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魔法使いはスライムがお好き
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「やれやれ、やっと魔王討伐なんてくっそ面倒くさいイベントが終わったー。すぐにもこの辺りにある隠れ家にでも帰ってのんびりしたいのに、残務処理とか。俺様がいくら有能なイケメンだからって、ちょっとこき使いすぎじゃね? おっと、中級モンスターがまだいやがったか。くらえ、愛の鉄拳、サンダーランスッ!」
王女である聖女様が、純粋な心でこの魔の森を浄化しているとあっては、俺だけサボるわけにはいかない。魔法で体を強化しつつ、雷をまとった拳で現れた魔物に鉄槌を下す。
ぶつくさ文句を垂れ流しながら、中級くらいのまだしぶとく残っている魔物をあらかた拳で地に沈め終えたかと思い、パーティーの軍営に戻る。
「……? なんだか騒がしいな。何があった?」
「アネト様、実は……」
ざわつく雑魚どものひとりをとっつかまえて、何を一体騒いでいるのか訊ねた。
「はぁ? ビスカスちゃんがなんだって?」
一応、俺様も伯爵家で生まれ育った貴族だ。自らは子爵を頂いていていずれ伯爵家を相続する。だが、お堅い世界に肌が合わず、趣味で色んなものを作っている。
どうしても必要な社交には出るが、非常に疲れるため用事が済めばとっとと帰るために、謎多き、魅惑の次期伯爵として人気を博しているようだ。
実は、2年前に魔法を使ったとあるグッズを冗談で作ったらバカ売れした事で、大っぴらには言えない商売を立ち上げた。愛らしいハムスターの仮面を被り、謎の店主として主に貴族や金持ちの平民相手に通信販売で稼いでいる。
俺様は、対外的には貴族然とした言動だから、粗野な言葉を思わず言ってしまった事で相手が驚いているが知った事ではない。
ビスカスちゃんというは、勇者の幼馴染で、とてもかわいい女の子だ。きれいな金の髪をきつくアップにしていて、勇者以外の男にはそっけないから全く隙がない。勇者がいうには、彼を好きで少しでも役に立ちたいからってついてきたいじらしい少女。
ワンピースの裾が翻れば、柔らかくて白いふくらはぎが覗く。もうちょっと上にスカートが上がらないかなーって男たちはいつも思っている。だから、風魔法を使って、他の男の目には見えないようにしている。彼女の足は俺様だけのものだ。
華奢な体には不似合いの大きなおっぱいは、小走りするとぽよぽよ動くのが目に楽しい。勿論、他の男の目には映らないように、胸元に幻惑魔法をかけているから、俺様以外のやつには絶壁か背中に見えているだろう。うん。
勇者は聖女と恋人同士だ。俺様が、ついうっかり落とした騎士のひとりに納品する予定のグッズを使って、淫らに乱れているふたりの声が、テントの外に聞こえてきていたらしい。
こちらとしては、落とし物を勝手に使われて、25万エヌ大損したし、客からはクレームが入ったというのに、勇者は楽しいひと時を過ごしたとかムカつく。
とにかく、この旅が終わったら、勇者とは結ばれる事はない、失恋したかわいいビスカスちゃんに告白して、おやじとおふくろに紹介してお嫁さんにする予定だったのだが。
「勇者を誑かして愛人にしてもらおうとしたって……そんなバカな。お前、何か他にも知っている事があるか? ん? 隠し立てすると、俺様の魔法をお見舞いするぜ?」
確かに、お堅い姿の彼女は、勇者の前では弾けるような笑顔をしていたし、俺様から見ても彼を好きだとわかっていた。彼女は、ふたりの仲が深いものだとは思っていなさそうだった。恋人同士だって知らされていないのかもしれないけれど、なんとなく恋人未満くらいには察していただろう。
だが……彼女はそんな事をするような子には見えなかった。彼女なら、たとえフラれて傷ついたとしても、聖女と勇者を心から祝福しただろう。手を握り、パチパチと静電気よりも多少強い雷をそこに纏わせた。
「ひぃ、言います、言いますから! そ、それがですね……」
俺様が理解できないと首を傾げつつ、訊ねた相手の胸倉を掴みつつ更に問いただしたところ、なんとも呆れた理由を聞かされた。
「で? お前らはそれを黙って見ていたってのか? あ”? お前だって、ビスカスちゃんに美味しいお菓子を貰ってたよなぁ? 俺様がまだ貰っていなかったにも拘らず!」
「で、ですが……」
「ちっ……!」
神の愛し子である聖女を悲しませたら神の怒りを買ってしまい、この世に破滅が訪れるであろう──
誰も知るおとぎ話のような言い伝えだ。胡散臭いが、これは事実である。ほんの80年ほど前に現れた聖女を、当時の婚約者である王子が冤罪を着せて追放した島国があった。神はこれに対して激怒し、その国は海底火山や地震、巨大台風などに見舞われ、一週間もたたずに地図から消えたのだ。
彼女がいれば聖女様が傷つきかねない。ビスカスちゃんが勇者に言った言葉のほうが正しいのだろう。勇者の二股以上のクズっぷりには反吐が出るが、彼女がここから追い出されてからすでに数時間経過している。
騎士や護衛たちは聖女を守るために動かねばならない。侍女たちも、一生懸命働くビスカスちゃんには好意を寄せていたから、おそらく、やむを得ず追い出したとはいえなんらかの救済アイテムを渡しているはずだ。
とはいえ、さっきも中級の魔物が出たばかり。あらかた清浄化された森に変化しているが油断はできない。
「おい、俺様は用事が出来た。先に王都に帰るよう、聖女様に伝えてくれ」
「……すみません。アネト様、どうか、彼女をお願いします」
「お前に言われなくても……!」
俺様は、未来の嫁を助けにいくだけだ。彼女をみすみす追放処分にさせた目の前の腰抜けに、強めの静電気付きの拳で、彼女のかわりに仕返しで軽く叩いたあと隠れ家に向かった。残りの奴らも、きっちり落とし前はつけさせてやろうと思う。
「きゅいー!」
「きゅい、きゅい♪」
「きゅっきゅー☆」
「きゅきゅっ?」
「きゅーい♡」
「おー、久しぶりだな、お前たち。元気だったかー?」
俺様は、五色のスライムが一斉に飛び掛かって来るのを受け止めた。どの色のスライムも可愛いし、俺様の秘密の大人なグッズ販売には欠かせない。特にピンク。こいつの作ってくれる液体は媚薬効果がある。感度も上げてくれるから、マンネリ化した恋人や夫婦に大人気の商品が作れるというわけだ。
こいつらは、同じ色のスライム同士で意思疎通が可能だ。俺様は嫁であるビスカスちゃんの特徴を伝えると、ピンクが反応した。
「え? 仲間がビスカスちゃんらしき女の子に会っただって? ど、どこで?」
「きゅいーきゅいきゅい♡♡」
「……なんだってーっ!」
なんと、ピンクスライムの仲間は、出会った女の子に、媚薬をたっぷり飲ませたらしい。
「こ、こうしちゃいられない。早く、俺様がビスカスちゃんを助けて、そして……一晩中体をたっぷり介抱して慰めてあげないと、じゃない、ち、治療を、してあげないと。治療だ。治療……」
ピンクスライムの媚薬入りの液体を体から取り除くには、一晩中愛し合う必要がある。なんということだ。結婚式もまだあげていないというのに。順番が逆だが、緊急事態なのだ。
俺様は、ピンクスライムから聞き出した、苦しんでいる嫁がいるであろう場所を目指した。
一晩中彼女と愛し合い求め合うのは、どこがいいだろうか。さっきの別荘とは名ばかりの小屋だと、さすがに初めてを俺様に捧げる彼女が可哀そうだ。そうだ、朝日が昇ると、湖面が煌めく湖畔の別荘がいい。幸い、転移スクロールが余っている。彼女を見つけたら、早速そこに転移して、苦しんでいる彼女と……あ、いかん。鼻血がでそうだ。
そんな事を思いながら、例の場所に到着した。ところが、誰もない。近くの草が、何かが滑り落ちたかのような痕跡があるだけだ。周辺を探しても何一つ見つからない。
「まさか……」
ここから滑落して倒れている間に、何者かに連れ去られたのか?
俺様は、スライムたちのいる小屋に戻り彼らの協力のもと、一晩中魔の森を探したのであった。
1エヌ=1円
王女である聖女様が、純粋な心でこの魔の森を浄化しているとあっては、俺だけサボるわけにはいかない。魔法で体を強化しつつ、雷をまとった拳で現れた魔物に鉄槌を下す。
ぶつくさ文句を垂れ流しながら、中級くらいのまだしぶとく残っている魔物をあらかた拳で地に沈め終えたかと思い、パーティーの軍営に戻る。
「……? なんだか騒がしいな。何があった?」
「アネト様、実は……」
ざわつく雑魚どものひとりをとっつかまえて、何を一体騒いでいるのか訊ねた。
「はぁ? ビスカスちゃんがなんだって?」
一応、俺様も伯爵家で生まれ育った貴族だ。自らは子爵を頂いていていずれ伯爵家を相続する。だが、お堅い世界に肌が合わず、趣味で色んなものを作っている。
どうしても必要な社交には出るが、非常に疲れるため用事が済めばとっとと帰るために、謎多き、魅惑の次期伯爵として人気を博しているようだ。
実は、2年前に魔法を使ったとあるグッズを冗談で作ったらバカ売れした事で、大っぴらには言えない商売を立ち上げた。愛らしいハムスターの仮面を被り、謎の店主として主に貴族や金持ちの平民相手に通信販売で稼いでいる。
俺様は、対外的には貴族然とした言動だから、粗野な言葉を思わず言ってしまった事で相手が驚いているが知った事ではない。
ビスカスちゃんというは、勇者の幼馴染で、とてもかわいい女の子だ。きれいな金の髪をきつくアップにしていて、勇者以外の男にはそっけないから全く隙がない。勇者がいうには、彼を好きで少しでも役に立ちたいからってついてきたいじらしい少女。
ワンピースの裾が翻れば、柔らかくて白いふくらはぎが覗く。もうちょっと上にスカートが上がらないかなーって男たちはいつも思っている。だから、風魔法を使って、他の男の目には見えないようにしている。彼女の足は俺様だけのものだ。
華奢な体には不似合いの大きなおっぱいは、小走りするとぽよぽよ動くのが目に楽しい。勿論、他の男の目には映らないように、胸元に幻惑魔法をかけているから、俺様以外のやつには絶壁か背中に見えているだろう。うん。
勇者は聖女と恋人同士だ。俺様が、ついうっかり落とした騎士のひとりに納品する予定のグッズを使って、淫らに乱れているふたりの声が、テントの外に聞こえてきていたらしい。
こちらとしては、落とし物を勝手に使われて、25万エヌ大損したし、客からはクレームが入ったというのに、勇者は楽しいひと時を過ごしたとかムカつく。
とにかく、この旅が終わったら、勇者とは結ばれる事はない、失恋したかわいいビスカスちゃんに告白して、おやじとおふくろに紹介してお嫁さんにする予定だったのだが。
「勇者を誑かして愛人にしてもらおうとしたって……そんなバカな。お前、何か他にも知っている事があるか? ん? 隠し立てすると、俺様の魔法をお見舞いするぜ?」
確かに、お堅い姿の彼女は、勇者の前では弾けるような笑顔をしていたし、俺様から見ても彼を好きだとわかっていた。彼女は、ふたりの仲が深いものだとは思っていなさそうだった。恋人同士だって知らされていないのかもしれないけれど、なんとなく恋人未満くらいには察していただろう。
だが……彼女はそんな事をするような子には見えなかった。彼女なら、たとえフラれて傷ついたとしても、聖女と勇者を心から祝福しただろう。手を握り、パチパチと静電気よりも多少強い雷をそこに纏わせた。
「ひぃ、言います、言いますから! そ、それがですね……」
俺様が理解できないと首を傾げつつ、訊ねた相手の胸倉を掴みつつ更に問いただしたところ、なんとも呆れた理由を聞かされた。
「で? お前らはそれを黙って見ていたってのか? あ”? お前だって、ビスカスちゃんに美味しいお菓子を貰ってたよなぁ? 俺様がまだ貰っていなかったにも拘らず!」
「で、ですが……」
「ちっ……!」
神の愛し子である聖女を悲しませたら神の怒りを買ってしまい、この世に破滅が訪れるであろう──
誰も知るおとぎ話のような言い伝えだ。胡散臭いが、これは事実である。ほんの80年ほど前に現れた聖女を、当時の婚約者である王子が冤罪を着せて追放した島国があった。神はこれに対して激怒し、その国は海底火山や地震、巨大台風などに見舞われ、一週間もたたずに地図から消えたのだ。
彼女がいれば聖女様が傷つきかねない。ビスカスちゃんが勇者に言った言葉のほうが正しいのだろう。勇者の二股以上のクズっぷりには反吐が出るが、彼女がここから追い出されてからすでに数時間経過している。
騎士や護衛たちは聖女を守るために動かねばならない。侍女たちも、一生懸命働くビスカスちゃんには好意を寄せていたから、おそらく、やむを得ず追い出したとはいえなんらかの救済アイテムを渡しているはずだ。
とはいえ、さっきも中級の魔物が出たばかり。あらかた清浄化された森に変化しているが油断はできない。
「おい、俺様は用事が出来た。先に王都に帰るよう、聖女様に伝えてくれ」
「……すみません。アネト様、どうか、彼女をお願いします」
「お前に言われなくても……!」
俺様は、未来の嫁を助けにいくだけだ。彼女をみすみす追放処分にさせた目の前の腰抜けに、強めの静電気付きの拳で、彼女のかわりに仕返しで軽く叩いたあと隠れ家に向かった。残りの奴らも、きっちり落とし前はつけさせてやろうと思う。
「きゅいー!」
「きゅい、きゅい♪」
「きゅっきゅー☆」
「きゅきゅっ?」
「きゅーい♡」
「おー、久しぶりだな、お前たち。元気だったかー?」
俺様は、五色のスライムが一斉に飛び掛かって来るのを受け止めた。どの色のスライムも可愛いし、俺様の秘密の大人なグッズ販売には欠かせない。特にピンク。こいつの作ってくれる液体は媚薬効果がある。感度も上げてくれるから、マンネリ化した恋人や夫婦に大人気の商品が作れるというわけだ。
こいつらは、同じ色のスライム同士で意思疎通が可能だ。俺様は嫁であるビスカスちゃんの特徴を伝えると、ピンクが反応した。
「え? 仲間がビスカスちゃんらしき女の子に会っただって? ど、どこで?」
「きゅいーきゅいきゅい♡♡」
「……なんだってーっ!」
なんと、ピンクスライムの仲間は、出会った女の子に、媚薬をたっぷり飲ませたらしい。
「こ、こうしちゃいられない。早く、俺様がビスカスちゃんを助けて、そして……一晩中体をたっぷり介抱して慰めてあげないと、じゃない、ち、治療を、してあげないと。治療だ。治療……」
ピンクスライムの媚薬入りの液体を体から取り除くには、一晩中愛し合う必要がある。なんということだ。結婚式もまだあげていないというのに。順番が逆だが、緊急事態なのだ。
俺様は、ピンクスライムから聞き出した、苦しんでいる嫁がいるであろう場所を目指した。
一晩中彼女と愛し合い求め合うのは、どこがいいだろうか。さっきの別荘とは名ばかりの小屋だと、さすがに初めてを俺様に捧げる彼女が可哀そうだ。そうだ、朝日が昇ると、湖面が煌めく湖畔の別荘がいい。幸い、転移スクロールが余っている。彼女を見つけたら、早速そこに転移して、苦しんでいる彼女と……あ、いかん。鼻血がでそうだ。
そんな事を思いながら、例の場所に到着した。ところが、誰もない。近くの草が、何かが滑り落ちたかのような痕跡があるだけだ。周辺を探しても何一つ見つからない。
「まさか……」
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