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本編
75話 いざ、冒険者ギルド本部へ
公爵家で何かが起きると思ったけど、それは杞憂に終わりました。
ルティーナ様は、使用人全員との昼食を望んだので、皆大喜びで一致団結し、貴族専用の大きな部屋で、食事のセッティングを行なってくれたおかげもあって、皆が笑顔で食べあう楽しい昼食となりました。
その後、この料理をどうやって王都中に広めていくかの話し合いになり、次のフリーマーケットで平民たちに安価で振る舞おうという意見に落ち着いた。あの魔物の漁獲量がどの程度になるのか不明だけど、まずは安価に設定して、平民たちの反応を見たいってことだね。
そうして、楽しい話し合いも終わりを迎え、私たちは公爵家を後にし、馬車の中でトーイから公爵家の過去を聞いた。何故三男のアシュトン様が跡を継いだのか、そこが不明だけど、アシュトン様たちは全員善人と判明、そうなると何故カーバンクルを解放しないのか、そこだけ謎のままだ。
鍵は、長男と次男が握っている…かもしれない。
そっちはカーバンクルたちの調査を待つことにして、私は自身の疑問点を打ち明け、ディオグランド家に恨みを持つゴーストを見つけるべく動き出すことにした。
シャロンさんを家へ送った後、私たちは宿泊先のホテルへと戻り、公爵家と馬車内での出来事を皆の揃う前でマーカス様たちに話す。
「あははは、まさかこんな結果を迎えることになるのだなんて、夢にも思いませんでしたよ」
「かなり警戒していたので、私もユミルも正直拍子抜けです。しかも、公爵家の方々は、カーバンクルから全員善人と判断されましたし、ユミルはルティーナ様から気に入られ、あれは実質後ろ盾を戴いたようなものです」
あはは、そうなるのね。直接、その言葉を戴けたわけじゃないけど、転生者だと喋らせないよう、仕える使用人たちに強く厳命していたよ。
「ふむ、最良な結果を得られたようでなによりです。貴方たちが出かけている間に、私も現在の王都の状況をカーバンクルたちから聞いています」
カーバンクルたち、王都に何匹いるのか知らないけど、身を隠しつつ積極的に行動している。
私も動いて、皆に貢献しよう。
「まだ、カーバンクルも王家も証拠を集めきれていないので動けません。ユミルとトーイは冒険者ギルドへ出向き、ゴーストに専念してください。ただし、依頼を受けてはいけませんよ。あくまで見るだけに留め、場所を覚えて現地に行くように」
「わかったよ」「はい」
4歳の子供が、ゴースト討伐の依頼なんて、普通引き受けない。余計な波風を立たないようにしないとね。
「アイリスはファルナーク様とデートを楽しみつつ、彼の人間性を見極めればいいでしょう」
それって、あわよくば婚約ってことになるの?
そこは、王家側の動き次第で、大きく変化するよね。
だから、婚約という言葉を言わないのかな。
「わかりました。では、3日後の国立公園の広場で、フリーマーケットが催されるので、私はそこでファルナーク様とデートします。また、公爵家の使用人の方々も、公園内で新作料理を安価で披露する予定です」
3日後のフリーマーケットには、私もトーイたちとお客として参加する。そこでウシ丼やウ巻きを堪能する予定だ。
「その際、私も出向きましょう。きちんと、ご挨拶したいですからね。ユミルは、明日から忙しくなるでしょうから、しっかりと休んでおくように」
「はい、そうします」
王都に来てから、冒険者ギルドへは行ってないから楽しみだ。トーイの方を見ると、何か気にしているのか、入口付近にいるケンイチロウさんに話しかけようとしている。
「ねえ、ケンイチロウ。今の冒険者ギルドの状況は?」
冒険者ギルドで何か起きていないか、そっちを気にかけていたのか。
「今は、平常営業だよ。周辺地域の街や村からの魔物討伐依頼もあるけど、いつも通りの範囲内かな。平民の子供2人が見学目的で建物内へ入っても、少し目立つ程度で、すぐにいつもの日常に戻る」
ほ、よかった。それを聞いて安心だ。
私たちが冒険者ギルドへ行っても、12歳と4歳の子供に、難癖を付けてくる冒険者なんていないから、普通に見学できるはずだ。
「それなら、朝から行こうか?」
「うん!」
明日の目的地は、冒険者ギルドだ!
○○○
やって来ました、冒険者ギルド~~~。
私とトーイ(人間形態)の周囲には、剣、槍、ハルバードといった武器を装備している冒険者たちがいっぱいいて、皆が正面扉を開けて、中へと入っていく。
王都のギルド本部だけあって、建物も立派だ。行き交う人々も、人間族だけでなく、獣人や鳥人、ドワーフなど様々な種族がいる。
「お~なんか壮観だね」
「入るの、やめる?」
「絶対、入る!」
「わかった、行こうか?」
「うん」
私たちが中へ入ると、周囲の人たちが一斉に私を見つめてきたけど、別に気にかけることなく、すぐに雰囲気も緩和された。冒険者は身分や年齢に関係なく、誰でも登録可能と聞いているけど、4歳の私が入っても、少し気にかける程度なんだ。
トーイから教えてもらった情報によると、親を亡くしたり、捨てられたりする孤児の割合が多いこともあって、子供たちは孤児院や自身の生活費を、王都内限定で、自力で稼いでいるらしい。
近くにいる事務服を着用する人間族の20歳くらいの女性が、こっちへ来る。
「ようこそ、冒険者ギルドへ。貴方たちの目的を聞いてもいいかしら?」
職員の女性は、笑顔で私たちに質問してくる。こういう時のために、昨日の段階で、何を言うか2人で話し合っている。
「僕はトーイ、こっちは友達のユミル。この子もいずれ冒険者登録する予定だから、今日は見学に来たのさ」
トーイは、自分の冒険者カードを見せると、職員の女性もそれを確認して、納得した顔を見せる。
「ああ、見学ね。それなら構わないけど、ちょっと待ってね」
職員のお姉さんが受付にいる女性と話し合い、私の方をチラッと見ると頷き、1枚の何かを取り出して、それを職員の女性に渡すと、彼女がこっちへ歩いてくる。
なんだろう、平民の人たちと違い、歩き方が何か違う。
隙がないというか、無駄がないというか。
「見学なら、この見学証を首にかけておいてね」
「ありがとうございます」「ありがとう」
私は、借りた見学証を首にかける。
「それと、見学者の移動エリアは建物1階とこの奥の通路を抜けた訓練場のみだから注意してね」
「はい!」
「何か困ったことが起きたら、周囲の職員に言えばいいからね」
「はい、教えてくれてありがとうございます」
職員の女性は私の言葉にニコッと笑い、そのまま私たちから離れていった。
「よかった~追い出されるのかと思った」
「さあ、何処から見る?」
「当然、掲示板から!」
昨日の時点で、冒険者ギルドの構造について、ケンイチロウさんからも色々聞いている。基本構造は本部も支部も同じだから、依頼内容の貼られた大きな掲示板が1階の何処かにあるはずだ。
よ~し、ゴースト討伐依頼に関わるものを探しましょう!
ルティーナ様は、使用人全員との昼食を望んだので、皆大喜びで一致団結し、貴族専用の大きな部屋で、食事のセッティングを行なってくれたおかげもあって、皆が笑顔で食べあう楽しい昼食となりました。
その後、この料理をどうやって王都中に広めていくかの話し合いになり、次のフリーマーケットで平民たちに安価で振る舞おうという意見に落ち着いた。あの魔物の漁獲量がどの程度になるのか不明だけど、まずは安価に設定して、平民たちの反応を見たいってことだね。
そうして、楽しい話し合いも終わりを迎え、私たちは公爵家を後にし、馬車の中でトーイから公爵家の過去を聞いた。何故三男のアシュトン様が跡を継いだのか、そこが不明だけど、アシュトン様たちは全員善人と判明、そうなると何故カーバンクルを解放しないのか、そこだけ謎のままだ。
鍵は、長男と次男が握っている…かもしれない。
そっちはカーバンクルたちの調査を待つことにして、私は自身の疑問点を打ち明け、ディオグランド家に恨みを持つゴーストを見つけるべく動き出すことにした。
シャロンさんを家へ送った後、私たちは宿泊先のホテルへと戻り、公爵家と馬車内での出来事を皆の揃う前でマーカス様たちに話す。
「あははは、まさかこんな結果を迎えることになるのだなんて、夢にも思いませんでしたよ」
「かなり警戒していたので、私もユミルも正直拍子抜けです。しかも、公爵家の方々は、カーバンクルから全員善人と判断されましたし、ユミルはルティーナ様から気に入られ、あれは実質後ろ盾を戴いたようなものです」
あはは、そうなるのね。直接、その言葉を戴けたわけじゃないけど、転生者だと喋らせないよう、仕える使用人たちに強く厳命していたよ。
「ふむ、最良な結果を得られたようでなによりです。貴方たちが出かけている間に、私も現在の王都の状況をカーバンクルたちから聞いています」
カーバンクルたち、王都に何匹いるのか知らないけど、身を隠しつつ積極的に行動している。
私も動いて、皆に貢献しよう。
「まだ、カーバンクルも王家も証拠を集めきれていないので動けません。ユミルとトーイは冒険者ギルドへ出向き、ゴーストに専念してください。ただし、依頼を受けてはいけませんよ。あくまで見るだけに留め、場所を覚えて現地に行くように」
「わかったよ」「はい」
4歳の子供が、ゴースト討伐の依頼なんて、普通引き受けない。余計な波風を立たないようにしないとね。
「アイリスはファルナーク様とデートを楽しみつつ、彼の人間性を見極めればいいでしょう」
それって、あわよくば婚約ってことになるの?
そこは、王家側の動き次第で、大きく変化するよね。
だから、婚約という言葉を言わないのかな。
「わかりました。では、3日後の国立公園の広場で、フリーマーケットが催されるので、私はそこでファルナーク様とデートします。また、公爵家の使用人の方々も、公園内で新作料理を安価で披露する予定です」
3日後のフリーマーケットには、私もトーイたちとお客として参加する。そこでウシ丼やウ巻きを堪能する予定だ。
「その際、私も出向きましょう。きちんと、ご挨拶したいですからね。ユミルは、明日から忙しくなるでしょうから、しっかりと休んでおくように」
「はい、そうします」
王都に来てから、冒険者ギルドへは行ってないから楽しみだ。トーイの方を見ると、何か気にしているのか、入口付近にいるケンイチロウさんに話しかけようとしている。
「ねえ、ケンイチロウ。今の冒険者ギルドの状況は?」
冒険者ギルドで何か起きていないか、そっちを気にかけていたのか。
「今は、平常営業だよ。周辺地域の街や村からの魔物討伐依頼もあるけど、いつも通りの範囲内かな。平民の子供2人が見学目的で建物内へ入っても、少し目立つ程度で、すぐにいつもの日常に戻る」
ほ、よかった。それを聞いて安心だ。
私たちが冒険者ギルドへ行っても、12歳と4歳の子供に、難癖を付けてくる冒険者なんていないから、普通に見学できるはずだ。
「それなら、朝から行こうか?」
「うん!」
明日の目的地は、冒険者ギルドだ!
○○○
やって来ました、冒険者ギルド~~~。
私とトーイ(人間形態)の周囲には、剣、槍、ハルバードといった武器を装備している冒険者たちがいっぱいいて、皆が正面扉を開けて、中へと入っていく。
王都のギルド本部だけあって、建物も立派だ。行き交う人々も、人間族だけでなく、獣人や鳥人、ドワーフなど様々な種族がいる。
「お~なんか壮観だね」
「入るの、やめる?」
「絶対、入る!」
「わかった、行こうか?」
「うん」
私たちが中へ入ると、周囲の人たちが一斉に私を見つめてきたけど、別に気にかけることなく、すぐに雰囲気も緩和された。冒険者は身分や年齢に関係なく、誰でも登録可能と聞いているけど、4歳の私が入っても、少し気にかける程度なんだ。
トーイから教えてもらった情報によると、親を亡くしたり、捨てられたりする孤児の割合が多いこともあって、子供たちは孤児院や自身の生活費を、王都内限定で、自力で稼いでいるらしい。
近くにいる事務服を着用する人間族の20歳くらいの女性が、こっちへ来る。
「ようこそ、冒険者ギルドへ。貴方たちの目的を聞いてもいいかしら?」
職員の女性は、笑顔で私たちに質問してくる。こういう時のために、昨日の段階で、何を言うか2人で話し合っている。
「僕はトーイ、こっちは友達のユミル。この子もいずれ冒険者登録する予定だから、今日は見学に来たのさ」
トーイは、自分の冒険者カードを見せると、職員の女性もそれを確認して、納得した顔を見せる。
「ああ、見学ね。それなら構わないけど、ちょっと待ってね」
職員のお姉さんが受付にいる女性と話し合い、私の方をチラッと見ると頷き、1枚の何かを取り出して、それを職員の女性に渡すと、彼女がこっちへ歩いてくる。
なんだろう、平民の人たちと違い、歩き方が何か違う。
隙がないというか、無駄がないというか。
「見学なら、この見学証を首にかけておいてね」
「ありがとうございます」「ありがとう」
私は、借りた見学証を首にかける。
「それと、見学者の移動エリアは建物1階とこの奥の通路を抜けた訓練場のみだから注意してね」
「はい!」
「何か困ったことが起きたら、周囲の職員に言えばいいからね」
「はい、教えてくれてありがとうございます」
職員の女性は私の言葉にニコッと笑い、そのまま私たちから離れていった。
「よかった~追い出されるのかと思った」
「さあ、何処から見る?」
「当然、掲示板から!」
昨日の時点で、冒険者ギルドの構造について、ケンイチロウさんからも色々聞いている。基本構造は本部も支部も同じだから、依頼内容の貼られた大きな掲示板が1階の何処かにあるはずだ。
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