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朝餉でも作りに行きましょうか。
そう言われて台所に行くと、みんながやはり驚いた顔をしていたが、前々から言っていたのか、冬弥が指示する野菜や肉が台の上に置かれていく。
「これって向こうの?」
「持ち込みました。似た野菜はこちらのを使いますけど」
「何作るの?」
「たくさん持ってきたんです。調味料は特にこちらと違いますから。多分ですが、お昼頃からここも雪が降ると思うので、夜は鍋にしようと思ってます。朝ですしねぇ……食べたいものあります?」
「食べたいものは沢山あるよ?ロールキャベツでしょ、それとハンバーグにピザ、後は豚汁もいいし、シチューも食べたいな」
「朝からそれは重いでしょう?」
「だったら、サラダオムレツ!」
「だったらとにかく野菜をせん切りですね」
「僕キャベツ切る。カニカマはないよね?」
「缶詰のシーチキンは持ってきてますよ?」
そう言いながら二人で黙々と野菜を切っていき、冷たくても食べられるのでと、昼には帰ってくるであろうみんなの分も作ってお皿に乗せておく。
「あ、棟梁から聞いたんですけどね、雪翔の試験の結果。一番だったそうですよ?」
「山本くんが話したんだ」
「そうだと思います。棟梁が褒めてましたよ?」
「何点だったんだろ?」
「知りたいですか?」
「知ってるの?」
「残念ながら999点だったそうです」
「一度でいいから満点が取りたい……」
そんな贅沢なことをいいながら、横で大根を切り出していたので、何を作っているのかと思えば、おでんの仕込みをと言っている。
酒のあてにすると言いながら煮込み始めたので、残りのサラダを卵を焼いて巻き、ウインナーを焼いたものを横に添えてラップをかける。
「さてと、みなさんご飯と味噌汁、漬物とこのお皿のものを人数分運んでください」
冬弥が女中に指示を出し、戻りましょうかと廊下を歩いていると、パラパラと雪が降ってきた。
朝ごはんをみんなで食べたあと、練習をしておこうと部屋でキーホルダーをだして集中していると、だんだんとコツが分かってきて、大分と形になってきた。
お昼前には明日城に上がると言うじーじと夏樹が到着し、無事でよかったと頭を撫でられ、みんな広間にいるよと言って、寒かったが滝の側にある東屋で翡翠たちを出す。
「雪ー、寒いよー」
「ごめんね、みんなに話しておきたいことがあるんだ」
そう言って護法童子も出し、寒いと膝から離れない翡翠にも聞いてくれと言って、檪に任せる。
「話は聞いてたと思うけど、僕、人のまま人でなくなることにしたんだ。寿命が伸びて、歳を取りにくくなるんだけど、それと僕の力って関係ある?」
「ないと思うよ?そんな事しなくても術でなんとでもなるのに」
「それはしたくないんだ。それをしちゃうと僕は人ではなくなってしまう気がするし」
「確かに……それで我らにどうしろと?」
「僕が狐の世界も、人間の世界も受け入れたってことかな?それでも良いならみんなと一緒に居たい。でも、もしみんなが違うことしたいなら……僕は止められないから……」
そう言って俯いていると、白と黒は「我らは雪の気から作られた護法童子。離れることはしない」と言われ、金と銀も同じだと言ってくれる。
「ひーたんもね、一緒なの。いちご貰うの」
「俺はこの国の天の使いだ。雪がこの国も受け入れたというのならば、その生が終わる時まで共にいよう」
「ありがとう」
そう言われて台所に行くと、みんながやはり驚いた顔をしていたが、前々から言っていたのか、冬弥が指示する野菜や肉が台の上に置かれていく。
「これって向こうの?」
「持ち込みました。似た野菜はこちらのを使いますけど」
「何作るの?」
「たくさん持ってきたんです。調味料は特にこちらと違いますから。多分ですが、お昼頃からここも雪が降ると思うので、夜は鍋にしようと思ってます。朝ですしねぇ……食べたいものあります?」
「食べたいものは沢山あるよ?ロールキャベツでしょ、それとハンバーグにピザ、後は豚汁もいいし、シチューも食べたいな」
「朝からそれは重いでしょう?」
「だったら、サラダオムレツ!」
「だったらとにかく野菜をせん切りですね」
「僕キャベツ切る。カニカマはないよね?」
「缶詰のシーチキンは持ってきてますよ?」
そう言いながら二人で黙々と野菜を切っていき、冷たくても食べられるのでと、昼には帰ってくるであろうみんなの分も作ってお皿に乗せておく。
「あ、棟梁から聞いたんですけどね、雪翔の試験の結果。一番だったそうですよ?」
「山本くんが話したんだ」
「そうだと思います。棟梁が褒めてましたよ?」
「何点だったんだろ?」
「知りたいですか?」
「知ってるの?」
「残念ながら999点だったそうです」
「一度でいいから満点が取りたい……」
そんな贅沢なことをいいながら、横で大根を切り出していたので、何を作っているのかと思えば、おでんの仕込みをと言っている。
酒のあてにすると言いながら煮込み始めたので、残りのサラダを卵を焼いて巻き、ウインナーを焼いたものを横に添えてラップをかける。
「さてと、みなさんご飯と味噌汁、漬物とこのお皿のものを人数分運んでください」
冬弥が女中に指示を出し、戻りましょうかと廊下を歩いていると、パラパラと雪が降ってきた。
朝ごはんをみんなで食べたあと、練習をしておこうと部屋でキーホルダーをだして集中していると、だんだんとコツが分かってきて、大分と形になってきた。
お昼前には明日城に上がると言うじーじと夏樹が到着し、無事でよかったと頭を撫でられ、みんな広間にいるよと言って、寒かったが滝の側にある東屋で翡翠たちを出す。
「雪ー、寒いよー」
「ごめんね、みんなに話しておきたいことがあるんだ」
そう言って護法童子も出し、寒いと膝から離れない翡翠にも聞いてくれと言って、檪に任せる。
「話は聞いてたと思うけど、僕、人のまま人でなくなることにしたんだ。寿命が伸びて、歳を取りにくくなるんだけど、それと僕の力って関係ある?」
「ないと思うよ?そんな事しなくても術でなんとでもなるのに」
「それはしたくないんだ。それをしちゃうと僕は人ではなくなってしまう気がするし」
「確かに……それで我らにどうしろと?」
「僕が狐の世界も、人間の世界も受け入れたってことかな?それでも良いならみんなと一緒に居たい。でも、もしみんなが違うことしたいなら……僕は止められないから……」
そう言って俯いていると、白と黒は「我らは雪の気から作られた護法童子。離れることはしない」と言われ、金と銀も同じだと言ってくれる。
「ひーたんもね、一緒なの。いちご貰うの」
「俺はこの国の天の使いだ。雪がこの国も受け入れたというのならば、その生が終わる時まで共にいよう」
「ありがとう」
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