世にも奇妙な世界 弥勒の世

蔵屋

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第五十一章

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 世にも奇妙な世界には、善と美の神さまの神示があった。

  『善』とは、勿論『悪』の反対である。
GoodとBadだ。
では、悪とは何か?
これこそが唯物思想から発生した無神論が原因であり、善はその反対である有神論からの発生で、これが真理である。
 処がこの真理である有神論を否定する事が科学の建前たてまえであるからして、
科学が進歩すればする程悪は益々増えるのみか文化の進歩といえども上面うわつらだけの事である。
という様に科学がつくる功績も認めるが、科学がつくる悪も軽視出来ないのである。
それに気づかない人間は、プラスのみを讃美さんびし、マイナスの方は巧妙こうみょうな理論をつくり世の指導者階級をとりこにし、科学によらなければ何事も解決出来ないというように精神的興奮とはおよそかけ離れてしまったのである。
 上記の〝科学によらなければ何事も解決出来ない“という意味であるが、第二次世界大戦に於いてアメリカの爆撃機B-29が広島と長崎に投下したあの原子爆撃は正に科学による解決であったのだ。
原爆被爆者動態調査によると1945年末迄にお亡くなりになった方は広島で8万9125人、長崎で3万2882人でした。
 私は犠牲者の方々に衷心より哀悼の意を表します。

さて、次に私が取り上げたのは『美』です。
これが又問題です。
成る程なるほど文化の発達につれて、美の要素は大いに増し個人的には結構であるが、一般大衆はそれにあずかり得ないのである。
考えてみるとテレビ等で紹介されるセレブ達は美衣、美食、美邸びていに恵まれ、一般大衆所謂庶民階級は食べるのがやっとであり、高い家賃を支払い、食費を切りつめ、食べる野菜は一袋17円のもやし、や、一玉13円のうどん。このような有様ありさまで、到底美どころではない。
腹を満たすだけの食物、寝るだけの住居すまい往き来ゆききするのがやっとの狭い道路、押し合いへし合い、ようやく乗れる交通機関があるだけ。
 この様な訳で折角せっかく神さまの大なる山川草木さんせんそうもく花卉類かきるいの自然美はもとより、人間がつくった芸術美等も楽しめない出鱈目な社会なのだ。
 これ程文化が発達しながら、人類全体がその恩恵おんけいに浴せないとしたら、現代は全くの金持ち天国、貧乏人の地獄である。
 この原因こそ我々文明の何処どこかに一大欠陥があるからで、その欠陥を是正し公平に幸福が享有きょうゆうされてこそ真の文明世界と言えるのである。
此れこそが日月神示国常立尊の示される神示なのだ。
 
 「今に言う、善き心、善き言葉、善き行いに励むこそ善き」

 「神知りて 人の幸せ 願うのみ

  神のつたへし日月神示 愛善あいぜん光の道

 歌人 蔵屋日唱くらやにっしょう

 令和八年元旦
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