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やっぱりこの学校は
売ることついて
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それから数分もしないうちに電話がかかってきた。
「白斗君は大丈夫?」
『大丈夫。メイちゃんに見させてるから。』
「メイドのメイちゃんね。元気?」
『葉さんと直也君に会いたいって言ってた。』
どこか暗い声だった。
『葉さん、白斗を売るって』
「男高には入試を受けないと入れないと言うルールの他にもう2つあるの。一つ目は自らの意思で男高で一緒過ごすことを条件に入ることができる。二つ目は親に売られ、男高で一緒過ごさせることを条件に入ることができる。と言うものよ。」
『だったら、一つ目のほうが良いと思う。』
「白音。白斗君の性格を思い出してみて。」
『あっ。』
「白斗君は男高より白音を選ぶ。それに白音のお父さんの会社不安定なんでしょう。たまに聞くよ。都瀬営業会社、倒産しそうって。お金の足しにしなさい。」
『でも・・』
「白斗君は強いから。大丈夫だよ。それに男高には直也がいるよ。」
それ聞いて白音は黙ってしまった。
『葉さん。私・・売るよ』
口を開いた時、白音はそう言った。
「白斗君は大丈夫?」
『大丈夫。メイちゃんに見させてるから。』
「メイドのメイちゃんね。元気?」
『葉さんと直也君に会いたいって言ってた。』
どこか暗い声だった。
『葉さん、白斗を売るって』
「男高には入試を受けないと入れないと言うルールの他にもう2つあるの。一つ目は自らの意思で男高で一緒過ごすことを条件に入ることができる。二つ目は親に売られ、男高で一緒過ごさせることを条件に入ることができる。と言うものよ。」
『だったら、一つ目のほうが良いと思う。』
「白音。白斗君の性格を思い出してみて。」
『あっ。』
「白斗君は男高より白音を選ぶ。それに白音のお父さんの会社不安定なんでしょう。たまに聞くよ。都瀬営業会社、倒産しそうって。お金の足しにしなさい。」
『でも・・』
「白斗君は強いから。大丈夫だよ。それに男高には直也がいるよ。」
それ聞いて白音は黙ってしまった。
『葉さん。私・・売るよ』
口を開いた時、白音はそう言った。
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