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Side.B・テツとエージのにゃんこ★すたぁ【R-18】
#5【R】※この回には性的表現があります。
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「あのね、エージ君」
シャワーを終えて出てきたエージを、ドキドキしながら待っていたテツは、そう言ってベッドの隅に腰かけた。
「僕がいつもこういうことする男だって思わないで」
エージは隣に腰かけると、黙ってテツの顔を覗き込んだ。
「僕、浮気したことなんてないんだよ。付き合ってる人がいる時に、他の男の人とセックスなんてしたことないの」
エージはニッコリ笑ってテツの頭を撫でた。
「てっちゃん、一途なんだ」
「ねぇ……これって浮気?」
そう聞かれて、エージは「さぁ……」と首を傾げた。
「カズ君は恋人?」
テツは黙って頷いた。
エージも頷くと、そっと腫れたテツの右頬に手を当てた。
吸い付くような、しっとりとした肌の感触。
その指先をゆっくりと首筋から、胸元、腹の方へと這わせてゆく。
臍のやや上あたり。
そこまで指を這わせたとき、エージは手を止めて言った。
「ここ、蹴られた?」
「――」
テツの呼吸が乱れて、僅かに体を震わせる。
「痛かったろう」
「僕が悪いの……僕が」
そう言って泣き笑いを浮かべるテツを、エージはそっと抱き寄せた。
「てっちゃん」
「違うの、ほんとに。カズ君は悪くないの。僕が悪いの」
「てっちゃん、そうじゃないよ」
優しく抱きしめながら、その耳元で囁く。
「本当に恋人ならこんなことしない」
「――」
「悪いことして叱っても、蹴ったり殴ったりなんてしない。そんなことする奴は、恋人なんかじゃねぇよ」
「……」
テツは震えながら両腕をエージの背中に回すと、ギュッとしがみ付いた。
エージはその体をしっかりと受け止めると、「だからこれは浮気じゃない」と言って、テツをベッドの上に抱き伏せた。
キスをすると、テツが喉の奥で切ない声を上げながら強く絡みついてきた。
舌を絡ませながら、2人はベッドの中央まで移動する。
エージはテツの首から胸へと舌を這わせながら、右手を鼠径部に当て、そのまま股の方へゆっくりと移動させた。
「あぁ……」
テツの口からため息が漏れた。
会陰をなぞりながら指で陰嚢を攻めていく。テツの体がビクッとはねて、ペニスが固く膨張した。
亀頭の裂け目から、透明な体液が溢れ出る。
それを見てエージは自分のペニスにコンドームを付けると、ローションで十分に湿らせた指で、丁寧にテツの肛門に指を入れた。
「あぁ……ウソ――」
恍惚の表情を浮かべて、テツは腰を沿った。
エージの体がその腰を支えるように、下からゆっくりと突き上げてくる。
決して無理に開こうとはしない。
テツの様子を見ながら、そっと入れては抜き、そっと入れては抜き――徐々に深く侵入してくるエージのそれに、テツは堪え切れず声を出した。
「あぁぁぁ――ッ……!」
はぁ――……と、エージも深く息を吐くと、片手でテツのペニスを掴み、腰の動きに合わせてしごいた。
「あ、あ、あ、」と、テツが小刻みに声を出す。
「ダメ!イク――イッちゃう!!」
熟した果実から蜜が溢れ出るように。
固く膨らんだ亀裂から白濁とした精液が吹き出して、テツの腹の上に零れ落ちる。
白々と夜が明ける頃。
2人は心地よい疲労感の中で、体を寄せあいながら深い眠りに落ちていった―――
シャワーを終えて出てきたエージを、ドキドキしながら待っていたテツは、そう言ってベッドの隅に腰かけた。
「僕がいつもこういうことする男だって思わないで」
エージは隣に腰かけると、黙ってテツの顔を覗き込んだ。
「僕、浮気したことなんてないんだよ。付き合ってる人がいる時に、他の男の人とセックスなんてしたことないの」
エージはニッコリ笑ってテツの頭を撫でた。
「てっちゃん、一途なんだ」
「ねぇ……これって浮気?」
そう聞かれて、エージは「さぁ……」と首を傾げた。
「カズ君は恋人?」
テツは黙って頷いた。
エージも頷くと、そっと腫れたテツの右頬に手を当てた。
吸い付くような、しっとりとした肌の感触。
その指先をゆっくりと首筋から、胸元、腹の方へと這わせてゆく。
臍のやや上あたり。
そこまで指を這わせたとき、エージは手を止めて言った。
「ここ、蹴られた?」
「――」
テツの呼吸が乱れて、僅かに体を震わせる。
「痛かったろう」
「僕が悪いの……僕が」
そう言って泣き笑いを浮かべるテツを、エージはそっと抱き寄せた。
「てっちゃん」
「違うの、ほんとに。カズ君は悪くないの。僕が悪いの」
「てっちゃん、そうじゃないよ」
優しく抱きしめながら、その耳元で囁く。
「本当に恋人ならこんなことしない」
「――」
「悪いことして叱っても、蹴ったり殴ったりなんてしない。そんなことする奴は、恋人なんかじゃねぇよ」
「……」
テツは震えながら両腕をエージの背中に回すと、ギュッとしがみ付いた。
エージはその体をしっかりと受け止めると、「だからこれは浮気じゃない」と言って、テツをベッドの上に抱き伏せた。
キスをすると、テツが喉の奥で切ない声を上げながら強く絡みついてきた。
舌を絡ませながら、2人はベッドの中央まで移動する。
エージはテツの首から胸へと舌を這わせながら、右手を鼠径部に当て、そのまま股の方へゆっくりと移動させた。
「あぁ……」
テツの口からため息が漏れた。
会陰をなぞりながら指で陰嚢を攻めていく。テツの体がビクッとはねて、ペニスが固く膨張した。
亀頭の裂け目から、透明な体液が溢れ出る。
それを見てエージは自分のペニスにコンドームを付けると、ローションで十分に湿らせた指で、丁寧にテツの肛門に指を入れた。
「あぁ……ウソ――」
恍惚の表情を浮かべて、テツは腰を沿った。
エージの体がその腰を支えるように、下からゆっくりと突き上げてくる。
決して無理に開こうとはしない。
テツの様子を見ながら、そっと入れては抜き、そっと入れては抜き――徐々に深く侵入してくるエージのそれに、テツは堪え切れず声を出した。
「あぁぁぁ――ッ……!」
はぁ――……と、エージも深く息を吐くと、片手でテツのペニスを掴み、腰の動きに合わせてしごいた。
「あ、あ、あ、」と、テツが小刻みに声を出す。
「ダメ!イク――イッちゃう!!」
熟した果実から蜜が溢れ出るように。
固く膨らんだ亀裂から白濁とした精液が吹き出して、テツの腹の上に零れ落ちる。
白々と夜が明ける頃。
2人は心地よい疲労感の中で、体を寄せあいながら深い眠りに落ちていった―――
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