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171.顕現
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「あかん、レンちゃん寝てまった」
ひとしきり泣いた後、レンがずっと黙ったままだったからもしかしてと思ったが、予想通り眠ってしまったらしい。
トビが横抱きに抱え直して目元を袖で拭ってから、またあのクリームをつけてやる。
甲斐甲斐しくないか?!
俺がしたいぞ!
「仕方なかろう。
体力もほとんどない状況で精神的な負担を伴いながら、よくここまで話せたものじゃ。
結局何も手をつけなんだな」
親父は獅子のままため息を吐いてテーブルに目をやる。
レンは朝から水かアイス以外を口にしてないと聞いていたから、一応菓子を出しておいたが····。
日も大分傾いているし、体力が限界に達したのは当然だろう。
「このまま寝かしても?」
団長が親父に確認すれば、当然とばかりに頷く。
「副会長、あちらに連れて····」
「ダ~メだよぉ」
待て。
どっかで聞いたものっすごくのほほんとした声が副団長の言葉を遮ったぞ。
「何者だ?!」
団長が鋭く警戒した声を出し、親父の前に素早く移動する。
副団長はトビ、正確には抱えられているレンを庇うように立ち、トビはいつの間にか副団長の後ろにレンを片手で抱えて立つ。
が、覚えのある神気の圧に気圧され、脂汗をかき始める。
もちろん俺もトビもじっとりとかくが、親父とファルはソファに座ったまま、トビの座っていた近くの窓際に目をやっていた。
「何人かは初めましてぇ。
何人かはお久しぶりぃ」
相変わらずのえへへ、と笑う緊張感のない登場の仕方だな。
髪も肌も明らかな白を纏い、目は藍色に金が散った穏やかな顔つきの青年が現れた。
「何者です」
「え~、聞いてたでしょ?
僕だよ、僕、ゼノリア~。
ほらほら、神気も出してるでしょ?
感じるかなぁ?」
団長の問いに答えなかったからだろう。
副団長の緊迫感漂う再度の問いかけにもヘラッとした顔でふざけてるのかと勘違いさせられそうな物言いだ。
だが彼からは考えられない程の覇気と清廉さを纏った神気が発せられる。
いや、傍迷惑だろう!
「「「ぐっ」」」
立っていた3人が呻く。
かろうじて膝を着いてはいないが、ふらつきそうになるのを何とか耐えているようだ。
俺はたまたま獣体だったのと、神気を浴びるのが2度目で心づもりができていたおかげで呻く事はしないでいられた。
めちゃくちゃ息苦しいけどな!
レンはこんな中でも眠っている。
少し眉をひそめてはいるが、神気のせいではないと思う。
「久しぶりでございますな、ゼノリア神。
申し訳ございませぬが、神気を抑えていただけますかな」
「傍迷惑はそれくらいにしろ。
レンに嫌われるぞ」
「えぇ、それは困るぅ」
そう言った途端、神気が消えた。
親父とファルは会った事があるのか?
「感謝申し上げる。
して、如何なる理由にて顕現めされた?」
さすがの親父も口調を改めている。
「それはぁ、もちろんレンが死にかけてるからぁ」
「助けに来られたと?」
「えぇ、違うよぉ。
助けてもらいにぃ」
ん?
どういう事だ?
「レンがこのままぁ死んじゃうならぁ、それはそれでぇ、仕方ないでしょ?
生きたくないならぁ、生きなければいいしぃ。
僕ぅ、元々蓮香を助けるつもりだったしぃ、レンじゃないしぃ。
だからレンの体が生きてるうちにぃ、助けてもらいに来たんだぁ」
おい、聞き捨てならん。
思わずグルル、と唸る。
「怒らないのぉ。
レンに死んでほしいとかぁ、思ってるわけじゃないんだからぁ」
あはは、と相変わらずニコニコとした顔で言っている事が酷くないか?!
「それで、レンに助けて欲しいとは?」
不機嫌そうに眉をしかめたファルの問いに何故か首を傾げた。
「レンじゃないよぉ?」
「どういう事だ?」
「ほらほらぁ、不機嫌にならないのぉ」
そう言った次の瞬間、トビの目の前に立っていた。
「な?!」
「その体貸してねぇ」
「「「「?!」」」」
白い手をレンに伸ばす。
トビは身を捻ってかわそうとし、団長、副団長、俺は駆け寄ろうとしたが体が動かない?!
「何を····するつもり、だ?!」
言葉を発する事もままならない!
魔法を発動させようとしてもできない?!
「大丈夫だよぉ。
僕がレンを殺す事はしないからぁ。
2人もそんな顔して睨まないでよぉ」
ゼノリア神は動けないトビからレンを難なく拐って腕に抱え、親父とファルを見て苦笑した。
「もぉ、年頃の女の子はちゃんと食べないとダメなのにぃ」
レンの体重があまりに軽かったからかそんな事を言いながらくるりと反転して壁に向かって歩きだす。
確か女の子、というのは雌の事だったはずだ。
親之の記憶が少なからず役に立つ。
レンを抱いたゼノリア神があわや壁に激突、という所を一歩踏み出した途端、目の前の壁が消え、親之の記憶にあるような、あちらの世界での家屋と日の光が注ぐ庭園が浮かび上がった。
紫色の小花が房の形で垂れ下がる木々。
木々で屋根を作ったその下にちょうど影をつくり、そこには人が座るような木の台が置かれ、赤い布がかかっている。
近くの池には赤い柵の付いた橋がかかっていて、目には鮮やかだ。
池の水面には円形で切れ目のある葉と、花弁が幾重かに折り重なった白と薄桃色の花が浮いている。
睡蓮の花。
親之の記憶が思い起こされる。
確かあの花の香りはレンから香る番の匂いと酷似していた気がする。
「レン!」
まずい、連れて行かれる!
焦燥感に駆られ、ソファを跳躍して駆け出そうとしたが、元あった壁が透明になっただけで、存在しているかのように阻んでド派手にぶつかった。
「「グラン?!」」
動けるようになった上司2人が駆けつける。
「壁は存在してるみたいやな」
いつの間にかトビも横にいて、見えない壁を確かめるように深刻そうな表情でペタペタと触れている。
「心配しないでぇ。
ちょっと幽世と繋げただけぇ。
景色はねぇ、朔月が子供達と過ごした屋敷の庭だよぉ」
そう言ってゼノリア神はレンを抱えたまま橋を渡り、紫色の花、そうだ、藤の花の下に置かれた台に腰かけた。
「朔月、起きてぇ。
助けて欲しいんだぁ」
レンの顔をのぞき込みながら、静かな声で呼びかけた。
助けて欲しい相手は朔月なのか?
そっと白い手がレンの頬にそえられ····。
「待て!
何しやがる!」
レンの顔に唇を寄せていき、額に口づけた?!
神だからってふざけんなよ!
俺だって滅多にしねぇぞ!
壁に何度か体当たりするが、びくともしない。
「もう、大人しくしてよぉ。
君に何かあるとぉ、僕が怒られるでしょぉ。
ほらぁ、朔月もぉ。
早く起きてぇ」
そうして再び額に口づけた。
するとレンの体が白く、淡く光り始める。
「「「「何だ(です)(やの)?!」」」」
親父とファル以外はそれぞれ声を洩らした。
淡い光は眩く光に変わり、少しずつ輪郭を変え、色を変えた。
優しげな面差しはそのままに、垂れ目で、左の目元には黒子があり、肌と髪はゼノリア神とはどこか違う色の抜けたような白を纏う。
「おはよぉ、朔月ぅ」
呑気な口調の声に反応するかのようにゆっくりと開いた目は、血色の赤····親之の記憶にあった····朔月だ。
ひとしきり泣いた後、レンがずっと黙ったままだったからもしかしてと思ったが、予想通り眠ってしまったらしい。
トビが横抱きに抱え直して目元を袖で拭ってから、またあのクリームをつけてやる。
甲斐甲斐しくないか?!
俺がしたいぞ!
「仕方なかろう。
体力もほとんどない状況で精神的な負担を伴いながら、よくここまで話せたものじゃ。
結局何も手をつけなんだな」
親父は獅子のままため息を吐いてテーブルに目をやる。
レンは朝から水かアイス以外を口にしてないと聞いていたから、一応菓子を出しておいたが····。
日も大分傾いているし、体力が限界に達したのは当然だろう。
「このまま寝かしても?」
団長が親父に確認すれば、当然とばかりに頷く。
「副会長、あちらに連れて····」
「ダ~メだよぉ」
待て。
どっかで聞いたものっすごくのほほんとした声が副団長の言葉を遮ったぞ。
「何者だ?!」
団長が鋭く警戒した声を出し、親父の前に素早く移動する。
副団長はトビ、正確には抱えられているレンを庇うように立ち、トビはいつの間にか副団長の後ろにレンを片手で抱えて立つ。
が、覚えのある神気の圧に気圧され、脂汗をかき始める。
もちろん俺もトビもじっとりとかくが、親父とファルはソファに座ったまま、トビの座っていた近くの窓際に目をやっていた。
「何人かは初めましてぇ。
何人かはお久しぶりぃ」
相変わらずのえへへ、と笑う緊張感のない登場の仕方だな。
髪も肌も明らかな白を纏い、目は藍色に金が散った穏やかな顔つきの青年が現れた。
「何者です」
「え~、聞いてたでしょ?
僕だよ、僕、ゼノリア~。
ほらほら、神気も出してるでしょ?
感じるかなぁ?」
団長の問いに答えなかったからだろう。
副団長の緊迫感漂う再度の問いかけにもヘラッとした顔でふざけてるのかと勘違いさせられそうな物言いだ。
だが彼からは考えられない程の覇気と清廉さを纏った神気が発せられる。
いや、傍迷惑だろう!
「「「ぐっ」」」
立っていた3人が呻く。
かろうじて膝を着いてはいないが、ふらつきそうになるのを何とか耐えているようだ。
俺はたまたま獣体だったのと、神気を浴びるのが2度目で心づもりができていたおかげで呻く事はしないでいられた。
めちゃくちゃ息苦しいけどな!
レンはこんな中でも眠っている。
少し眉をひそめてはいるが、神気のせいではないと思う。
「久しぶりでございますな、ゼノリア神。
申し訳ございませぬが、神気を抑えていただけますかな」
「傍迷惑はそれくらいにしろ。
レンに嫌われるぞ」
「えぇ、それは困るぅ」
そう言った途端、神気が消えた。
親父とファルは会った事があるのか?
「感謝申し上げる。
して、如何なる理由にて顕現めされた?」
さすがの親父も口調を改めている。
「それはぁ、もちろんレンが死にかけてるからぁ」
「助けに来られたと?」
「えぇ、違うよぉ。
助けてもらいにぃ」
ん?
どういう事だ?
「レンがこのままぁ死んじゃうならぁ、それはそれでぇ、仕方ないでしょ?
生きたくないならぁ、生きなければいいしぃ。
僕ぅ、元々蓮香を助けるつもりだったしぃ、レンじゃないしぃ。
だからレンの体が生きてるうちにぃ、助けてもらいに来たんだぁ」
おい、聞き捨てならん。
思わずグルル、と唸る。
「怒らないのぉ。
レンに死んでほしいとかぁ、思ってるわけじゃないんだからぁ」
あはは、と相変わらずニコニコとした顔で言っている事が酷くないか?!
「それで、レンに助けて欲しいとは?」
不機嫌そうに眉をしかめたファルの問いに何故か首を傾げた。
「レンじゃないよぉ?」
「どういう事だ?」
「ほらほらぁ、不機嫌にならないのぉ」
そう言った次の瞬間、トビの目の前に立っていた。
「な?!」
「その体貸してねぇ」
「「「「?!」」」」
白い手をレンに伸ばす。
トビは身を捻ってかわそうとし、団長、副団長、俺は駆け寄ろうとしたが体が動かない?!
「何を····するつもり、だ?!」
言葉を発する事もままならない!
魔法を発動させようとしてもできない?!
「大丈夫だよぉ。
僕がレンを殺す事はしないからぁ。
2人もそんな顔して睨まないでよぉ」
ゼノリア神は動けないトビからレンを難なく拐って腕に抱え、親父とファルを見て苦笑した。
「もぉ、年頃の女の子はちゃんと食べないとダメなのにぃ」
レンの体重があまりに軽かったからかそんな事を言いながらくるりと反転して壁に向かって歩きだす。
確か女の子、というのは雌の事だったはずだ。
親之の記憶が少なからず役に立つ。
レンを抱いたゼノリア神があわや壁に激突、という所を一歩踏み出した途端、目の前の壁が消え、親之の記憶にあるような、あちらの世界での家屋と日の光が注ぐ庭園が浮かび上がった。
紫色の小花が房の形で垂れ下がる木々。
木々で屋根を作ったその下にちょうど影をつくり、そこには人が座るような木の台が置かれ、赤い布がかかっている。
近くの池には赤い柵の付いた橋がかかっていて、目には鮮やかだ。
池の水面には円形で切れ目のある葉と、花弁が幾重かに折り重なった白と薄桃色の花が浮いている。
睡蓮の花。
親之の記憶が思い起こされる。
確かあの花の香りはレンから香る番の匂いと酷似していた気がする。
「レン!」
まずい、連れて行かれる!
焦燥感に駆られ、ソファを跳躍して駆け出そうとしたが、元あった壁が透明になっただけで、存在しているかのように阻んでド派手にぶつかった。
「「グラン?!」」
動けるようになった上司2人が駆けつける。
「壁は存在してるみたいやな」
いつの間にかトビも横にいて、見えない壁を確かめるように深刻そうな表情でペタペタと触れている。
「心配しないでぇ。
ちょっと幽世と繋げただけぇ。
景色はねぇ、朔月が子供達と過ごした屋敷の庭だよぉ」
そう言ってゼノリア神はレンを抱えたまま橋を渡り、紫色の花、そうだ、藤の花の下に置かれた台に腰かけた。
「朔月、起きてぇ。
助けて欲しいんだぁ」
レンの顔をのぞき込みながら、静かな声で呼びかけた。
助けて欲しい相手は朔月なのか?
そっと白い手がレンの頬にそえられ····。
「待て!
何しやがる!」
レンの顔に唇を寄せていき、額に口づけた?!
神だからってふざけんなよ!
俺だって滅多にしねぇぞ!
壁に何度か体当たりするが、びくともしない。
「もう、大人しくしてよぉ。
君に何かあるとぉ、僕が怒られるでしょぉ。
ほらぁ、朔月もぉ。
早く起きてぇ」
そうして再び額に口づけた。
するとレンの体が白く、淡く光り始める。
「「「「何だ(です)(やの)?!」」」」
親父とファル以外はそれぞれ声を洩らした。
淡い光は眩く光に変わり、少しずつ輪郭を変え、色を変えた。
優しげな面差しはそのままに、垂れ目で、左の目元には黒子があり、肌と髪はゼノリア神とはどこか違う色の抜けたような白を纏う。
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