獅子の末裔

卯花月影

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13.播磨の月

13-1. 奉教人

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 関所が廃止され、楽市楽座令が出た安土の町は日々に諸国から訪れる旅人が増えている。

 かつては安土のすぐそば、六角氏の居城があった観音寺城の城下で楽市楽座令が施行されていた。観音寺城城下には蒲生家の屋敷もあったため、忠三郎も幼い頃に何度か訪れたことがある。その賑わいは都を思わせるほどだったが、思い起こしてみても、安土の賑わいはそれを上回る勢いだ。

 その安土の町に忽然と姿を現したのは一風変わった身なりの南蛮人たち。信長のお気に入りの南蛮人、オルガンティノ神父と修道士のロレンソ了斎。そしてロレンソと何か話をしているのは…。
(あれは確か……)
 都の南蛮寺でその顔を目にしたことがある。ロレンソの手引きでキリシタンに改宗した、摂津・高槻城主の高山右近だ。
「若殿、お待ちを!」
 忠三郎が近寄ろうとするのを町野左近が留めた。

「如何した、爺。おぬしも会うたことがあろう。あれなるは…」
「よう存じておりまする。それゆえお留めしたので。若殿はご存じではないかもしれませぬが、高山殿は大層評判が悪うございます」
 忠三郎はちらりと高山右近を見る。織田家の家中では右近の悪い評判を聞いたことがない。
「あの人畜無害な外見に騙されてはなりませぬ。高山親子は南蛮から来た邪教を広めるため、領内にある寺ややしろを壊し、仏像や経典を焼き払っておるとか。神仏をも恐れぬ者どもと、領内の仏僧は恐れおののいておりまする」
「仏像を焼き払う?」
 あの高山右近がそんなことをしているとは聞いたことがない。俄かには信じがたい話だが、本当のことだろうか。

(焼き払ったのはむしろ…)
 高山右近よりも、忠三郎だ。京の上京をはじめ、延暦寺、百済寺、長島願証寺と、次々と灰に帰してきた。仏像や経典を焼いたことも数知れない。
(我等もまた、同じように民の口の端にのぼり、悪し様に語られているのかもしれぬ)
 無論、信長の命でしたことであり、そのことで面と向かって誰かに咎められたことはない。しいて言えば、祖父に罵られたことくらいだ。
(されど、皆のまことの心はお爺様と同じか)

 祖父と同じように、心の奥底では、誰かが自分を恨み、憎んでいるのかもしれない。そんな思いがふと胸をよぎった。
 焼け落ちた寺々の煙の如く、静かに、しかし重く、心の奥底にたまり続けるものがある。忠三郎は信長のようにすべてを正当化することなどできない。祖父の叱責は、ただあの瞬間だけのものではなく、今なお忠三郎を追い、そして、他の者たちもまた、心の中では祖父と同じ思いを抱いているのではないか…そんな恐れが、冷たい風のように身を包む。
 
 忠三郎は笑って町野左近をなだめると、高山右近に近づき、声をかけた。
「皆さま、お揃いで。如何なされました?」
 皆の視線が一斉に忠三郎に注がれる。高山右近が言おうかどうしようかと迷っていると、ロレンソが横から顔をだした。
「右大臣卿に願い出て、安土に南蛮寺を作ってはどうかと、キリシタンたちの間でそんな話がでておるのじゃ」
「この安土に南蛮寺を」
 都の南蛮寺を思い出した。あの一風変わった建物が、この安土にもできるとしたら、信長は大層喜ぶだろう。
「それは妙案。ぜひとも上様に…」

「お待ちを」
 高山右近が静かに制止する。
「それにはまず、銭を用立てる必要がござります」
「それならば上様に願い出るのがよろしいかと。上様は伴天連の皆さまをいたくお気に召しておられる。南蛮寺を建てる土地とともに、銭も用立てていただけるのでは?」
「いえ。それではちと余りに…」
 右近は言葉尻を濁した。信長に資金援助を求めることで何か不都合でもあるのだろうか。

「右近殿。何を躊躇っておいでで?」
 忠三郎は穏やかな微笑を浮かべて問いかけた。右近の目がわずかに揺れたが、すぐに平静を装い、言葉を返さずに、無言で湖のほとりへと歩き出した。右近は静かに人々から距離を取ろうとし、忠三郎を手招きするようにして誘い出す。

 二人が湖の澄んだ水面を前に立つと、右近はしばし湖を見つめ、沈黙を破るかのように、ゆっくりと口を開いた。
「上様からは、この安土に南蛮寺を建てるお許しを頂くことのみとし、他のことについては我等キリシタンだけで賄おうと考えておるのでござります」
 さほどに資金が潤沢とも思えなかったが、右近は静かにそう言った。
(なんとも不思議なお方じゃ)
 右近の物静かな態度の裏には、控えめな姿勢ではなく、深い信念が宿っているように思えた。決して声高に主張することなくとも、不思議と強い芯を持っていると感じさせる。その静かな強さは、湖の水面のように穏やかでありながら、その下には底知れぬ深さを感じる。

「右近殿は領内の寺社を破壊しておると聞き及びました。キリシタンの教えでは、寺社を破壊せよと、そう教えているので?」
 町野左近から聞いた話の真相を聞きたくなった。
 右近は少し驚いた顔をして忠三郎を見たが、何かを考え、やがて口を開いた。
「それは誤解。それがしはもとより、伴天連もみな、キリシタンとなった者にそのようには教えておりませぬ」
 その国を治める領主がキリシタンとなることは、領民に大きな影響を与える。最初に日本に来た宣教師・ザビエルは当初、薩摩で布教を行い、それにより百人を超える領民がキリシタンになった。

 ところが領民がキリシタンになったために領内の神社仏閣が廃れはじめ、危機感をもった僧侶が領主の島津貴久に訴え出た。仏僧を敵に回すことができない領主は、この訴えを聞いてキリスト教を庇護することをやめてしまった。ひとたび領主の庇護を失ってしまうと、領民は領主の顔色を伺い、宣教師の話に耳を傾けようとはしなくなる。
 このことがあって以来、イエズス会では領主の理解を得ることに重きを置き、まず領主から許可を得てから布教活動を行うようになった。ロレンソをはじめとする修道士たちや宣教師が、将軍や信長から布教許可を得ようとしたのはこのためだ。

 高山親子が治める高槻城下。右近自身は訪れる人がいなくなった寺社を保護しようと努めたが、そんな右近の想いとは裏腹に、キリシタンとなった領民たちは寺社を敬わなくなり、寺社からは人が消え、荒れるに任せた状態になった。
 右近はこれらの廃墟から使われなくなった材木を取り出し、領内の南蛮寺建設に充てたが、この行為が仏僧の怒りをかい、あらぬ噂を立てられるきっかけになったのだと、右近はそう説明した。

 古くからある寺社の影響力は絶大だ。領国を安寧に保つには領民と直接かかわりのある寺を保護しなければならない。
 武家に生まれた子の学び舎は寺であり、葬儀、関所、座からの収益など、多くの利権が集まる。財力ばかりではない。武装化した寺では僧兵を抱えていてその武力は大名並みといえる。
 しかし高山右近は、そうした寺社を弾圧することもなければ、寺社の顔色を伺うこともない。己がキリシタンであると公然と宣言し、また、家臣や領民たちを南蛮寺へと誘い、キリスト教の教えを広めている。
 仏僧を敵に回して、領国統治に影響はないのだろうか。

「右近殿は寺社を恐れてはおられぬので?」
 忠三郎は頭に浮かんだ疑問を、率直に問いかけた。右近はその問いに対し、穏やかに微笑んだまま、しばし湖面を見つめた後、「はい」と静かに答えた。
「身を殺して靈魂たましいを殺し得えぬ者どもをおそるるなと。伴天連の教えとはそのようなもの」
 忠三郎は、その言葉の意味を噛みしめるように黙って聞き入った。寺社や権力、世俗の恐れを超えて、右近が真に畏れるのは、魂を司る存在。彼の強さの源は、そこなのだろうか。

(それにしても正直なお方だ)
 右近の話に嘘偽りがないことは、話していてもよくわかる。飾り気はなく、些かまじめすぎるきらいはあるが、その誠実な人柄は話し方ひとつにも滲み出ている。四つ年下の忠三郎に対して丁重な扱いながらも、年長者らしい配慮をもって丁寧に説明してくれた。この戦国の世においては珍しい逸材ともいえる。

 話しているうちに、気づけば日が傾き始めていた。二人の間に一瞬の静寂が訪れ、冷たい風がふいに吹き抜けた。
 日中は太陽の温もりが心地よく降り注ぎ、まるで春がすぐそこに来ているかのように感じられた。
 しかし、まだ二月。日が西に沈むと、空気は次第に冷たさを増し、湖面を越えて吹き込む風が一層身を切るように冷たくなる。その風は、冬の残り香を運んでくるかのように、賑わっていた町の隅々に凛とした寒さを吹き付け、再び季節の厳しさを思い出させる。

「随分と話し込んでしまいました」
 忠三郎が軽く肩をすくめながら笑うと、右近も同じように微笑み返し、空を見上げた。
「まことに…。忠三郎殿と話していると時の経つのも忘れてしまう」
 何が右近にそう思わせたのかは分からなかったが、少なからず、右近も忠三郎に興味をもったようだ。
「また話を聞かせてくだされ。右近殿の話に興味が湧いて参りました」
 忠三郎が微笑みながらそう言うと、右近は目を輝かせ、嬉しそうに深く頷いた。その好意的な態度に、忠三郎はますますこの男に魅了されつつあることに気づいていた。

***************************************

 安土の賑わいとは異なり、織田家を取り巻く環境は、再び不穏な空気が流れ始めている。長年、争ってきた越後の上杉謙信が本願寺と和議を結び、織田家との同盟を破棄したのだ。
 こうして加賀は再び戦場となり、柴田勝家を大将とする織田勢が上杉勢に敗北を喫したのが昨年九月。安土も都も騒然となったが、上杉謙信はその後、何故か上洛しようとはせず、上杉勢は越後へ引き返していった。

 上杉謙信が病に倒れたとの知らせが届いたのは二月だった。
 上杉家では家督相続争いが起こり、北陸の織田家を揺るがす脅威は去った。誰もが安堵していたとき、今度は播磨で国人衆の一人、別所長治が毛利に寝返ったとの知らせが届いた。

 播磨の国人衆の後ろには毛利がいる。
 秀吉は播磨衆の離反を収めることができなくなり、後詰を求めてきた。信長は嫡男・信忠をはじめとする一門衆、明智光秀、滝川一益に出陣命令を出した。
「羽柴筑前が播磨の国人衆に居丈高な態度を取り、それが国人衆の離反に繋がったらしい」
 近侍たちの間ではそんな話でもちきりになった。

「居丈高な態度?あの羽柴殿が?我らには常に腰が低く、とてもそのようなお方には見えなんだが…」
 忠三郎が小首を傾げると、万見仙千代は含みのある瞳で忠三郎を見ると、ふいと視線を逸らして遠くを見つめた。
 何事にもゆったりと構え、時には風の流れに身を任せるような忠三郎に対し、仙千代はまるで鋭利な刃物のごとく、その眼差しで人の心の奥底まで見透かしているかのようだ。

 忠三郎の醸し出す緩やかな空気感には、一種の安心感のようなものが漂っているが、仙千代の鋭さは、周囲に緊張感をもたらし、誰もがその視線にさらされると、隠しごとを許されぬかのように感じる。存在そのものが、静かに心の隙を探り当てる刃かなにかのようで、織田家の家中で怜悧冷徹な奉行と恐れられる所以でもある。

「おぬしも…そして久太郎も何も見えてはおらぬ。あのように利に聡く野心を内に秘めたる者は、上様の傍近くあるものに本性を現すことはない。むしろ、国人衆に見せた顔が、羽柴筑前の真の顔であろう」
 なんとも意味深なことを言う。
(羽柴筑前のまことの顔とは…)
 仙千代の目には、他の者が見落としているものが見えているのかもしれない。

 不穏な空気の中、噂話はそれだけにとどまらなかった。
「羽柴殿の元におる摂津の荒木殿。このお方も羽柴殿の風下に立たされ、いたくご立腹とか」
「荒木殿まで…」
 荒木村重といえば、高山右近の寄親にあたる摂津一国を領する武将だ。信長の信任の厚い重臣の一人だが、その胸中には常に野心の炎が揺らめいていたように思われる。中国方面の取次という重責を任されていたものの、秀吉にその役目を奪われ、心中穏やかであろうはずもない。

「仙千代。何を案じておる。おぬしは少し取り越し苦労が過ぎる。この安土を見よ。上様のご威光のもと、誰もが安寧に暮らしておるではないか。案じることなど何もない」
 励ますつもりでそう言ったのだが、仙千代は忠三郎をちらりと一瞥すると、何も言わずにその場を去って行ってしまった。その背中から、鋭さと共にどこか深い思案を抱えている様子が漂い、忠三郎は口にした言葉が軽かったのではないかと、一瞬後悔が胸をよぎった。

(さほどの憂慮すべきことだと言うのか)
 村重の心の中に渦巻く不満がどれほどのものなのか、忠三郎には推し量ることはできない。そして秀吉という男が、どれほどの野心を抱いているのかもわからなかったが、確かなことは、秀吉が年を追うごとに信長の信任を得て、着実に力をつけていっているということだ。村重が前面に押し出した野心とは異なり、秀吉は抜け目なく、巧みに己の立場を強めている。

(上様の高き志とはかけ離れた場所で、皆、己の出世と利害ばかりを気にかけている)
 忠三郎の心は、そんな不満に満ちていた。紀州の騒乱は未だに収束の兆しを見せず、加えてこの播磨衆の離反。しかしながら、信長自らが出馬するとの話もあり、大軍をもってすれば、さほど時をかけずに事態は収まるだろうと、誰もがそう信じて疑わなかった。

――そう。この時は、まだそう思っていた。この後、織田家を揺るがす大事が起こることなど、知る由もなかった。
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