17 / 25
17.母と父たち④
しおりを挟む
アンソルスランが18歳を迎えて間もなく、長女が誕生した。プラチナブロンドにサファイアの瞳という、母によく似た美しい赤ん坊だった。
ペルセヴェランスは妻によく似た美しい娘に『フィエリテ』と名付けた。女性として、貴族として、クゥクー公爵として誇りを持って生きてほしいと願ってのことだった。
ペルセヴェランスにとって、今回の妻の妊娠は慶事ではなかった。だから、妻の妊娠当初は自分が腹の子を我が子として愛せるかが不安だった。
けれど、それは杞憂だった。日々大きくなる妻のお腹に語り掛け、反応があれば嬉しかった。妻のお腹を蹴る胎児と早く会いたいと思った。
出産の痛みに叫ぶ妻の声を聞きながらオロオロし、普段はめったに祈ることのない神に母子ともに無事に出産が終わるようにと祈った。
生まれた娘を見た瞬間、感じたのは喜びだった。生まれた娘は紛れもなく自分の子だ。たとえ血の繋がりはなくともそう確信した。
時間の許す限りペルセヴェランスは妻と娘の側にいた。それは姑や舅、義兄が呆れるほどの親バカぶりだった。
それから数日して、今度はヴュルギャリテが出産した。別宅からヴュルギャリテが産気づいたとの知らせを受けたが、ペルセヴェランスは特に何も感じず、別宅へ行くつもりもなかった。
しかし、義兄と舅に行くように説得された。愛人に疑いを持たせてはならないからと。妻子の安全のためには愛人に優越感を持たせておけと。
実際、ペルセヴェランスの訪れが遠のくとヴュルギャリテは妻宛に嫌味満載の手紙を送りつけるのだ。尤も妻は全く気にしておらず笑っていたが。
愛人に振り回されているようで不本意ではあるが、用心に越したことはない。ヴュルギャリテの情人の1人には裏社会の幹部もいる。ヴュルギャリテとの関係解消はそれをどうにかしてからだ。
公爵家に影響はないだろう。裏社会の者は馬鹿ではない。筆頭公爵家を敵に回すことはないだろう。けれど、ペルセヴェランスの実家には何かあるかもしれない。或いはペルセヴェランスの妹たちが狙われるかもしれない。
そんな懸念があるから、ヴュルギャリテを愛人として囲い、監視しているのだ。
仕方なくペルセヴェランスは別宅へと行った。そのとき既に子供は産まれていた。
3ヶ月もの『早産』だった。生まれた子供は月満ちて生まれたフィエリテよりもずいぶん大きかったが、それでもヴュルギャリテは早産だと言った。成長が早かったから早産になったのだろうと。当然産婆も訝しんでいた。3ヶ月もの早産でこんなに丸々と肥えた五体満足な赤ん坊が生まれるなんて可笑しいと。一応ペルセヴェランスは産婆に口止めし、時が来たら証言してほしいと出産時の報酬を多めに渡しておいた。
メプリと名付けられた娘に対して、ペルセヴェランスはフィエリテのときのような喜びは一切感じなかった。自分の子とは思わなかった。髪は確かに自分と同じ色だが、全く似ていない。
だが、生まれた子に罪はない。せめてこの子が成人し職を得るか結婚するまでは面倒を見ようと決めた。
娘が生まれるとヴュルギャリテはアンソルスランやフィエリテへの愚痴が多くなった。愛されているのは自分なのに、メプリとフィエリテの扱いが違いすぎると。
自分の心情に相応しい待遇だと思いはしたが、ペルセヴェランスは妻と娘に害を及ぼさぬように愛人を宥めた。
「ねぇ、ペルセヴェランス。あたしが跡継ぎの男の子を生むわ。だから愛してちょうだい」
出産を終えて暫くするとヴュルギャリテはそんなことを言い出した。色々と間違っているが、あえてそれは指摘しなかった。
庶子が跡継ぎになれるわけがないし、既に跡取りは産まれている。アンソルスランの腹以外からはクゥクー公爵の後継は生まれないのだ。
当然ながらペルセヴェランスは二度とヴュルギャリテを抱くつもりはなかった。そもそも例の一夜とて本当に関係を持ったのかも定かではない。記憶が全く残らないほどの泥酔状態で性交渉が可能とも思えなかった。
よって、ペルセヴェランスは舅や義兄、王太子が用意してくれた様々な薬を使い、ヴュルギャリテに誤認させた。時には優秀な魔術師である舅の甥が幻想で対応してくれた。
そのおかげでペルセヴェランスはヴュルギャリテに指1本触れることなく、ヴュルギャリテに愛を交わしたと思わせ続けることが出来ていた。
それはアンソルスランが病に倒れるまで続いた。その頃にはヴュルギャリテとメプリではフィエリテに手出しは出来ないと確信を抱いたため、徐々に距離を置いた。
尤もそんな考えも後から気づいたことで、当時はフィエリテと共にアンソルスランの看病をすることで精一杯だったが。
最愛の妻の死後、ペルセヴェランスはヴュルギャリテとメプリとの関係を断つことを決めていた。妻であり公爵であるアンソルスランの服喪期間は3年だ。当然その間は男女のことも慎まなくてはならない。それを利用してヴュルギャリテたちと疎遠になり、喪が明けたら手切れ金を渡そうと考えていた。
既にペルセヴェランスたちが用心していたヴュルギャリテの情人たちはいない。彼女から離れた者もいるし、犯罪者として処罰された者もいる。ヴュルギャリテがどう足掻こうと娘にも実家にも被害は及ばないだろう。
けれど、それは常識のないヴュルギャリテの無駄に積極的な行動によって覆されてしまった。
外部の脅威はなくなったが、内部に入り込まれてしまった。ヴュルギャリテが直接フィエリテに手出し可能な距離に入り込まれてしまった。
強引に手を切ることも出来た。けれど、ペルセヴェランスはそう出来なかった。貴族として、公爵代理として、次期公爵の父としては情けないと自分でも思った。
しかし、どうしても人としての優しさと紙一重の弱さがヴュルギャリテとメプリを排除することを躊躇わせた。それが間違いだったのだと今ならよく判る。公爵邸に押し掛けてきたときに排除しておくべきだったのだ。
自分の弱さが招いた失態が、現在のこの茶番に繋がっているのである。
ペルセヴェランスは妻によく似た美しい娘に『フィエリテ』と名付けた。女性として、貴族として、クゥクー公爵として誇りを持って生きてほしいと願ってのことだった。
ペルセヴェランスにとって、今回の妻の妊娠は慶事ではなかった。だから、妻の妊娠当初は自分が腹の子を我が子として愛せるかが不安だった。
けれど、それは杞憂だった。日々大きくなる妻のお腹に語り掛け、反応があれば嬉しかった。妻のお腹を蹴る胎児と早く会いたいと思った。
出産の痛みに叫ぶ妻の声を聞きながらオロオロし、普段はめったに祈ることのない神に母子ともに無事に出産が終わるようにと祈った。
生まれた娘を見た瞬間、感じたのは喜びだった。生まれた娘は紛れもなく自分の子だ。たとえ血の繋がりはなくともそう確信した。
時間の許す限りペルセヴェランスは妻と娘の側にいた。それは姑や舅、義兄が呆れるほどの親バカぶりだった。
それから数日して、今度はヴュルギャリテが出産した。別宅からヴュルギャリテが産気づいたとの知らせを受けたが、ペルセヴェランスは特に何も感じず、別宅へ行くつもりもなかった。
しかし、義兄と舅に行くように説得された。愛人に疑いを持たせてはならないからと。妻子の安全のためには愛人に優越感を持たせておけと。
実際、ペルセヴェランスの訪れが遠のくとヴュルギャリテは妻宛に嫌味満載の手紙を送りつけるのだ。尤も妻は全く気にしておらず笑っていたが。
愛人に振り回されているようで不本意ではあるが、用心に越したことはない。ヴュルギャリテの情人の1人には裏社会の幹部もいる。ヴュルギャリテとの関係解消はそれをどうにかしてからだ。
公爵家に影響はないだろう。裏社会の者は馬鹿ではない。筆頭公爵家を敵に回すことはないだろう。けれど、ペルセヴェランスの実家には何かあるかもしれない。或いはペルセヴェランスの妹たちが狙われるかもしれない。
そんな懸念があるから、ヴュルギャリテを愛人として囲い、監視しているのだ。
仕方なくペルセヴェランスは別宅へと行った。そのとき既に子供は産まれていた。
3ヶ月もの『早産』だった。生まれた子供は月満ちて生まれたフィエリテよりもずいぶん大きかったが、それでもヴュルギャリテは早産だと言った。成長が早かったから早産になったのだろうと。当然産婆も訝しんでいた。3ヶ月もの早産でこんなに丸々と肥えた五体満足な赤ん坊が生まれるなんて可笑しいと。一応ペルセヴェランスは産婆に口止めし、時が来たら証言してほしいと出産時の報酬を多めに渡しておいた。
メプリと名付けられた娘に対して、ペルセヴェランスはフィエリテのときのような喜びは一切感じなかった。自分の子とは思わなかった。髪は確かに自分と同じ色だが、全く似ていない。
だが、生まれた子に罪はない。せめてこの子が成人し職を得るか結婚するまでは面倒を見ようと決めた。
娘が生まれるとヴュルギャリテはアンソルスランやフィエリテへの愚痴が多くなった。愛されているのは自分なのに、メプリとフィエリテの扱いが違いすぎると。
自分の心情に相応しい待遇だと思いはしたが、ペルセヴェランスは妻と娘に害を及ぼさぬように愛人を宥めた。
「ねぇ、ペルセヴェランス。あたしが跡継ぎの男の子を生むわ。だから愛してちょうだい」
出産を終えて暫くするとヴュルギャリテはそんなことを言い出した。色々と間違っているが、あえてそれは指摘しなかった。
庶子が跡継ぎになれるわけがないし、既に跡取りは産まれている。アンソルスランの腹以外からはクゥクー公爵の後継は生まれないのだ。
当然ながらペルセヴェランスは二度とヴュルギャリテを抱くつもりはなかった。そもそも例の一夜とて本当に関係を持ったのかも定かではない。記憶が全く残らないほどの泥酔状態で性交渉が可能とも思えなかった。
よって、ペルセヴェランスは舅や義兄、王太子が用意してくれた様々な薬を使い、ヴュルギャリテに誤認させた。時には優秀な魔術師である舅の甥が幻想で対応してくれた。
そのおかげでペルセヴェランスはヴュルギャリテに指1本触れることなく、ヴュルギャリテに愛を交わしたと思わせ続けることが出来ていた。
それはアンソルスランが病に倒れるまで続いた。その頃にはヴュルギャリテとメプリではフィエリテに手出しは出来ないと確信を抱いたため、徐々に距離を置いた。
尤もそんな考えも後から気づいたことで、当時はフィエリテと共にアンソルスランの看病をすることで精一杯だったが。
最愛の妻の死後、ペルセヴェランスはヴュルギャリテとメプリとの関係を断つことを決めていた。妻であり公爵であるアンソルスランの服喪期間は3年だ。当然その間は男女のことも慎まなくてはならない。それを利用してヴュルギャリテたちと疎遠になり、喪が明けたら手切れ金を渡そうと考えていた。
既にペルセヴェランスたちが用心していたヴュルギャリテの情人たちはいない。彼女から離れた者もいるし、犯罪者として処罰された者もいる。ヴュルギャリテがどう足掻こうと娘にも実家にも被害は及ばないだろう。
けれど、それは常識のないヴュルギャリテの無駄に積極的な行動によって覆されてしまった。
外部の脅威はなくなったが、内部に入り込まれてしまった。ヴュルギャリテが直接フィエリテに手出し可能な距離に入り込まれてしまった。
強引に手を切ることも出来た。けれど、ペルセヴェランスはそう出来なかった。貴族として、公爵代理として、次期公爵の父としては情けないと自分でも思った。
しかし、どうしても人としての優しさと紙一重の弱さがヴュルギャリテとメプリを排除することを躊躇わせた。それが間違いだったのだと今ならよく判る。公爵邸に押し掛けてきたときに排除しておくべきだったのだ。
自分の弱さが招いた失態が、現在のこの茶番に繋がっているのである。
134
あなたにおすすめの小説
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
妹に全て奪われて死んだ私、二度目の人生では王位も恋も譲りません
タマ マコト
ファンタジー
【高評価につき21話〜43話執筆も完結】
第一王女セレスティアは、
妹に婚約者も王位継承権も奪われた祝宴の夜、
誰にも気づかれないまま毒殺された。
――はずだった。
目を覚ますと、
すべてを失う直前の過去に戻っていた。
裏切りの順番も、嘘の言葉も、
自分がどう死ぬかさえ覚えたまま。
もう、譲らない。
「いい姉」も、「都合のいい王女」もやめる。
二度目の人生、
セレスティアは王位も恋も
自分の意思で掴み取ることを決める。
だが、物語はそこで終わらない。
セレスは理解している。
本当の統治は、即位してから始まる。
壊れた制度の後始末。
王太子という肩書きの再定義。
影で生きてきた者たちの行き先。
腐敗を一掃した後に残るものを、どう生かすか。
それを選ぶのが、女王セレスティアの次の戦いだった。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】遺棄令嬢いけしゃあしゃあと幸せになる☆婚約破棄されたけど私は悪くないので侯爵さまに嫁ぎます!
天田れおぽん
ファンタジー
婚約破棄されましたが私は悪くないので反省しません。いけしゃあしゃあと侯爵家に嫁いで幸せになっちゃいます。
魔法省に勤めるトレーシー・ダウジャン伯爵令嬢は、婿養子の父と義母、義妹と暮らしていたが婚約者を義妹に取られた上に家から追い出されてしまう。
でも優秀な彼女は王城に住み、個性的な人たちに囲まれて楽しく仕事に取り組む。
一方、ダウジャン伯爵家にはトレーシーの親戚が乗り込み、父たち家族は追い出されてしまう。
トレーシーは先輩であるアルバス・メイデン侯爵令息と王族から依頼された仕事をしながら仲を深める。
互いの気持ちに気付いた二人は、幸せを手に入れていく。
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.
他サイトにも連載中
2023/09/06 少し修正したバージョンと入れ替えながら更新を再開します。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?
水江 蓮
ファンタジー
「ここまでの悪事を働いたアリア・ウィンター公爵令嬢との婚約を破棄し、国外追放とする!!」
ここは裁判所。
今日は沢山の傍聴人が来てくださってます。
さて、罪状について私は全く関係しておりませんが折角なのでしっかり話し合いしましょう?
私はここに裁かれる為に来た訳ではないのです。
本当に裁かれるべき人達?
試してお待ちください…。
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。
婚約破棄?それならこの国を返して頂きます
Ruhuna
ファンタジー
大陸の西側に位置するアルティマ王国
500年の時を経てその国は元の国へと返り咲くために時が動き出すーーー
根暗公爵の娘と、笑われていたマーガレット・ウィンザーは婚約者であるナラード・アルティマから婚約破棄されたことで反撃を開始した
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる