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第五十八章
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世にも奇妙な世界には人生の邂逅があった。
ー(人生の邂逅)ー
「邂逅」とは、思いがけず出会うこと、巡り合うことを意味する文学的な表現です。主に良い出会いや運命的な出会いを指し、日常会話よりも文学作品や公式な場面で用いられます。
人生にはこの邂逅という想いがけない出会いがある。
わたしがそうであった。
それは、わたしがサンスター歯磨株式会社に勤務している時の出来事であった。
当時、わたしは兵庫営業所に勤務するルートセールスの営業マンであった。
わたしは伊丹市内にある中堅スーパーを担当していた。
その時、そのスーパーのバイヤーは高木という男性であった。わたしは23歳。高木は37歳。バイヤーとしてはベテランである。
値段交渉も厳しい。
わたしはいつも手をやいていた。
わたしには、毎月の売上ノルマがある。
高木は伊丹でも有名な伊丹スーパーのバイヤーである。わたしの毎月のノルマ達成はこのバイヤーとの値段交渉によって決まるのだ。
当時、サンスター歯磨の商品はアクアフレッシュという新製品を主力商品として販売していた。
定価は1本250円である。
小売価格は225円。
しかし大量に仕入れる伊丹スーパーはかなり安く仕入れ、販売価格も安い。
それは伊丹という地域の土地柄にあった。
ユーザーである消費者の購入する為の価格ラインがかなり低い。
消費者心理は一円でも安く買いたい、というものだ。
その為、仕入担当の高木も仕入れ価格はかなり厳しい。
販売する側の心理は消費者というエンドユーザーに良い商品を一円でも安く仕入れ、消費者に安く販売したい。
伊丹地区は商品を安く販売する乱売店が軒をつらねているメーカー泣かせの地域だったのだ。
しかし、わたしなはある秘策があった。
それは歯ブラシとセットで販売するという販売企画であった。
わたしが考えた販売企画は次のようなものである。
アクアフレッシュの歯磨1本に歯ブラシ1本を景品に付けるという販売方法であった。
当時歯ブラシは1本100円。
本来なら歯磨と歯ブラシで定価350円である。それを250円で購入出来るのである。
29%引きである。
それをわたしは30%引きで販売出来るようにした販売企画書を高木に提出したのだ。
高木は喜んだのだ。
わたしは高木が新製品のアクアフレッシュを大量発注してくれたお陰でノルマを達成することが出来たのだ。
この話しには、ある裏話しがあるのだ。
それは一ケ月前の話しであった。
わたしが本社に行った時、思いもがけない人物にあったのだ。
その人物とは兵頭五郎八である。役職は販促部長である。
全社の営業部門の販促品を扱っている部門である。
わたしは兵頭五郎八部長と入社以来、可愛がられていたのだ。それはわたしが広島県の出身であったからだ。兵頭も広島出身であった。
「蔵屋君、頑張ってるかい。」
「はい。頑張ってます。しかし来月から新製品のアクアフレッシュが新発売されるので、ノルマが厳しくて」
「そうか。丁度良かったよ。俺の知人の会社から大量の歯ブラシが返品になったんだよ。それでその商品をどうしようかと思案してたんだよ。五島専務から販促品として使うように言われてるんだ。この販促品をすべて君に渡すから販促に使いな。専務には言っとくから。君の仲人なんだろ。」
「ええ。専務には公私共にお世話になっていて。」
そう、これがわたしにとっての人生の邂逅であったのだ。
今から考えてみると、わたしが五島専務と出会えたのも、本社に偶々行った時に兵頭部長に出会えたこともすべてこの人生の邂逅だったのだと。
さて、何故わたしがこのような話しをしたかというと、日月神示の神示と関係があるからだ。
この神示には次のような内容のものがある。
「明日のことに心使うなよ。取り越し苦労するなよ。今日何をしたらいいかは、教えてあげますぞ。そのことが今すべきことですぞ。素直になるぞ、身魂磨きになりますぞ」
どうですか、あなたは神さまに素直に向き合って生きていますか。
あなたは明日のことに取り越し苦労してませんか。
あなたは過ぎ越し苦労してませんか。
そう、日月神示の神示はあなたを幸せにする為の神示なのです。
「今という 今に善き心 善き言葉 善き行いに励むこそ善き」
「神知りて 人の幸せ 願うのみ
神のつたへし 愛善の道」
歌人 蔵屋日唱
令和八年元旦
ー(人生の邂逅)ー
「邂逅」とは、思いがけず出会うこと、巡り合うことを意味する文学的な表現です。主に良い出会いや運命的な出会いを指し、日常会話よりも文学作品や公式な場面で用いられます。
人生にはこの邂逅という想いがけない出会いがある。
わたしがそうであった。
それは、わたしがサンスター歯磨株式会社に勤務している時の出来事であった。
当時、わたしは兵庫営業所に勤務するルートセールスの営業マンであった。
わたしは伊丹市内にある中堅スーパーを担当していた。
その時、そのスーパーのバイヤーは高木という男性であった。わたしは23歳。高木は37歳。バイヤーとしてはベテランである。
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当時、サンスター歯磨の商品はアクアフレッシュという新製品を主力商品として販売していた。
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