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おじさん♡凄いんです

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ファーラング♡

気が付くと、私は寝台で伸びていた。

…目を見開く、気力もない。
まざまざと蘇る記憶が、私を苛むのだ。

「…不覚…、、」
不覚も不覚!
何たる大失敗をしでかしたものだろう。

いや…
取り返す事も叶わぬ様な罪を、犯してしまったらしい。

不敬罪に問われているようだ。
…手足を拘束されている。

然もありなん。
ならばいっそ、死罪になれば良い。

ああ、レンレン!
たまさかの事でも私にはこの上は無い、永遠の想い出で御座る。

そして感動が口をつく。
「…君との淡い、甘い記憶だけ、抱いて死ぬるなら、このむくつけき首を刎ねられたいぞ。もしくは、何も無い牢獄で、君の幻だけを思い描き、永遠と生きて行けたら…」

「さっすが、兄弟だな♡」
「…、、、!?」

直ぐ側で、涼やかな風鈴が鳴った!
慌てて目を見開くと、まさかの御方が映る。

「アーティットもしょっちゅう、グダグダと何やら喋くってるぜ。お前もなんか?お前も、詩人やらなんか?」
…レンレンが、居る。

「しかしよ、首を刎ねられたいって?牢獄がえんえんと…何だって?」
薄い絹衣を纏っただけの、あられもない御姿のレンレンが、居る。

「何かわからんが、そりゃ、正気か?」
…ああ、君という御方は!
その様な身なりで、胡座をかいてはいけません。

「言葉遊びが好きなのは構わん。だけど!言っておくが、俺は好かん!他所でやってくれ」
「…御意」
「おう!頼んだぞ!」
「…御意」
「ちなみに、ぎょいって何だ?」
「…御意」
「なぁ、聞いてる?」

…君という御方は、何故、下着をお着けでないのでしょう。

淡い下生えが…
その下の桃色の果実の様な陰茎が…
更に奥の紅い裂け目すらも、覗いてしまっておりますよ?

…君は、そんな所も美しいのだな。

私は、美しいものに目がない。
そして今、私は初めて出会うた美に心を奪われてしまった。

立てている片方の御御足を倒して、秘されし美の全貌を明らかにしたい…

いや!いや!いや!
何と不埒な事を!

これは、いかぬ。
いかぬぞ!

ああ、誰ぞ!
今すぐに私を殺してくれ給え!

私が我を忘れ獣物に変化する、その前に…

「大丈夫か?そんな難しい顔して…、、悩み事でもあんのか?」
…はい。
目の前の君が余りにも悩ましくて、堪りません。

「どうか、お許しください…」
「は?何を?…あ。ああ、解いて欲しいのか?」
いいえ!
そんな危険な真似をなさってはなりません。

「お前がムタイを働かん様にって、マームらが括って行ったんだよ」
さすがです、母上!
抜かり無い計らいで、助かります!

「どれ、解いてやろ。…、、かたいな、俺じゃ、解かれん」
「いいえ!解いてはいけません!むしろもっとキツく縛ってくだされ!」
これは君に無体を働かぬ為に、必要な処置なのです!

「え、、お前、、こういうのが好きなんか?、、変わってんな♡」
好き嫌いの問題ではありません。

レンレンはお話しなさいながらも、一点を見つめておられる。
…私の股間を、眺めておられるのだ。

「…こんなガチガチにして♡どっちかってーと、お前がムタイされてるよな」
「申し訳ございません…」
お恥ずかしい、限りです。

「なぁ、お前も童貞なんか?」
おお、、…唐突、ですね。

「…、、…、、、…はい。如何にも」
くだらない見栄を張る事は許されぬ。

私は自国の法に忠実に生きて参りました。
その事は私の誇りであります。

しかし、胸にしこるものがある。
直に三十路になろうという男子が、性的に未熟であるという事実はやはり痛い。

…一年前に君の夫君として、目出たくも脱する予定でした。

「そっかぁ♡やっぱ、そーか♡」
笑顔ですね。
何故ですか。

「よし!よーし♡よし♡俺にまかしとけ!」
?????
君にお任せする?

「お前がアレを好きになれるように!俺、がんばるからな♡」
アレ?( ˙-˙ )

「アーティットの初めて♡も、俺が上手くヤってやったんだぜ!」
君に纏わる弟の初めて、と言うとやはりアレでしょうか。

「お前の事も俺が男にしてやるぞ♡安心しろ!アレはイイコトだから♡」
…それはつまり、君が私を童貞で無くする、という事だろうか。

「それはッ、、如何でしょう」
君は、女王です。
さらに君は、、…弟の妻、ですね。

「…俺のこと、好かん?」
「いいえ!好きです!」
それはもう、大好きですぞ!

「愛しています!レンレン!」
「あは♡…なら、いいじゃん♡早よ、シよ?♡」
…、…、…、そう、ですね。

ありがたき、幸せ!\\\٩(๑`^´๑)۶////

もう、何がどうでも構わぬ!
君と愛し合えるなら、死んでも良いのだ!

しかし、如何ともし難いぞ…
私は拘束されている。

「では人を呼びましょう。縛られていては…」
君をお抱き、できません。

「あぁ、いや、、いいよ。お前はしばらく、括られとけ。なんか面白いから♡」
そんな、馬鹿な。
男子が動かねば、成らないものでは無いのか?

訳が分からず呆気に取られる私に、レンレンは容赦が無い。
「じゃあ、手始めに!ちょっと弄ってやろうか♡」

弄っ…、、え?( ˙-˙ )

「…ッ、いや、いけませんッ」
「あ?何でだ」
「…何ッ、て、、その、恐ろしい、でしょう?」
君は私の武骨なる性器に、恐怖する筈です。

「…お前、そんな厳つい図体して、怖がりなんだな」
「いや!私ではなく、君が!…私のものに、恐れを抱くのでは、、と…」
恐れながら申し上げました。

すると!
「え♡、、そんな、スッゴイんか。えぇ~♡怖いくらいなんか♡」
何故か、レンレンは目を輝かせておられる。

「…見えぬよう、こう、そうっと。致しませぬか?」
「お前はアホか!」
…君が仰るなら、そうなのだろう。

だが、何故に?
何処が、でしょうか?

「ファーラング!俺、スッゴイの、好きだよ?」
なんと!
…それは、陰茎の仕様の事で間違いありませんか?

「…では怖がらない、と約束して下さいますか?」
可憐な君が耐え得るとは、どうしても信じられない。

「しつっこい野朗だな。する訳ねぇわ、この俺が♡」
…信じても、よいですか?

いや。
私は阿呆か!

「…良かろうとも。例えどうでも、君が仰るなら!」
この期に及んで、機会を逃すなどと馬鹿な真似はしまいぞ。

「よし!よぉし♡そんなら…」
レンレンがスッと右手を、あげた。
そうして、そのまま…

私の着物の合わせに、忍びこませてしまいました!

「ひッ…」
あの美しい、君の手が…

私の無遠慮な欲の塊に、触れておしまいになったぞ!

「いいから!いいから♡」
何と!御無体な!

竦んでしまうッ…
畏れ多いと慄いてしまう!

などと、私は自身を見くびっておりました。

「んふ♡…快いんだな、ファーラング。良かった♡」
あと、、少し、強く揉み込まれていたなら、暴発していたッ…

つまらぬ危惧を裏切る、己れの頼もしさを思い知りました!

\\\٩(๑`^´๑)۶////
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