48 / 49
Today was a fairlytale⑤
しおりを挟む
「はぁ…はぁ…レイちゃん…大丈夫…?」
「…ッ…はぁ…うん…。え、てか…たーくんこそ…大丈夫?」
「え…?」
「涙…」
言われるまで気付かなかった。
涙が頬を伝った。
「あれ…なんで…」
認識した途端、溢れんばかりの雫がポロポロと零れ出した。
「え、たーくん!?どこか痛い!?」
「…ッ、ううん…違う。ごめん…。嬉しくて。こんな日が来るなんて思わなかったから…」
「たーくん…」
「好きな人と…大好きなレイちゃんとこんな風に繋がれる日が来るなんて…思わなかったから…ッ」
言葉にしたら涙が止まらなくなり、言葉も嗚咽混じりになる。
「…ッ…たーくん…」
レイちゃんが目を潤ませる。
「…俺…っ…ずっと…心の中にレイちゃんがいたんだ…。レイちゃんの心の中にも…俺の居場所があったらいいなって…そう…ずっと思ってた…ッ」
「…僕の心の中…たーくんでいっぱいだよ。」
レイちゃんが涙に濡れた目で、飛びっきりの笑顔をくれた。
「レイちゃん…!」
俺はレイちゃんをきつく抱きしめた。
「大好きだよ、たーくん。」
レイちゃんが抱き返してくれて、耳元でそっと囁いた。
明日なんていらないと思った。
こんな幸せな瞬間が俺の人生にあるなんて。
嬉しくて嬉しくて涙が止まらない。
「…ッ…はぁ…うん…。え、てか…たーくんこそ…大丈夫?」
「え…?」
「涙…」
言われるまで気付かなかった。
涙が頬を伝った。
「あれ…なんで…」
認識した途端、溢れんばかりの雫がポロポロと零れ出した。
「え、たーくん!?どこか痛い!?」
「…ッ、ううん…違う。ごめん…。嬉しくて。こんな日が来るなんて思わなかったから…」
「たーくん…」
「好きな人と…大好きなレイちゃんとこんな風に繋がれる日が来るなんて…思わなかったから…ッ」
言葉にしたら涙が止まらなくなり、言葉も嗚咽混じりになる。
「…ッ…たーくん…」
レイちゃんが目を潤ませる。
「…俺…っ…ずっと…心の中にレイちゃんがいたんだ…。レイちゃんの心の中にも…俺の居場所があったらいいなって…そう…ずっと思ってた…ッ」
「…僕の心の中…たーくんでいっぱいだよ。」
レイちゃんが涙に濡れた目で、飛びっきりの笑顔をくれた。
「レイちゃん…!」
俺はレイちゃんをきつく抱きしめた。
「大好きだよ、たーくん。」
レイちゃんが抱き返してくれて、耳元でそっと囁いた。
明日なんていらないと思った。
こんな幸せな瞬間が俺の人生にあるなんて。
嬉しくて嬉しくて涙が止まらない。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
98
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる