庶民から貴族になったけど、聖女になんてなりません!

生まれたばかりの庶民の子と貴族の子を入れ替えたのは妖精だった。彼らにとって、それはただのイタズラ。でも入れ替えられた子供たちにとっては一生を左右される出来事だった。
14歳の時に自分が貴族の娘だと知ったアネットは、庶民の家族を捨てて貴族になる事、を選んだ。それが誰にとっても良いことだと思ったから。
アネットは知らなかったのだ。貴族の結婚は親が決めるものであり、外出さえ自由にできないということを。

※この小説は『貴族から庶民になったので、婚約を解消されました!』のサイドストーリーです。
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