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ショックでまた寝込みそうになった件 ※タグ注意
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レーニアは、俺の家に寝泊まりして俺の看病を一生懸命してくれた。弱ってしまった胃腸に優しいスープやパンがゆなど、彼女が領地が震災で食糧難で同じように倒れていた人たちに作っていたというメニューは、確かにお腹を壊すことなく、しかも美味しく咽を通った。
何よりも、こんな風に彼女が俺のためだけにずっと頑張ってくれているかと思うと嬉しい。なんとなく、この姿の方が彼女が優しい気がして、すでに人化できるのにチンチラの姿のまま彼女の膝の上で甘えた。
「テーノ。ほら、お口開けて? はい、あーん」
「きゅー」
俺にとっては大きなスプーンに向かって口を大きく開ける。なんだか、レーニアと恋人同士になっていちゃこらしているみたいだ。両親も勿論大歓迎だ。ラッテの事は、本人が嫌がるから紹介した事もないし、恋人ができたなんて言ってない。
まるで、両親公認の婚約者同士のように、俺たちをふたりきりにしてくれている。といっても、一匹とひとりだが。
すっかり、元の幼馴染の関係にプラスして、ちょっとだけお互いに素直になれた距離感になった。
「テーノ、そろそろ何があったのか話してくれない?」
そろそろ、獣化状態のままでは誤魔化しが出来なくなるほど元気になったのが分かったのだろう。レーニアは、きっと初日から気になっていたであろう事を訊ねてきた。
すでに、俺の気持ちははっきりしていたため、ショックだったのが嘘のように、ラッテの事も冷静に考えられるようになっていた。
流石に、チンチラの鳴き声では細かなニュアンスが伝えられない。
「ぷっぷー」
「え? ひとりにして欲しいの? 大丈夫なの?」
「ぷぅ」
レーニアが廊下に出た瞬間、俺は久しぶりに人化した。勿論全裸だ。胃腸がかなりダメージを受けていたから、前よりも若干痩せている。
今の俺には大きい服を身に着け、レーニアを呼びに行った。
「まあ、テーノったら。やっと人化出来るようになったのね」
「ああ、心配かけたな。レーニアのお陰だ……ありがとう」
「わたくしなんて、何もしていないわ。本当に良かった、良かったぁ……グスッグスッ」
「ああ、もう泣くなよ」
「だって、だってぇ……」
子供みたいに泣きじゃくる彼女を見て、どれほど心配かけて悲しませたのか改めて胸が苦しくなる。そっと抱きしめて、背中を擦った。
ようやく落ち着いた彼女は、にっこり笑ってくれた。涙で汚れた顔をそっと拭き取った。
「あーもう……。顔がぼろぼろよ」
「そんな事ない。レーニアはいつだってかわいい」
「え?」
思わず本音が出てしまって焦る。だけど、その瞬間、首から顔が真っ赤になって恥ずかしがるレーニアが、もっと可愛いと思えて、あたふたする彼女と笑い合った。
心の底から安心している顔を見ながら、こうして笑い合うなんて久しぶりだ。
俺は、何事かと駆けつけたメイドに、両親に快復した事を伝えるように指示し、レーニアを連れて自室に戻る。
テーブルには、まだチンチラ用の食事が残っていた。彼女が手際よく片付けて、お茶を準備してくれるなんて、今の俺は世界の幸せ者ランキング一位に違いない。
ほっと一息ついた時に、俺は洗いざらいラッテとの出会いやこれまでの事を全て打ち明けた。あと、彼女の事を好きだったわけじゃなくて、恋人ごっこを楽しんでいただけだとも。
「そっか……まずは、大変だったのね。わたくしが領地に籠りっぱなしでここに来ていなかったから。もしも来ていたらなんらかの形で気づいて行動できたかもしれないわね……」
「それは結果論でしかないさ……。レーニアの領地だってまだまだ大変だろ? その、前はお気楽な領地経営だなんて言ってごめん。大変だったのはレーニアのほうだったのに」
「あー、あれね。でも、わたくしには領地の皆がいたわ。おじさまもおばさまがたも。だから、ほとんど孤立無援で過労で倒れそうになるテーノのほうが大変だったと思うわ」
「いや、俺がわかってなかったんだ。だけど、今回の事で色々気づかされた。それも、レーニアのおかげだ。本当にありがとう」
俺が心から頭を下げると、レーニアはそんな事ないって繰り返しながらも俺の気持ちを受け入れてくれた。
「だけど。いくらなんでも、ラッテさんに失礼な事をしたのは分かっているの? わたくしだったら、それこそ辛くて起き上がれないかもしれないわ。だいたい、あなたときたら……」
俺は、叱られているというのに、なんだかいつものやり取りが嬉しくてにまにましてしまった。それを見たレーニアが、更に怒るのも楽しい。
彼女の言う通り、ラッテには申し訳ない事をした。思ってもいないのに、気軽に告白を承諾したのだ。
全て、俺のくだらない見栄とプライドのせいだ。
「なあ、レーニア。俺、ラッテにきちんと謝りたい」
「ラッテさんは望んでいないかもしれないし、ゆるさないかもよ?」
「それでもいい。でも、数か月も、彼女を振り回してしまったんだから」
「でも、ラッテさんの居所もわからないのよね? うーん。わたくしが思うには……ああ、でも、憶測だけで決めつけてはダメね。きちんと確認しないといけない事があるわ」
「レーニア?」
「とりあえず、今日はテーノの快復のお祝いをしない? もうすぐおじさまたちも帰って来るわ。ラッテさんの事は明日から動きましょう」
その夜、俺は久しぶりに食堂で家族団らんの食卓を囲んだ。母は涙がこぼれっぱなしで、父がそれを慰めつつ、簡単に事情を話しをしたら、女性に不誠実だった事や、相談もないまま巨額のローンを組んだ事を叱られた。
クーリングオフ期間はとうに過ぎている。俺は、買った物は全て彼女にあげていたから、借金だけが残った無一文の情けない男になった。
だけど、それでも。
俺の隣に、楽しそうに両親たちとも話をするレーニアがいる。それだけで心が温まったのである。
「まあ、レーニアさん。それじゃあまだ暫くこちらに?」
「はい。両親にもテーノの快復を報告しないといけませんし、その。長期間こちらで寝泊まりさせていただいたので、かなり心配をかけてしまって……。父からも、その……お見合いの話を保留にしてもらっていますし……」
「お見合い?」
「はい。実は、もう適齢期を過ぎましたし、領地も復興したてで、なかなか縁談話が整いませんでしたの。ですが、ちょうどぴったりのお相手がいるそうで……近々その方と会う予定なんです」
「そんな……」
俺は、レーニアの言葉に、何かで叩かれてしまったのかもしれないほどの頭がぐらぐらした。
そう言えばそうだ。レーニアと俺は、今年で25になる。男は独身でもまだ大丈夫だが、レーニアは本来ならとっくに結婚して子供の5人や6人産んでいて幸せな家庭を築いていてもおかしくない。
「だ、だれと」
その見合い相手は誰なんだという問いは母に被せられて、行き場を失った。
「まあまあ。もうそんな話が? レーニアさんなら、きっと素晴らしいお嫁さんになるわね」
俺は、体調が悪いから先に失礼するといい自室に戻った。着替えもせず、そのままベッドに大の字で飛び込む。天上を見上げて、描かれた模様をぼんやり見つめた。
彼女の父親は、宰相閣下の補佐をしている。おそらく、宰相閣下が彼女に俺などでは足元にも及ばないほどのイケメンで金持ちで、高位貴族の素晴らしい青年を紹介されるだろう。
かたや、俺はしがない末端の公務員で、無一文の借金持ち。今回みたいに愚かな行動をするし、すぐに寝込むような情けない男だ。
「レーニア……」
そうだ。俺は、彼女にふさわしくないんだった……。彼女が当たり前のように側にいて笑ってくれるから忘れていた。
「レーニア……」
ラッテの事が落ち着いたら、彼女に告白して求婚しようという気になったというのに。近づいたと思ったら、あっというまに遠くの高嶺の花になってしまう。しかもその花は魅力的で、摘み取ろうとする男も多い。
お見合いになれば、十中八九まとまってしまうだろう。
嫌だ。彼女を渡したくない。彼女とのまるで新婚のような蜜月の時の、体を包んでくれる甘い香りや、柔らかな肌を思い出すと、俺の中心はすぐに高ぶる。いつものように、服の上から想像できる胸元や、ぼんやりした秘密の場所を妄想した。
「く……」
急いで、硬くなった欲を取り出して手で擦り上げた。すでに先走りで濡れたそこは、彼女の声を思い出すだけでもびくびく震える。尾てい骨から腰が、力が抜けきってしまうほどぞくぞくっとした感覚が走った。
チンチラの姿の時に、彼女がうとうとしていたのを見計らって手早く口と手を使って、こっそり彼女の白くて細い足や、大きな胸元から覗く胸の谷間を見ながら処理をした事がある。
あれは強烈に気持ちがよすぎた。もっと見たい。思わず襟元にもぐって、あわよくば胸よりもはるかに小さな手で揉んでみたいのを堪えるのが苦しかった。
「レーニア、っ!」
まだ体が疲れているのか、性欲だけはいつもよりもたくさんある。あっという間に汚らしい欲を吐き出した。
こんな時なのに、情けない。すっきりした途端、罪悪感が俺を苛む。
レーニア……他の男の所になんかいかないでくれ……
俺は、気持ち悪くなったそこを洗うためにシャワーを浴びた後、服を着るのも煩わしくてチンチラの姿で眠りについたのだった。
何よりも、こんな風に彼女が俺のためだけにずっと頑張ってくれているかと思うと嬉しい。なんとなく、この姿の方が彼女が優しい気がして、すでに人化できるのにチンチラの姿のまま彼女の膝の上で甘えた。
「テーノ。ほら、お口開けて? はい、あーん」
「きゅー」
俺にとっては大きなスプーンに向かって口を大きく開ける。なんだか、レーニアと恋人同士になっていちゃこらしているみたいだ。両親も勿論大歓迎だ。ラッテの事は、本人が嫌がるから紹介した事もないし、恋人ができたなんて言ってない。
まるで、両親公認の婚約者同士のように、俺たちをふたりきりにしてくれている。といっても、一匹とひとりだが。
すっかり、元の幼馴染の関係にプラスして、ちょっとだけお互いに素直になれた距離感になった。
「テーノ、そろそろ何があったのか話してくれない?」
そろそろ、獣化状態のままでは誤魔化しが出来なくなるほど元気になったのが分かったのだろう。レーニアは、きっと初日から気になっていたであろう事を訊ねてきた。
すでに、俺の気持ちははっきりしていたため、ショックだったのが嘘のように、ラッテの事も冷静に考えられるようになっていた。
流石に、チンチラの鳴き声では細かなニュアンスが伝えられない。
「ぷっぷー」
「え? ひとりにして欲しいの? 大丈夫なの?」
「ぷぅ」
レーニアが廊下に出た瞬間、俺は久しぶりに人化した。勿論全裸だ。胃腸がかなりダメージを受けていたから、前よりも若干痩せている。
今の俺には大きい服を身に着け、レーニアを呼びに行った。
「まあ、テーノったら。やっと人化出来るようになったのね」
「ああ、心配かけたな。レーニアのお陰だ……ありがとう」
「わたくしなんて、何もしていないわ。本当に良かった、良かったぁ……グスッグスッ」
「ああ、もう泣くなよ」
「だって、だってぇ……」
子供みたいに泣きじゃくる彼女を見て、どれほど心配かけて悲しませたのか改めて胸が苦しくなる。そっと抱きしめて、背中を擦った。
ようやく落ち着いた彼女は、にっこり笑ってくれた。涙で汚れた顔をそっと拭き取った。
「あーもう……。顔がぼろぼろよ」
「そんな事ない。レーニアはいつだってかわいい」
「え?」
思わず本音が出てしまって焦る。だけど、その瞬間、首から顔が真っ赤になって恥ずかしがるレーニアが、もっと可愛いと思えて、あたふたする彼女と笑い合った。
心の底から安心している顔を見ながら、こうして笑い合うなんて久しぶりだ。
俺は、何事かと駆けつけたメイドに、両親に快復した事を伝えるように指示し、レーニアを連れて自室に戻る。
テーブルには、まだチンチラ用の食事が残っていた。彼女が手際よく片付けて、お茶を準備してくれるなんて、今の俺は世界の幸せ者ランキング一位に違いない。
ほっと一息ついた時に、俺は洗いざらいラッテとの出会いやこれまでの事を全て打ち明けた。あと、彼女の事を好きだったわけじゃなくて、恋人ごっこを楽しんでいただけだとも。
「そっか……まずは、大変だったのね。わたくしが領地に籠りっぱなしでここに来ていなかったから。もしも来ていたらなんらかの形で気づいて行動できたかもしれないわね……」
「それは結果論でしかないさ……。レーニアの領地だってまだまだ大変だろ? その、前はお気楽な領地経営だなんて言ってごめん。大変だったのはレーニアのほうだったのに」
「あー、あれね。でも、わたくしには領地の皆がいたわ。おじさまもおばさまがたも。だから、ほとんど孤立無援で過労で倒れそうになるテーノのほうが大変だったと思うわ」
「いや、俺がわかってなかったんだ。だけど、今回の事で色々気づかされた。それも、レーニアのおかげだ。本当にありがとう」
俺が心から頭を下げると、レーニアはそんな事ないって繰り返しながらも俺の気持ちを受け入れてくれた。
「だけど。いくらなんでも、ラッテさんに失礼な事をしたのは分かっているの? わたくしだったら、それこそ辛くて起き上がれないかもしれないわ。だいたい、あなたときたら……」
俺は、叱られているというのに、なんだかいつものやり取りが嬉しくてにまにましてしまった。それを見たレーニアが、更に怒るのも楽しい。
彼女の言う通り、ラッテには申し訳ない事をした。思ってもいないのに、気軽に告白を承諾したのだ。
全て、俺のくだらない見栄とプライドのせいだ。
「なあ、レーニア。俺、ラッテにきちんと謝りたい」
「ラッテさんは望んでいないかもしれないし、ゆるさないかもよ?」
「それでもいい。でも、数か月も、彼女を振り回してしまったんだから」
「でも、ラッテさんの居所もわからないのよね? うーん。わたくしが思うには……ああ、でも、憶測だけで決めつけてはダメね。きちんと確認しないといけない事があるわ」
「レーニア?」
「とりあえず、今日はテーノの快復のお祝いをしない? もうすぐおじさまたちも帰って来るわ。ラッテさんの事は明日から動きましょう」
その夜、俺は久しぶりに食堂で家族団らんの食卓を囲んだ。母は涙がこぼれっぱなしで、父がそれを慰めつつ、簡単に事情を話しをしたら、女性に不誠実だった事や、相談もないまま巨額のローンを組んだ事を叱られた。
クーリングオフ期間はとうに過ぎている。俺は、買った物は全て彼女にあげていたから、借金だけが残った無一文の情けない男になった。
だけど、それでも。
俺の隣に、楽しそうに両親たちとも話をするレーニアがいる。それだけで心が温まったのである。
「まあ、レーニアさん。それじゃあまだ暫くこちらに?」
「はい。両親にもテーノの快復を報告しないといけませんし、その。長期間こちらで寝泊まりさせていただいたので、かなり心配をかけてしまって……。父からも、その……お見合いの話を保留にしてもらっていますし……」
「お見合い?」
「はい。実は、もう適齢期を過ぎましたし、領地も復興したてで、なかなか縁談話が整いませんでしたの。ですが、ちょうどぴったりのお相手がいるそうで……近々その方と会う予定なんです」
「そんな……」
俺は、レーニアの言葉に、何かで叩かれてしまったのかもしれないほどの頭がぐらぐらした。
そう言えばそうだ。レーニアと俺は、今年で25になる。男は独身でもまだ大丈夫だが、レーニアは本来ならとっくに結婚して子供の5人や6人産んでいて幸せな家庭を築いていてもおかしくない。
「だ、だれと」
その見合い相手は誰なんだという問いは母に被せられて、行き場を失った。
「まあまあ。もうそんな話が? レーニアさんなら、きっと素晴らしいお嫁さんになるわね」
俺は、体調が悪いから先に失礼するといい自室に戻った。着替えもせず、そのままベッドに大の字で飛び込む。天上を見上げて、描かれた模様をぼんやり見つめた。
彼女の父親は、宰相閣下の補佐をしている。おそらく、宰相閣下が彼女に俺などでは足元にも及ばないほどのイケメンで金持ちで、高位貴族の素晴らしい青年を紹介されるだろう。
かたや、俺はしがない末端の公務員で、無一文の借金持ち。今回みたいに愚かな行動をするし、すぐに寝込むような情けない男だ。
「レーニア……」
そうだ。俺は、彼女にふさわしくないんだった……。彼女が当たり前のように側にいて笑ってくれるから忘れていた。
「レーニア……」
ラッテの事が落ち着いたら、彼女に告白して求婚しようという気になったというのに。近づいたと思ったら、あっというまに遠くの高嶺の花になってしまう。しかもその花は魅力的で、摘み取ろうとする男も多い。
お見合いになれば、十中八九まとまってしまうだろう。
嫌だ。彼女を渡したくない。彼女とのまるで新婚のような蜜月の時の、体を包んでくれる甘い香りや、柔らかな肌を思い出すと、俺の中心はすぐに高ぶる。いつものように、服の上から想像できる胸元や、ぼんやりした秘密の場所を妄想した。
「く……」
急いで、硬くなった欲を取り出して手で擦り上げた。すでに先走りで濡れたそこは、彼女の声を思い出すだけでもびくびく震える。尾てい骨から腰が、力が抜けきってしまうほどぞくぞくっとした感覚が走った。
チンチラの姿の時に、彼女がうとうとしていたのを見計らって手早く口と手を使って、こっそり彼女の白くて細い足や、大きな胸元から覗く胸の谷間を見ながら処理をした事がある。
あれは強烈に気持ちがよすぎた。もっと見たい。思わず襟元にもぐって、あわよくば胸よりもはるかに小さな手で揉んでみたいのを堪えるのが苦しかった。
「レーニア、っ!」
まだ体が疲れているのか、性欲だけはいつもよりもたくさんある。あっという間に汚らしい欲を吐き出した。
こんな時なのに、情けない。すっきりした途端、罪悪感が俺を苛む。
レーニア……他の男の所になんかいかないでくれ……
俺は、気持ち悪くなったそこを洗うためにシャワーを浴びた後、服を着るのも煩わしくてチンチラの姿で眠りについたのだった。
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