【完結】兄妹そろって断罪される悪役令嬢の親友の中に入ってしまったのだが

ヒロト

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34男前

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国王の謝罪を受け、ようやく処刑は中止された。

「長々と待たせてすまなかったな。」
そう言ってフィーナの手を拘束していた枷を切り払った。


「ありがとうございます。
本当にありがとうございます・・・」

フィーナの目から涙がこぼれ落ちた。



怖くなかった訳がないんだよな・・・



思わず、頭を撫でてしまった。


「お兄ちゃん・・・」
妹にジトッとした目で見られた気がする。

イヤイヤ、イマノハショウガナイヨネ

ネッ?


俺は気を取り直すように咳払いをした。

「さて、国王。
俺から4つの提案がある。」

「提案ですと。」

「あぁ。提案に不満があるのなら、その場で言ってくれ。もちろん、こちらも譲れないところは譲らないがな。」

「・・・わかりました。伺いましょう。」


「一つ目はフィーナの幸せの保証だ。
もう2度とこんな目に合わせないのはもちろん、今回の件の余波等でフィーナが傷つくことがないように守ってくれ。」

「もちろんです。国王の名にかけてフィーナ嬢をお守りします。」


まあ、この提案に不満は言う訳・・・


「不満です!」


エッ



まさかの、フィーナからの不満だった。


「自分の幸せは自分で掴みます。守っていただく必要はありません。無実を認めていただいたこと、謝罪していただいたことで、私に関する件は十分です。」


相変わらず、男前全開なカッコいいフィーナ様。

さすがとしか言いようがない。


「・・・じゃあ、そういうことにしようか。国王。フィーナをあたたかく見守ってやってくれ。
・・・余分な手出しはせずにな。」

「・・・承知しました。」
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