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君のために

また

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 本当に白斗はくとは2日経っても目を覚まさない。
 「白斗・・・」
 「直也なおや。大丈夫よ。今日、起きなかったら明日は起きるから。それより今日からテストでしょう?成績下がれば白斗君養えないよ。」
 「分かってる。」
 「テスト日だし早く帰れるんだから準備しちゃいなさい」
 はつが白斗の部屋からいなくなりもう一度白斗を見てから部屋を出た。
 「おはよう」
 てんがいつも通り新聞を広げていた。
 「あぁおはよう。直也も体調大丈夫か?」
 「うん。大丈夫だよ。」
 「直也。テストで早帰りだろ?帰ったら話したいことがあるから連絡してくれ、俺がここに来る。」
 新聞をたたみ直也を見ながら言うと直也も「俺も話したい」と言った。「ふっ」と槇は笑い「ありがとう」と溢した。
 「槇は仕事休み?」
 「有給を使った。」
 「そう。」

 
 「行ってきます。」
 直也は学校に向かう。葉と槇は家に一回帰る。家に白斗が残された。


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