4 / 21
第一章:乳世界(ニューワールド)
4話 聖乳絞り☆
しおりを挟む
固めのベッドがあるだけの簡素な部屋だった。
マッサージ奴隷の他に、また見たことのない女の奴隷が待っていた。その奴隷は、「失礼します」と断ってから、ささっと俺の服を脱がせた。
着替え用の奴隷?
スッポンポンにされて、ベッドに仰向けで寝かされる。
なんだこれ、恥ずかしいぞ。
「それでは始めさせていただきます」
マッサージ奴隷が、いやらしい形の壺から、トロリとした透明な粘液を取り出し、俺の胸に垂らした。
「ぴゃっ!」
思わず変な声が出た。
女になって声がまったく変わってしまったのを除いても、自分の声とは思えないおかしな声だ。
嬌声……というやつか?
「な、なにそれ、そのぬるっとした冷たい液体」
「チェス島原産の乳の実の汁です」
「乳の実?」
「豊かな乳房のような形と色をした、それはそれは美しい植物の実です。その汁を皮膚にすり込むと、胸が大きくなると言われているんです」
「へー」
乳の実の汁か……いろんなもんがあるんだな。
乳汁をたっぷりと垂らされた俺の胸は、さながらローションを塗りたくられたみたいにテカテカ、ヌルヌルと卑猥な光沢に包まれた。
マッサージ奴隷は、なんの躊躇もなく、がしっと胸をわし掴むと、上下左右にリズミカルに揉み始めた。
「んっ……」
変な声が出てしまうが……しかたない。
だって、これ気持ちいい。
おっぱい揉まれるって、こんなにいいものなのか。
ハマッちゃいそうだ。
「にゃぅっ!!」
だが、乳首をつねられた瞬間。
この瞬間、それまでの温かく包まれるような豊胸マッサージに安穏としていた俺に、電流が走った。
髪の毛の先から足のつま先までを貫くような刺激が走ったのだ。
全身が震えるほどの歓喜にも似た刺激だ。
俺の反応に、マッサージ奴隷は笑いをこらえるのに必死だった。
「失礼しました。ブレストお嬢様はずいぶんと感じやすい方なんですね」
感じる?
そうか、これが感じるってことなのか。
「ひうっ……」
「あんっ……」
「あふぅ……」
奴隷の手が乳首を撫で、摘み、引っ張り、捻り、あらゆる運動を加えるたびに、自分のものとは思えない声が漏れてしまう。
快感の塊の刺激が全身を駆け巡る。
全身を旅した血液が最後に心臓にたどり着くように、快楽の電流は下腹部へと集結する。
そこにあるのは……子宮?
子宮が悦びに震えている。
キュンキュンしている。
これは、まずい……。
「ちょっ、いったんやめて……」
「まだ途中です。ここでは終われません」
「そうじゃなくて……あぁんっ……ひぅっ……ちょっと開けて……欲しいんだけど……あっ……」
「ああ、そういうことですか。いいですよ、気にしなくて。恥ずかしがらずに、どうぞ達してくださいませ」
「恥ずかしがるなって、そんなの無理……」
全身のぞわぞわとする感覚が子宮に集結し、凝縮される。
無理やりに押し込められた快感たちは、凝縮に反発して外へ外へと出ようとする。
ヤバイ。
これ絶対にヤバイ。
この快感の塊が解放されたら、とんでもないことになってしまう。
射精どころじゃない。
射精の何百倍、何千倍の快感になるはずだ。
それって、一体どんなだよ。
怖い。
気持ちよすぎて怖い。
我慢しなきゃ。
しかし、我慢するほどに快感の塊は大きくなっていく。
「我慢は体に毒ですよ。これならどうです?」
奴隷が、左の乳首を指でピンと弾く。
直後、右の乳首をピンと弾く。
続いて、左。
右。
左。
タイミングと強さを微妙に変えながら乳首を弾いてくる。
なんて腕前だ。
悪魔のような熟練度。
もうダメだ……。
「あああああああっっっ!!!!」
体の中でビッグバンが起こった。
快楽の塊が爆発し、全身のあらゆる細胞を震わせた。
歓喜の波紋は指の一本一本まで行き渡り、しかしそこで終わらない。
今度は戻ってくる。
往復!
気持ちよさが、イって! 帰ってくる!
戻ってきても、そこに出口はない。また別のところに広がり、体の中を、何度も何度も駆け巡る。
これが……女の悦び?
女になってよかった! 心からそう思う。これが味わえただけで、他のすべてを受け入れられてしまいそうだ。
数え切れないほど全身を行き来した豊楽の津波は、出口を求め、最後は胸にたどり着いた。
胸の先端に一点集中した。と次の瞬間、
――ぷしゃああああ…………!!!
飛び出した。
乳首の先端から、白い液体となって……。
え、これって……母乳?
俺、妊娠なんてしてないけど。だって、処女だし……おまけに童貞だし。
「こ、これは……!」
マッサージ奴隷が白い液体を手ですくって、においを嗅いで、わなわなと体を震わせだした。
やっちまった?
なんかわからないけど、俺、やっちまったのかな?
「すぐに当主さまを呼んで来なさい」
マッサージ奴隷が、着替え奴隷に言った。
着替え奴隷たちは大慌てで走って行き、まもなく、クリルお姉さまが走ってマッサージ室に入ってきた。
「ブレストの胸からミルクが出ただと!?」
「はい。これがそうです」
クリルお姉さまはマッサージ奴隷の手についた母乳を観察し、においを嗅ぎ、さらに舐めた。
「間違いない。これはミルク……聖乳だ!」
聖乳?
「ああ、なんということでしょう。聖乳の持ち主がこの家にやってくるなんて」
マッサージ奴隷がその場に崩れ落ち、泣き出した。
なんか、やばそう。
もしかして、屋敷から追い出される……なんてことないよな?
だって、しかたないじゃん。あんなに気持ちいいことされたら、白い液体くらい出るって。心は男なんだぜ?
「ブレスト、これをもう一度出せるか?」
「え、あ……わかりませんが、たぶん」
「出せるんだな? よし、出せ」
「あの、お姉さま、聖乳とは一体なんなんですか?」
「聖乳とは、女の胸から出るミルクのことだ」
「それって、母乳ですよね?」
「母乳は出産した女から出るミルクだ。聖乳は、子供を産んだことのない女の胸から出るミルクだ。お前のような処女の胸からミルクが出れば、それはまさしく聖乳だ」
「お、おかしな体質ですみません……」
「いいや、おかしくなどない。むしろ、すばらしいことだ。聖乳は、神に選ばれた者にのみ与えられる力だ」
「神? 力?」
「聖乳と母乳は決定的に違う。母乳は子供を育てるためのものだが、聖乳は子供を作るためのものだ」
「というと……」
「聖乳を女の膣に入れると、入れられた女は孕むのだ」
「はらっ!?」
それって、男の液体と一緒じゃないか。
そうか、女の体になってしまったと思ったら、男らしさが残っていたのか。
おっぱいに。
「女だけで生殖を完了させられる。これを、選ばれた人間だけに神が与えた力と言わず、なんと言うだろうか。ブレスト、お前は特別な人間なのだ」
「そうなんですか……」
たぶん、男から女になったせいで、卵巣の代わりに精巣が入ってるとか、そういうのだと思う。
そう言えば、「レズのカップルなのに子供ができた。詳しく調べた結果、片方の女が卵巣ではなく精巣を持っていた」という嘘のような本当の話を聞いたことがある。
あれと同じか。
神に選ばれた?
おもちゃか罰ゲームとしてだろ。
「なんか……ごめんなさい。こんなおかしな体で。家から追い出されたりしますか?」
「そんなことするものか! 聖乳の持ち主は、大変貴重だ。バレンバン市、いや帝国全体を見回しても、聖乳の持ち主はめったにいない。とても貴重で、尊いものなのだ。たとえば、ニプル皇帝陛下。あの方もまた、聖乳の持ち主だ。わかるだろう、その意味が」
「迫害されることはないってことですね?」
「迫害だと!? その逆だ。お前は我が家の希望だ。記憶をなくす前のお前がどこの誰だったのかなど、もうどうでもいい。お前は私の大切な家族だ」
「ありがとうございます」
でもそれ、俺じゃなくて、俺のおっぱいのことだろ?
なんかすっごい微妙な気分。
「どれ、試しに誰か孕ませてみよう」
えぇ……。
「危険日の奴隷はいるか?」
「今探してまいります」
着替え奴隷がまた部屋を出ていき、三人ほど若い女奴隷を連れて戻ってきた。
「この三人がそのようです」
「よし、ブレスト。もう一度聖乳を出せ。そして、この三人を母にしろ」
「え、いや、そんなことしていいんですか? 本人の意思は?」
「奴隷の意思? お前はなにを言っているのだ。この家の奴隷はすべて私の所有物だ。孕ませるも孕ませないのも、私の勝手だ」
そういうものなのか。
「だいたい、女奴隷が孕むのは大変すばらしいことではないか。産まれた子供もまた奴隷となり、我が家の財産が増えることになる。しかも、我が家で産まれた奴隷は、買ってきた奴隷よりも忠誠心があり、使い勝手がいい。これまで奴隷を孕ませるのは親父殿の仕事だったが……聖乳の持ち主が現れたとなれば、親父殿はお払い箱だな。なにせ、聖乳により産まれた子供は健康で、頭がよく、美しい容姿をしていて、しかも安産だと言うからな」
あのおじさん。
奴隷を妊娠させる人と娘に認識されてたのか。
そりゃ末席だわ。
むしろ、同じテーブルで食事ができるだけ幸せだと思わなくちゃいけない。
「さぁ、ブレスト。さっそく聖乳を出せ。どうすれば出る?」
「先ほどは達した時に出ました」
マッサージ奴隷がバカ正直に言った。
「なるほど。では、またマッサージをして達せさせてやれ」
「かしこまりました」
マッサージが再開された。
しかし……出るかな、そんなすぐに。
つーか、なにこの状況。
ローション(乳の実の汁)でヌルヌルになった乳首を弄られて、俺がイクのを、大勢の女性に見守られている。
意味がわからなすぎて、すっげぇ興奮してきた。
「んっ…………」
あっという間に達してしまった。
両手で口を抑えて声を我慢したのは、最後の抵抗。
しかし、快楽が声となって出なかったせいか、さっきよりも多くの聖乳が乳首から出てしまった。
飛散した聖乳は空中で受け止められ、女奴隷たちがそれを自分のまたぐらに塗りたくり、体内に入れた。
なんという……なんという光景だ。
悔いなし。
元の世界に、一片の悔いなし。
マッサージ奴隷の他に、また見たことのない女の奴隷が待っていた。その奴隷は、「失礼します」と断ってから、ささっと俺の服を脱がせた。
着替え用の奴隷?
スッポンポンにされて、ベッドに仰向けで寝かされる。
なんだこれ、恥ずかしいぞ。
「それでは始めさせていただきます」
マッサージ奴隷が、いやらしい形の壺から、トロリとした透明な粘液を取り出し、俺の胸に垂らした。
「ぴゃっ!」
思わず変な声が出た。
女になって声がまったく変わってしまったのを除いても、自分の声とは思えないおかしな声だ。
嬌声……というやつか?
「な、なにそれ、そのぬるっとした冷たい液体」
「チェス島原産の乳の実の汁です」
「乳の実?」
「豊かな乳房のような形と色をした、それはそれは美しい植物の実です。その汁を皮膚にすり込むと、胸が大きくなると言われているんです」
「へー」
乳の実の汁か……いろんなもんがあるんだな。
乳汁をたっぷりと垂らされた俺の胸は、さながらローションを塗りたくられたみたいにテカテカ、ヌルヌルと卑猥な光沢に包まれた。
マッサージ奴隷は、なんの躊躇もなく、がしっと胸をわし掴むと、上下左右にリズミカルに揉み始めた。
「んっ……」
変な声が出てしまうが……しかたない。
だって、これ気持ちいい。
おっぱい揉まれるって、こんなにいいものなのか。
ハマッちゃいそうだ。
「にゃぅっ!!」
だが、乳首をつねられた瞬間。
この瞬間、それまでの温かく包まれるような豊胸マッサージに安穏としていた俺に、電流が走った。
髪の毛の先から足のつま先までを貫くような刺激が走ったのだ。
全身が震えるほどの歓喜にも似た刺激だ。
俺の反応に、マッサージ奴隷は笑いをこらえるのに必死だった。
「失礼しました。ブレストお嬢様はずいぶんと感じやすい方なんですね」
感じる?
そうか、これが感じるってことなのか。
「ひうっ……」
「あんっ……」
「あふぅ……」
奴隷の手が乳首を撫で、摘み、引っ張り、捻り、あらゆる運動を加えるたびに、自分のものとは思えない声が漏れてしまう。
快感の塊の刺激が全身を駆け巡る。
全身を旅した血液が最後に心臓にたどり着くように、快楽の電流は下腹部へと集結する。
そこにあるのは……子宮?
子宮が悦びに震えている。
キュンキュンしている。
これは、まずい……。
「ちょっ、いったんやめて……」
「まだ途中です。ここでは終われません」
「そうじゃなくて……あぁんっ……ひぅっ……ちょっと開けて……欲しいんだけど……あっ……」
「ああ、そういうことですか。いいですよ、気にしなくて。恥ずかしがらずに、どうぞ達してくださいませ」
「恥ずかしがるなって、そんなの無理……」
全身のぞわぞわとする感覚が子宮に集結し、凝縮される。
無理やりに押し込められた快感たちは、凝縮に反発して外へ外へと出ようとする。
ヤバイ。
これ絶対にヤバイ。
この快感の塊が解放されたら、とんでもないことになってしまう。
射精どころじゃない。
射精の何百倍、何千倍の快感になるはずだ。
それって、一体どんなだよ。
怖い。
気持ちよすぎて怖い。
我慢しなきゃ。
しかし、我慢するほどに快感の塊は大きくなっていく。
「我慢は体に毒ですよ。これならどうです?」
奴隷が、左の乳首を指でピンと弾く。
直後、右の乳首をピンと弾く。
続いて、左。
右。
左。
タイミングと強さを微妙に変えながら乳首を弾いてくる。
なんて腕前だ。
悪魔のような熟練度。
もうダメだ……。
「あああああああっっっ!!!!」
体の中でビッグバンが起こった。
快楽の塊が爆発し、全身のあらゆる細胞を震わせた。
歓喜の波紋は指の一本一本まで行き渡り、しかしそこで終わらない。
今度は戻ってくる。
往復!
気持ちよさが、イって! 帰ってくる!
戻ってきても、そこに出口はない。また別のところに広がり、体の中を、何度も何度も駆け巡る。
これが……女の悦び?
女になってよかった! 心からそう思う。これが味わえただけで、他のすべてを受け入れられてしまいそうだ。
数え切れないほど全身を行き来した豊楽の津波は、出口を求め、最後は胸にたどり着いた。
胸の先端に一点集中した。と次の瞬間、
――ぷしゃああああ…………!!!
飛び出した。
乳首の先端から、白い液体となって……。
え、これって……母乳?
俺、妊娠なんてしてないけど。だって、処女だし……おまけに童貞だし。
「こ、これは……!」
マッサージ奴隷が白い液体を手ですくって、においを嗅いで、わなわなと体を震わせだした。
やっちまった?
なんかわからないけど、俺、やっちまったのかな?
「すぐに当主さまを呼んで来なさい」
マッサージ奴隷が、着替え奴隷に言った。
着替え奴隷たちは大慌てで走って行き、まもなく、クリルお姉さまが走ってマッサージ室に入ってきた。
「ブレストの胸からミルクが出ただと!?」
「はい。これがそうです」
クリルお姉さまはマッサージ奴隷の手についた母乳を観察し、においを嗅ぎ、さらに舐めた。
「間違いない。これはミルク……聖乳だ!」
聖乳?
「ああ、なんということでしょう。聖乳の持ち主がこの家にやってくるなんて」
マッサージ奴隷がその場に崩れ落ち、泣き出した。
なんか、やばそう。
もしかして、屋敷から追い出される……なんてことないよな?
だって、しかたないじゃん。あんなに気持ちいいことされたら、白い液体くらい出るって。心は男なんだぜ?
「ブレスト、これをもう一度出せるか?」
「え、あ……わかりませんが、たぶん」
「出せるんだな? よし、出せ」
「あの、お姉さま、聖乳とは一体なんなんですか?」
「聖乳とは、女の胸から出るミルクのことだ」
「それって、母乳ですよね?」
「母乳は出産した女から出るミルクだ。聖乳は、子供を産んだことのない女の胸から出るミルクだ。お前のような処女の胸からミルクが出れば、それはまさしく聖乳だ」
「お、おかしな体質ですみません……」
「いいや、おかしくなどない。むしろ、すばらしいことだ。聖乳は、神に選ばれた者にのみ与えられる力だ」
「神? 力?」
「聖乳と母乳は決定的に違う。母乳は子供を育てるためのものだが、聖乳は子供を作るためのものだ」
「というと……」
「聖乳を女の膣に入れると、入れられた女は孕むのだ」
「はらっ!?」
それって、男の液体と一緒じゃないか。
そうか、女の体になってしまったと思ったら、男らしさが残っていたのか。
おっぱいに。
「女だけで生殖を完了させられる。これを、選ばれた人間だけに神が与えた力と言わず、なんと言うだろうか。ブレスト、お前は特別な人間なのだ」
「そうなんですか……」
たぶん、男から女になったせいで、卵巣の代わりに精巣が入ってるとか、そういうのだと思う。
そう言えば、「レズのカップルなのに子供ができた。詳しく調べた結果、片方の女が卵巣ではなく精巣を持っていた」という嘘のような本当の話を聞いたことがある。
あれと同じか。
神に選ばれた?
おもちゃか罰ゲームとしてだろ。
「なんか……ごめんなさい。こんなおかしな体で。家から追い出されたりしますか?」
「そんなことするものか! 聖乳の持ち主は、大変貴重だ。バレンバン市、いや帝国全体を見回しても、聖乳の持ち主はめったにいない。とても貴重で、尊いものなのだ。たとえば、ニプル皇帝陛下。あの方もまた、聖乳の持ち主だ。わかるだろう、その意味が」
「迫害されることはないってことですね?」
「迫害だと!? その逆だ。お前は我が家の希望だ。記憶をなくす前のお前がどこの誰だったのかなど、もうどうでもいい。お前は私の大切な家族だ」
「ありがとうございます」
でもそれ、俺じゃなくて、俺のおっぱいのことだろ?
なんかすっごい微妙な気分。
「どれ、試しに誰か孕ませてみよう」
えぇ……。
「危険日の奴隷はいるか?」
「今探してまいります」
着替え奴隷がまた部屋を出ていき、三人ほど若い女奴隷を連れて戻ってきた。
「この三人がそのようです」
「よし、ブレスト。もう一度聖乳を出せ。そして、この三人を母にしろ」
「え、いや、そんなことしていいんですか? 本人の意思は?」
「奴隷の意思? お前はなにを言っているのだ。この家の奴隷はすべて私の所有物だ。孕ませるも孕ませないのも、私の勝手だ」
そういうものなのか。
「だいたい、女奴隷が孕むのは大変すばらしいことではないか。産まれた子供もまた奴隷となり、我が家の財産が増えることになる。しかも、我が家で産まれた奴隷は、買ってきた奴隷よりも忠誠心があり、使い勝手がいい。これまで奴隷を孕ませるのは親父殿の仕事だったが……聖乳の持ち主が現れたとなれば、親父殿はお払い箱だな。なにせ、聖乳により産まれた子供は健康で、頭がよく、美しい容姿をしていて、しかも安産だと言うからな」
あのおじさん。
奴隷を妊娠させる人と娘に認識されてたのか。
そりゃ末席だわ。
むしろ、同じテーブルで食事ができるだけ幸せだと思わなくちゃいけない。
「さぁ、ブレスト。さっそく聖乳を出せ。どうすれば出る?」
「先ほどは達した時に出ました」
マッサージ奴隷がバカ正直に言った。
「なるほど。では、またマッサージをして達せさせてやれ」
「かしこまりました」
マッサージが再開された。
しかし……出るかな、そんなすぐに。
つーか、なにこの状況。
ローション(乳の実の汁)でヌルヌルになった乳首を弄られて、俺がイクのを、大勢の女性に見守られている。
意味がわからなすぎて、すっげぇ興奮してきた。
「んっ…………」
あっという間に達してしまった。
両手で口を抑えて声を我慢したのは、最後の抵抗。
しかし、快楽が声となって出なかったせいか、さっきよりも多くの聖乳が乳首から出てしまった。
飛散した聖乳は空中で受け止められ、女奴隷たちがそれを自分のまたぐらに塗りたくり、体内に入れた。
なんという……なんという光景だ。
悔いなし。
元の世界に、一片の悔いなし。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
131
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる