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77.天災と死地
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「待て、確かにレンは刀を呼び出していたが····突き刺した!?」
「おい!
まさか坊主は伴侶を殺しちまったのか!?」
「ま、待て、ジェロム、首が····」
「「····」」
俺とジェロムはさっきの副団長のように立ち上がって椅子を倒したが、そっちは全然気にならない。
ついでに隣のザガドの胸倉掴んで揺さぶっているのはジェロムであって俺ではない。
逆に団長達は無言で眉を顰めて特大のため息を吐いている。
団長は眉間を、副団長はこめかみを抑えていた。
「ジェロム殿、まずは落ち着きましょう。
グラン、座って騎士団隊長としての言動をなさい」
「ザガド殿、レンは····いや、レンカと言うべきだろうが殺してはいない。
違いますか?」
副団長の言葉にハッとて姿勢を正して座り直した俺を見て団長は静かに問う。
ジェロムも団長の言葉にハッとして掴んでいた手を離して座る。
「すまねぇ」
「いや、ジェロムもレンを一時的とはいえ保護していたのだ
情が湧いて心配するのは当然だ」
おい、情が湧いてって、まさか····いや、そんな事は····。
「頼むから妙な誤解はすんなよ。
純粋にあんなちっこい人属がいたら獣人は庇護欲をそそられるだろう。
それに多分だがレンカと話した。
ああ、焦るな。
レンカの話じゃ時間がねぇ。
まずはザガド様の話、それから俺の話をする」
ジェロムの何とも言えなさそうな微妙な視線を受け、黙って頷く。
副団長はそんな俺をジロリと軽く睨むが、いや、仕方ないでしょう、副団長。
番が死にかけてた上にとんでもなくえげつない事ばっかりしていなくなってたら気が気じゃないのは当然ですよ!
副団長の鋭い視線に内心言い訳しつつザガドに視線を移すと静かに話し始めた。
「レンカは刀で伴侶を貫いてはいたが、不思議な事に伴侶には何の異常も無かった。
刀は決して抜くなという事とあの飾り紐を伴侶に戻すよう言われた。
刀が伴侶を守っているから伴侶については心配する必要はないと」
そういえばゼノリア神が飾り紐で伴侶の中の何かを抑えていたとかなんとかいってたな。
「理由は聞いても教えて貰えなかったが、レンもレンカも伴侶に害を与えるつもりは無いらしい。
ただ伴侶についてはこれから起きる何かを終わらせた後にレンがどうするかは分からない。
レンカには時間が無いようだったし、そもそも私には全く興味を持ってはいなかった。
レンにとって必要な事をレンカがただ事務的にこなしているような、そんな雰囲気だった。
そしてこれは完全な推測だがレンカは伴侶を知っている。
伴侶をヨハン=クラインと言っていたが、クラインの姓を知る者はこの国でも一握り、それこそ私と兄くらいだ。
彼はこちらに償還した陛下とはすぐに伴侶として婚姻を結んだし、この国の竜人は人属の姓など興味も示さなかったせいか伴侶も名前しか名乗っていない。
異世界から償還した事は周知の事実で生家の勢力など全く無いからな。
それから最後にレンカは恐らく未来の何かを視た。
人属の異能など聞いた事はないが、レンカは少なくとも異能のような能力を持っているのではないだろうか。
腹心を守りたいなら先手必勝だと肝に銘じてとにかく動けと、そうすれば誰も欠ける事はないと教えてくれたが、言い換えれば行動しなければ私は誰かを失ってしまうという事だと考えている。
実際、ジェロムとラスイード以外の側近2人はペネドゥルによって再起不能に追い込まれていた。
なのに私はそんな事すら自らが動かなかった為に昨日まで知らなかった」
途中から興奮してしまったのだろう。
自責の念を落ち着けるようにゆっくりと息を吐く。
「私はレンを、いや、レンとレンカを信じる。
レンは私がいかに自分が恵まれた環境で暮らしていたかを、権利を受け取りながら義務を放棄していたかをハッキリと突きつけてくれた。
レンカはレンだけでなく間違いなく伴侶を助けてくれる行動を取った。
腹心を守れる行動をしろと忠告も受けた。
ジェロムとラスイードが否定しても、私にとって今静養している他の2人を含めて側近だ。
2度と同じ過ちを繰り返したくないし必ず守る。
だからこそ、守れるよう血の宣言を実行に移すつもりだ」
最後はジェロムを見て覚悟を話した。
しかし情報量が多い。
いや、俺はレンの夢見やゼノリア神で見聞きしていた事もあるから団長達ほどじゃない。
2人は終始無言だが副団長がジェロムに目をやり無言で促す。
「ザガド様の次は俺だな。
俺は現実に会ったわけじゃない。
もしかしたら単なる夢オチの可能性もある。
だが恐らく夢で会った坊主はレンカだ。
レンカは最初ザガド様と同じく俺には興味がない様子だった。
厨房で仮眠を取っていたが、俺がこのままそこにいたら捕まって何か酷い目に合うと言っていた。
ザガド様の話から推察するに、恐らく俺達にとっては良くない動きがあるって事なんじゃねえかと思う。
事態はすぐに変わっていくし、俺もタダじゃすまねえ何かが起こるがレンカが俺に干渉した事でいくらかマシにはなるらしい。
具体的に何が起きるのかは聞かされてねえけどな。
起きて水分補給したらすぐに客室のアンタ達と合流しろって言われたあたりで目が覚めた。
後はこれから起こる事が落ち着いたらレンにアイスを作って食わせて欲しいと言われたから、番のアンタには悪いがそうするつもりだ」
んん!?
番の俺を差し置いて給餌すると言いたいのか!?
喧嘩売ってんのか!?
レンの事ならいつでも買うぞ!!
俺たちの間に不穏な空気が流れ始める。
やっぱりコイツはレンに保護者以上の感情を持ったんじゃないのか!?
「やめなさい、2人とも」
副団長がやんわり止めに入った。
「それで、グランは他に何を黙っているんです?」
あれ、何か不穏な冷気が····。
おかしいな、副団長は魔法を使ってないよな?
「グラン、お前、随分驚きが少なかったが、どういう事だ?
俺達に言ってない事があるだろう。
手始めにレンカが刀を呼び出したというのがどういう意味か教えてくれ」
····再び天災を背負った2人に対峙した俺は全くの死角から死地に向かわされる気持ちを知った。
※※※※※※※※※
お知らせ
※※※※※※※※※
全2話の短編小説を投稿しています。
<【花護哀淡恋】ある初代皇帝の手記>
ハロウィン→墓→ホラー→ミステリー?あれ?みたいな感じでハロウィンからかけ離れた内容の小説が出来上がりました。
よろしければご覧下さい。
「おい!
まさか坊主は伴侶を殺しちまったのか!?」
「ま、待て、ジェロム、首が····」
「「····」」
俺とジェロムはさっきの副団長のように立ち上がって椅子を倒したが、そっちは全然気にならない。
ついでに隣のザガドの胸倉掴んで揺さぶっているのはジェロムであって俺ではない。
逆に団長達は無言で眉を顰めて特大のため息を吐いている。
団長は眉間を、副団長はこめかみを抑えていた。
「ジェロム殿、まずは落ち着きましょう。
グラン、座って騎士団隊長としての言動をなさい」
「ザガド殿、レンは····いや、レンカと言うべきだろうが殺してはいない。
違いますか?」
副団長の言葉にハッとて姿勢を正して座り直した俺を見て団長は静かに問う。
ジェロムも団長の言葉にハッとして掴んでいた手を離して座る。
「すまねぇ」
「いや、ジェロムもレンを一時的とはいえ保護していたのだ
情が湧いて心配するのは当然だ」
おい、情が湧いてって、まさか····いや、そんな事は····。
「頼むから妙な誤解はすんなよ。
純粋にあんなちっこい人属がいたら獣人は庇護欲をそそられるだろう。
それに多分だがレンカと話した。
ああ、焦るな。
レンカの話じゃ時間がねぇ。
まずはザガド様の話、それから俺の話をする」
ジェロムの何とも言えなさそうな微妙な視線を受け、黙って頷く。
副団長はそんな俺をジロリと軽く睨むが、いや、仕方ないでしょう、副団長。
番が死にかけてた上にとんでもなくえげつない事ばっかりしていなくなってたら気が気じゃないのは当然ですよ!
副団長の鋭い視線に内心言い訳しつつザガドに視線を移すと静かに話し始めた。
「レンカは刀で伴侶を貫いてはいたが、不思議な事に伴侶には何の異常も無かった。
刀は決して抜くなという事とあの飾り紐を伴侶に戻すよう言われた。
刀が伴侶を守っているから伴侶については心配する必要はないと」
そういえばゼノリア神が飾り紐で伴侶の中の何かを抑えていたとかなんとかいってたな。
「理由は聞いても教えて貰えなかったが、レンもレンカも伴侶に害を与えるつもりは無いらしい。
ただ伴侶についてはこれから起きる何かを終わらせた後にレンがどうするかは分からない。
レンカには時間が無いようだったし、そもそも私には全く興味を持ってはいなかった。
レンにとって必要な事をレンカがただ事務的にこなしているような、そんな雰囲気だった。
そしてこれは完全な推測だがレンカは伴侶を知っている。
伴侶をヨハン=クラインと言っていたが、クラインの姓を知る者はこの国でも一握り、それこそ私と兄くらいだ。
彼はこちらに償還した陛下とはすぐに伴侶として婚姻を結んだし、この国の竜人は人属の姓など興味も示さなかったせいか伴侶も名前しか名乗っていない。
異世界から償還した事は周知の事実で生家の勢力など全く無いからな。
それから最後にレンカは恐らく未来の何かを視た。
人属の異能など聞いた事はないが、レンカは少なくとも異能のような能力を持っているのではないだろうか。
腹心を守りたいなら先手必勝だと肝に銘じてとにかく動けと、そうすれば誰も欠ける事はないと教えてくれたが、言い換えれば行動しなければ私は誰かを失ってしまうという事だと考えている。
実際、ジェロムとラスイード以外の側近2人はペネドゥルによって再起不能に追い込まれていた。
なのに私はそんな事すら自らが動かなかった為に昨日まで知らなかった」
途中から興奮してしまったのだろう。
自責の念を落ち着けるようにゆっくりと息を吐く。
「私はレンを、いや、レンとレンカを信じる。
レンは私がいかに自分が恵まれた環境で暮らしていたかを、権利を受け取りながら義務を放棄していたかをハッキリと突きつけてくれた。
レンカはレンだけでなく間違いなく伴侶を助けてくれる行動を取った。
腹心を守れる行動をしろと忠告も受けた。
ジェロムとラスイードが否定しても、私にとって今静養している他の2人を含めて側近だ。
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いや、俺はレンの夢見やゼノリア神で見聞きしていた事もあるから団長達ほどじゃない。
2人は終始無言だが副団長がジェロムに目をやり無言で促す。
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俺は現実に会ったわけじゃない。
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厨房で仮眠を取っていたが、俺がこのままそこにいたら捕まって何か酷い目に合うと言っていた。
ザガド様の話から推察するに、恐らく俺達にとっては良くない動きがあるって事なんじゃねえかと思う。
事態はすぐに変わっていくし、俺もタダじゃすまねえ何かが起こるがレンカが俺に干渉した事でいくらかマシにはなるらしい。
具体的に何が起きるのかは聞かされてねえけどな。
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後はこれから起こる事が落ち着いたらレンにアイスを作って食わせて欲しいと言われたから、番のアンタには悪いがそうするつもりだ」
んん!?
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喧嘩売ってんのか!?
レンの事ならいつでも買うぞ!!
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やっぱりコイツはレンに保護者以上の感情を持ったんじゃないのか!?
「やめなさい、2人とも」
副団長がやんわり止めに入った。
「それで、グランは他に何を黙っているんです?」
あれ、何か不穏な冷気が····。
おかしいな、副団長は魔法を使ってないよな?
「グラン、お前、随分驚きが少なかったが、どういう事だ?
俺達に言ってない事があるだろう。
手始めにレンカが刀を呼び出したというのがどういう意味か教えてくれ」
····再び天災を背負った2人に対峙した俺は全くの死角から死地に向かわされる気持ちを知った。
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