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第十六章
トモ 3 caution
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本当は、ずっと、背中をなでて、優しい言葉をかけて、髪をなでて、ただ抱きしめて、いてほしい。
でも、それだけじゃ、相手は気が済まないだろうし、我慢できなくなるだろうし。
第一、自分もしたくなってしまいそうだった。
現に、今も、だんだん気持ちが高ぶってきてしまっていた。
背中だけじゃなく、もっと下の方。
お尻とか、あそことか。
髪だけじゃなくて、もっと感じるところも。
潤は、しだいに欲してきた。
「んっ、触って」
潤は言った。
「そんな。君から、そんなこと言っちゃうんだ?」
トモは、ますます興奮した。
以来、トモは、時々、潤と昴のマンションを訪れては、潤を抱いていくようになった。
昴は、友人のトモが帰った後、必ず、トモと交わった潤を抱いた。
トモと寝た後は、シャワーを浴びないようにと潤は言われていた。
トモは、たまに来ると、潤の部屋に直行した。
「宿題が終わってない」
と潤が言うと、宿題を見てくれた。
潤に勉強を教えながら、
「家庭教師と生徒みたいだな」
と、トモは言って笑った。
「そういうのも、萌える?」
トモは冗談めかして言った。
「いいえ。俺、実際、そういうことあったんで」
「え? そうなの? 先生を好きになったとか?」
「違います。そんないい思い出じゃありません。単に、学生の家庭教師に犯されただけです」
潤は答えた。
でも、それだけじゃ、相手は気が済まないだろうし、我慢できなくなるだろうし。
第一、自分もしたくなってしまいそうだった。
現に、今も、だんだん気持ちが高ぶってきてしまっていた。
背中だけじゃなく、もっと下の方。
お尻とか、あそことか。
髪だけじゃなくて、もっと感じるところも。
潤は、しだいに欲してきた。
「んっ、触って」
潤は言った。
「そんな。君から、そんなこと言っちゃうんだ?」
トモは、ますます興奮した。
以来、トモは、時々、潤と昴のマンションを訪れては、潤を抱いていくようになった。
昴は、友人のトモが帰った後、必ず、トモと交わった潤を抱いた。
トモと寝た後は、シャワーを浴びないようにと潤は言われていた。
トモは、たまに来ると、潤の部屋に直行した。
「宿題が終わってない」
と潤が言うと、宿題を見てくれた。
潤に勉強を教えながら、
「家庭教師と生徒みたいだな」
と、トモは言って笑った。
「そういうのも、萌える?」
トモは冗談めかして言った。
「いいえ。俺、実際、そういうことあったんで」
「え? そうなの? 先生を好きになったとか?」
「違います。そんないい思い出じゃありません。単に、学生の家庭教師に犯されただけです」
潤は答えた。
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