57 / 65
第五十七章 結衣の育児生活
しおりを挟むー(結衣の育児生活)ー
結衣は初めての出産で育児について悩んでいた。
そんな結衣を見かねて母親の史花が結衣にアドバイスをしたのである。
「結衣、育児に関する本でも読んだらぁ」
「ママ、どんな本を読んだらいいのかなぁ。結衣、分からないわ。」
「だったら、今話題の下田ゆりさんの本がオススメよ。」
「分かった。文哉に言って買ってきてもらうわぁ。」
「そうね。それがいいわね。じゃあそうしなさい。」
「うん。ママ、ありがとう(笑い)。」
文哉が結衣の所にやって来た。
「文哉、悪いけど書店に行って、下田ゆりさんの育児図書を買ってきてよ。」
「ああ。結衣、今から書店に行って買ってくるよ。」
「頼んだよ。文哉、ありがとう。気をつけて行ってね。」
「ああ、分かった。」
そう言って文哉は自宅を後にして、ベンツに乗り書店に向かった。
下田ゆりさんは、「機嫌のいいお母さんが、声かけよりも大事にしている事」や
育児の常識が変わり親子の関係がもっと深まる新しい視点で育児を考えている。
お母さん達が困っていることは、色々あると思います。
自宅でも、外出先でも突然赤ちゃんは泣き出します。
赤ちゃんには、泣く以外にお母さんに伝える手段がないからです。
赤ちゃん達が笑うのは、ほんの一瞬です。
殆どの場合は普通におとなしく過ごすか、泣くかのどちらかです。
お腹が空いて泣く。
うんちやオシッコをして、お尻が気持ち悪くなり泣く。
体調を崩して泣く。
頭等の体のどこかを机等にぶっつけて、痛くて泣く。
暖房用ストーブに触り火傷をして泣く。
このように赤ちゃんは、お母さんに伝える手段として、泣く以外に方法がないのです。
私はこのことをお母さんたちにアドバイスしたいと思います。
私は、妻の育児に協力をして3人の子供を大学卒業するまで育てました。
私も子供たちに粉ミルクを作り、夜中に飲ませたことが何度もあります。
また、私たち夫婦が見ていないところで
子供が突然泣き出しました。転げた床の上を見てみると、先が尖った鉛筆の芯が折れていました。私はもしや目を突いたのではないかと思い、夜間の救急病院に連れて行ったことがあります。
また、長男が5歳位の時に洗面台の混合水栓でお湯だけをひねり熱いお湯を出して手を火傷をしたことがありました。
その都度、救急病院に連れて行きました。
小学校低学年の時に自転車で遊んでいた長男が転倒し、マンションのアスファルトの上に頭を叩きつけたことがありました。
その時も大きな声を出して泣くものですから、救急病院に連れて行きました。
その時医師に言われたことがあります。
これはお母さん方にも参考になるとも思いますので、お話をしたいと思います。
「人間は頭を硬い物でぶっつけた場合は、必ず脳神経外科に行き、頭のMRI検査をして欲しい。何故なら人間の頭蓋骨の中にある脳は非常に柔らかいもので、しかも外からの衝撃によって、頭蓋骨の中の脳が、頭蓋骨にあたり損傷する場合がある。ちょうどお椀の中に脳みそがあると考えて欲しい。
ということでした。
頭蓋骨と脳の間にはクッションになるようなものは何もないのです。
ここでお母さん方に私からお願いがあります。
お母さんたちは、お子さんのお手本になる教科書です。
育児期間中は勿論、幼稚園や小学校に行ったとしても、教師だけに任せるのではなくて、お母さん方がお子さんを見守ってあげて、様々なことを教えてほしいと思います。そういう積み重ねが親子の絆を作るのではないかと思っています。
お陰さまで私の子供たち3人は素直に育って、今もそれぞれ幸せに暮らしております。
どうか、お母さん方に、この章で申し上げたことを参考にしていただき、立派なお子さんを育ててあげてください。
さて、この小説の続きですが、結衣の赤ちゃんは、将来立派なフィギアスケーターとなっていきます。
その続編をこの小説の後に執筆していきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
21
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる