14 / 75
アドベンチャーショップ
しおりを挟む
引き込み道路の向かい側のお宅は、店舗も兼ねているようだ。看板が立って驚いた。アドベンチャーショップの支店だ。
ただ店舗部分は狭そうだから、あまり期待は出来ない。
翌日、手土産を持って現れたのは、支店長でもある天津さんご一家。そこの息子である海人君は、年長さんから同じ幼稚園に通う事になるとか。
「いやまさか、ここのような田舎にアドベンチャーショップが建つとは。驚きました」
「基本的にダンジョンの側に建つようにしているんですよ。他社さんが入る前に押さえておきたいですからね」
アドベンチャーショップが一番乗りらしいけれど、他にもダンジョン製品を扱う店はある。東日本はアドベンチャーショップが強いけど、西日本で強いお店も、東京には進出しているし、じわじわと浸透しつつある。
「まだ未知数のダンジョンなので、店の規模も小さいですが、今後は分かりませんし、私自身もダンジョンには潜ります」
この人…強いな。いけないと思いつつも鑑定してみたくなったけれど、覗く事が出来なかった。レベルの差か、隠蔽系のスキルを持っているのだろう。
「店員さんが強い必要ってあるんですか?」
「ダンジョンを知らないと、お客様からの買い取りも、良い武器をお薦めする事も出来ませんので」
成る程。でもこんな田舎に飛ばされてくるなんて、左遷…
「左遷になるか、栄転になるかはダンジョン次第ですね」
…!びっくりした。心が読める?いやいや…私だって一応隠蔽持ってるし。ただ、念話もあるから、筒抜け…なんて事も?
「あはは。田舎過ぎて驚きましたか?確かに不便ですが、慣れれば良い所ですよ」
お父さんと話してたのか…良かった。
「父さん、約束、忘れてないよな」
「こら海人。ダンジョンは店が落ち着いてからだ」
「おや。初ダンジョンですか。1階層はスライムしか出ませんし、うちの美優も毎日のように入っていますよ」
「ええ。驚きました。海人と同じ年齢なのに、かなりレベルが高そうですね」
「ははは。分かりますか?珍しいスキルも持っているので、伸ばさないのは勿体ないですし、美優もダンジョンで美味しい食べ物を取ってくるのが好きみたいです」
「タマ達も手伝ってくれるし」
「うちの犬、猫、鶏と一緒に潜るのですよ」
「ほお。興味深いですね。海人、お父さん達は暫く開店準備で忙しいし、1階層なら美優ちゃんと一緒に行っていいぞ。美優ちゃんも、いいかな?」
「…いいですよ」
タマ達にお願いしておけば、海人君のフォローもしてくれるだろう。私はスキルアップに励んでもいいし、むかごも美味しいから、異存はない。
同じ幼稚園に通うのだし、近所に住む事になったんだから、仲良くしよう。
次の日。ゲートボールに使うような槌を持って海人君が来た。
「随分早いね。朝ごはん食べた?」
「勿論。美優ちゃんは大丈夫か?」
「うん。このままでも平気」
ポチとタマ。それと朝は早いピヨちゃんが寄ってきた。
「本当にペットも行くんだな。武器は?」
「ちょっと待って」
玄関まで行くふりをして、収納庫から杖を取り出す。
「玩具?」
「違うよ。可愛いけど」
スライムの話をしながらホダギの後ろに回る。
「暗いから足元気をつけてね」
ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえる。緊張しているのだろうか?
「中は明るいんだな…でも上は暗い。聞いていたのと同じだ」
照明も何もないのに、不思議だよね。
早速やってきたスライムに、海人君は槌を振り下ろす。
「よし!ステータス!」
天津海人(4)
レベル1
スキル 強力 錬金術
異世界神エストレイラの加護
「…は?錬金術って…加護って」
「加護?エストレイラ様の?」
加護は他人には見えない。じゃあ…海人君もセンティアに住んでいた?
「…マジか…」
何かを思い出したのか、海人君はその場に座り込んだ。
寄ってくるスライムは、杖で突いて潰す。これ位なら魔力を込めなくても、倒せる。
色々思い出している海人君のフォローだ。
(ちょっと、この子どうしちゃったの?)
(私の最初の時と多分一緒)
(…ふうん?)
「…悪い」
「ううん…私も一緒だから。海人君もセンティアからの転生者?」
「!え…美優ちゃんも?」
「うん…海人君はどこまで覚えてる?」
「うーん…確か、空の色がおかしくなって、何か弾ける感覚があって…あとは分からないな。天津海人としての記憶しかない」
「私も似たようなものかな…センティアはどうなっちゃったんだろうね」
「さあな…でもダンジョンにある空気は懐かしい感じがするし、答えはダンジョンにある気がするな」
「この杖もダンジョンの宝箱で見つけたんだよ。ほら…ここ見て」
「魔法文字か…地球ではあり得ないもんな」
偉い人達が文字を解析しようと頑張ってるらしい。
言葉として通じる所もあるけど、魔法属性を表す記号もあるから難しい。
他にも杖とか見付かったのかな?魔剣にも文字は彫られているし、魔道具なんてもっと解析は難しいだろう。
「記憶が戻る切っ掛けはダンジョンだよね?他にも転生してきた人はいるのかな」
「いたとしても、確かめようがないし、同じ年齢かも分からない」
同年代の人を全員ダンジョンに入れる訳にもいかないし。
そもそもが戦える人ばかりじゃなかったし、海人君だって、得たスキルが錬金術って事は、そっちが前世からのスキルの可能性が高い。錬金術師も戦う人もいれば、採取する人に任せきりな人もいる。海人君はどっちだろう?強い力を出せるスキルを得たんだから、戦える可能性が高いかな?
「にしても…何だこれ?豆…種か?」
「むかごだよ?」
「むかごって何だ?」
「知らないの?美味しいよ!茹でて塩ふるだけでもいいし、炊き込みご飯にも出来るよ」
「それは、こっちの世界の植物って事か」
「え…今までどんな所に住んでたの?」
「東京。新宿ダンジョンにはさすがに入らせてもらえなくて」
「魔物が強いの?」
「いや…モグラみたいな奴とか、潜ってすぐの素材は対した物もないけど、みんな経験値が欲しいから、魔物の取り合いになってるってさ」
違う意味で危険だね。誠一お兄ちゃんも言ってたっけ。
「その辺にも生えてるよ。今じゃなくて、夏頃だけど」
「ふうん…食べてみたい」
「いっぱい持ってるよ」
今ここで茹でてもいいけど、休日の今日は、誰が入ってくるか分からない。
「お昼ご飯食べる時に出してあげるよ」
「そうだな。今日は1階層で上げられるだけレベルを上げよう」
それから暫くは、美優は壁を背に、魔力自動回復のスキル上げを意識して行った。時折、目を開けて、むかごを一気に回収する。
お昼に初めてむかごを食べた海人君は、ちょっと感動していた。
「これで強くなれるかな」
違った。そっちじゃない。
「猪肉、お裾分けしようか?」
「いや…父さんも母さんも、多分ダンジョンに入るから、そのうち手に入ると思うし」
あっという間に制覇しそうだな。
私も10階層に現れるというボスと戦ってみたい。
その為には9階層に行かないとね。
「午後もダンジョン?」
「勿論。…あー、でも付き合わせて悪いから、美優ちゃんは他に行っていいよ。僕は下に行ったら怒られるし」
「そう?なら少しだけ…昨日はどんな魔物か確認しないで戻っちゃったから、確認だけしてくるね」
「何階層?…って、こういうのもあんまり聞いたらだめだよね」
「おおよそのレベルが分かるからね。海人君のお父さんはどこまで行ったの?」
「あー。9階層?何かそこの階層が厄介で、先に行けないみたいだ。魔物は余裕で倒せるみたいだけどな」
凄い…ほんの1日位で、先越された。厄介って、何かあるのかな?
ただ店舗部分は狭そうだから、あまり期待は出来ない。
翌日、手土産を持って現れたのは、支店長でもある天津さんご一家。そこの息子である海人君は、年長さんから同じ幼稚園に通う事になるとか。
「いやまさか、ここのような田舎にアドベンチャーショップが建つとは。驚きました」
「基本的にダンジョンの側に建つようにしているんですよ。他社さんが入る前に押さえておきたいですからね」
アドベンチャーショップが一番乗りらしいけれど、他にもダンジョン製品を扱う店はある。東日本はアドベンチャーショップが強いけど、西日本で強いお店も、東京には進出しているし、じわじわと浸透しつつある。
「まだ未知数のダンジョンなので、店の規模も小さいですが、今後は分かりませんし、私自身もダンジョンには潜ります」
この人…強いな。いけないと思いつつも鑑定してみたくなったけれど、覗く事が出来なかった。レベルの差か、隠蔽系のスキルを持っているのだろう。
「店員さんが強い必要ってあるんですか?」
「ダンジョンを知らないと、お客様からの買い取りも、良い武器をお薦めする事も出来ませんので」
成る程。でもこんな田舎に飛ばされてくるなんて、左遷…
「左遷になるか、栄転になるかはダンジョン次第ですね」
…!びっくりした。心が読める?いやいや…私だって一応隠蔽持ってるし。ただ、念話もあるから、筒抜け…なんて事も?
「あはは。田舎過ぎて驚きましたか?確かに不便ですが、慣れれば良い所ですよ」
お父さんと話してたのか…良かった。
「父さん、約束、忘れてないよな」
「こら海人。ダンジョンは店が落ち着いてからだ」
「おや。初ダンジョンですか。1階層はスライムしか出ませんし、うちの美優も毎日のように入っていますよ」
「ええ。驚きました。海人と同じ年齢なのに、かなりレベルが高そうですね」
「ははは。分かりますか?珍しいスキルも持っているので、伸ばさないのは勿体ないですし、美優もダンジョンで美味しい食べ物を取ってくるのが好きみたいです」
「タマ達も手伝ってくれるし」
「うちの犬、猫、鶏と一緒に潜るのですよ」
「ほお。興味深いですね。海人、お父さん達は暫く開店準備で忙しいし、1階層なら美優ちゃんと一緒に行っていいぞ。美優ちゃんも、いいかな?」
「…いいですよ」
タマ達にお願いしておけば、海人君のフォローもしてくれるだろう。私はスキルアップに励んでもいいし、むかごも美味しいから、異存はない。
同じ幼稚園に通うのだし、近所に住む事になったんだから、仲良くしよう。
次の日。ゲートボールに使うような槌を持って海人君が来た。
「随分早いね。朝ごはん食べた?」
「勿論。美優ちゃんは大丈夫か?」
「うん。このままでも平気」
ポチとタマ。それと朝は早いピヨちゃんが寄ってきた。
「本当にペットも行くんだな。武器は?」
「ちょっと待って」
玄関まで行くふりをして、収納庫から杖を取り出す。
「玩具?」
「違うよ。可愛いけど」
スライムの話をしながらホダギの後ろに回る。
「暗いから足元気をつけてね」
ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえる。緊張しているのだろうか?
「中は明るいんだな…でも上は暗い。聞いていたのと同じだ」
照明も何もないのに、不思議だよね。
早速やってきたスライムに、海人君は槌を振り下ろす。
「よし!ステータス!」
天津海人(4)
レベル1
スキル 強力 錬金術
異世界神エストレイラの加護
「…は?錬金術って…加護って」
「加護?エストレイラ様の?」
加護は他人には見えない。じゃあ…海人君もセンティアに住んでいた?
「…マジか…」
何かを思い出したのか、海人君はその場に座り込んだ。
寄ってくるスライムは、杖で突いて潰す。これ位なら魔力を込めなくても、倒せる。
色々思い出している海人君のフォローだ。
(ちょっと、この子どうしちゃったの?)
(私の最初の時と多分一緒)
(…ふうん?)
「…悪い」
「ううん…私も一緒だから。海人君もセンティアからの転生者?」
「!え…美優ちゃんも?」
「うん…海人君はどこまで覚えてる?」
「うーん…確か、空の色がおかしくなって、何か弾ける感覚があって…あとは分からないな。天津海人としての記憶しかない」
「私も似たようなものかな…センティアはどうなっちゃったんだろうね」
「さあな…でもダンジョンにある空気は懐かしい感じがするし、答えはダンジョンにある気がするな」
「この杖もダンジョンの宝箱で見つけたんだよ。ほら…ここ見て」
「魔法文字か…地球ではあり得ないもんな」
偉い人達が文字を解析しようと頑張ってるらしい。
言葉として通じる所もあるけど、魔法属性を表す記号もあるから難しい。
他にも杖とか見付かったのかな?魔剣にも文字は彫られているし、魔道具なんてもっと解析は難しいだろう。
「記憶が戻る切っ掛けはダンジョンだよね?他にも転生してきた人はいるのかな」
「いたとしても、確かめようがないし、同じ年齢かも分からない」
同年代の人を全員ダンジョンに入れる訳にもいかないし。
そもそもが戦える人ばかりじゃなかったし、海人君だって、得たスキルが錬金術って事は、そっちが前世からのスキルの可能性が高い。錬金術師も戦う人もいれば、採取する人に任せきりな人もいる。海人君はどっちだろう?強い力を出せるスキルを得たんだから、戦える可能性が高いかな?
「にしても…何だこれ?豆…種か?」
「むかごだよ?」
「むかごって何だ?」
「知らないの?美味しいよ!茹でて塩ふるだけでもいいし、炊き込みご飯にも出来るよ」
「それは、こっちの世界の植物って事か」
「え…今までどんな所に住んでたの?」
「東京。新宿ダンジョンにはさすがに入らせてもらえなくて」
「魔物が強いの?」
「いや…モグラみたいな奴とか、潜ってすぐの素材は対した物もないけど、みんな経験値が欲しいから、魔物の取り合いになってるってさ」
違う意味で危険だね。誠一お兄ちゃんも言ってたっけ。
「その辺にも生えてるよ。今じゃなくて、夏頃だけど」
「ふうん…食べてみたい」
「いっぱい持ってるよ」
今ここで茹でてもいいけど、休日の今日は、誰が入ってくるか分からない。
「お昼ご飯食べる時に出してあげるよ」
「そうだな。今日は1階層で上げられるだけレベルを上げよう」
それから暫くは、美優は壁を背に、魔力自動回復のスキル上げを意識して行った。時折、目を開けて、むかごを一気に回収する。
お昼に初めてむかごを食べた海人君は、ちょっと感動していた。
「これで強くなれるかな」
違った。そっちじゃない。
「猪肉、お裾分けしようか?」
「いや…父さんも母さんも、多分ダンジョンに入るから、そのうち手に入ると思うし」
あっという間に制覇しそうだな。
私も10階層に現れるというボスと戦ってみたい。
その為には9階層に行かないとね。
「午後もダンジョン?」
「勿論。…あー、でも付き合わせて悪いから、美優ちゃんは他に行っていいよ。僕は下に行ったら怒られるし」
「そう?なら少しだけ…昨日はどんな魔物か確認しないで戻っちゃったから、確認だけしてくるね」
「何階層?…って、こういうのもあんまり聞いたらだめだよね」
「おおよそのレベルが分かるからね。海人君のお父さんはどこまで行ったの?」
「あー。9階層?何かそこの階層が厄介で、先に行けないみたいだ。魔物は余裕で倒せるみたいだけどな」
凄い…ほんの1日位で、先越された。厄介って、何かあるのかな?
86
あなたにおすすめの小説
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
モンド家の、香麗なギフトは『ルゥ』でした。~家族一緒にこの異世界で美味しいスローライフを送ります~
みちのあかり
ファンタジー
10歳で『ルゥ』というギフトを得た僕。
どんなギフトかわからないまま、義理の兄たちとダンジョンに潜ったけど、役立たずと言われ取り残されてしまった。
一人きりで動くこともできない僕を助けてくれたのは一匹のフェンリルだった。僕のギルト『ルゥ』で出来たスープは、フェンリルの古傷を直すほどのとんでもないギフトだった。
その頃、母も僕のせいで離婚をされた。僕のギフトを理解できない義兄たちの報告のせいだった。
これは、母と僕と妹が、そこから幸せになるまでの、大切な人々との出会いのファンタジーです。
カクヨムにもサブタイ違いで載せています。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。
追放令嬢、辺境王国で無双して王宮を揺るがす
遊鷹太
ファンタジー
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる