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想いが叶った後は。
悲痛な思い(※強姦の表現アリ、飛ばしても見られます)
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好きなら、言わなきゃいけない。
人生の伴侶として選んでくれたなら、
「あ、あの…っ!!」
そう思い、
身の毛が逆立った。
それは子供ながらの物でもなく、
女としての異常な自分への―…。
レアの目が思ったよりもとても澄んでる事も、
レアがいかに異常ながらにも、純粋で捻くれてなんかいないことも。
全部、あたしは知ってたんじゃないの?
あたしは、
あたしは―…。
「レア、やだな!」
「わっ!」
どんとレアを思い切り突き飛ばし、バレている嘘で固めた防御も、ずるい自分も、あたしは知ってたじゃないか。
どう抱き合っても、
どう愛し合っても、
どんなに好きで許してくれたとしても、
貴方レアとの子供じゃないかもしれないことを、
どんなに馬鹿でも想像してなかったのに。
声は小さく、鈍く痛む胸があたしを馬鹿だとあざ笑う。
思い出したの。
あたしは、レアとした幸せなHで忘れてた。
最後に、アクアに犯された…誤った時間を。
あれは、同時期だった。アクアはやけに淡白で、こうなることが分かっていたかのように、あたしに早くレアに言えと言った。
だって、彼は医師であたしの前に現れたのだから。
産婦人科の医師として。
「んぅっ…アクアっ、ダメっ…!」
光としたよりも後だった。
彼はあたしを強引に押し倒して、洋服を脱がしていき、アクアはショーツに手を入れて、お酒で酔っていたあたしは、その一回限りの最後のSEXあいのないこういを忘れていたの。アクアはそのまま、唇を厭らしく舌でなぞり、
「大人しく抱かれて。最後にするから」
何でこんなことになったんだろう。
あれは、あたしがたまたま「宅配便です」と言う言葉にドアを開き、現れたのは、アクアだった。目に余裕が無く、虚ろで、ああ、この人したいんだなと思って、
「あなたとは別れたじゃない」とぷいとそっぽを向いて、追い返そうとして足を踏んだ。それが逆上させるとも知らずに。
扇情的に、甘い肩があたしの肌に触れて、汗をかき合い、クーラーのリモコンをゆっくり付ける余裕が…自信なの?何の自信?お願いと心では今までみたいに優しく扱ってくれると思ってた。冷や汗が冷風で冷えてさらさらと消えて行くのが恐ろしかった。どうしようどうしようと焦る。逃げようとすると、物凄い力で荒い息が身体中を巡る。
「はぁっ…やぁあっ…!」
「何今更泣いてるの?初めてでもないくせに」
彼がくっと顎を片手で掴み、笑った。征服者の身勝手な男の笑い方。
―レアだったら絶対にそんな風に笑わないわよ!
きっと睨むと、「いいね、征服し甲斐があるよ」と強引に下着を剥ぎ取り、舌を噛み切ってやろうかと思った。でも、自分も女で…口で舌を例え噛み切ったって、否がおうなしに、感じてしまう身体、身体のラインの女性らしさを、悔しさを、心に焼きつけようと思った。喘ぐ数だけ罪の数。泣いた数だけ裏切った証、そして、望まれない…
彼は目に焼き付けるように両手を抑えながら、強引にあたしの中に射れてくる。
「あぁああっ!!や…やぁああ」
熱かった。痛かった。でももう終わると思って―…体中から気が抜けた。中に出された感覚だけがあたしを覆い、自分が死ぬほどの治らない馬鹿おおばかものだと知った。
目を開けたら誰も居なかった。
だから、あれは夢だと思って居たの。
起きたら皮肉にも、いつもレアが掛けてくれるブランケットが掛けてあり、何も知らないレアが帰って着て…
ああ、レアだったらなを、
=レアだったんだ…に勝手に置き換えて…。
じゃあ、お腹の中に居る子は?
え…。
背筋が凍り、
「レア…あのね、あたし単にちょっと食べすぎちゃって…生理も不順だから、幸せ太りかな!」
「何だよ~!」
ああ、絶対に言えない。
こんなに幸せそうな顔して、あたしを抱きしめる貴方ピュアなおとこには。でも、
この幸せを維持したい。
あたし…
一生言う事が出来ない。
育てるかも分からない。
生きてるかも分からない。
でも、貴方を不幸にしたくない。
離したくもない。
このまま、黙っていれば―…。
「何で泣いてるんだ?」
そう言われて…あたしが涙を零してる事に気が付いた。
助けて。
そう言いたかったけど、
「幸せすぎて涙が出たの。ふふ」
そう嘘を付いた…。
人生の伴侶として選んでくれたなら、
「あ、あの…っ!!」
そう思い、
身の毛が逆立った。
それは子供ながらの物でもなく、
女としての異常な自分への―…。
レアの目が思ったよりもとても澄んでる事も、
レアがいかに異常ながらにも、純粋で捻くれてなんかいないことも。
全部、あたしは知ってたんじゃないの?
あたしは、
あたしは―…。
「レア、やだな!」
「わっ!」
どんとレアを思い切り突き飛ばし、バレている嘘で固めた防御も、ずるい自分も、あたしは知ってたじゃないか。
どう抱き合っても、
どう愛し合っても、
どんなに好きで許してくれたとしても、
貴方レアとの子供じゃないかもしれないことを、
どんなに馬鹿でも想像してなかったのに。
声は小さく、鈍く痛む胸があたしを馬鹿だとあざ笑う。
思い出したの。
あたしは、レアとした幸せなHで忘れてた。
最後に、アクアに犯された…誤った時間を。
あれは、同時期だった。アクアはやけに淡白で、こうなることが分かっていたかのように、あたしに早くレアに言えと言った。
だって、彼は医師であたしの前に現れたのだから。
産婦人科の医師として。
「んぅっ…アクアっ、ダメっ…!」
光としたよりも後だった。
彼はあたしを強引に押し倒して、洋服を脱がしていき、アクアはショーツに手を入れて、お酒で酔っていたあたしは、その一回限りの最後のSEXあいのないこういを忘れていたの。アクアはそのまま、唇を厭らしく舌でなぞり、
「大人しく抱かれて。最後にするから」
何でこんなことになったんだろう。
あれは、あたしがたまたま「宅配便です」と言う言葉にドアを開き、現れたのは、アクアだった。目に余裕が無く、虚ろで、ああ、この人したいんだなと思って、
「あなたとは別れたじゃない」とぷいとそっぽを向いて、追い返そうとして足を踏んだ。それが逆上させるとも知らずに。
扇情的に、甘い肩があたしの肌に触れて、汗をかき合い、クーラーのリモコンをゆっくり付ける余裕が…自信なの?何の自信?お願いと心では今までみたいに優しく扱ってくれると思ってた。冷や汗が冷風で冷えてさらさらと消えて行くのが恐ろしかった。どうしようどうしようと焦る。逃げようとすると、物凄い力で荒い息が身体中を巡る。
「はぁっ…やぁあっ…!」
「何今更泣いてるの?初めてでもないくせに」
彼がくっと顎を片手で掴み、笑った。征服者の身勝手な男の笑い方。
―レアだったら絶対にそんな風に笑わないわよ!
きっと睨むと、「いいね、征服し甲斐があるよ」と強引に下着を剥ぎ取り、舌を噛み切ってやろうかと思った。でも、自分も女で…口で舌を例え噛み切ったって、否がおうなしに、感じてしまう身体、身体のラインの女性らしさを、悔しさを、心に焼きつけようと思った。喘ぐ数だけ罪の数。泣いた数だけ裏切った証、そして、望まれない…
彼は目に焼き付けるように両手を抑えながら、強引にあたしの中に射れてくる。
「あぁああっ!!や…やぁああ」
熱かった。痛かった。でももう終わると思って―…体中から気が抜けた。中に出された感覚だけがあたしを覆い、自分が死ぬほどの治らない馬鹿おおばかものだと知った。
目を開けたら誰も居なかった。
だから、あれは夢だと思って居たの。
起きたら皮肉にも、いつもレアが掛けてくれるブランケットが掛けてあり、何も知らないレアが帰って着て…
ああ、レアだったらなを、
=レアだったんだ…に勝手に置き換えて…。
じゃあ、お腹の中に居る子は?
え…。
背筋が凍り、
「レア…あのね、あたし単にちょっと食べすぎちゃって…生理も不順だから、幸せ太りかな!」
「何だよ~!」
ああ、絶対に言えない。
こんなに幸せそうな顔して、あたしを抱きしめる貴方ピュアなおとこには。でも、
この幸せを維持したい。
あたし…
一生言う事が出来ない。
育てるかも分からない。
生きてるかも分からない。
でも、貴方を不幸にしたくない。
離したくもない。
このまま、黙っていれば―…。
「何で泣いてるんだ?」
そう言われて…あたしが涙を零してる事に気が付いた。
助けて。
そう言いたかったけど、
「幸せすぎて涙が出たの。ふふ」
そう嘘を付いた…。
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