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「あっ……ん、あっ」
ピチャピチャと淫らに濡れた音と、甘い愛嬌が寝室に響き渡る。
執拗に蜜の滴る蜜壺の一点を責め続ける。
「あっ……ん、もう……あっ!」
「イキたいですか?」
とめどなく濡れ滴る蜜壺に三本目の指を追加する。
「ああぁっ!!!」
指を追加したとたん、一層甲高い声が上がった。
ゆるゆると蜜壺の感触を楽しむように抜き差しをしながらも花芯への刺激も忘れない。
徐々に荒くなる息と、内股がぴくぴくと痙攣し始めたのを見やり、蜜壺の中を激しく掻き回す。
「だめ!! いっちゃう!! ……っあああああああ!!!」
高い嬌声をあげ、弓なりに背中を反らして、絶頂を迎える。
未だ絶頂余韻の波に漂い、激しく上下して揺れ動く胸を満足げに見て、自身も一度体を起こして身に付けている服を手早く脱ぎ、寝台の外へと投げやった。
お互い生まれたままの姿に、まるでアダムとイブの神々の神話の中にいるかように感じる。
二人でこれから新しい神話を創生していく。
それもいいかもしれない――。
男は徐々に息を整わせてきた女の膝裏に手を差し込み、脚を大きく左右に広げて、自身のはちきれんばかりに反りあがった肉棒をテラテラと光る蜜口に宛がった。
ゆっくりと熱く滾る楔を慎重に奥へ奥へと埋め込んでいく。
やっと奥に到達して「はぁ、」 と、熱い息を漏らす。少しでも気を抜くとあっという間に持って行かれそうだ。
きっと痛みに耐えているのだろう。小刻みに息をして、目じりからは涙がこぼれている。
お互いのつながっている部分をみれば、赤い血が後ろの蕾を通り、シーツに赤い花びらを描いていた。
自分が手に入れた――。
その事実にたまらなく嬉しくなり。自然と唇が笑みを象る。
そして流れ落ちる涙を舐めとり、固く尖った胸の先端を指の腹で摘みあげた。
そのとたん、熱い中がキュッと閉まる。
「っく……閉めすぎです。夜が明けるまでたっぷりとかわいがってあげますから。 そろそろ限界です。動きますよ」
一度ぎりぎりまで腰を引いてから、またすっくりと深くまで埋め込んでいく。
その動きだけでも敏感な蜜道は快感を拾い、ピクッと腰が跳ねる。そんな様子を見て、口の端が上がる。
「ああっつ!!」
今度は一気に蜜道の最奥に穿ち、激しく律動を刻んでいく。
「あ! あ! あ!! 気持ちいいっ!!」
律動に合わせ、艶を増した瑞々しい愛嬌が耳に心地よく響く。
延ばされた手をとり、首へと回してやれば、優しい口づけが与えられた。
柔らかく甘い口づけに酔いしれて舌を絡めて深く味わっていれば、「もっと」 と、せがむように回された腕にわずかに力が籠められる。
角度を変えて差し込む舌に愛しい気持ちを乗せて唾液を流し込めば嬉しそうに目をとろんとさせて飲み込んだ。
理性が焼ききれそうだ。
甘い媚薬に侵されたように、漏れ出る吐息も、目じりから流れる滴も、何もかも自分だけのものだと主張するようにむしゃぶりつく。
その間も止まることのない律動に合わせ、グチュリグチュリと重たい水音が寝室全体にに響く。
それに合わせて肌も、表情も、より赤く色づいてきて、果てが近づいてきていることを知る。
一度体を起こして腰を持ち上げ、限界まで張り詰めた熱い棒を上から突き刺すような形で穿った。
「あっあっあっあっ、あああっ!!」
いい所にあたるのか、ひときわ甲高い声を挙げる。
そのイイ場所を容赦なく責め立てて、蜜を絡ませた花芯も一緒につまみ上げた。
「あああああああああっ!!!!」
身体の中にため込まれた快感の渦が絶頂を極め大きくのけ反って弾け飛んだ。
引きちぎらんばかりに、きつく収縮する蜜道の最奥に自身も熱い飛沫を何度も何度も放った。
最後の一滴まで放った瞬間、彼女の胸に象られた白い花びらがまばゆい光を放ち、二人を包み込む。
あまりの眩しさに目を開けていられず思わず目を瞑る。
少しの間、光が落ち着くのを待った。
徐々に光が収まり、ゆっくりと瞼をあけて光を放った花びらを確認してみると、心の底から待ち望んでいたものが目に入り、思わず歓喜に身体が震えた。
歓喜に比例するように自身の獣がまたムクりと立ち上がり目の前の愛しい少女をまた貪りつくしていそうになる。
快楽の渦に飲み込まれて意識を深い底に沈めてしまった彼女を見つめ、これから愛し合う時間はたっぷりとあるから今は少しだけ眠るといい。
髪をなでながら額に口づけ、安心しきってすやすやと眠る彼女を胸に抱き、そっと目を閉じた――。
ピチャピチャと淫らに濡れた音と、甘い愛嬌が寝室に響き渡る。
執拗に蜜の滴る蜜壺の一点を責め続ける。
「あっ……ん、もう……あっ!」
「イキたいですか?」
とめどなく濡れ滴る蜜壺に三本目の指を追加する。
「ああぁっ!!!」
指を追加したとたん、一層甲高い声が上がった。
ゆるゆると蜜壺の感触を楽しむように抜き差しをしながらも花芯への刺激も忘れない。
徐々に荒くなる息と、内股がぴくぴくと痙攣し始めたのを見やり、蜜壺の中を激しく掻き回す。
「だめ!! いっちゃう!! ……っあああああああ!!!」
高い嬌声をあげ、弓なりに背中を反らして、絶頂を迎える。
未だ絶頂余韻の波に漂い、激しく上下して揺れ動く胸を満足げに見て、自身も一度体を起こして身に付けている服を手早く脱ぎ、寝台の外へと投げやった。
お互い生まれたままの姿に、まるでアダムとイブの神々の神話の中にいるかように感じる。
二人でこれから新しい神話を創生していく。
それもいいかもしれない――。
男は徐々に息を整わせてきた女の膝裏に手を差し込み、脚を大きく左右に広げて、自身のはちきれんばかりに反りあがった肉棒をテラテラと光る蜜口に宛がった。
ゆっくりと熱く滾る楔を慎重に奥へ奥へと埋め込んでいく。
やっと奥に到達して「はぁ、」 と、熱い息を漏らす。少しでも気を抜くとあっという間に持って行かれそうだ。
きっと痛みに耐えているのだろう。小刻みに息をして、目じりからは涙がこぼれている。
お互いのつながっている部分をみれば、赤い血が後ろの蕾を通り、シーツに赤い花びらを描いていた。
自分が手に入れた――。
その事実にたまらなく嬉しくなり。自然と唇が笑みを象る。
そして流れ落ちる涙を舐めとり、固く尖った胸の先端を指の腹で摘みあげた。
そのとたん、熱い中がキュッと閉まる。
「っく……閉めすぎです。夜が明けるまでたっぷりとかわいがってあげますから。 そろそろ限界です。動きますよ」
一度ぎりぎりまで腰を引いてから、またすっくりと深くまで埋め込んでいく。
その動きだけでも敏感な蜜道は快感を拾い、ピクッと腰が跳ねる。そんな様子を見て、口の端が上がる。
「ああっつ!!」
今度は一気に蜜道の最奥に穿ち、激しく律動を刻んでいく。
「あ! あ! あ!! 気持ちいいっ!!」
律動に合わせ、艶を増した瑞々しい愛嬌が耳に心地よく響く。
延ばされた手をとり、首へと回してやれば、優しい口づけが与えられた。
柔らかく甘い口づけに酔いしれて舌を絡めて深く味わっていれば、「もっと」 と、せがむように回された腕にわずかに力が籠められる。
角度を変えて差し込む舌に愛しい気持ちを乗せて唾液を流し込めば嬉しそうに目をとろんとさせて飲み込んだ。
理性が焼ききれそうだ。
甘い媚薬に侵されたように、漏れ出る吐息も、目じりから流れる滴も、何もかも自分だけのものだと主張するようにむしゃぶりつく。
その間も止まることのない律動に合わせ、グチュリグチュリと重たい水音が寝室全体にに響く。
それに合わせて肌も、表情も、より赤く色づいてきて、果てが近づいてきていることを知る。
一度体を起こして腰を持ち上げ、限界まで張り詰めた熱い棒を上から突き刺すような形で穿った。
「あっあっあっあっ、あああっ!!」
いい所にあたるのか、ひときわ甲高い声を挙げる。
そのイイ場所を容赦なく責め立てて、蜜を絡ませた花芯も一緒につまみ上げた。
「あああああああああっ!!!!」
身体の中にため込まれた快感の渦が絶頂を極め大きくのけ反って弾け飛んだ。
引きちぎらんばかりに、きつく収縮する蜜道の最奥に自身も熱い飛沫を何度も何度も放った。
最後の一滴まで放った瞬間、彼女の胸に象られた白い花びらがまばゆい光を放ち、二人を包み込む。
あまりの眩しさに目を開けていられず思わず目を瞑る。
少しの間、光が落ち着くのを待った。
徐々に光が収まり、ゆっくりと瞼をあけて光を放った花びらを確認してみると、心の底から待ち望んでいたものが目に入り、思わず歓喜に身体が震えた。
歓喜に比例するように自身の獣がまたムクりと立ち上がり目の前の愛しい少女をまた貪りつくしていそうになる。
快楽の渦に飲み込まれて意識を深い底に沈めてしまった彼女を見つめ、これから愛し合う時間はたっぷりとあるから今は少しだけ眠るといい。
髪をなでながら額に口づけ、安心しきってすやすやと眠る彼女を胸に抱き、そっと目を閉じた――。
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