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帰国後の王城(R18)
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【 ステファニーの視点 】
帰国をすると、国王に報告をして双子は寮に戻ってしまった。
国王陛下とステファニー夫妻が応接間に残っていた。
「疲れただろうから泊まって行けば良かったのに。ここならメイド達が何でもしてくれるから楽だろう」
「お父様、もしかしたら帝王の求婚のせいかもしれません。レオン陛下がミーシェに正妃になって欲しいと仰ったのです」
「ミーシェに迷いがあるのか」
「断ってはいましたが、十分有り得ると思います。
レオン陛下とエヴァンを比べてしまえば、ミーシェが好むのはレオン陛下だと思います。
それに、レオン陛下はミーシェの為に異母弟を手に掛けましたし、実父である前帝王が娶れないようにしてくださいました。
手を下したのはミーシェ達であっても、発案はレオン陛下です。
襲った二人が悪かったとしても、ミーシェはレオン陛下に恩を感じてもおかしくありません。
友好国にもなり、王妃の心臓の薬も分けてくださいました。
好意を寄せない方がおかしいような気がします」
「でも断って帰ってきたのだな?」
「はい。但しレオン陛下はいつでもミーシェを受け入れるようなことを言っておられました」
「意外でした。あのレオン陛下が別れ際に愛してると言って抱きしめて涙を流したのです。
話を聞けば、恋愛に対して不器用な男でした。一緒に過ごしても女性を口説くということをしないのです。
気持ちを伝える前は膝の上に乗せたりして、もう一人の側妃にストレスを与えていたようですが、伝えてからはそのようなことは一切なさらなかったようです。
庭園の散歩に手を繋ぐか、馬に乗せた時に背後から腹に腕を回す程度で、なんというか純情さを感じました」
「側妃が二人もいるのにか」
「無理に娶らされたためか接触を必要最低限にしていました。一人脱落しています」
「ライアンはなんと言っているのだ」
「ライアンもレオン陛下達を気に入っている気がします」
「そうか。後はエヴァンが奇跡的に成長してくれるといいのだがな。
それとシオン」
「はい、陛下」
「半年後、其方を王に据え、ステファニーに王妃とする」
「女王ではなくて?」
「長年迷ってきたが、其方はアネットに傾向した娘をよく支えてくれた。
国の舵取りも十分だ。
これからエヴァンとミーシェのこと、そのうちシーナが学園に通い出せばロランもついてくるだろう。
ロランの方が大変だぞ。任せたからな。
もうジイジはひたすらシーちゃんを甘やかす生活を送りたい。
シーちゃんを王宮住まいにして目を光らせないと。
アールは双子の様に育てていないようだ。ライアンも最低限のナイフの扱いに止めたらしい。
シーちゃんが学園に通うには、寮かサックス邸か城だ。
たがロランが自分から離すわけがない。
だとしたら城一択だろう」
「も、もう少し後でもよろしいのでは?」
「遅いくらいだ。もう従属国でなくなったのだから丁度良い機会だろう」
「まだまだお元気ではありませんか」
「ロランもエヴァンも執着系なのは二人によく似ておる。
さて、半年かけて老後の環境を整えるとするか。
早めに移って部屋を空けるから好きに改装するといい。
では、ご苦労であった。休んでくれ」
「私も気が楽になるわ!
王妃になる前にサルトで長期休暇をとろうかしら」
「ステファニー!?」
「お土産にアネットのドレスを仕立てなくちゃ」
「私も行こうかな」
「難しいんじゃない?」
「………」
本気で長期滞在なんて考えていなかった。
でも、王妃になってからも引退したお父様とサルトへ遊びに行ってもいいかもしれない。
その夜。
「ちょっと、シオン。どうしたの?」
「どうしたのって……妻を愛でるだけだよ」
そう言いながら自分の服を脱ぎ、私の夜着に手をかけた。
「移動で疲れたでしょう。眠りましょう」
「寝てていいよ」
「何で脱がすの!」
「だから愛でるんだって。ステファニーは寝てていいから」
「だめっ」
お構いなく脱がすと私の股間に顔を近づけてて息を吹きかける。
「シオン!」
「寝ていなさい」
そんなこと言ったって!
恥部の肉を両親指で大きく開かせて、暖かくて厚みのある柔らか舌が膣口からヒダを擦りながら愛芽を舐め上げる。
「あっ、ああっ」
シオンの唾液と愛液が混ざり、割れ目もシーツもあっという間に濡れていた。
「んっ! くっ!」
絶頂に導かれている間も舌先で愛芽を捏ねくり回された。
「ダメ!ああっ! イってるから!」
ジュ~ッ
「ひゃあっ!」
プシュッ
今度は強く吸われ、漏らしてしまった。
ジュッ ジュッ ジュッ ジュ~ッ
何度も何度も絶頂に導かれ意識が朦朧としてくるとシオンが長い指を挿入した。
「ドロドロだね」
「あ……」
「やり過ぎちゃったかな?」
指をもう一本増やされると腹側をトントンと押し上げられた。その度に身体が跳ねる。
「いやっ! いやっ!」
左の太腿を押さえ込むと内腿に歯を立てながら吸い、指を無造作に掻き回した。
「ああああああーっ!!」
プシャーッ!!
「チュッ こんなにお漏らしする王女だってアネット夫人に知られてもいいのかな?」
「んんっ」
「気持ちいい?」
「はあっ」
陰茎を当てがわれ、ズブズブと肉壁を掻き分けて一気に奥まで押し上げられると、指とは違う刺激にナカが震える。
「はあ~あったかくて気持ちいい。
ナカが歓迎してくれているよ」
シオンが背中に腕を回し抱き起こすと、シオンは横になり、私は彼に跨っていた。
「動いて」
腰を動かすとシオンは私の胸を弄り始めた。
親指の腹で頂をクリクリと回しじっと私を見ていた。
「もっとしっかり動いて。腰を浮かせて大きく腰を振って」
ゆっくり陰茎を出し入れして扱いていると頂を強く摘まれた。
「あっ!」
「それじゃ遅いよ。少し腰を浮かせて止まって」
腰をガッチリ掴まれると下から激しく突き上げられた。
「ああっ!! ああっ!! ふぐっ!!」
「ステファニーはコレ好きだから、頑張って突き上げてあげるよ」
その後は拷問のように快楽を与え続けられ、考える力を失くした肉の塊のようにベッドに伏せった。
身体を拭かれてシオンの部屋に運ばれてベッドに降ろされた。
「ちょっとあのベッドは乾かすのに時間がかかるから、今日はこっちのベッドで寝よう」
チュッ
「明日からはタオルを何枚か置いてもらおう」
目覚めるとシオンはいなかった。
呼び鈴を鳴らすと起床の身支度をメイドが手伝う。
「何時なの」
「11時過ぎでございます」
「シオンは?」
「陛下と打ち合わせをなさっておられます」
「そう 」
「昼食はこちらのお部屋で召し上がるとのことでお待ちになるようにと」
「分かったわ」
12時過ぎに現れたシオンは食事が済み片付けさせると、
「30分、二人にしてくれ」
「かしこまりました」
シオンはドレスの裾に手を伸ばすと下着を下ろした。
「シオン!?」
「まだ柔らかく濡れてるな」
覚えのある硬くて熱くなったモノを割れ目に押し付けて蜜を纏わせるとズブズブと挿入した。
貫かれた快感で陰茎を肉壁で締め付けながら脚は小刻みに震えていた。
「痛くはなさそうだね」
壁に手を付いたステファニーを後ろから乱暴に犯し奥に注ぎ込むと軽くハンカチで秘部を拭っただけで下着を履かせた。
「夜まで締めて零さないように」
頬に口付けて自身の衣服を整えてシオンは仕事に戻った。
ステファニーは乱れを整えてソファに座った。
動くと漏れそうになるのでひたすらソファに居座った。
問題は花摘みと湯浴みだった。
花摘みではやはり少し垂れてしまった。
夜に夕食を取りに食堂へ行くにもナカのヌルヌルとした感覚に神経がいってしまいメイドの話があまり耳に入っていなかった。
夕食が済むと、エヴァンが話を切り出した。
「ミーシェの姿が見えないのですが」
「帰国後一週間はお休みよ」
「だったら王宮に泊まっても、」
「ミーシェが寮をえらんだんだ」
「ミーシェが? お祖父様は引き止めてくださらなかったのですか」
「引き止めようがない。グラースの功労者だぞ。滞在を勧めはするが引き止めることは出来ない」
「っ!」
「そんなことより、一年生に引き継ぎをしているようだけど」
「はい。卒業前に行事について教えています」
二年生になると、学校行事のサポートをすることになる。三年は卒業式に関わること以外は卒業一カ月前まで続ける。
その中で三年生の中盤になると一年生にサポートの仕方を教えるのだ。
エヴァンは貴人を迎える係の生徒を指導していた。
「大丈夫なの?」
「皆、素直な良い子ですから大丈夫です」
「そう、頑張ってちょうだい」
「母上、ミーシェを呼んで、」
「エヴァン、ミーシェは卒業まで時間がない。公務扱いだから欠席にはならないが卒業試験は合格しないとならない。邪魔をしないように」
「はい、父上」
夜の湯浴みはシオンと一緒だった。
マッサージ台にタオルを敷かれナカに指を入れられた。
「漏らしたね?」
「多少は……」
少し解すと潤滑剤を垂らされ、陰茎が押し入ってきた。
「あっ」
「残った古いのを掻き出して、新しく注いであげないとね」
引っ掛けるようにして引き抜き、カリで精液を描き出す。
その後、湯を注ぎ陰茎で掻き回し、またカリで掻き出しす。
「シオン、もう、」
「早いよ。まだ始まったばかりだ」
繋がったままバスタブに入り、少し力がなくなるとナカを擦り力を取り戻す。
胸を弄び、肩や首筋を舐められていた。
「のぼせそうだから出ようか」
立ち上がるとステファニー手を淵につかせシオンは背後から挿入した。
また注がれたが、後処理をされて眠りについた。
この生活が譲位まで続くことになる。
帰国をすると、国王に報告をして双子は寮に戻ってしまった。
国王陛下とステファニー夫妻が応接間に残っていた。
「疲れただろうから泊まって行けば良かったのに。ここならメイド達が何でもしてくれるから楽だろう」
「お父様、もしかしたら帝王の求婚のせいかもしれません。レオン陛下がミーシェに正妃になって欲しいと仰ったのです」
「ミーシェに迷いがあるのか」
「断ってはいましたが、十分有り得ると思います。
レオン陛下とエヴァンを比べてしまえば、ミーシェが好むのはレオン陛下だと思います。
それに、レオン陛下はミーシェの為に異母弟を手に掛けましたし、実父である前帝王が娶れないようにしてくださいました。
手を下したのはミーシェ達であっても、発案はレオン陛下です。
襲った二人が悪かったとしても、ミーシェはレオン陛下に恩を感じてもおかしくありません。
友好国にもなり、王妃の心臓の薬も分けてくださいました。
好意を寄せない方がおかしいような気がします」
「でも断って帰ってきたのだな?」
「はい。但しレオン陛下はいつでもミーシェを受け入れるようなことを言っておられました」
「意外でした。あのレオン陛下が別れ際に愛してると言って抱きしめて涙を流したのです。
話を聞けば、恋愛に対して不器用な男でした。一緒に過ごしても女性を口説くということをしないのです。
気持ちを伝える前は膝の上に乗せたりして、もう一人の側妃にストレスを与えていたようですが、伝えてからはそのようなことは一切なさらなかったようです。
庭園の散歩に手を繋ぐか、馬に乗せた時に背後から腹に腕を回す程度で、なんというか純情さを感じました」
「側妃が二人もいるのにか」
「無理に娶らされたためか接触を必要最低限にしていました。一人脱落しています」
「ライアンはなんと言っているのだ」
「ライアンもレオン陛下達を気に入っている気がします」
「そうか。後はエヴァンが奇跡的に成長してくれるといいのだがな。
それとシオン」
「はい、陛下」
「半年後、其方を王に据え、ステファニーに王妃とする」
「女王ではなくて?」
「長年迷ってきたが、其方はアネットに傾向した娘をよく支えてくれた。
国の舵取りも十分だ。
これからエヴァンとミーシェのこと、そのうちシーナが学園に通い出せばロランもついてくるだろう。
ロランの方が大変だぞ。任せたからな。
もうジイジはひたすらシーちゃんを甘やかす生活を送りたい。
シーちゃんを王宮住まいにして目を光らせないと。
アールは双子の様に育てていないようだ。ライアンも最低限のナイフの扱いに止めたらしい。
シーちゃんが学園に通うには、寮かサックス邸か城だ。
たがロランが自分から離すわけがない。
だとしたら城一択だろう」
「も、もう少し後でもよろしいのでは?」
「遅いくらいだ。もう従属国でなくなったのだから丁度良い機会だろう」
「まだまだお元気ではありませんか」
「ロランもエヴァンも執着系なのは二人によく似ておる。
さて、半年かけて老後の環境を整えるとするか。
早めに移って部屋を空けるから好きに改装するといい。
では、ご苦労であった。休んでくれ」
「私も気が楽になるわ!
王妃になる前にサルトで長期休暇をとろうかしら」
「ステファニー!?」
「お土産にアネットのドレスを仕立てなくちゃ」
「私も行こうかな」
「難しいんじゃない?」
「………」
本気で長期滞在なんて考えていなかった。
でも、王妃になってからも引退したお父様とサルトへ遊びに行ってもいいかもしれない。
その夜。
「ちょっと、シオン。どうしたの?」
「どうしたのって……妻を愛でるだけだよ」
そう言いながら自分の服を脱ぎ、私の夜着に手をかけた。
「移動で疲れたでしょう。眠りましょう」
「寝てていいよ」
「何で脱がすの!」
「だから愛でるんだって。ステファニーは寝てていいから」
「だめっ」
お構いなく脱がすと私の股間に顔を近づけてて息を吹きかける。
「シオン!」
「寝ていなさい」
そんなこと言ったって!
恥部の肉を両親指で大きく開かせて、暖かくて厚みのある柔らか舌が膣口からヒダを擦りながら愛芽を舐め上げる。
「あっ、ああっ」
シオンの唾液と愛液が混ざり、割れ目もシーツもあっという間に濡れていた。
「んっ! くっ!」
絶頂に導かれている間も舌先で愛芽を捏ねくり回された。
「ダメ!ああっ! イってるから!」
ジュ~ッ
「ひゃあっ!」
プシュッ
今度は強く吸われ、漏らしてしまった。
ジュッ ジュッ ジュッ ジュ~ッ
何度も何度も絶頂に導かれ意識が朦朧としてくるとシオンが長い指を挿入した。
「ドロドロだね」
「あ……」
「やり過ぎちゃったかな?」
指をもう一本増やされると腹側をトントンと押し上げられた。その度に身体が跳ねる。
「いやっ! いやっ!」
左の太腿を押さえ込むと内腿に歯を立てながら吸い、指を無造作に掻き回した。
「ああああああーっ!!」
プシャーッ!!
「チュッ こんなにお漏らしする王女だってアネット夫人に知られてもいいのかな?」
「んんっ」
「気持ちいい?」
「はあっ」
陰茎を当てがわれ、ズブズブと肉壁を掻き分けて一気に奥まで押し上げられると、指とは違う刺激にナカが震える。
「はあ~あったかくて気持ちいい。
ナカが歓迎してくれているよ」
シオンが背中に腕を回し抱き起こすと、シオンは横になり、私は彼に跨っていた。
「動いて」
腰を動かすとシオンは私の胸を弄り始めた。
親指の腹で頂をクリクリと回しじっと私を見ていた。
「もっとしっかり動いて。腰を浮かせて大きく腰を振って」
ゆっくり陰茎を出し入れして扱いていると頂を強く摘まれた。
「あっ!」
「それじゃ遅いよ。少し腰を浮かせて止まって」
腰をガッチリ掴まれると下から激しく突き上げられた。
「ああっ!! ああっ!! ふぐっ!!」
「ステファニーはコレ好きだから、頑張って突き上げてあげるよ」
その後は拷問のように快楽を与え続けられ、考える力を失くした肉の塊のようにベッドに伏せった。
身体を拭かれてシオンの部屋に運ばれてベッドに降ろされた。
「ちょっとあのベッドは乾かすのに時間がかかるから、今日はこっちのベッドで寝よう」
チュッ
「明日からはタオルを何枚か置いてもらおう」
目覚めるとシオンはいなかった。
呼び鈴を鳴らすと起床の身支度をメイドが手伝う。
「何時なの」
「11時過ぎでございます」
「シオンは?」
「陛下と打ち合わせをなさっておられます」
「そう 」
「昼食はこちらのお部屋で召し上がるとのことでお待ちになるようにと」
「分かったわ」
12時過ぎに現れたシオンは食事が済み片付けさせると、
「30分、二人にしてくれ」
「かしこまりました」
シオンはドレスの裾に手を伸ばすと下着を下ろした。
「シオン!?」
「まだ柔らかく濡れてるな」
覚えのある硬くて熱くなったモノを割れ目に押し付けて蜜を纏わせるとズブズブと挿入した。
貫かれた快感で陰茎を肉壁で締め付けながら脚は小刻みに震えていた。
「痛くはなさそうだね」
壁に手を付いたステファニーを後ろから乱暴に犯し奥に注ぎ込むと軽くハンカチで秘部を拭っただけで下着を履かせた。
「夜まで締めて零さないように」
頬に口付けて自身の衣服を整えてシオンは仕事に戻った。
ステファニーは乱れを整えてソファに座った。
動くと漏れそうになるのでひたすらソファに居座った。
問題は花摘みと湯浴みだった。
花摘みではやはり少し垂れてしまった。
夜に夕食を取りに食堂へ行くにもナカのヌルヌルとした感覚に神経がいってしまいメイドの話があまり耳に入っていなかった。
夕食が済むと、エヴァンが話を切り出した。
「ミーシェの姿が見えないのですが」
「帰国後一週間はお休みよ」
「だったら王宮に泊まっても、」
「ミーシェが寮をえらんだんだ」
「ミーシェが? お祖父様は引き止めてくださらなかったのですか」
「引き止めようがない。グラースの功労者だぞ。滞在を勧めはするが引き止めることは出来ない」
「っ!」
「そんなことより、一年生に引き継ぎをしているようだけど」
「はい。卒業前に行事について教えています」
二年生になると、学校行事のサポートをすることになる。三年は卒業式に関わること以外は卒業一カ月前まで続ける。
その中で三年生の中盤になると一年生にサポートの仕方を教えるのだ。
エヴァンは貴人を迎える係の生徒を指導していた。
「大丈夫なの?」
「皆、素直な良い子ですから大丈夫です」
「そう、頑張ってちょうだい」
「母上、ミーシェを呼んで、」
「エヴァン、ミーシェは卒業まで時間がない。公務扱いだから欠席にはならないが卒業試験は合格しないとならない。邪魔をしないように」
「はい、父上」
夜の湯浴みはシオンと一緒だった。
マッサージ台にタオルを敷かれナカに指を入れられた。
「漏らしたね?」
「多少は……」
少し解すと潤滑剤を垂らされ、陰茎が押し入ってきた。
「あっ」
「残った古いのを掻き出して、新しく注いであげないとね」
引っ掛けるようにして引き抜き、カリで精液を描き出す。
その後、湯を注ぎ陰茎で掻き回し、またカリで掻き出しす。
「シオン、もう、」
「早いよ。まだ始まったばかりだ」
繋がったままバスタブに入り、少し力がなくなるとナカを擦り力を取り戻す。
胸を弄び、肩や首筋を舐められていた。
「のぼせそうだから出ようか」
立ち上がるとステファニー手を淵につかせシオンは背後から挿入した。
また注がれたが、後処理をされて眠りについた。
この生活が譲位まで続くことになる。
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