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本編
45話 王都に到着
列車の中での優雅な時間も、間もなく終わってしまう。
「あれが王都!?」
電車がカーブに差し掛かると、雄大な景色が窓から見えた。広大な王都を囲む高い城壁、その奥に見える立派な王城、街並みがわからなくても、その外郭と風格だけでタウセントの街と大きく違うのがわかる。
「あ、このまま行くと城壁にぶつかるのでは?」
「大丈夫。速度が緩んできているから、そろそろ列車用の門に入る頃よ」
アイリス様の言葉通り、景色が一瞬だけ真っ暗になり、光が再び射すと、そこは煌びやかな王都の光景が目に入ってくる。線路に沿って高い柵が立てられており、人々が入れないようにしており、列車も随分と速度を緩めている。まるで、王都の街並みをご堪能くださいと言っているかのようだ。
「王都はタウセント以上に広大だから、ユミルは必ず人型のトーイと行動を共にしてね」
「はい!!」
さっきまで私の太ももの上にトーイがいつの間にか人型になっており、位置が知らぬ間に逆転している。景色に見惚れていて、全然気づかなかった。
「駅前には、我々の予約した貴族用馬車が待機しているはずです。まずはホテルへ向かい、しっかりと休み疲れを癒しましょう。ここからが本番です。皆、気を引き締めていきますよ」
マーカス様の声掛けで、私たちの気が引き締まる。学会発表前に、犯人共が面白がって何か仕掛けてくる可能性がある。もしかしたら、興味本位で発表用の原稿を盗みにくるかもしれない以上、十分に警戒しておこう。
列車が止まったので、私たちも個室を出てホームへと降り立つと、路線の終着駅ということもあって、大勢の人々で混雑しており、私は迷わないようトーイと手を繋ぎ、マーカス様の後をついていくことで改札口の外へと出られた。今の私たちは裕福な平民の子供、アイリス様の研究を手助けしたご褒美として、観光のために一緒にここへ来たという設定にしている。
一応、学会にも出席するけど、発表者側ではなく、聴衆者側になる。服装も平民用の上質なワンピースだ。冒険者用の服装だと、貴族のアイリス様と釣り合わないのだ。かといって、貴族用の服だと、学会で出自を問われる可能性が高いので、平民用の比較的上等なものとなった。マーカス様が、旅行費用全てを支払ってくれるので、非常に助かります。
改札口を出たところで、1人の初老の男性と、その背後には2人の男性が私たちの前に立ち塞がる。スーツを着ているけど、周囲を明らかに警戒しているから護衛なのかな。こっちの初老の男性も、貴族と一目でわかるけど、何者?
「ゴドウィン公爵様!? まさか、我々を待っておられたのですか?」
いつも冷静なマーカス様が、かなり慌てている。公爵様の方は私たちを見て、何処かほっとしているような顔をしているけど何故だろう?
「(ユミル、あの方は私の出席する学会の主催者側のトップ、ゴドウィン公爵よ。ちなみに、公爵というのは王家の次にお偉い御身分だから、話し方には注意してね)」
アイリス様が小声で相手の男性のことを教えてくれたけど、身体が固まる。日本で言えば、大会社の社長さんや大学の教授さんのようなお方ってことだよね? そんなお偉いさんとなんて、今まで話したことないよ!!
「カルバイン子爵、アイリス嬢。来て早々申し訳ないが、今から私の馬車に乗ってもらえないか? 王都の散策を楽しみながら、事情を話そう。宿泊するホテルへの送迎に関しては、君たちの返答次第になる」
なんか、かなり深刻そうな話題になりそう。
「わかりました。メイリン、トーイとユミルを連れて、予約しておいた馬車で先にホテルへ行きなさい。私たちが到着するまで、1階で寛いでいるといい。君には王都の地図を渡していますから、3人で周辺を観光しても構いませんが、狭い路地などには入らないように」
「わかりました」「はい」「はい」
これって、平民の私たちが入っちゃいけない話題ってこと?
巻き込まれるのは勘弁してほしいから、ここは素直に従おう。
ゴドウィン公爵様はこっちとチラッと見ただけで、特に何も言うことなく、マーカス様とアイリス様を連れて、外へと歩き出す。皆が見えなくなったことを確認したところで、トーイが口を開く。
「あらら、どうやら犯人側は、既に何らかの手を打っているのかもね」
「え? だって、全部盗んだのだから、アイリス様に用なんて…」
「人の欲望に、際限なんてない」
「もしかして、学会開催中に誘拐するかもってこと?」
「彼女の評価を地の底に落とすのが目的なら、その可能性もあるね」
もしかして、私を誘拐したあの2人が関わっているのかな?
ここまで関わった以上、放っておけないよ。
「大丈夫、カーバンクル族とフェニックス族の仲間が姿を消して、僕たちを守ってくれている。それに、学会発表当日に関しては、外と内で二重に守るだから」
精霊たちが守ってくれているのなら安心かな。
どう転ぶのかわからない以上、今は大人しくしておこう。
○○○
私たちは馬車乗り場に行って、予約した馬車に乗り、人通りの多い道を緩やかなペースで目的地となるホテルへ向かっている。途中、御者さんにお願いして馬車を止めてもらい、串団子とジュースを買い、それを食べながら、ゆっくり動いていく馬車の中で外を眺めていると、左手に武器屋の看板が見えてきた。
「トーイは、武器とかいらないの?」
彼女は私の仲間兼護衛だけど、今まで武器を所持しているところを見たことがない。服装にしても、ただの女の子用の冒険者服で、防御力も高くない。
「そんなのいらないよ。武器、体術、魔法、全てあのスキルで対応できるからね」
確かに反射を極めれば、傷を受けることもないか。
「スキルや魔法を封じられたら、どうするの?」
「封じられない…とは断言出来ないけど、そういった場合の対処方法もあるから心配しないで」
トーイがそう言うのなら、心配することはないかな。
「メイリンさんは、武器屋に寄らなくていいの?」
「問題ありません。しっかりと調整しておいたので」
メイリンさんは、笑顔で答えてくれた。
今のメイリンさんの任務は、トーイと同じで私の護衛。
2人の心強い返事を聞いたら、安心感が芽生えてくる。
武器屋との距離がかなり近い位置になったけど、日本のような見本を飾るウィンドウもないので、武器が全く見えない。武器屋を通り過ぎようとした時、扉が開き、出てきた1人の男性を見て、私は驚きを隠せなかった。
何故なら、私とアイリス様を誘拐した犯人、ケンイチロウさんだからだ。
しかも、私と目が合った途端、笑顔になって手を振ってくれた。
「あれが王都!?」
電車がカーブに差し掛かると、雄大な景色が窓から見えた。広大な王都を囲む高い城壁、その奥に見える立派な王城、街並みがわからなくても、その外郭と風格だけでタウセントの街と大きく違うのがわかる。
「あ、このまま行くと城壁にぶつかるのでは?」
「大丈夫。速度が緩んできているから、そろそろ列車用の門に入る頃よ」
アイリス様の言葉通り、景色が一瞬だけ真っ暗になり、光が再び射すと、そこは煌びやかな王都の光景が目に入ってくる。線路に沿って高い柵が立てられており、人々が入れないようにしており、列車も随分と速度を緩めている。まるで、王都の街並みをご堪能くださいと言っているかのようだ。
「王都はタウセント以上に広大だから、ユミルは必ず人型のトーイと行動を共にしてね」
「はい!!」
さっきまで私の太ももの上にトーイがいつの間にか人型になっており、位置が知らぬ間に逆転している。景色に見惚れていて、全然気づかなかった。
「駅前には、我々の予約した貴族用馬車が待機しているはずです。まずはホテルへ向かい、しっかりと休み疲れを癒しましょう。ここからが本番です。皆、気を引き締めていきますよ」
マーカス様の声掛けで、私たちの気が引き締まる。学会発表前に、犯人共が面白がって何か仕掛けてくる可能性がある。もしかしたら、興味本位で発表用の原稿を盗みにくるかもしれない以上、十分に警戒しておこう。
列車が止まったので、私たちも個室を出てホームへと降り立つと、路線の終着駅ということもあって、大勢の人々で混雑しており、私は迷わないようトーイと手を繋ぎ、マーカス様の後をついていくことで改札口の外へと出られた。今の私たちは裕福な平民の子供、アイリス様の研究を手助けしたご褒美として、観光のために一緒にここへ来たという設定にしている。
一応、学会にも出席するけど、発表者側ではなく、聴衆者側になる。服装も平民用の上質なワンピースだ。冒険者用の服装だと、貴族のアイリス様と釣り合わないのだ。かといって、貴族用の服だと、学会で出自を問われる可能性が高いので、平民用の比較的上等なものとなった。マーカス様が、旅行費用全てを支払ってくれるので、非常に助かります。
改札口を出たところで、1人の初老の男性と、その背後には2人の男性が私たちの前に立ち塞がる。スーツを着ているけど、周囲を明らかに警戒しているから護衛なのかな。こっちの初老の男性も、貴族と一目でわかるけど、何者?
「ゴドウィン公爵様!? まさか、我々を待っておられたのですか?」
いつも冷静なマーカス様が、かなり慌てている。公爵様の方は私たちを見て、何処かほっとしているような顔をしているけど何故だろう?
「(ユミル、あの方は私の出席する学会の主催者側のトップ、ゴドウィン公爵よ。ちなみに、公爵というのは王家の次にお偉い御身分だから、話し方には注意してね)」
アイリス様が小声で相手の男性のことを教えてくれたけど、身体が固まる。日本で言えば、大会社の社長さんや大学の教授さんのようなお方ってことだよね? そんなお偉いさんとなんて、今まで話したことないよ!!
「カルバイン子爵、アイリス嬢。来て早々申し訳ないが、今から私の馬車に乗ってもらえないか? 王都の散策を楽しみながら、事情を話そう。宿泊するホテルへの送迎に関しては、君たちの返答次第になる」
なんか、かなり深刻そうな話題になりそう。
「わかりました。メイリン、トーイとユミルを連れて、予約しておいた馬車で先にホテルへ行きなさい。私たちが到着するまで、1階で寛いでいるといい。君には王都の地図を渡していますから、3人で周辺を観光しても構いませんが、狭い路地などには入らないように」
「わかりました」「はい」「はい」
これって、平民の私たちが入っちゃいけない話題ってこと?
巻き込まれるのは勘弁してほしいから、ここは素直に従おう。
ゴドウィン公爵様はこっちとチラッと見ただけで、特に何も言うことなく、マーカス様とアイリス様を連れて、外へと歩き出す。皆が見えなくなったことを確認したところで、トーイが口を開く。
「あらら、どうやら犯人側は、既に何らかの手を打っているのかもね」
「え? だって、全部盗んだのだから、アイリス様に用なんて…」
「人の欲望に、際限なんてない」
「もしかして、学会開催中に誘拐するかもってこと?」
「彼女の評価を地の底に落とすのが目的なら、その可能性もあるね」
もしかして、私を誘拐したあの2人が関わっているのかな?
ここまで関わった以上、放っておけないよ。
「大丈夫、カーバンクル族とフェニックス族の仲間が姿を消して、僕たちを守ってくれている。それに、学会発表当日に関しては、外と内で二重に守るだから」
精霊たちが守ってくれているのなら安心かな。
どう転ぶのかわからない以上、今は大人しくしておこう。
○○○
私たちは馬車乗り場に行って、予約した馬車に乗り、人通りの多い道を緩やかなペースで目的地となるホテルへ向かっている。途中、御者さんにお願いして馬車を止めてもらい、串団子とジュースを買い、それを食べながら、ゆっくり動いていく馬車の中で外を眺めていると、左手に武器屋の看板が見えてきた。
「トーイは、武器とかいらないの?」
彼女は私の仲間兼護衛だけど、今まで武器を所持しているところを見たことがない。服装にしても、ただの女の子用の冒険者服で、防御力も高くない。
「そんなのいらないよ。武器、体術、魔法、全てあのスキルで対応できるからね」
確かに反射を極めれば、傷を受けることもないか。
「スキルや魔法を封じられたら、どうするの?」
「封じられない…とは断言出来ないけど、そういった場合の対処方法もあるから心配しないで」
トーイがそう言うのなら、心配することはないかな。
「メイリンさんは、武器屋に寄らなくていいの?」
「問題ありません。しっかりと調整しておいたので」
メイリンさんは、笑顔で答えてくれた。
今のメイリンさんの任務は、トーイと同じで私の護衛。
2人の心強い返事を聞いたら、安心感が芽生えてくる。
武器屋との距離がかなり近い位置になったけど、日本のような見本を飾るウィンドウもないので、武器が全く見えない。武器屋を通り過ぎようとした時、扉が開き、出てきた1人の男性を見て、私は驚きを隠せなかった。
何故なら、私とアイリス様を誘拐した犯人、ケンイチロウさんだからだ。
しかも、私と目が合った途端、笑顔になって手を振ってくれた。
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