イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第二十三章

イケメン教師、村田母子の家に行く 1

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 すっかりストレス解消された小坂は、気持ちがすっきりしていた。
 やっぱり麓戸さんとの相性は最高だな。してほしいことをわかってくれているし、酷すぎることもせず加減を心得ているし。
 などと思っていた。
 学校でも、生徒たちからセクハラを受けることもなくなった。
 気持ちがまともになっていた。
 校長に「保護者との関係にけじめをつけろ」と言われた小坂は、村田の家を訪ねることにした。

 小坂は村田の家の近くの駐車場に車を停め、村田といっしょにアパートの階段を上がった。
「村田のお母さんに話したいことがある」
と言って村田の家に来たのだ。こういうことは、誤解がないように、電話ではなく直接話さなければいけない気がした。

 家に上がっても、村田は以前のように小坂に手を出してこなかった。生徒会執行部の面々にきつく言われているのだろう。
 最近は部活にも出ているらしく健康的な顔をしていた。生徒会長らに言われるまでもなく、そもそも、小坂との性的関係に、興味を失ったかのように見えた。村田は、
「せっかくだから勉強教えてよ」
などと言い、かばんから問題集を引っ張りだした。
「感心だな」
小坂が言うと、
「俺だって勉強くらいするよ」
と村田は照れくさそうに応えてダイニングテーブルに問題集を広げた。
 小坂は村田の勉強をみてやっていた。

 村田の母が帰ってきたらしく、玄関で物音がした。
 村田が慌てたように立ち上がって、玄関の方に行った。
「母ちゃん、男連れてくるのやめてよ。先生来るからってメールしただろ」
村田の声が聞こえた。押し問答している村田の母や男の声が聞こえた。どうやら男を追い返したようだった。
「へえ、ほんとに来たんだ? 呼び出してもいないのに、あんたの方から家に来るなんて珍しいね」
と言いながら村田の母がダイニングに入ってきた。
「お邪魔してます。お話があって」
と小坂は立ち上がって挨拶した。
 村田の母に村田が言った。
「俺、この間、父さんに会ったよ」
村田の母は驚いたように聞き返した。
「あのドSのド変態にかい?」
村田は、言い返した。
「言っただろ。三者面談に父さんが来てくれるって。それに、父さんはドSのド変態じゃなかったよ。すごい立派でカッコよくて飯も奢ってくれたし。俺の友達まで誘ってご馳走してくれて、気分よかった」
三者面談を忘れている村田の母はどうかと思うし、だいぶ前の話なのに、今頃話しているのにも、あきれた。
「へえ、オテルに友達がいるのかい?」
と村田母が尋ねると、
「いるさ友達くらい」
と村田がうそぶいた。
「どうせ不良仲間だろ」
村田母が疑る。
「違うよ。そいつ級長なんだぜ。小坂先生系の真面目美少年だし」
「友達ねぇ」
村田の母は、信じられないというような顔をしたが、まんざらでもなさそうだった。
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