ことり先生、キュンするのはお尻じゃなくて胸ですよ!-官能小説投稿おじさんと少女小説オタクの私が胸キュン小説を作ります!-
私、奔馬鹿ノ子は年季の入った少女小説読み。
最高の少女小説を作る、という夢を抱き、少女雑誌『リリン』編集部に入った。
しかし、配属されたその日、私はおかしな応募原稿に出会う。
封筒にある名前は田原小鳩。筆名は巌流島喜鶴(きかく)とある。少女小説の筆名としてはゴツすぎる。
「それ捨てていいよ、セクハラだから」と先輩は言うけれど、応募原稿を読みもせずに捨てるなんて出来ない。
応募原稿を読んでみたところ……内容はなんと、少女小説とは程遠い、官能小説だった!
えっちなものが苦手な私は、思わず悲鳴をあげてしまった。
先輩にたずねると、田原小鳩(巌流島喜鶴)は五年間几帳面に官能小説を送りつけてくる変態なのだという。
でも五年間もいたずら目的で送り続けられるものなのだろうか?
そんな疑問を抱いて、えっちな内容に負けずに、なんとか原稿を読み終えて確信した。
いたずらで書いたものではない。真面目に書かれたものだ。なにかの間違いで、リリンに送り続けているのだろう。
そして、少女小説読みの勘が、キュンの気配を読み取った。
いてもたってもいられず、田原小鳩に連絡をとることにした。
田原小鳩は何をしたくてリリンに官能小説を送り続けているのか、知りたかったからだ。
読まれずに捨てられていい作品じゃない、と思ったのもある。
紆余曲折を経て、なぜか私と田原小鳩(37歳・男性)は、二人で最高の少女小説を作ることになったのだった――!
最高の少女小説を作る、という夢を抱き、少女雑誌『リリン』編集部に入った。
しかし、配属されたその日、私はおかしな応募原稿に出会う。
封筒にある名前は田原小鳩。筆名は巌流島喜鶴(きかく)とある。少女小説の筆名としてはゴツすぎる。
「それ捨てていいよ、セクハラだから」と先輩は言うけれど、応募原稿を読みもせずに捨てるなんて出来ない。
応募原稿を読んでみたところ……内容はなんと、少女小説とは程遠い、官能小説だった!
えっちなものが苦手な私は、思わず悲鳴をあげてしまった。
先輩にたずねると、田原小鳩(巌流島喜鶴)は五年間几帳面に官能小説を送りつけてくる変態なのだという。
でも五年間もいたずら目的で送り続けられるものなのだろうか?
そんな疑問を抱いて、えっちな内容に負けずに、なんとか原稿を読み終えて確信した。
いたずらで書いたものではない。真面目に書かれたものだ。なにかの間違いで、リリンに送り続けているのだろう。
そして、少女小説読みの勘が、キュンの気配を読み取った。
いてもたってもいられず、田原小鳩に連絡をとることにした。
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