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 何度やっても慣れることなく恥ずかしかった。

 しまいには薬まで使ってきたのだ。

 流石にそれはノア様もやり過ぎだということで注意してくれたが、それでも辞めてくれなかった。

 騎士様たちも閨の先生の異常さに身の危険を感じ、ジョシュア様に相談してくれたそうだ。

 ジョシュア様が変装し、中に忍び込んでくれた時、余りの異常さに中止にしてくれたことに私と騎士様たちは喜んだ。

 毎回毎回騎士様の物を物色し、彼らの物を味見と言わんばかりに食っていたのだ。

 そうでなくても閨の先生は色っぽい先生ならまだいいが、男の人なのだ。

 男性陣も苦行の日々だったと思う。

 ジョシュア様も洗礼を受けていたので、騎士様たちをねぎらっていた。

 「すまない、あんな先生を付けてしまって……」

 「まさか先生自らお手本と言わんばかりに騎士様を襲うとは思っていませんでしたから……彼らは大丈夫そうですか?」

 「本当なのか?
 ならそいつらには休暇をやって……」

 「それだけはやめてあげてください!!!!
 今俺たち、幸せなんです!!!
 俺たちの女王様をみつけられ、王女様に踏まれる快感が……」

 「あらあら、それは言っちゃいけないことでしょ?
 それを言ったらお仕置きしなきゃ駄目よね?」

 そう、彼らは屈辱を受けたことにより、少し心を病んでいた。
 
 私を女王様と思うことで、心を保とうと思っていたのだ。

 「どうも、あのことで心をぽきっと言ってしまったの……そうよね……自分より歩弱そうな人に組み惹かれた挙句抱かれてしまったんですものね」

 「……それにしても……お前の女王様もいいな……」

 これはこれでありだそうだ……

 ジョシュア様は幅広いことだ。

 でも彼らは王宮医師のカウンセリングを受けさせることは賛成だ。
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