滝川家の人びと

卯花月影

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6 色即是空

6-5 忘憂の物

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 越前での戦後処理が終わり、岐阜に戻ってきたのは秋も深まった十月に入ってからだった。
 岐阜城千畳敷館では戦勝祝いの宴が開かれ、すっかり夜も更けたころ、一益と忠三郎は連れ立って城下の屋敷に足を向けた。
「義兄上、ちとよいかな」
 忠三郎が馬から降りると、長良川に向かって千鳥足で歩き始める。
 今日もそうだが、最近の酒の量は尋常ではない。
 やがて河原にでると、
「みな、離れてくれ」
 人払いする。何か聞かれたくない話があるようだ。
「屋敷は目と鼻の先じゃ。みな、先に戻っておれ」
 一益がそう言うと、三九郎と助太郎に馬を預けて先に屋敷へ帰した。
 それを見届けたように、忠三郎がいきなりその場で吐いた。
「鶴、そなた、酒の量が過ぎる」
「いやいや…此の忘憂の物に浮かべ、我が世の遺るる情を遠くす」
 東晋の詩人・陶潜の詩だ。憂いを酒に浮かべて、心を遠くへやってしまうと詠っている。
 忠三郎は川の水をすくって飲み、顔を洗うと、川から少し離れた場所まで這うようにして転がり込み、その場に大の字になった。
「飯はまともに食わぬわ、酒は浴びる程飲むわでは、今はよくともそのうち…」
 見ると目を閉じて寝始めている。一益は忠三郎を揺さぶり、
「起きろ!屋敷へ戻る!」
「い、いや…その前に話が…義兄上には話しておかねば…」
「何じゃ、早う言え」
「岐阜で上様のお側にいた折に、一度だけ、おつや殿が話しかけてきて…」
 元服前、信長の小姓をしていたころのことだろう。
「…フム……おい、起きろ!」
 また寝始めた忠三郎を揺さぶって起こすと、ハッと目を開け、
「月が…」
「月?」
 忠三郎が頭上の月を見上げる。
 一益もつられて月を見上げた。仲秋を過ぎたとはいえ、晴れた日の月は美しく、稲葉山山頂の岐阜城を照らしている。
「秋の月は、限りなく目出度きものなり。いつとても月はかくこそあれとて、思ひ分かざらん人は、無下に心憂かるべき事なり」
 徒然草二百十二段。
 忠三郎が頭上の月を仰ぐ。
 一益もつられてその光を追った。
「秋の月は、限りなく目出度きものなり――、」
 寝言めいてつぶやくと、温和な目元にうっすら憂いが射した。
「待て、起きろ!」
 詩を口ずさみ、月を仰ぐその姿は、戦場で槍を振るう勇将のそれではなく、まだ大人になりきれぬ青年のままであった。
(他には決して見せぬ顔を、わしの前では隠そうともしないか…)
 一益は小さく息をついた。叱りたい思いを飲み込み、ただ黙ってその言葉の続きを待つ。
「おつや殿の顔が…」
「顔が?……おい、鶴!」
「雪にとてもよく似ていて…」
 おつやの方は、忠三郎の正室吹雪と風花の姉妹にとっては大叔母にあたる。血縁といってもさほど近い血縁ではない筈だが。
(これは確かに屋敷では話せぬな)
 義太夫や風花に聞かせてはいけないと思ったために、河原にきたのは分かったが、肝心の忠三郎がまともに話ができる状態ではない。
「鶴!起きろ!その先は?」
「おつや殿は、わしの手をとり、そなたが鶴千代かと言うて…」
 と言いかけて、また寝始める。
(こやつは何かあると酒か女に逃げる)
 一益は肩を落とした。叩き起こしたところで、これ以上の言葉は望めそうにない。けれども、こうして胸の裡を見せる相手を選ぶのが、己ただ一人だと思えば、見過ごすこともできない。
(まだ大人にはなりきれぬか…)
 一益は小さく息をつき、忠三郎の体を抱き起こすと、冷え込む夜気を避けて屋敷へと運ぶことにした。
「屋敷に戻る」
 一益が忠三郎を背負って歩き出すと、
「吹雪を…大事にしてやってほしいと…さながら、雪の母親であるかのように…」
 掠れる声が背に落ちてきた。
「おつや殿が…」
 酔って言った戯言と片付けられない話だ。忠三郎は姉妹の母親がおつやではないかと、そう言っている。
(そうであれば…すべての話がつながる)
 織田掃部が秋山虎繁におつやを娶らせたことで信長の怒りを買い、武田に走ったのも、思い返せば腑に落ちる。あまつさえ、なお憎からず思っているおつやの使者として掃部が現れたとすれば、信長がやむなく帰参を許した理由も説明がつく。
(章を差し出したのは、婚儀の話を持ち出したのがおつや殿だったゆえ……。だから内応の誘いをも容易く信じ、章を嫁がせた。おつや殿が上様を欺くはずがないと、そう思うて……では御坊丸は…)
 一益が思案を巡らすうち、背に負われた忠三郎がふいに顔を上げた。
「風花殿は……岐阜から移したほうが…」
 その先を言い切ることなく、やがて深い寝息へと変わった。
 一益はしばし歩みを止めた。酔いの言葉のすべてを真に受けるわけにはいかない。だが、未熟さの陰に覗く忠三郎の直感――それはしばしば、何よりも鋭い現実を射抜いてきた。
(こやつ……己で気づかぬまま、真の危うさを嗅ぎとることがある)
 岐阜より岩村城が近き。余計な話が風花の耳に入る前に、岐阜から移せと、そう言っているのだろうか。
(いや…違う。鶴は岩村城の落城が近いことを知っている筈。だとすると…)
 しかし、背負った忠三郎のいびきがやかましく、思索を遮る。
(遠い昔にも、こんなことがあったな)
 誰だったか。記憶をたぐる。
(……ロレンソか)
 京で初めて会った折、比叡山まで連れて行けと言うので、背に負って登った。 僧たちと問答を終えた帰り道、ロレンソも同じように、憑き物が落ちたように大いびきをかいたのだ。
 思えば、あの生臭坊主め、口先だけではなかった。延暦寺の法をかじり、信長の前でも一歩も引かぬ理を吐けるのは、ああして己の足で学んできたからだ。
(あの時、ロレンソの言に従い、延暦寺が己を省みておれば……全山焼き討ちなどという大禍も避けられたのかもしれぬ)
 だが彼らは堕落を重ね、民から搾り取り、浅井・朝倉と手を組んで信長に刃向かった。あの末路もまた、必然であったのか。
 一益は背に負う忠三郎の寝息を聞きながら、ふと立ち止まった。
 見上げれば、川面を照らす月が冴え冴えと輝き、その光が冷たい秋の夜気に溶けてゆく。
 長良川の水音だけが、すべての憂いを包み隠すように、静かに響いていた。

 屋敷が見えるところまで歩いてくると、門番が驚いて門を開ける。
「これは…殿、その阿呆はもしや鶴では」
 出迎えた義太夫が笑いながら一益の背後を見る。
「どこでもよい。どこかに布団を…」
「いやいや、その辺りに転がしておけばよろしい。奥方には枕が変わると眠れぬ云々申しておりますが、どこででもこのように寝ておりまする」
 義太夫が笑ってそう言うが、そうもいかないので、布団に寝かせた。
「ははぁ、なるほど…これは意図してこうなったものかと」
 義太夫がしたり顔でそう言う。
「何のことか?」
「所詮は童――殿におぶられたくて酔いつぶれたか」
 一益は寝顔を見下ろし、静かに続けた。
「だが、この童がいつか大樹となるやもしれぬ」
 未熟ゆえに酒にのまれ、心を乱すことも多い。だが、その幼さを叱り飛ばすことはできない。成長の途上にある若木は、支えがなければ折れてしまう。
「風は?まだ起きておるか」
「恐らくは…」
「義太夫と鶴は奥への出入りを禁じられたのであったな」
 たじろく義太夫を尻目に、風花の元へ向かった。
 その背を見送りながら、義太夫は口をつぐみ、ただ深々と息を吐いた。

 一益は忠三郎を寝所に残し、静かに襖を閉めると、風花のいる奥へと歩を進めた。
「此度の勝ち戦、おめでとうござりまする」
 風花は常と変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
 一益が右手を挙げて人払いすると、風花は首を傾げた。
「如何なさりました?」
「四日市に母上の庵を造らせた。山深い甲賀と比べればはるかに暖かい。この冬はつつがなく、お過ごしいただけよう」
 自然な調子で話を振ると、風花は艶やかにほほ笑んだ。
「それはようございました。殿もようやく孝行できましたなぁ」
「そうじゃな」
 言葉が尽き、短い沈黙が落ちる。障子越しに聞こえる風の音が、やけに耳についた。
 一益は何かを言いかけては口を閉じ、風花はそんな様子を見抜いて、やわらかに微笑む。
「何か…言いにくいことでも?」
「然様…」
(この笑顔の裏に、長らく秘めてきた影があるのか…)
 胸の奥にしまい込んでいた疑念が、ふいに重みを増す。これまで触れてはならぬことと考えていたが――。
「そなたの口から、母御の話を聞いたことがない」
 織田家の内情に関わる話なので、風花の言動に不自然なものを感じてはいたが、あえて訊かないようにしてきた。
 風花はためらいがちに口を開く。
「母上は…儚き人になったと聞き及んでおりまする」
 それは知っている。その話を聞いた時から違和感を感じていた。信長の側室が死んだという話は、生駒吉乃以外は耳にしたことがなかった。
「風、そなたの胸の内にあるものを、わしにだけは話してくれぬか」
 風花は一益を見、手元に視線をうつす。やがて信長に似た切れ長の目が、思い切ったように見開いた。
「時折…」
 風花が何かを思い出すように話し始める。
「幼き頃より、とても美しきお方が…遠くからこちらを見ていることがあり、もしやあれは、母上なのではないかと…」
 母なる人は、風花が生まれたときに、同時に二人生まれたことで動揺し、生まれたばかりの風花を殺そうとしたという話を聞いたことがある。
「わらわが忌み子ゆえ、母上が会うてくださらぬのかと、はじめはそう思うておりました」
 ところが姉の吹雪も、やはり同じように母親に会ったことがなかったという。
「名乗り出ることができる者ではなかったと…」
「はい」
「おつや殿か」
「殿は存じておいででしたか」
 忠三郎の見立て通りだ。
「御坊丸の母もおつや殿であろう」
 おつやの御坊丸への執着はそのせいだ。武田が御坊丸を殺さないのも、おつやの子だと知っているからだと睨んでいる。
(織田掃部…あやつはすべてを知りながら、上様を欺いていたのか)
「よくは存じませぬ。ただ、嫁ぎ先から戻られたつや様が、とても愛おしそうに御坊丸を抱いている姿を見たことがございます」
 風花の声はかすかに震えていた。思い返すほどに、それが母子の情であったと悟らざるをえない。
 もし、そうなのであれば、たとえ岩村城が落城したとしても、信長はおつやの命を取るようなことはできないはずだ。
「吹雪殿は何も知らぬのか」
「雪は、気づくとか、察するとか、おおよそそういったことが苦手ゆえ…」
 風花が小さく微笑む。牛に揺られのんびり歩むかのような忠三郎と、まさに似合いの夫婦ともいえる。
「よく話してくれた。すまなんだ」
 一益は風花の手を包み込み、労わるように押さえた。
「岩村城は、如何なりましたでしょうか」
 風花の問いかけは、幼き日から胸に潜ませてきた恐れが言葉となって溢れたようだった。
「落城が近い。されど案ずるな。上様はおつや殿の命を奪うようなことはなされぬ」
 そう答えたものの、風花の顔は晴れなかった。心の奥にある翳りを拭うには、一益の言葉はあまりに淡く、気休めにしか聞こえなかったのだろう。
「殿がそのように言い切る理由は?」
「上様は身内に甘い。章も人質に取られておる。それに…」
「それに?」
「わしが上様であれば…おつや殿を斬ろうなどとは思わぬ」
 言いながら、一益は胸の奥にかすかな棘を覚えた。
(織田掃部と秋山は論外としても…)
 信長は裏切りをなによりも憎む。ましてや、それがひとときでも心を寄せたものであれば、その憎しみは烈火のごとく燃え上がる。
「風、そのように案ずるな。寄せ手の大将は勘九郎殿じゃ。安心して任せておける」
 風花が弱弱しい笑顔を見せた。一益の胸は、不意に風を受けた水面のごとく揺らいだ。
 幾千の兵を駒として並べ、勝敗の理を秤にかけるのは常のこと。されど、目の前にあるひとりの影の震えには、その理が通じぬ。
 戦に生きる身のはずが、いまはただ、細やかな声に耳を澄まし、寄り添うことしかできぬ己がいた。
(やはり、ここに置いておくは拙い)
 岩村城の話が出るたびに、不安な思いをしていたのだろう。
 余計な話が耳に入れば、心乱すだけだ。
「子らを連れて、そろそろ伊勢へ戻ってこぬか」
 そう言うと、風花の顔がパッと明るくなる。
「伊勢へ?ようやく伊勢に戻ってもよいと?」
「長島城の普請もほぼ終わっておる。能舞台も用意し、庭木は秀重と彦八郎に命じて植えさせた。皆が過ごしやすいように秀重が整えておろう」
 風花は嬉しそうに笑い、錦の袋に入れてある笛を取り出す。 一益が先日風花に贈った一節切ひとよぎりだ。
 一節切は室町時代に唐から伝えられた真竹でできた縦笛で、風花の父、信長が愛用しているのを知り、都から取り寄せた。節がひとつしかないのが特徴だ。
 今の風花の揺れる心を表すかのような、岐阜の夜空に響くその繊細な音色は信長の耳にも届いているのだろうか。
 ――いや、きっと誰の胸にも届いている。
 遠く離れた仲間のもとへも。軽口ばかり叩いている義太夫の耳へも。
 音は薄くほどけ、岐阜の夜に見えぬ水脈を描くようであった。」
(一体、あやつなら、この音をどう評するか……)
 一益はそんなことを思い、知らず胸の奥が熱くなる。
 笛の音に溶けゆく夜空の静けさの中で、あの剽者の笑みと声が淡く甦り、ひととき心を占めて離れなかった。
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