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WEBサイト版別バージョン編
メシアの浮気?2
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浮気現場と言われても…と困惑する俺をよそにシアンと今メシアのアパートに来ている。二人して居酒屋さんでサービスで貰った飴を舐めながら、まさか、誘って置いてすぐに家に行こう!と言うのがシアンらしくて何だか苦笑いしてしまう。
両端にあるエスカレーターの片側にあるごみ置き場の近くで、こんな時間にんなタイミングよく来るかよ…と小声で言ったのは聞こえなくて正解だったと思う。
「あっ!来たわよ!!」
「マジかよ…!?」
思わず驚いて口の飴をぽろっと零してしまう。姿を見ると自分でも意外な先客に驚いて手で握ってた飴を更に落とした。
「か、カロン…!?」
「な!あんた知り合い??」
「知ってるも何も…同僚だよ」
「何ですってぇえ。じゃ、じゃあ、やっぱり浮気…」
よろと、ふらふらするシアンに対し、この間熱く告白されましたとは言えず、浮気するやつには見えない。あの涙がそこまで計算高かったら、心の奥で綺麗だと一瞬でも見とれなかったし。よろよろするシアンが涙目で涙を堪えてると思ったら、猛ダッシュの止まらない勢いで部屋の方に向かう。
「ちょっと!!メシアの彼女は私なんだからね!!」
「おいおい!」
思わず俺の方も駆けて走る。流石元運動部だけあってシアンは足が速い。
あっという間に部屋の前に着き、カロンと何か言い争ってる。修羅場の空気を感じて慌てて止めようとすると、
「お兄ちゃんに何か御用ですか!?」
「ほわっ?」
空気が固まり、中でみんなでお茶を飲みながら話すことにした。
「や…ごめん、俺親戚の家に小さな頃引き取られたんだけど…
親戚が大家族で、みんな兄妹同然に育ったんだよな。次々妹が生まれて、男兄弟って俺だけでさ。血は繋がってないけど、家族だよ」
「ぅうう…すみません…嫉妬のあまり我を忘れてました…親戚の方ですかぁ」
「バーカ、そんなこったろうと思ったよ」
恥ずかしさのあまり、顔を手で覆い失態を悔いているシアンと小突いてツッコミを入れる俺。
ふふ、とメシアが柔らかな顔で笑う。「でも、嫉妬されるのも悪くないな。結婚式の段取りとか、カロンの両親がブライダルの仕事してるから、式場とかドレスとかも相談してたんだよ」
「そうか。良かったな、シアン。」
「ふふふ、シアンさんお兄ちゃんの可愛いお嫁さんになりそうですね。私結婚式大好きです。お嫁さんがキラキラしてて、シアンさんとお兄ちゃんも幸せになってくださいね」
手をきゅと握るとちょろいシアンは「なんていい人なの…!」とすっかり第一印象と違う態度になった。
気が付いたら話が合うみたいでラインのID何かも交換し合っている。シアンは結構誰とでも仲良くなれるほうだけど、カロンも女友達が多いみたいなので気が合うのかもしれない。
そのままお茶菓子まで頂いた後は、シアンは泊ってくと部屋に戻っていった。
カロンと帰り二人きりになると、自然と会話も弾む。
「実はお兄ちゃん、私に料理習いたいってお願いしてきたんですよ。」
「そうなのか、仲良いんだな。」
「はい、あんな素敵なお姉さんが出来るなら本望です。あ、年聞いてなかったな、妹に当たるのかな」
「はは、あいつもすげぇはしゃいでたからな。」
「…私結婚式のお嫁さんって大好きなんです。キラキラしてて可愛くて、世界中の幸せを集めたみたいな。」
「-カロンはいいお嫁さんになれそうだな」
瞬間、バイクがカロンの方に寄ってきて、危ないと肩を抱いて引き寄せる。
ちょっと計算高いカロンが、真っ赤になりながら「そ、そうですか…?」とぎゅうと抱き着いてきた。柔らかな肢体にドキリとしながらも何故か雨音が浮かんでそれ以上何も出来なかった。暫くすると力が弱まり離してくれるのかと思いきや、潤んだ目と上目遣いで質問される。
「アマネさんの事、どう思ってるんですか…?」
ぽつ、ぽつりと雨がザーッと降ってくる。近くの公園の雨除けの天井付きのベンチへと思わず走った。
雨は止まない。つまり、
逃げられそうにない。
両端にあるエスカレーターの片側にあるごみ置き場の近くで、こんな時間にんなタイミングよく来るかよ…と小声で言ったのは聞こえなくて正解だったと思う。
「あっ!来たわよ!!」
「マジかよ…!?」
思わず驚いて口の飴をぽろっと零してしまう。姿を見ると自分でも意外な先客に驚いて手で握ってた飴を更に落とした。
「か、カロン…!?」
「な!あんた知り合い??」
「知ってるも何も…同僚だよ」
「何ですってぇえ。じゃ、じゃあ、やっぱり浮気…」
よろと、ふらふらするシアンに対し、この間熱く告白されましたとは言えず、浮気するやつには見えない。あの涙がそこまで計算高かったら、心の奥で綺麗だと一瞬でも見とれなかったし。よろよろするシアンが涙目で涙を堪えてると思ったら、猛ダッシュの止まらない勢いで部屋の方に向かう。
「ちょっと!!メシアの彼女は私なんだからね!!」
「おいおい!」
思わず俺の方も駆けて走る。流石元運動部だけあってシアンは足が速い。
あっという間に部屋の前に着き、カロンと何か言い争ってる。修羅場の空気を感じて慌てて止めようとすると、
「お兄ちゃんに何か御用ですか!?」
「ほわっ?」
空気が固まり、中でみんなでお茶を飲みながら話すことにした。
「や…ごめん、俺親戚の家に小さな頃引き取られたんだけど…
親戚が大家族で、みんな兄妹同然に育ったんだよな。次々妹が生まれて、男兄弟って俺だけでさ。血は繋がってないけど、家族だよ」
「ぅうう…すみません…嫉妬のあまり我を忘れてました…親戚の方ですかぁ」
「バーカ、そんなこったろうと思ったよ」
恥ずかしさのあまり、顔を手で覆い失態を悔いているシアンと小突いてツッコミを入れる俺。
ふふ、とメシアが柔らかな顔で笑う。「でも、嫉妬されるのも悪くないな。結婚式の段取りとか、カロンの両親がブライダルの仕事してるから、式場とかドレスとかも相談してたんだよ」
「そうか。良かったな、シアン。」
「ふふふ、シアンさんお兄ちゃんの可愛いお嫁さんになりそうですね。私結婚式大好きです。お嫁さんがキラキラしてて、シアンさんとお兄ちゃんも幸せになってくださいね」
手をきゅと握るとちょろいシアンは「なんていい人なの…!」とすっかり第一印象と違う態度になった。
気が付いたら話が合うみたいでラインのID何かも交換し合っている。シアンは結構誰とでも仲良くなれるほうだけど、カロンも女友達が多いみたいなので気が合うのかもしれない。
そのままお茶菓子まで頂いた後は、シアンは泊ってくと部屋に戻っていった。
カロンと帰り二人きりになると、自然と会話も弾む。
「実はお兄ちゃん、私に料理習いたいってお願いしてきたんですよ。」
「そうなのか、仲良いんだな。」
「はい、あんな素敵なお姉さんが出来るなら本望です。あ、年聞いてなかったな、妹に当たるのかな」
「はは、あいつもすげぇはしゃいでたからな。」
「…私結婚式のお嫁さんって大好きなんです。キラキラしてて可愛くて、世界中の幸せを集めたみたいな。」
「-カロンはいいお嫁さんになれそうだな」
瞬間、バイクがカロンの方に寄ってきて、危ないと肩を抱いて引き寄せる。
ちょっと計算高いカロンが、真っ赤になりながら「そ、そうですか…?」とぎゅうと抱き着いてきた。柔らかな肢体にドキリとしながらも何故か雨音が浮かんでそれ以上何も出来なかった。暫くすると力が弱まり離してくれるのかと思いきや、潤んだ目と上目遣いで質問される。
「アマネさんの事、どう思ってるんですか…?」
ぽつ、ぽつりと雨がザーッと降ってくる。近くの公園の雨除けの天井付きのベンチへと思わず走った。
雨は止まない。つまり、
逃げられそうにない。
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