に影を落とす。伊賀・甲賀は貧しい国。前に話したであろう。幼い子であっても食料を巡って人の命を奪うこともある。あるいは年長の者に命じられ、人を殺めてでも食料を奪い取る。命じられたことに背けば、居場所を失い、悪くすれば己の命が奪われる。それゆえ命じられたことに従う」
 それは伊賀・甲賀だけではなく、そして幼い子だけの話でもない。戦国の世そのものがまさにそうではないだろうか。
「されど例え幼い子であっても、大儀なくして人のものや命を奪うことには抵抗がある。そこで…」
 自分たちに正義があり、相手を悪しきもの、命を奪われて当然の者とみなし、命令をくだした者に対して、盲目的に従うようになる。
「それは何故に…」
「おぬしのように、悪夢に怯えるようなことにならぬよう、知らず知らずのうちに、そうやって己の心を守る。それが人の心の弱さというもの。更に恐ろしいことに、命じられて悪しき行いに手を染めた者たちは、何故か、強いきずなで結ばれる。我らのように幼き頃より、それが当たり前に育った者は最早、鶴、おぬしのように心を痛めることなど、のうなってしまうのじゃ」
「心が痛まなくなる?されど長島で義兄上は…」
「然様。それは領国を見たから。おぬしのように日永に行き、民の暮らしをその目で見た。己が守るべき民を見たゆえじゃ。それ故、これまで殿は本腰を入れて武器を造ろうとされてはおらなんだ」
「…もしやそれで…」
 一益の気を逸らすため、義太夫は水鉄砲などという人を食ったものを作らせていたのか。
(単なる戯れではなかったのか)
 はたから見れば、義太夫の行為のひとつひとつは呆れかえるばかりだ。その真意を量り知るのは困難であり、いささか何かが違っている気もするが、義太夫なりに、一益のために懸命なのだろう。
「されど殿は織田家にとっては忠臣じゃ。上様が命じれば、生真面目にそれに応えようとなさるであろう。他の者はいざしらず、この日の本で、殿ほど火薬や火器に精通しておるものはおらぬ。その殿が慈悲を忘れ、本腰いれて武器を造れば、どれほど恐ろしいことが起こるか…」
 それこそが、これまでとは大きく異なる戦さとなる。それがどんな戦さなのか、それを知る日も遠くはない。

 武器の改良は次の戦さで明らかになった。
 甲斐の武田信玄の跡を継ぎ、三河侵攻を目論む武田勝頼。信長は徳川家康の要請に応じて兵を起こし、長篠で武田軍を打ち破った。
 供に従軍した忠三郎は、織田家の圧倒的火力をその目で垣間見る。
(あの銃は…)
 滝川勢の鉄砲隊のもつ火縄銃に何かが取り付けられている。軽微な差異だが、これまでの火縄銃とは異なる。よくよく観察してみていると、思った通り、滝川勢に襲い掛かる敵は、他と比べて被弾する確率が高く、設けられた柵を乗り越えることさえもできずに倒された。
(命中率が上がっておるのか)
 火縄銃に取り付けられたものが要因となっているのではないか。忠三郎は鉄砲隊を指揮する滝川助九郎に声をかけ、銃を一丁手に取った。

(やはり…)
 銃床の先端と手前についているもの。これが命中率をあげているのだと分かった。それにしても、この小さな突起物が何故、命中率をあげられるのか。
「それは前目当と先目当。銃を構え、その二つで狙いをつけることで敵を確実に捉えて撃つことができる」
 振り向くと一益が立っていた。
 前目当と先目当とはどちらも照準器のことで、これまでの火縄銃には取り付けられていなかった。
「ほかにもある」
 次に渡された銃は、銃床の中央に突起物があった。
「それは中目当。いろいろ作らせ、試させておる。砲術に関心を持ったか?」
 一益に真剣な表情で尋ねられ、忠三郎は答えに詰まる。義太夫の話が心にかかり、何気なく銃を手にしただけだ。
 砲術の話はよく分からないが、ここで関心があると言えば、長い講釈がはじまりそうだ。

雨覆あまおおいも少し変えたのが分かるか?」
 雨覆あまおおい?それがどの部位を指すのかさえもわからない。
「それで多少の雨でも銃が使えるようになった。火薬の配合も変えておる。これまでよりも、被弾したときに甲冑の内側で飛び散る鉛の勢いが増した。例え急所に当たらずとも、鉛の毒で深手を負わせることも可能となる。さらには…」
「あ、義兄上、その…よう分かりました」
 一益が力を入れ、相当な改良が施されたことは分かったが、これでは義太夫が危惧する理由もわかる。この勢いで船に取り付けられていた大筒を改良すれば、どうなるのか。
(戦さを避けよとあれほど仰せであった義兄上が…)
 信長は逆らう者を一掃したいと思っているかもしれない。しかし一益が次から次と武器を生み出すのは、それとはまた少し違う気がする。
(これが義兄上の野心か)
 自らの持てる力で、どこまで強力な武器を生み出すことができるのか、それを試してみたいと思っているのではないか。

(されど、その行きつく先は…)
 余人を遥かに凌駕する才知と、飽くなき探究心が生み出すものは、想像を絶するものになる。一益が以前、話していた、敵も味方も変えるものが生み出される。
 忠三郎は長篠引き上げの最中、忙しそうに帰り支度を整える義太夫を掴まえた。
「如何した?此度の勝ち戦。まことに見事であったろう?天下に名高き武田を打ち破ったのじゃ」
 鼻高々にそう話す。誇らしげなのは義太夫だけではない。三九郎も、佐治新介も、滝川家の面々は、皆、今回の戦さでの一益の貢献度の高さを知っているので、嬉しさも格別だ。

「火縄銃の改良は皆、義兄上おひとりの考えか?」
「お?まぁ、わしや若殿も時折、存念を述べ、試し打ちに付き合わされたりはしておるが、大半は殿の考案されたこと」
「やはりそうか。そろそろ義兄上をお止めせねば、危ういことになるのではなかろうか」
「ん?」
 忠三郎は心にかかっていることを掻い摘んで義太夫に話した。
 義太夫はウーンと唸り、
「おぬしもそう思うたか。わしもちと気がかりではある。上様は此度の合戦でも大変お喜びで、更に銭を出すと仰せじゃ」
「上様はさもありなん。されど義兄上は心中深いところでは、己の生み出すものの危うさを悟り、誰かに止めてもらいたいと、そう思うておられるのではないか?」
 そう思っているから、自ら生み出す武器の恐ろしさを、忠三郎や義太夫に、わざわざ話したのではないだろうか。
「ここまできて、留めるとは…。上様に申し開きもできぬことじゃ。余程、弁の立つものを連れてくる必要があるが、上様に逆らってまで殿を留め、殿を納得させる程の者がこの天下におるか?」

 義太夫は頭を抱え、再度、ウーンと唸る。
(上様に逆らう者。義兄上が、利に聡い者のことばに左右されるとも思えぬし…)
 君子は義にさとり小人は利にさとる。己の利で動かない者ほど、難しい者はない。
 言われてみると、なんの妙案も浮かんではこない。
「おぉ、そうじゃ!」
「誰かおるか?」
「あやつに責任を取らせよう」
「あやつ?責任?とは?」
 余程の妙案らしく、義太夫が笑い始める。
「義太夫、誰のことを言うておる?」
 いつまでも笑い止めない義太夫を即すと、
「まぁ、見ておれ。我ながら妙案。流石はわしじゃ。何というても当家の一番家老。滝川家にその人有りと称されたこの滝川義太夫に任せておけ」
「流石はわし?」
 こんなときに何を戯れているのか。義太夫は怪訝な顔をする忠三郎を尻目に、尚も可笑しそうに笑っていた。

 織田勢は戦場を引き払い、岐阜の屋敷に戻ってきた。
「昨年来、ロレンソがよう屋敷に通ってきておる」
 義太夫の言った通り、岐阜城下の屋敷には今日もロレンソが来ていた。
「足しげく通ってこられるのはまた、何故に?」
「御台様と六郎様のご機嫌伺いじゃ」
 あ、なるほど、と忠三郎は頷いた。昨年、生まれた第三子の六郎は、生まれつき盲目だと聞いている。
「殿は寺にいれようとされたらしいが、御台様が大反対なされてのう」
 どうも一益は風花には頭があがらないらしい。
「されど…寺にいれずとも…目が見えなくとも武士としての務めを果たすことはできるのではないか?」
 一概に寺に入れれば安心というわけでもないように思えた。

「何をもってそのような荒唐無稽なことを申すのじゃ」
「長篠合戦の直前、我らが本願寺と戦うていたことは存じておろう。その折、三好家の家人を捕らえた。その者から、三好勢の中に一人、六千の兵を集める有力な家臣がいると聞き及んだ」
「ほぉ、それは初耳じゃな。誰じゃ?」
「讃岐の国人・香西伊賀守佳清。別名、盲目の大将」
「盲目の大将?」
「然様。なんでも病で両の目が見えぬようになったとか。されど見えぬ者には、見える者が見えぬものが見えるとか」
「な、なに?見えぬものが見えぬもの?舌を噛みそうじゃ」
「帰するところ、人の目には見えぬ不思議なものが見える。戦さ場では鬼神の如き働きをするという話であった」
 義太夫は首を傾げ、フムフムと頷く。こういう、人の目に付かないところに目を付けるのが、忠三郎の面白いところだ。

「それはよいとして、その六郎殿が?」
「ロレンソに言うて、六郎様をだしに、殿をお留めするしかないと、そう思うておる」
 また義太夫が妙なことを言い始めた。ない知恵を絞るのだろうが、こんなときの義太夫の妙案はいただけないものが多い。
「六郎殿をだしに?」
 そもそも火縄銃を持ち込んだのは南蛮人。つまりロレンソにも責任がある、と義太夫は言う。
「ロレンソ殿は南蛮人ではなかろう?」
「キリシタンゆえ、似たようなもんじゃ」
 そうだろうか。苦し紛れに考え付いたのかもしれないが、酷いこじつけだ。
「それゆえ、殿が己をも滅ぼしかねぬような武器を作るのを止め、功徳を積めば、六郎様の目も見えるようになるかもしれぬし、皆、極楽に行けるであろうと、ロレンソにそう言わせるのじゃ」
 そんなことで一益を止められるのだろうか。そもそも、ロレンソがいいと言うとも思えない。

 半信半疑ではあったが、ロレンソが母屋から出て帰ろうとしているところを二人で掴まえ、事と次第を話すと、案の定、断られた。
「戯けたことばかり申すな。如何なことがあろうとも、そのような嘘・偽りが言えようか」
 ロレンソが呆れかえってそういうが、義太夫はしつこく食い下がる。
「仏の嘘は方便と言うではないか」
「阿呆。わしはキリシタンじゃ。坊主ではない」
「では南蛮人の妖術で、まことに六郎様の目を直せば、嘘ではなく真となろう。これぞ嘘から出た真じゃ」
「わしは南蛮人ではなく、南蛮人は妖術使いではない。愚かなことばかり申すな。知恵と英知を求めよ。知恵がそなたの心に入り、知識がそなたのたましいを楽しませるであろう」
 ロレンソは義太夫の頼みを無下に断ると、禅語のようなことを語り、帰っていった。

 南蛮人でもなく、妖術使いでもないと言うが、では一体、ロレンソは何のために風花や六郎のもとに通っているのだろう。
(目を治すためではないのか)
 以前から思っていたことだが、どうも、ロレンソという人物がよく分からない。ただ、何故か信長が気に入り、ロレンソやフロイスを岐阜に招き入れていることだけは確かだ。
「如何致すのじゃ、一番家老」
 頼みの綱のロレンソにも断られ、二人は万策尽きた。
「ウムム…もともとロレンソなんぞは当てにはしておらぬ」
 負け惜しみともいえる一言を言うと、義太夫はカハハと笑う。
「兎にも角にも飯じゃ。今宵はわしが膳番。早う支度せねば」
「結局、おぬしは飯なのか」
 相談する相手を間違えただろうか。
 義太夫はさっさとかしき屋へと向かって行った。
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