【非公式】くすぐりサークル

さくら優

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【非公式】くすぐりサークル編

4.2人、ホテルで

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仲の良い友人と優しいサークルの先輩たちのおかげで、佑樹の大学生活はすごく充実したものになっていた。

バイトが終わり、外で食べてから帰ろうかなどと考えながら駅で電車を待っていると、背後から声をかけられた。

「あれ、佑樹君?」

振り返ると、そこにいたのは玲司だった。

「今帰り?」
「はい。バイト終わって、これから帰るところです」
「そうなんだ~」

玲司もちょうど帰るところらしい。夕食に誘われ、このまま一緒に食べに行くことになった。数駅乗って途中下車し、玲司のオススメの店に連れて行ってもらった。


   ✦✦✦

「うわ、すごい雨⋯」

店で食事をした後、外に出ると土砂降りの雨が降っていた。

「え、電車も止まってるって」
「そうなんですか?」

スマホを見ながら玲司が頭を掻く。

「ごめんね佑樹君。俺が長話しちゃったから」
「いえ、俺も、先輩と一緒にいるの、楽しかったから⋯」

どうせ明日は休みなので、時間は遅くなっても構わないのだが、待っていれば電車は動くのだろうか。どんどん強くなっていく雨足に、望みが薄いように思えてくる。

「佑樹君」
「はい?」
「あそこ、入る?」

そう言って玲司が示したのは、すぐそこにあるホテルだった。

「え⋯、あ、あの⋯」
「このままここにいると濡れちゃうし、この雨だと駅戻るのも大変だよ」

玲司の言うことは最もだった。それに駅に戻ったところで、電車が動いていないのではどちらにしても帰れないのだ。

佑樹は、小さく頷いた。


   ✦✦✦

「大丈夫? 濡れてない?」
「ちょっとだけなので、大丈夫です」

部屋に入ると、意外に広い室内に、佑樹はドキドキしながら中を見回した。

「もしかして、初めて来た?」
「は、はい⋯」
「ふーん。そっか」

玲司はなぜか嬉しそうに笑って中に入って行く。つい最近まで高校生だった佑樹がラブホに来たことがないのは、別に普通だろう。

玲司は靴を脱いでベッドにダイブする。佑樹はそれを見ながら、落ち着かない様子で鞄を下ろした。

「佑樹君も来る?」
「っ⋯」
「おいで」

手招きされてゆっくりとベッドに上がった。隣に寝転がると、背中からふわりと抱き締められる。心臓が早鐘を打つ中、少しの間、玲司は何もせず、ただ静かに佑樹のことを抱き締めていた。

「佑樹君」
「っは、はい」
「ふふ。緊張してる?」
「っ、だ、だって⋯」

こんな状況で、緊張しない方がおかしいと思う。

「佑樹君、大学楽しい?」
「? はい。楽しいです」
「そっか。良かった」
「⋯サークルも、先輩たちみんな優しくて、行って良かったです」
「俺も、佑樹君が入ってくれて嬉しいよ」

耳許で響く甘い声に、ふわふわと心地良い感覚に包まれた。そっと溜息を吐くと、抱く腕に力が込められる。

「佑樹⋯」
「っ⋯、ぁ⋯」

初めて呼び捨てで名前を呼ばれ、スイッチが入ったみたいに肌が熱を帯びる。服の裾から玲司の手が入ってきて、直接肌を撫でられた。くるくるとお臍の横を指先で円を描くように触られ、吐息が震える。

「ん⋯っ、ぁ、せんぱぃ⋯、っ、くすぐったい⋯」
「ふふ、だってくすぐってるからね。嫌?」
「っ⋯、」

佑樹は熱い吐息を吐き出し、首を横に振った。指先で柔らかく撫でられ、くすぐったさの中に快感も混じり、肌が泡立つ。

こしょこしょとお腹の辺りで踊る指は、脇腹を通って腋の下まで上っていく。腋下を優しく掻き混ぜた後、またゆっくりと肌を滑り下りる。そうやって何度も肌を往復され、佑樹は甘い声で喘いだ。

「ぁ、んん⋯、ふ⋯ぅ、っあ⋯?」

ふいに、仰向けの体勢に変えられ、玲司が覆い被さってくる。そっと目を閉じると、唇に玲司のそれが触れた。

キスをされたのは初めてだった。サークルの部屋で2人きりだったこともあったけれど。
心地良い感触に溜息を吐くと、今度は深く口付けられる。

「ぅ、ん⋯、ふぁ、せ、んぱい⋯」
「佑樹、服脱げる?」
「ん⋯」

耳許で囁く声に頷き、着ていたシャツを脱いだ。それから、腕を上げるように言われて両手を頭上に持っていくと、柔らかい紐で拘束されてベッドに括り付けられた。
そうして、ほとんど身動きの出来ない身体を、玲司の手がくすぐってくる。

「は、ぁ⋯、はは、あははははは!」

さっきまでと違い、くすぐったいだけの刺激を与えられ、くねくねと身を捩った。

閉じられない腋下で10本の指が蠢く。強くなったり弱くなったり、時折二の腕の方まで上っていき、慣れない刺激に佑樹はひたすら笑い悶える。

「ひゃははははは! やぁあ! あっ!? あんっ」

ふいに指先が乳首に触れ、ビクっと身体が震えた。
爪の先で突起をくすぐられ、ぷっくりと勃ち上がっていた突起が更に硬く主張する。

「やっ、あ、あっ⋯、んあっ、」
「ここ、気持ちいい? くすぐったい?」
「んっ⋯、ぁ、きもちぃ⋯」
「ふふ、可愛い。じゃあここはいっぱい気持ちよくしてあげるね」

キュッと突起を摘まれ、親指でくりくりと撫で回されながら腋をくすぐられて、強い快感が襲ってくる。

無意識に内腿を擦り合わせてしまうと、玲司にベルトを外され下も脱がされてしまった。

「あっ、やだ、見ないで⋯」

服を着ている状態でも、反応しているのを見られるのは恥ずかしいのに、直接注がれる視線に羞恥で涙が溢れる。

「見ないと何も出来ないけど、いいの? イかせてほしくない?」
「ぅ⋯、ゃ、恥ずかしい⋯」

膝を曲げて隠したまま、佑樹はふるふると首を横に振った。玲司の手が太腿の辺りに迫ってきて、ビクっと足が震える。

「ふーん。じゃあ朝までこうやってこちょこちょしちゃおうかな~」
「やっ、やあぁはははは!」

太腿をくすぐられるのは慣れていなくて、全裸にされている恥ずかしさも相まって、余計に敏感になっているみたいだった。

佑樹は泣き笑いの状態で、助けを求めるように玲司を見つめる。

「あ、あぁあっ⋯、せんぱ⋯、玲司せんぱぃ⋯」
「ふふ。佑樹、大丈夫だから、足開いてごらん?」
「ぅ⋯、」

抱き締められたまま、促すようにそっと足を撫でられて、おずおずと足を開いた。
佑樹のものは中心でふるふると震える。

「そう、いい子だね」
「ぁ⋯、んんぅ⋯」

褒めるようにキスをされ、玲司の手が性器に絡んでくる。ゆっくりと動かされると、ぞくぞくと快感が背筋を駆け上った。

「んあっ、あっ、ああっ」
「気持ちいい?」
「んっ、いい⋯っ、もちい⋯、」

今までそこを誰かに触られたことなんてなくて、佑樹は初めての快感に喘いだ。
けれど、すぐに玲司の手がくすぐる動きに戻っていき、笑い声が混じり始める。

「はあ、ぁ、はは⋯、んっ、ひゃは!」
「ふふ、かわい。いっぱいこちょこちょしてから、イかせてあげるからね」
「っ、あっ、ひゃああっ!」

鼠径部や性器の付け根の辺りをくすぐられて、悲鳴のような声が上がる。
玲司の意地悪な言葉すらも興奮材料となり、頭の中が真っ白に染まっていった。
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