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おじさん♡あんまりです
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みぃ♡
そして、気づいた時には…
リリィちゃんと入れ替わっていました。
彼に押し切られて、意識の内側に追いやられてしまった。
すると、僕の身体は動き出した。
僕がどうやっても、駄目だったのに!
彼の思う通りになら、動いたんだ。
「やっと♡あえた」
リリィちゃんはニッコリ笑って、手を伸ばす。
そして、彼女を抱きしめた。
彼女は女王の侍女として、僕の目の前に立っていた。
仁王様よろしく立ちはだかり、周囲に睨みを効かせていたんだ。
それを後ろから、いきなりに抱きしめちゃいましたよ\(//∇//)\
「ブレンダリー♡あいしてる」
それから彼はやっと、想いを告げました。
400年越しの告白です!╰(*´︶`*)╯♡
なのに。
「ひっ、、、」
彼女は振り向きざま、腕を振り払うなり飛び退いた。
ブレンダリー!
なんて顔してるんですか:(;゛゜'ω゜'):
…あんまりだよ(;´д`)
リリィちゃんは、貴女の事が大好きなんだ。
だから今、僕と一緒にいるんだよ?
「ブレンダリー♡かわいい」
…え、そう?∑(゜Д゜)
彼女、凄い顔してるけど?
うん、君がいいなら良いけど(;´д`)
それにしてもブレンダリーの驚愕っぷりが凄まじい。
全身全霊で、彼を拒否していますねΣ(゜д゜lll)
そっか…
君の想いはミジンコ程も、彼女に伝わって無かったんだね。
「ブレンダリー♡すき」
「…止して!…そんな、、そんな事はありませぬ!」
…ああ、難しいね。
「ブレンダリー♡だいすき」
「お鎮まりに、なって!、、なんと、異なこと!、、何という、変事じゃ!」
…うん、貴女はそう言うよね。
貴女にとって、リリィちゃんはお人形じゃないといけないんだ。
本当の彼はそうじゃない。
僕はそれを知っているから、変だなんて思わない。
ただ…
彼を知った気でいるだけの、ブレンダリーには受け入れ難いんだ。
彼女は、何も解っていない。
僕は、リリィちゃんの気持ちが分かる。
教えられた訳じゃないけど、もう彼とは一心同体だからね。
彼の気持ちや想い出が、自分の事みたいに染みている。
いつだったか君の事を、僕は心無いなんて思った。
でも、そんな事は無かったんだ。
確かに、うっすらとした感情はかなり平坦だよ。
だけどリリィちゃんにも愛は在る。
かなり特殊な感じなんだけどね!
彼はその愛情を、ブレンダリーにだけ発揮します(´・Д・)」
他は、知らん。
リリィちゃん、そんな子ですσ(^_^;)
…やっぱり、変だねぇ。
まぁ、恋って何かと変テコなモンだからね。
「ブレンダリー♡ブレンダリー♡」
彼女の名を言えるだけで、君は嬉しいんだ。
生きていた時は、それも出来なかったからね。
「いけません!あなたは、器です。心情はあってはならぬ」
…何ソレ。
だとしたら、おじさんは堪らないよ!
リリィちゃんは、初恋の君をずっと好きなまんまなんだよ!
もしかしたらそれだけが、残っている彼の全てかもしれない。
ブレンダリーに恋をした事だけが、彼の生きた証だった。
それだけで彼の魂は今、構成されているんだろう。
「…仕方ありません。もう一度『破壊』します」
『もう一度』って、ブレンダリーはそう言った。
と、言う事は。
もう、一度はされてるんだ、僕(´・ω・)
破壊って…
僕のこと、亡くすつもりでしたか。
そこまでするんですか、貴女と言う人は。
酷いよ。
あんまりだ。
。・°°・(>_<)・°°・。
…でも平気だ、もん。
僕は壊れないもん、ね!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
そして、気づいた時には…
リリィちゃんと入れ替わっていました。
彼に押し切られて、意識の内側に追いやられてしまった。
すると、僕の身体は動き出した。
僕がどうやっても、駄目だったのに!
彼の思う通りになら、動いたんだ。
「やっと♡あえた」
リリィちゃんはニッコリ笑って、手を伸ばす。
そして、彼女を抱きしめた。
彼女は女王の侍女として、僕の目の前に立っていた。
仁王様よろしく立ちはだかり、周囲に睨みを効かせていたんだ。
それを後ろから、いきなりに抱きしめちゃいましたよ\(//∇//)\
「ブレンダリー♡あいしてる」
それから彼はやっと、想いを告げました。
400年越しの告白です!╰(*´︶`*)╯♡
なのに。
「ひっ、、、」
彼女は振り向きざま、腕を振り払うなり飛び退いた。
ブレンダリー!
なんて顔してるんですか:(;゛゜'ω゜'):
…あんまりだよ(;´д`)
リリィちゃんは、貴女の事が大好きなんだ。
だから今、僕と一緒にいるんだよ?
「ブレンダリー♡かわいい」
…え、そう?∑(゜Д゜)
彼女、凄い顔してるけど?
うん、君がいいなら良いけど(;´д`)
それにしてもブレンダリーの驚愕っぷりが凄まじい。
全身全霊で、彼を拒否していますねΣ(゜д゜lll)
そっか…
君の想いはミジンコ程も、彼女に伝わって無かったんだね。
「ブレンダリー♡すき」
「…止して!…そんな、、そんな事はありませぬ!」
…ああ、難しいね。
「ブレンダリー♡だいすき」
「お鎮まりに、なって!、、なんと、異なこと!、、何という、変事じゃ!」
…うん、貴女はそう言うよね。
貴女にとって、リリィちゃんはお人形じゃないといけないんだ。
本当の彼はそうじゃない。
僕はそれを知っているから、変だなんて思わない。
ただ…
彼を知った気でいるだけの、ブレンダリーには受け入れ難いんだ。
彼女は、何も解っていない。
僕は、リリィちゃんの気持ちが分かる。
教えられた訳じゃないけど、もう彼とは一心同体だからね。
彼の気持ちや想い出が、自分の事みたいに染みている。
いつだったか君の事を、僕は心無いなんて思った。
でも、そんな事は無かったんだ。
確かに、うっすらとした感情はかなり平坦だよ。
だけどリリィちゃんにも愛は在る。
かなり特殊な感じなんだけどね!
彼はその愛情を、ブレンダリーにだけ発揮します(´・Д・)」
他は、知らん。
リリィちゃん、そんな子ですσ(^_^;)
…やっぱり、変だねぇ。
まぁ、恋って何かと変テコなモンだからね。
「ブレンダリー♡ブレンダリー♡」
彼女の名を言えるだけで、君は嬉しいんだ。
生きていた時は、それも出来なかったからね。
「いけません!あなたは、器です。心情はあってはならぬ」
…何ソレ。
だとしたら、おじさんは堪らないよ!
リリィちゃんは、初恋の君をずっと好きなまんまなんだよ!
もしかしたらそれだけが、残っている彼の全てかもしれない。
ブレンダリーに恋をした事だけが、彼の生きた証だった。
それだけで彼の魂は今、構成されているんだろう。
「…仕方ありません。もう一度『破壊』します」
『もう一度』って、ブレンダリーはそう言った。
と、言う事は。
もう、一度はされてるんだ、僕(´・ω・)
破壊って…
僕のこと、亡くすつもりでしたか。
そこまでするんですか、貴女と言う人は。
酷いよ。
あんまりだ。
。・°°・(>_<)・°°・。
…でも平気だ、もん。
僕は壊れないもん、ね!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
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