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GカップからIカップ♥️ (高校生編)
晴くんゴメン!
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「ソフィアちゃん、帰ろう?」
「あっ、晴くんゴメン! 今日は生徒会の仕事があるから」
「そっか、頑張ってね!」
高校2年になり僕達は別のクラスになった。
今まで通り仲良く付き合ってはいるが、最近ソフィアちゃんが忙しくてすれ違いになる事が多くなったような気がする。
ソフィアちゃんは優秀で人気者だからあちこち引っ張りだこ、2年になり生徒会役員にもなったので学校で顔を合わす時間が少なくなってしまった。
僕は僕で図書委員になり、放課後には図書室で仕事をしている事もあるので一緒に下校する事も少ないから……ちょっと寂しい。
う~ん、今までは常に一緒にいる事が多くて、逆にこれくらいが普通なのかな? なんて考えながら1人で下校していると後ろから声を掛けられた。
「あっ、は、晴くん!」
「あっ、良子ちゃん、今日は図書委員の仕事は休み?」
「うん、そ、そうなんだ! だから途中まで一緒に帰らない?」
「いいよ、あっ、僕帰りに本屋さん寄って帰りたいからこっちなんだ」
「わ、私の家もこっちの方だから……わ、私も本屋さん行こうかと思ってたんだ、えへっ」
「そうなんだ! じゃあ一緒に行く?」
「うん!」
ちょっと内気な感じのこの娘は別のクラスで同じ図書委員の良子ちゃん。
三つ編み眼鏡で少しぽっちゃり、前髪でちょっと目元は見づらいけど結構可愛い顔をしていると思う。
でも1番の特徴といえば……ソフィアちゃんよりも大きそうなおっぱい。
クラスの男子達に陰で大きなおっぱいだから『うしこ』なんて言われているけど、まあ僕は……う~ん。
おっぱいは大好きだけど、ソフィアちゃんのおっぱいだから好きなんだよなぁ…… 確かに大きくてチラ見してしまう時もあるけどただそれだけ、だから決して異性としてあまり意識はしていない。
「は、晴くん、今日彼女さんは?」
「あぁ、生徒会の仕事だって、頑張ってるよね」
「そ、そうなんだぁ……あっ、本屋さん閉まってる」
わっ、臨時休業か、せっかく来たのに
「残念、それじゃあ僕は帰るかな」
「あ、晴くん、ちょっとあそこの喫茶店入らない? ちょっと相談したい事あって……」
相談? そのパターンには嫌な思い出が……まああれは健先輩と亜梨沙ちゃんだから特殊なはず、良子ちゃんは普通の相談だろうから……
「うん、いいよ!」
そして2人で喫茶店に入り席に着くと、良子ちゃんが少し落ち込んだ表情で僕に話しかけてきた。
「晴くん、実は私クラスのみんな……特に男子から嫌われてるみたいなの……」
「えっ? そんな事はないと思うけど」
良子ちゃんイジメられてたの!? ……いや、クラスメイトとも普通に話をしていたと思うし、特に男子なんてデレデレしながら良子ちゃんに話しかけていたはず……まあ半分以上はおっぱいをチラ見しながらだけど。
「わ、私聞いちゃったの! 私の事『うしこ』って言って笑っているのを! うぅっ……」
あちゃー! それはマズイ、良子ちゃんにしたら悪口に聞こえちゃうよね。
ちなみにうしこってよく言っている男子はきっと良子ちゃんの事が好きなはず……だって『うしこいいよなぁ、3回も抜いた』って言ってたし。
……ん? それは好きとは違うのかな?
う~ん、ソフィアちゃんで抜いたって言われたら……ムカつく!! やっぱりそんな事いけないよね! うん。
「あの……晴くん?」
「へっ? ……あ、あぁっ! 良子ちゃん、だ、大丈夫だと思うよ! みんなむしろ好きなはず……」
「やっぱり気持ち悪いよねこんな胸! うぅっ、どんどん大きくなって……私だって嫌なのに、いつの間にかHカップなんて……」
え、え、Hカップ!? ソフィアちゃんはGカップだから……ワンランク上! 1つ上のおっぱい!! ……はぁ~、凄いなぁ、肩こりも酷そう。
「こんな胸……ブラだって取り寄せないと可愛いのないし、重くて肩もこるし……はぁ、テーブルに乗せるとちょっと楽……」
ちょ、ちょっと! ドドーンとテーブルに乗っけて……ソフィアちゃんもたまにやってるけど、って、そんな事するとブラウスのボタンの隙間から谷間が見えちゃうよ!? 見ないようにしないと!
「だ、大丈夫だよ! 大きな胸が好きな男子は多いし、気持ち悪いなんて思われてないよ!」
「そういえば晴くんの彼女さんも大きいもんね……晴くんも大きい胸が好きなの?」
「えっ、あっ、その……」
「えへっ……たまに私の胸もチラチラ見てるもんね?」
バ、バレてたの!? うわぁ、ど、どうしよう、素直に謝った方がいいかな?
「その、ゴメ……」
「晴くんなら見られても……いいかな?」
「えっ……」
僕なら見られても? どういう事? 背が低くて自分で言うのもあれだけど、お母さん譲りの童顔で可愛い顔をしているから異性として見られてないとか……
「晴くん優しいし、がんばり屋さんだから、晴くんなら触られ…… あっ、は、晴くん、あれ!」
「な、何? あっ……」
良子ちゃんが驚きながら店の外を指差した。
そこにいたのは……
ソフィアちゃん…… と、あのガタイのいい男の人は生徒会長の……
仲良さそうに話しながら2人きりで歩いている姿が喫茶店のガラス越しに見えた。
笑いながら生徒会長の腕を軽く叩いているソフィアちゃん、それに答えるようにソフィアちゃんの背中を軽く叩いている……
端から見たら美男美女のカップル……
そんな2人を見て、僕は……
「あっ、晴くんゴメン! 今日は生徒会の仕事があるから」
「そっか、頑張ってね!」
高校2年になり僕達は別のクラスになった。
今まで通り仲良く付き合ってはいるが、最近ソフィアちゃんが忙しくてすれ違いになる事が多くなったような気がする。
ソフィアちゃんは優秀で人気者だからあちこち引っ張りだこ、2年になり生徒会役員にもなったので学校で顔を合わす時間が少なくなってしまった。
僕は僕で図書委員になり、放課後には図書室で仕事をしている事もあるので一緒に下校する事も少ないから……ちょっと寂しい。
う~ん、今までは常に一緒にいる事が多くて、逆にこれくらいが普通なのかな? なんて考えながら1人で下校していると後ろから声を掛けられた。
「あっ、は、晴くん!」
「あっ、良子ちゃん、今日は図書委員の仕事は休み?」
「うん、そ、そうなんだ! だから途中まで一緒に帰らない?」
「いいよ、あっ、僕帰りに本屋さん寄って帰りたいからこっちなんだ」
「わ、私の家もこっちの方だから……わ、私も本屋さん行こうかと思ってたんだ、えへっ」
「そうなんだ! じゃあ一緒に行く?」
「うん!」
ちょっと内気な感じのこの娘は別のクラスで同じ図書委員の良子ちゃん。
三つ編み眼鏡で少しぽっちゃり、前髪でちょっと目元は見づらいけど結構可愛い顔をしていると思う。
でも1番の特徴といえば……ソフィアちゃんよりも大きそうなおっぱい。
クラスの男子達に陰で大きなおっぱいだから『うしこ』なんて言われているけど、まあ僕は……う~ん。
おっぱいは大好きだけど、ソフィアちゃんのおっぱいだから好きなんだよなぁ…… 確かに大きくてチラ見してしまう時もあるけどただそれだけ、だから決して異性としてあまり意識はしていない。
「は、晴くん、今日彼女さんは?」
「あぁ、生徒会の仕事だって、頑張ってるよね」
「そ、そうなんだぁ……あっ、本屋さん閉まってる」
わっ、臨時休業か、せっかく来たのに
「残念、それじゃあ僕は帰るかな」
「あ、晴くん、ちょっとあそこの喫茶店入らない? ちょっと相談したい事あって……」
相談? そのパターンには嫌な思い出が……まああれは健先輩と亜梨沙ちゃんだから特殊なはず、良子ちゃんは普通の相談だろうから……
「うん、いいよ!」
そして2人で喫茶店に入り席に着くと、良子ちゃんが少し落ち込んだ表情で僕に話しかけてきた。
「晴くん、実は私クラスのみんな……特に男子から嫌われてるみたいなの……」
「えっ? そんな事はないと思うけど」
良子ちゃんイジメられてたの!? ……いや、クラスメイトとも普通に話をしていたと思うし、特に男子なんてデレデレしながら良子ちゃんに話しかけていたはず……まあ半分以上はおっぱいをチラ見しながらだけど。
「わ、私聞いちゃったの! 私の事『うしこ』って言って笑っているのを! うぅっ……」
あちゃー! それはマズイ、良子ちゃんにしたら悪口に聞こえちゃうよね。
ちなみにうしこってよく言っている男子はきっと良子ちゃんの事が好きなはず……だって『うしこいいよなぁ、3回も抜いた』って言ってたし。
……ん? それは好きとは違うのかな?
う~ん、ソフィアちゃんで抜いたって言われたら……ムカつく!! やっぱりそんな事いけないよね! うん。
「あの……晴くん?」
「へっ? ……あ、あぁっ! 良子ちゃん、だ、大丈夫だと思うよ! みんなむしろ好きなはず……」
「やっぱり気持ち悪いよねこんな胸! うぅっ、どんどん大きくなって……私だって嫌なのに、いつの間にかHカップなんて……」
え、え、Hカップ!? ソフィアちゃんはGカップだから……ワンランク上! 1つ上のおっぱい!! ……はぁ~、凄いなぁ、肩こりも酷そう。
「こんな胸……ブラだって取り寄せないと可愛いのないし、重くて肩もこるし……はぁ、テーブルに乗せるとちょっと楽……」
ちょ、ちょっと! ドドーンとテーブルに乗っけて……ソフィアちゃんもたまにやってるけど、って、そんな事するとブラウスのボタンの隙間から谷間が見えちゃうよ!? 見ないようにしないと!
「だ、大丈夫だよ! 大きな胸が好きな男子は多いし、気持ち悪いなんて思われてないよ!」
「そういえば晴くんの彼女さんも大きいもんね……晴くんも大きい胸が好きなの?」
「えっ、あっ、その……」
「えへっ……たまに私の胸もチラチラ見てるもんね?」
バ、バレてたの!? うわぁ、ど、どうしよう、素直に謝った方がいいかな?
「その、ゴメ……」
「晴くんなら見られても……いいかな?」
「えっ……」
僕なら見られても? どういう事? 背が低くて自分で言うのもあれだけど、お母さん譲りの童顔で可愛い顔をしているから異性として見られてないとか……
「晴くん優しいし、がんばり屋さんだから、晴くんなら触られ…… あっ、は、晴くん、あれ!」
「な、何? あっ……」
良子ちゃんが驚きながら店の外を指差した。
そこにいたのは……
ソフィアちゃん…… と、あのガタイのいい男の人は生徒会長の……
仲良さそうに話しながら2人きりで歩いている姿が喫茶店のガラス越しに見えた。
笑いながら生徒会長の腕を軽く叩いているソフィアちゃん、それに答えるようにソフィアちゃんの背中を軽く叩いている……
端から見たら美男美女のカップル……
そんな2人を見て、僕は……
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