獅子の末裔

卯花月影

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25.南勢の鳳凰

25-4. 四五百森

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『躯をそのまま捨て置くな…』
 忠三郎は書状に記された不可解な言葉を、しばし見つめた。
(躯を捨て置くな、とは……?)
 忠三郎が小首を傾げると、町野長門守もつられて小首を傾げ、
『いかなる意味で?何かを示唆しておるとか?』
 二人で考えていても答えはでそうにない。
 そこで谷崎忠右衛門を呼んで、謎を解き明かしてもらうことにした。忠右衛門は書状を読み、一考した後に、静かに口を開いた。
『おそらく謎は何もなく…書いてあるままかと』
『弔えと、そう仰せか?』
 忠三郎は眉をひそめた。この忙しい時に、何とも解せない内容ではないか。
 しかし、忠右衛門は何かを思い出したように、ポンと膝を叩いた。
『昔、躯を捨て置くと疫病が蔓延すると、殿がそう仰せであったような…』
『何、それはまことか!』
 思わず声を荒げる忠三郎。
『はい。風が吹くと、躯から疫病の種が風に舞い、それを吸い込むだけで病となるとか。また、躯に巣食う鼠どもが病を運ぶとも仰せでござりました』

 忠三郎は息を呑んだ。
 震災と津波で数えきれぬほどの人々が犠牲となり、その亡骸は未だ町の至る所に打ち捨てられている。そのままにしておけば、やがて腐敗し、悪しき風とともに病を広める――。

(まさか、もうすでに……)

 一益は、戦が終わると必ず戦死者を埋葬していた。
(疫病が流行ると知っていたから……)
 忠三郎は、今さらながら一益の行動の意味を悟った。
 戦が終われば、勝者が敵味方問わず埋葬することが通例となっている。だが、それはあくまで自国の領地での話。異国の地では、見ぬふりをしてそのまま引き上げる将も少なくなかった。

 そんな中、一益は常に戦場に留まり、律儀に戦死者を埋葬していた。
 それは単なる宗教的な義務感ではなかったのだろう。

――死者を放置すれば、疫病が広がる。

 そのことを、一益は知っていたのだ。
 忠三郎は、はたと気づき、急ぎ家臣たちに命じた。

『海岸に積み重ねられた躯がどうなったか、すぐに確かめよ』
 数刻後、戻ってきた家臣たちの報告に、忠三郎は愕然とした。

『……おびただしい数の鼠が発生しております』

 やはり――。

 死者を弔わねばならぬのは、ただの人の情ゆえではない。

(このままでは、町そのものが疫病に呑まれる)
 忠三郎は息を呑み、天を仰いだ。
 一益がかつて埋葬を怠らなかった理由が、いまようやく骨身に染みて理解できた。
 忠三郎は急いで人足を集めさせ、大量の薪をくべて死体を焼却するようにと命じた。
(義兄上は越前におりながら、この地が見えておるかのようじゃ)
 忠三郎は書状を見つめながら、そう思わずにはいられなかった。
 的確な助言。冷静な眼差し。

 しかし、一益自身は上洛するそぶりを見せない。
 越前もまた被災したというが、一益はもはやそこから動く気はないのだろうか。
(義兄上は悠々自適な隠居暮らし……)
 思えば、南伊勢へ来てからは波乱続きだった。

 故国を奪われ、見知らぬ土地へと送られ、慣れぬ船に乗り、戦に敗れ、ようやく戻ってみれば――地震、津波、疫病。
 日々、押し寄せる厄災に、忠三郎の心はすり減るばかりだった。

(これが、世の無常というものか……)
 一益が高みの見物を決め込んでいるようにさえ見え、苦笑が漏れる。

『まったく、わしの人生、落ち着く暇もないものよ』
 そう呟きながら、忠三郎は盃を傾けた。だが、喉を通る酒すらも、もはや味気なく感じられた。
『義兄上はわしが再三頼んでも腰をあげようとはせなんだ。この文を見る限り、我らの労苦は十分に察しておられるようじゃ。にもかかわらず文一本とは、越前での暮らしが余程お気に召したとみえる』
 忠三郎は不機嫌そうに書状を畳んだ。

『何を仰せで。殿がそのようなご仁ではないことは、存知のことかと。現に、今もこうして忠三郎様を案じておられるからこそ、文をしたため…』
 忠右衛門はなおも一益を庇おうとする。
 その言葉が、忠三郎の癇に障った。
『忠右衛門。そのほうはいつまで滝川家の家人のつもりでおるのか』
 忠右衛門がハッと顔を上げる。
『事あるごとに義兄上の肩ばかりもつが、その方の主は、この蒲生飛騨守ではないのか。義兄上は領国を守ることも、家臣を守ることもできずにこの伊勢を離れた。それゆえ、そのほうは我が家に仕えておるのであろう』
 静寂が落ちた。
 忠右衛門は返す言葉を失い、しばしの間、口をつぐんだ。
 もとはと言えば、一益に頼まれて忠三郎の家臣となった身である。滝川家を失った忠右衛門にとって、忠義を尽くすべき主はすでに変わっていた。

 それは理屈では分かっている。
(されど、心というものは、そう容易く割り切れるものではない……)
 忠右衛門は深く息を吐き、静かに頭を垂れた。

 ようやく顔をあげた忠右衛門は、たまりかねたように
『忠三郎様。殿は患っておいででござります』
 その言葉に、忠三郎の眉がピクリと動く。

『……何?』
 まさか、聞き違えかと疑った。
 一益といえば、医薬に通じ、日頃から養生を怠らぬ男。風邪ひとつひいたことがない。そんな一益が病に伏せるなど、ありえぬ話ではないか。

『義兄上が病い?それは…誰から聞いた?』
 忠三郎が思わず声を強めると、忠右衛門は静かに答えた。
『滝川藤九郎からの知らせでござります。殿は誰に話すこともなく、お過ごしでござりますが、朝、起きるときにとてもお辛そうに身を起こされることがあり、また、時折、ひどく疲れたご様子で身を横たえる時が増えたと』
 忠三郎は言葉を失った。

(義兄上が、疲れたご様子で横たわる……?)
 一益といえば、どんなに多忙であろうとも、書を読み、筆を執り、武芸の稽古を欠かさぬ男だ。そんな義兄上が、疲れ果てて身を横たえるとは――。

 年齢的なものかとも思った。
 だが、長年仕えてきた家人が異変を感じている以上、そうとばかりも言えない。

(もしや、すでに深刻な病であるやもしれぬ……)
 忠三郎の胸に、かすかな不安が広がっていった。
(あの義兄上が…)
 常につかず離れず傍にいて、忠三郎に助けの手を差し伸べてくれた一益が、
患っているという。
(もしや、あれほど頼んでも腰をあげてくださらなかったのは…)
 病んでいたからなのか。

(義兄上にもしものことあらば……)
 忠三郎は無意識に拳を握りしめた。
 父・賢秀が病みがちだったのとは、訳が違う。忠三郎にとって、信長も一益も、人を超えた存在であった。病気になるなど、考えたこともなかった。
(されど、あの神をも凌ぐ勢いだった故右府様も、本能寺とともに灰塵と化した)
 永遠にも思えた力も、時の流れとともに儚く消え去る。
 そう思ったとき、一益の異変が、胸の奥に重くのしかかる。

 忠三郎は脇息にもたれかかり、深く息を吐いた。
 日野中野城で初めて出会った日。
 岐阜城下の滝川屋敷での日々。
 祖父との確執。
 兄・重丸の弔い。
 そして敵味方に分かれて戦った北勢の合戦――。

 思い返せば、忠三郎の人生の節目には、いつも一益の姿があった。
(その義兄上が、この世からいなくなる)
 その考えが胸をよぎったとき、言いようのない寂寥感が、忠三郎を包み込んだ。

 一益がいない世界など、想像したこともなかった。
 だが、その別れの時は、確実に忍び寄っているのかもしれない。
『どうか気落ちなされませぬように。かつて滝川の殿も、灼熱の原と変わり、人影の絶えた長島の地に取り残され、並々ならぬ苦労を重ねながら、ついには長島、桑名を復興されたのでござります。あの折は北勢の民はなかなか我等を信じようとはせず、殿も義太夫殿も大層お困りのご様子でした。されど此度は、民は皆、蒲生家に、そして忠三郎様に大きな期待を寄せておりまする』
『わしに期待?』
『はい。幼き頃より神童の誉れ高い忠三郎様であれば、必ずこの地を以前同様、いえ、それ以上の豊かな地としてくださると』
 谷崎忠右衛門に言われるまで、忠三郎は知らなかった。

 松ヶ島の民が、わしにそれほどの期待を寄せているとは――。

(ではその期待に応えねばなるまい)
 静かに己を奮い立たせて、忠三郎は一旦救済小屋の設置を一旦、炊き出しを始めさせた。
 その後、この地を復興すべく、祖父の代からの家臣を集めた。

 まず今回のような大津波に襲われることがないように、町の移転を考えた。

 蒲生家では祖父・快幹の時に町づくりをしている。それが忠三郎が生まれた育った日野だ。快幹は蒲生宗家に対抗するため、当時、なにもなかった日野谷に目をつけ、町割りをして日野城下を築き上げた。
『今度はわしが、新しい町を造る。ふさわしい地を定めるため、皆で手分けして追分を軸に見て回ろう』
 忠三郎の号令のもと、家臣たちが領内をくまなく検分し、伊勢街道から少し内陸に入った四五百森《よいほのもり》を見つけた。

 四五百森――。

 小高木丘山に広がるこの地に新たなる城を望み、町割りを施し、一帯を町とする。
 それは単なる城ではない。
 まるでこの地を覆うように、城と町が一体となる総構えの城郭を、ここに築く。
 
 一益が越前で息を引き取ったとの報せが届いたのは、ちょうど四五百森を新たな拠点と定めようとしていた頃のことであった。
 その知らせをもたらしたのは、刎頸の友・滝川義太夫。
 義太夫は、いつもの調子で惚けた話をし、肝心な話には触れず、またどこへ行くとも言わずに、ふらりと姿を消してしまった。

(世は常ならざるもの。すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ)
 共に過ごす日々に、終わりなど来ぬものと思っていた。しかし、今日という日は二度とは来ない。織田家の家臣だったころの当たり前の日常は、今遠く霞の彼方へと去ってしまった。
(信長公も、父上も、義兄上も、皆、いなくなり、いよいよ一人になった)
 己を知り、導いてくれた大いなるものが存在し、やがて失われていく。その衝撃に、忠三郎はしばしのとき、茫然自失としていた。

 しかし、いつまでも悲嘆に暮れているわけにはいかない。深い闇へと引きずり飲みそうになる己の心をかろうじて支えながら、四五百森近辺を整備させて家を失った者たちに見舞金を出し、用材を提供して移転を促した。

 長島の膝元には一大商業都市、桑名湊があった。このため、一益は新たに、当時まだ人が住み始めたばかりの四日市に目をつけ、これを手厚く保護し、商業の発展を促した。
 さらに広大な平地に目をつけ、農業を推進している。幾度も続く戦乱や天災によって、米の収穫が大きく減少することの多かった北伊勢において、飢える者が少しでも減るようにと考えた結果のようだ。
(ここは伊勢。商売により大きな富を得ることがなければ、国が潤うことはない)
 忠三郎は商業の発展を最優先とし、商家を保護した。

『殿。かようなときこそ人の縁がものを言うものでございます。日野には、殿を慕う町衆が数多おりましょう。日野の町衆を呼び寄せ、新しく作る町の一角に、住まわせるというのは如何なものかと』
 町野左近の進言に、忠三郎は深くうなずいた。
 早速、日野へ知らせを送ると、故郷を離れた町衆が次第にと新天地を求めて集まってきた。こうして少しずつ城下が整備され、町に人が増えていった。

 これを見た忠三郎はいよいよ築城に着手する。
『石垣は、やはり近江の穴太――。穴太より石工を呼び寄せる』
 木々が生い茂っていた四五百森。すでに建築用材として大半の木は伐採されており、物寂しい空き地になっている。そこへ、おびただしい数の石材が運ばれ、工匠たちの手により、徐々に城の姿が広がっていった。

 忠三郎は、築城が着々と進んでいくのを見届けると、かねてより秀吉より命じられていた大仏殿建立のため、上洛の途上にいた。
 
 上洛すると、京屋敷の留守居を任せていた家臣から、妹の虎が臥せっていると聞かされた。
『なんの病か?薬医には見せておるか?』
『それは無論。されど――病を癒すも病人の心次第、と申しております』
『では、精のつくものを食べさせよ』
 忠三郎は家臣に命じて鯖、鱧、鯛といった贅の限りを尽くした料理を用意させた。

『虎。これらは易々と手に入るものではない。百姓どもには生涯口にすることすら叶わぬ代物じゃ』
 箸を取っても、一口、二口と口に運ぶだけの虎に、忠三郎はそう言い聞かせる。しかし虎は聞いているのかいないのか、心ここにあらずという面持ちで、静かに箸をおいた。

(まだ三九郎のことを引きずっておるのか)
 いつまでも三九郎や久助のことを思い出しては涙を浮かべる虎に、忠三郎は苛立ちを抑えきれなくなった。
『かように不足なき暮らしを送っておるというに、未だにつまらぬことにこだわっておるのか』
 つい、語気を強めてしまう。
 三河湾での苦闘や伊勢で起きた天災に比べれば、虎の悩みなどはつまらぬことだ。秀吉に嫁がされたことへの不満から、意固地になっているだけだろう。

(さりとて、これでは関白に会わせることもできぬ)
 困り果てた忠三郎は吹雪付の侍女を呼びよせた。
『わしはこれより大坂へ参る。さすれば、そのほうは御台に虎の様子を伝えるのじゃ』
 考えあぐねた末に、吹雪に虎を押し付けることにした。
「えっ……?」
 侍女が戸惑う間もなく、忠三郎はさっさと支度を整え、早々に大坂へと向かった。

(女子には女子。内向きのことを取り計らうのが正室の務めよ)
 そう心の中で言い訳しながら、忠三郎は馬を駆った。
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