滝川家の人びと

卯花月影

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21 風を追う者

21-5 故郷の黄昏

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 三九郎が都から姿を消した数日後。
 四日市日永。
 佐治新介の容態が急変したとの知らせを受けた義太夫は助九郎を伴い、洛外にある暘谷庵から日永に急行した。
 馬を乗り潰す勢いで駈け、寺につき、案内された部屋に入ると、畳の隙間から湿った香の匂いが立ち昇っていた。
「新介!しっかりいたせ!」
 声をかけると気づいたらしく、うつろに目を開けて義太夫を見る。
玉疵たまきず槍疵やりきずも大小あわせて相当な数。これまでは大事に至らなかったものでも、此度は弾丸に毒が混じっておる。もはや手のつくしようがありませぬ」
 僧医は顔を曇らせ、申し訳なさそうに頭を下げた。義太夫は助九郎と顔を見合わせ、死相が濃く出た新介の顔を覗き込む。
「義太夫か……」
 新介がかすかな声でそう言った。
「おぉ。気づいたか。久助様を取り戻した。これで我が家も安泰じゃ!」
 聞こえているのかいないのか、新介は短く息をするばかりだ。
(口惜しや……)
 これまで一益の片腕として何千人もの兵を従えて戦い抜いてきた。つい数か月前には秀吉の大軍勢を相手に一歩も引かずに籠城戦を戦い抜き、天下に比類なき武勇と敵味方に称えられたというのに、今は一介の浪人として朽ち果てようとしている。
「さぞやご無念の思いを抱えておいででは……」
 助九郎が涙を浮かべると、
「義太夫」
 新介が何か言いたげに呼びかける。義太夫は新介の顔に耳を寄せた。
「もう一度……北勢を……」
 北勢を取り返せと、そう言っているのだと分かった。義太夫はふいに涙がこみ上げ、何度もうなずいた。
「この無念は必ずわしが晴らそう。それゆえ……何も案ずるな」
 義太夫は胸の内で、忠三郎に与した日々と出征した日の顔を交互に思い浮かべた。言葉は辛うじて出たが、心は揺れている。
 新介の顔を覗き込むと、ほとんど見えていないと思われる新介の目がにわかに見開いた。
「あやつに……復讐してくれ」
 はっきりとそう聞こえた。
「あやつ?……それはもしや……」
「忠……」
 新介が言いかけ、苦しそうに息をして目を閉じる。返事に困った義太夫が助九郎を見ると、
「忠三郎様に復讐せよと、そう仰せになりたかったのでは」
「さ、然様。天敵ゆえに、さもあらん」
 それは分かっているが、容易に返事ができない。なんと言葉をかけようかと戸惑っていると助九郎が義太夫を押しのけ、新介の傍ににじり寄る。
「新介殿!必ず、必ずや忠三郎様を倒し、新介殿の無念を晴らしまする!」
 助九郎の声に、昔、新介に背負われて戦場を駆けたあの日の泥の匂いが重なった。
「助九郎、ち、ちとそれは……」
「義太夫殿もそう仰せでござります!」
「え?わし?……いや、それは……」
「四の五の言わず、義太夫殿もここで誓ってくだされ!」
 何度も助九郎に促され、致し方なく
「新介。案ずるな。鶴のことなら、わしに任せておけ」
 そう言ったが、新介に聞こえていたのかどうかは分からない。新介は苦しそうに息をするだけで、それ以上、返事をすることはなかった。
(何故にかようなことに……)
 武田を滅ぼし、意気揚々と上野の地に入り、城持ちとなって供に喜んでいたのはつい一年前のことだ。それがあろうことか、関東の広大な地はもとより、住み慣れた北伊勢までも奪われ、思いを残したまま死んでいく従弟の姿はあまりに哀しく、世の無常を嘆かずにはいられない。
「やっと伊勢に戻ったというにのう」
 日永の一角にある秋の日の庵の空気は、どこか懐かしさを感じるものであり、遠い過去の記憶が心の奥から浮かび上がってくる。
 新介を一益の家臣に加えようと、尾張から甲賀に行ったときのことを思い出した。あのときは半ば騙すようにして甲賀から京へ、そして尾張に連れて行った。思えば二人とも若かった。危険を厭わず、面白そうだと思うことには喜んで飛び込んだ。
 一益に従ったことで、二人は一益同様、一族から縁を切られ、家系図からも抹消された。帰る故郷を失った義太夫と新介に、一益はこの日永を、新しい故郷とするようにと菩提寺を用意してくれた。
 日永は失った故郷よりも遥かに暖かく、海の幸にも恵まれた実り豊かな地だ。
尾張に近く、何かと騒乱に巻き込まれる長島、桑名と比べると、比較的戦禍を被ることもなく、人々は平穏に暮らしている。戦い疲れたとき、ふと足を運び、心を落ち着けるひとときをもつにはふさわしい地だった。
 庭先を見ると、あたたかな秋の日差しが眩しい。
(もう晩秋か)
 空は薄紅色に染まり、木々の葉は金色に輝いている。西日が静かに傾きながら、隅々に長い影を落とす。冷たい風が頬を撫でるたびに、枯葉がひらひらと舞い落ち、ささやくような音を立てていた。光の角度が低くなるにつれて、池の水が黄金色に輝き、その中に温かな気配が滲んでいる。日が沈むまでのわずかな間、世界はまるで時が止まったかのように静寂に包まれ、冬の訪れを予感させる冷たさが肌に染み渡る。
 長い籠城戦を終え、滝川家の家人たちが長島城を追われたのは七月。もう三か月が経過している。里山の紅葉が終わりを告げ、田からは稲が消えて殺風景な景色が広がるころ、暖かい日永にも寒い冬が訪れる。晩秋の西日は、別れの寂しさと新しい始まりの予感を同時に胸に刻み込む、儚くも美しい瞬間を描き出していた。
 佐治新介が息を引き取ったのはその翌日の早朝。甲賀にいる佐治一族に引き渡そうかとも思ったが、思い直し、滝川家の家人として日永の寺に葬った。
「我らはまた必ず伊勢に戻る。新介もここにおれば、皆、墓参りにくることもできるじゃろう」
 墓前に花を添える義太夫に、助九郎が思い出したように
「義太夫殿。死に際の新介殿との約定を守られるでしょうな」
「ん?約定?とは?」
 惚けてそう言う義太夫に、助九郎が本気で怒る。
「忠三郎様の首を、新介殿の墓前に供えるのでござりましょう?」
「お?おぉ、忘れておった」
 なんともいい加減な返事に、約束を守る気などないことが伝わって来た。
「見損ないましたぞ。無念の死を遂げた新介殿との約定を反故になさるおつもりか」
 助九郎が目をむいて咎めると、義太夫は手を振り、半ば冗談めかして頷いた。
「新介は何も首を取れとは言うてはおらなんだ」
「されど復讐せよと」
「然様。助九郎、よいことを教えてやる。鶴に復讐するのであれば、首を取るなどという容易い方法では意味がない」
 義太夫が笑ってそう言うと、助九郎は首を傾げる。
「では、どうしろと?」
「新介の遺言じゃと言うて、助太郎のように、事あるごとに鶴を助けてやれ。あやつの性格では、そのほうが余程、効果がある」
「助ける?忠三郎様を?」
 義太夫の言わんとしていることがわからず、助九郎が怪訝な顔をすると、義太夫が脇差を取り、
「こいつを新介の形見分けだというて鶴に渡してこい。さすれば、わしの言うたことの意味がわかる」
 助九郎は渡された脇差を押し頂くが、どうにも義太夫の言うことは謎めいている。
「兎に角、行って参れ。ついでに殿にも、新介が逝ったことを知らせてくるがよい」
 助九郎は首を傾げたまま、義太夫の笑みの奥に、何か言い知れぬ含みを見た。
 悪ふざけにしても度を越していて、腑に落ちなかったが、助九郎は脇差を包み、都に戻ることにした。
 
 京の都、南蛮寺。
 秋の風が敷石を渡り、祈りの声と香の煙が混じっていた。
 何度か通っている中で、忠三郎は河内のキリシタンたちの動向を耳にする。
「三箇殿は明智に味方したと?」
 宣教師たちに聖地とまで言わしめた河内。その河内にある三箇教会の代表のようなキリシタン大名、三箇頼照。三箇の領内、深野大池では毎年春先になると、河内の内外から見物人が押し寄せるような復活の祭りが行われていた。しかし、本能寺の変を知り、明智勢が押し寄せることを危惧した三箇老人が明智方に味方したために、三箇教会は羽柴勢により城とともに焼き払われ、三箇父子の首には報奨金がかけられた。
「そのようなことがあったとは…で、いま、三箇殿はいずこへ?」
 忠三郎が驚いて尋ねると、牧村長兵衛は辺りを憚りながら
「大和に逃れたという話でござりまする」
「大和?大和は筒井殿の領内。かの国はいにしえよりの仏教国のはずでは」
 筒井家はもともと興福寺の僧侶の家系で、大和は今でも寺社の勢力が武家を凌駕している。
「いかにも。されど筒井家の跡取りの藤四郎殿は三箇殿の人柄に感服し、お二人を領内に匿っているとか」
 筒井藤四郎。伊賀攻めの時に何度か顔を見たことがある。そんな大胆なことをしそうな人間には見えなかった。秀吉に咎められたときに、なんと申し開きをするつもりなのだろう。それよりも何故、あえて危ない橋を渡っているのだろうか。
「三箇殿というお方が、それほどのお方なのでしょう」
 忠三郎の周りの人間の心を惹きつけるキリシタンたち。その魅力は何なのか。彼らの信仰とはどういうものなのか。日ごとに興味が湧いてくる。
 少し離れたところから、子供たちの歌声が聞こえてくる中、忠三郎があれこれと思いめぐらしていると、
「忠三郎様」
 助太郎に声を掛けられた。
「如何した、助太郎」
「ちと…お目通りを願っている者が…」
「わしに?」
 助太郎が言いにくそうにしているので、呼ばれるままについていくと、助太郎の弟、助九郎が裏手で待っていた。
「誰かと思えば助九郎ではないか。久しいのう」
 忠三郎が屈託ない笑顔を見せる。先日、屋敷に忍び込んで、虎から子供をさらっていったのが助九郎とは思っていないようだ。助九郎はやや緊張した面持ちで懐から脇差を取り出し、忠三郎の前に掲げる。
「これは?」
「新介殿より、形見分けの品でござりまする」
「形見分け…」
 忠三郎の顔から笑みが消え、無言で脇差を手に取る。手にした脇差が、わずかに冷たかった。
 それが死者の名残のように感じられ、胸の奥が静かに疼いた。
 しばしの間、何かを考えているように脇差をじっと見つめていたが、
「新介が死んだと?」
「はい。七月の矢田山での玉疵が元で」
 そうだったのか、と忠三郎が改めて脇差を見る。あの時、周りの草が燃え、辺り一面が煙に包まれていた。新介が怪我をしていたことには気づいていたが、致命傷になるような手傷を負っているとは思っていなかった。
「新介がこの脇差をわしに渡せと?」
 悲壮な面持ちで問う忠三郎に、助九郎は一瞬、なんと言おうかと迷ったが、
「は、はい。不始末の責任を感じて一度は腹を切ろうとしたところ、殿に止められ、再度、ご恩に報いようと怪我の治療を続けておりましたが、容態は悪くなるばかり。いよいよというときに我らを呼ばれました。末期まつごに忠三郎様のことを思い起こされ、苦しい息の下、脇差をお渡しするようにとそう言い残すと思い残すことがなくなったと見え、目を閉じ、そのまま息を引き取られました」
 話している内にかなり脚色された話になってしまった。助九郎も話しながらだんだんと感極まったのと、辻褄をあわせようと考え考え話したために、言葉に詰まり、妙に真実味を増した話になった。
 忠三郎はじっと助九郎の話を聞いていたが、何の疑いもなく信じたらしく、唇を噛みしめ、頷いた。
「昔はよく、助九郎や新介に武芸を教えてもろうたな」
 感慨深く、岐阜の人質時代を思い出して語り始める。忠三郎の記憶の中ではかなり美化されているようだ。まともに武芸を教えていたのは助九郎だけで、義太夫や新介は遊び半分で火縄銃やら手裏剣やらを取り出し、忠三郎に持たせてからかっていたのだから、美談とは程遠い話なのだが。
「新介には借りばかり作り、礼の一つを言うこともできなかった」
「は…」
 忠三郎が目に涙を浮かべ、助九郎を見る。
「されど、この借りは返す。助九郎、わしが必ずや葉月殿を取り戻して見せる。近々、義兄上のもとを訪ね、葉月殿の話をしようと思うていたところじゃ。義兄上に伝えておいてくれ」
「ハハッ」
 脇差を渡したことで、忠三郎は何やら勘違いをしている。このまま勘違いさせていていいのだろうか。助九郎が困惑しながら暘谷庵に戻ると、義太夫が伊勢から戻って来たところだった。
「義太夫殿。例の脇差を忠三郎様にお渡しして参りましたが…」
 本当にあれが新介の言う復讐になっているのだろうかと疑問を感じつつ、そう告げる。
「おぉ、それは大儀であったな」
「されど新介殿の形見の品を忠三郎様にお渡ししてよろしかったので?」
 そんな大切な品であれば、一益に渡すべきではないかとおもったが、
「よいよい。気にするな。あれは新介の脇差ではない」
 義太夫が平然と言ったので、助九郎は耳を疑った。
「新介殿の形見分けではなかったので?」
「然様。あれは鶴の脇差じゃ。峯城明け渡しのあとで、わしが拝借したもの。されど玉姫殿に叱られたゆえ、いつか返そうと思うていた。ちょうどよかったわい」
 ぬけぬけとそう言う。
「元は忠三郎様のものだったと?されど、忠三郎様は脇差を見て、目に涙を浮かべて…」
 どういうことかと助九郎が首を傾げると、義太夫が腹を抱えて笑い出した。
「鶴めが泣いておったのか!これは可笑しいわい。のう、助九郎。わしの言うた通りであったろう?」
 その笑いの奥に、義太夫自身も言葉にせぬ憂いがあった。
 人を泣かせることでしか、あの哀しみを返せぬと知っていたのだ。
「あやつは今頃は己の脇差であったことも忘れ、これなるは新介の形見の品と、脇差を見て悲嘆にくれ、袖を濡らしておることじゃろう。ふしぎなことにのう、助九郎。火をつけたつもりが、あとで自分の胸が焼けるものよ」
 なんとも度を越した義太夫の悪ふざけに助九郎はあきれ果て、言葉もない。
(敵に炭火を積む――義太夫殿の笑みの奥に、そんな不思議な理があった)
「されど、借りは返す、葉月様を取り戻すと、そう仰せでした」
「なに、鶴がそのようなことを?」
「はい。それゆえ、殿と話すと」
「それはまた…いや、待て。もしやそれは…」
 忠三郎の魂胆が見えた。
 柴田勝家と織田信孝の死によって戦乱が収まったかに見えているが、未だ天下には火種が燻っている。
(もしや、また殿を戦さに駆り出そうとしているのでは)
 そうだとすれば、また、伊勢を戦場にして戦うことになりかねない。
 窓の外では、秋の風が庭の芒を揺らしていた。
(もう一度旗揚げか)
 芒の穂がかすかに震えた。まるで、その言葉に応えるかのように。
 一益は今、これまでにないほど平穏な日々を送っている。武田攻めの前から隠居を望んでいたが、皮肉にも戦さに負け、北伊勢を奪われることによって、一益の願いは叶えられた。忠三郎はそれを承知で、葉月を使って一益を戦場に駆り出そうとしているのではないだろうか。
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